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サプライサイド経済学について教えてください

85 :おっさん:05/01/24 04:02:52 ID:1MegQOQn
>84

> すべての学問は、人間を幸せにするためにある物
>ですが、経済学特にサプライサイド経済学は違うようですね。

過激な主張ですね。私はもう何年も経済学の勉強と研究を続けていますが、
経済学は人間の暮らしを改善するために存在していると考えています。

> 基本的に、殆どの国民がある程度の収入が有り、その国の
> 経済事情に考慮し、収入に応じて税金を払うのが基本だと思
> うのですが。何故なら沢山の税金を払えるほど経済的に余裕
> があるのだから、生活の心配はいらない。

「収入に応じて税金を払う」ことに、個人としては賛同しますが、
それが「基本」である、つまり「正しい」かどうかは何とも言えないですね。

累進課税は、働けば働くほど課税額が大きくなり、人々の労働意欲を
削いでしまう、ということは納得しますか?
そうすると、「所得の平等」と「労働意欲の維持」の間にトレードオフが生まれる
ことになりますよね。このトレードオフのどの点を選ぶべきか、という問題は、
世の中はどうあるべきか、という問題(経済学では分配問題と言います)ですから、
人それぞれの価値観に依存する話です。倫理学の範疇ですね。
それ故、経済学はこの問題については明確に答えることを控えています。

なお、いわゆるサプライサイド経済学を掲げていた人々や、現在日本で似たような
議論を展開している人々は、80年代前半の米国社会あるいは現在の日本社会が、
このトレードオフの一方の極、「所得の平等」重視路線に傾きすぎており、もう少し
「労働意欲の維持」にも眼を配るべきだ、と主張しているだけであって、
「所得の平等」という目標自体を否定しているわけではない、ということを付け加えておきます。

> 現に、累進課税が緩和される以前は、今よりも財政状態が
> マシでしたし。

累進課税の税率変更と財政悪化との間に因果関係があるかは、判断がかなり難しいですよ。
その間にマクロの経済状態も悪化していますし、累進課税の税率変更がどれだけ財政に
影響を与えたかは、その辺の外部要因を勘案した上で統計的に検証しなければわかりません。


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