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意味論 II

1 :こさかな:04/02/02 21:07
意味論デス。特に形式意味論の、というわけでは
ありまセン。

関連スレについて書きたいのですが、書き方がわからず、
かたじけナイ。スレの名前だけでお許しクダサイ。

関連スレ;
 生成文法総合スレ<n>0>
 Jackendoffを語る
 認知言語
 数学板、哲学板の論理学初心者スレ
及び、そこで言及されているスレ

2 :(´∀`):04/02/02 21:15
こさかなしゃん、PART 1完結おめでとにゃん!
PART 2もガンガン飛ばして名スレにしとくれにゃ〜

3 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/02 21:16
2get

4 :こさかな:04/02/02 21:20
カオモジせんせ、ありがとございマス!うれしい・・・

5 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/02 21:41
■前スレ■
意味論
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/995816650

■関連スレ■
生成文法総合スレ <7>
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1073342485
jackendoffを語る
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1027681327
☆認知言語☆
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1010667016

パラドクスって何だろう
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1041626149
言語学と言語哲学との対話
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1005377196

語用論
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1009568950


6 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/02 21:41
■関連スレ?@■

日本語に主語はいらない
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1021896416
「冠詞」「線過去」「確認性」「性」「アスペクト」
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/995566202

サビア・ウォーフ仮説について
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1041416800
言葉における普遍的問題
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1003830823
なぜ英語のBLUEが日本語の青に対応するのか
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1027772434
◇あらゆる言語は共通の概念をもつか?◇
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1012143796
「スル」的言語「ナル」的言語
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1009550557
beとetreの違いとは?
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1006615432


7 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/02 21:42
■関連スレ?A■
ウンベルト・エーコ@言語板
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1006777607
★記号論って何で人気ないの?★
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1009483457
映像言語について
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1062876313

コンピュータ言語+脳科学=言語学
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1063708460
翻訳エンジンと言語学ないし認知科学
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1049113668

言語学を勉強するためにこれは読んどけ
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/955122870
【糞スレ】言語学雑学はここに書け!
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1009269227


8 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/02 21:56
乙〜

9 :こさかな:04/02/02 22:09
>>5-7しゃん、ありがとございマス!
Oats-Curry-Summar-Dish-Tar, デス。

10 :こさかな:04/02/02 22:25
ところで、前スレからの続きなのですが、二題。
1 723さんの「無意味」というのは「前提」とかと
  関係あるのかな、と思っていたんですけど、
  スルーして、とのことでちょっと残念だったのです。
  もし何か前提とのこととかかんがえてらしたら
  うかがってみたいなー Wittgensteinのことや
  ストローソンのことの詳しかったらもっといいのですけど。
2 真理関数=属性関数とするのは、ちょっとびみょー
  そもそも真理関数とは要素命題の真理値をとって
  全体の真理値を出すもので、例えば&とかVとかだと
  おもうんですけど、真理関数=属性関数と思った
  のって、なにゆえぞ?まあ、上に挙げたものは
  真理関数は二項関数ですが、否定は一項関数だし。

11 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/02 23:07
この板も「生成」、「質問」以外のスレが育つようになったんだねぇ(シミジミ

12 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 00:50
フランス王は禿、という話か?

13 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 01:16
誰が禿じゃゴルァ

Russell、Strawson、それからもう一人(sellsとかそんな名前だった)の
存在前提の扱いをまとめた論文をどっかで見たけど忘れた

確かStrawsonは前期と後期で分けられていて
前期:対象が存在しないと、その文の主張は無意味
後期:そもそも主張が為されなかった
みたいなことが書かれてた気がする

14 :こさかな:04/02/03 04:57
あ、それです(誰が禿、、のところじゃないです。もちろん)
meaninng postulateを説明する時に書き損じた式は矛盾式に
なる(証明式のスキームは「&(A1,A2,...) |- V(B1,B2,...)」で、今回
関係があった性質は、左辺に偽の命題があれば左辺全体は偽、
右辺の命題は否定命題にして左辺へ移動できる、右辺に何もない
式は矛盾式)のですが、そこで「四角型が存在しない世界」が
とりあげられ、ストローソンのことを思い出したわけです。
前スレ772さんはこのあたりのことを考えていたのではないだろうか。

15 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 06:27
13=bald
バルドサーティーン

16 :13=前772:04/02/03 07:02
つーか、まさにそれを考えてたわけなんだが

あそこではあんまり関係なかったかも

17 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 07:50
共和制でも王は常に存在しますが、なにか?

18 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 08:14
↓以下、貞治ネタ禁止

19 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 08:46
warata
thanx >>18

20 :こさかな:04/02/03 10:26
>>18-19
高木貞治先生ネタ禁止?

21 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 12:39
(・∀・) < こさかなすべった〜

22 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 12:43
糞スレになってまいりましたw

23 :こさかな:04/02/03 14:56
>21
時節柄、そうゆうことのないように自粛しマス。
(語尾の方の香具師は、大いに励んでくだサイ>男子受験生諸君。って、見てないカ)

24 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 15:20
で、結局

フランス国王はツルツルだ、は

偽なの?無意味なの?

25 :こさかな:04/02/03 15:55
>24
「現在の」を入れないと、
 Ax(King_of_France(x)->Bald_as_Billiard_Ball(x))
という論理形式を与え得るので、この場合、歴代フランス王にフサがいれば、
その個体の存在が反証例になる。
 存在前提についてはちょっと詳しくないもんで、もしよろしければ13さん、
よろしくおながいします(ぺこり

26 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/03 16:06
前スレ774です。新スレおめでとうございます。

>>10
>そもそも真理関数とは要素命題の真理値をとって
>全体の真理値を出すもので、例えば&とかVとかだと
>おもうんですけど、

私は、先に「真理関数」を、単に値域が真理値の関数という意味で
使っていたんですけど、そう言われれば確かに、値域だけではなく
定義域も真理値の関数のことを「真理関数」と呼ぶのが正しいよう
ですね。失礼しました。

「命題pの真理函数とは、pを含み、そのpの真偽がpの真・偽のみに
依存する命題のことであり、同様に、数個の命題p, q, r, ... の真理函数
とは、p, q, r, ... を含み、その真・偽がp, q, r, ... の真・偽にのみ依存する
命題のことである。(ラッセル:『論理哲学論考』解題より)

一方、属性関数の方ですが、私は、次のcharacteristic functionの
ことだと思っていましたので、「属性関数=一項述語」だと思っていました。

Any set can be associated with a particular distinguished function
called its characteristic function or its membership function relative
to a given universe or domain D. The characteristic function of A
relative to D is the function μA with domain D such that
μA(x)=1 iff A includes x
and μA(x)=0 iff A doesn't include x.
(Chierchia & McConnell Ginet: Meaning and Grammar P.439)

けれども、一項述語の項の中に、順序対が入るものと考えたら、確かに
一項述語によって二項述語も表現することができますから、別に
一項述語にこだわる必要はないのですね。どうも失礼しました。

27 :こさかな:04/02/03 16:20
前スレ774さん
レス、ありがとうございました。
それからChierchia & McConnell Ginetの引用も感謝デス。
集合と属性関数(もしかして「特性関数」の方が一般的かしら)の関係がわかりやすい
なあー、と思いました。
今後ともよろしくお願いいたしマス。

28 :こさかな:04/02/03 16:26
ところで、前スレ774さんのレスを読みながらふと思ったんですけど、
ここで使いそうな論理学の基本的概念の定義を確認して、それと同時に表記をどうするか
約束しておく、というのはいかがでしょうか? 特に寝たふり、というのでもないですが、
ある程度のご教示をいただいたら私がまとめてって、批判をあおぎ確定、という風にしようと
思うのですが、どうでしょう? Comments Appreciatedデス。

29 :前スレ774:04/02/03 17:29
>>28
そうですね。まあ、必要に応じて、というのでいいのではないでしょうか。

30 :前スレ774:04/02/03 17:38
ところで、生成スレで話題になって、認知スレでも引用された次の
文ですが、

a. [ which stories about Diana ] did she most object to t?
b. *[ how many stories about Diana ] is she likely to invent t?

bが駄目なのは、 how many stories about Diana と尋ねると、
ダイアナについて既に書かれたstoriesの中で、そのうちの幾つが
という質問になるのに、storiesを目的語とする動詞inventは、
storiesがまだ書かれていないことを前提するという矛盾がある
からということで宜しいのですか?

31 :こさかな:04/02/03 18:37
前スレ774しゃん
>29
では、流れのままにまたーりと、ということで。スレ内辞書が
できたらいいな、と思ったもんで。
>30
設問は矛盾ではなく、照応関係で、前者は元位置に再構築されて
代名詞を構成素統御しないのに対して、後者はする、ということ
でないデショウカ?

32 :(´∀`):04/02/03 18:40
>>30
生成スレでレスしますた

33 :前スレ774:04/02/03 18:49
>>31
ああ、なるほど。そもそも、she=Dianaなのですね。

でも、まだよくわかりません。
aの方は「元位置に再構築されて」というのは、この文がLFで
次のようになるということですか?
did she most object to [ which stories about Diana ]?
で、Dianaがsheをc-commandしないということですか?

意味論に関係ない話だったらすみません。でも、生成スレでは、
こういうことを質問できる雰囲気じゃあないんで。。。

34 :こさかな:04/02/03 19:32
カオモジせんせ>>32
ありがとございマシタ。ワタクシ、かなり変なこと言ってマシタ。

ということで、前スレ774しゃん、GGGスレの方をご参照マセ。
時間があったら、前スレの関連部分も見てクダサイ。
(関係ないですが、あのときのlanugage consultantは胸の大きな
美女デシタ)

35 :こさかな:04/02/03 19:41
関連部分(restricted vs. non-restricted quantification)
前スレ116からデス。

36 :(´∀`):04/02/03 20:59
>>33
>aの方は「元位置に再構築されて」というのは
(a)は再構築されず LFでも
[ which stories about Diana [ she ... t ]]
のままにゃからCondition C違反が起きない、そしてこのLFは前提読みにあたるにゃが、
object to という述語とも矛盾しない、のでOKにゃ。

再構築(reconstruction)というのは、移動した要素が移動前の元位置に戻るということにゃが、
実際に元位置への再移動があるとゆーより、解釈を移動後ではなく移動前の位置で受けるという
だけのことにゃん。

ついでにいうと、Chomsky 1993は 「制限を最小にせよ」 Minimize restrictionという
LF派生上の preference principle を提案したのにゃが、これによると
Whch book did you read?
は、LFでは必ず
[ which [ you read [ t book ]]]
になるわけにゃ。しかしこれでは上のシナリオだと非前提読みしか表さず、前提読み(which one of these books)は
出てこないことになってしまうにゃ。
つまり restricted quantificationを用いなければ表せない読み(前提読み)があれば、それがpreferenceを破る十分な
理由になる、と考える必要が出てくるわけにゃ。


37 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/04 01:38
referentialityという概念が生成スレでも出てきたんですが、これと
extensional(ity?)というのは同じコトでしょうか?

38 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/04 02:13
>>37
reference: 指示
extension: 外延

言語表現とそれが指示する対象、もしくは、その指示的関係ということで、
どちらも同じような意味といえば同じであるが、違うといえば違う。

39 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/04 02:40
なるほど。この辺が前から曖昧だったのでありがとうございます。
referenceというのはあるextensionの存在を前提としてそれを
指示するという行為、関係?のことでextentionはその指示行為の前提
とされているブツという認識でいいんでしょうか。
その人がassumeするontologyによるのかもしれませんが、
intensionをrefer(erence指示)するということは可能なんでしょうか?
(reference without extension?)
あと生成スレで出てきた√で示される状態のレキシコンはこの辺りの
観念で整理するとどういう状態と考えるのがいいんでしょう。。。

40 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/04 02:48
> その人がassumeするontologyによるのかもしれませんが、
> intensionをrefer(erence指示)するということは可能なんでしょうか?

少なくとも漏れのontologyでは可能
あまり一般的な考え方では無いかも知れないが

41 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/04 03:55
>>39
extensionもreferenceも、結構広い意味で使われているので、
両者の関係を明確に定義することは難しい。ただ、元来、referenceは、
referという動詞に由来する概念で、典型的には、
ある固有名がある対象を指示(refer)するという関係に基づくもの。
(固有名「太郎」と太郎という人物の関係)
一方、extensionという概念は、intensionという概念と対立的に
設定される概念であって、典型的には、一般名が適用される
ところの対象の集合を表す。
(一般名「りんご」とりんごの集合の関係)
だが、その後、referenceという概念は、一般名の
extensionも表す概念に拡張され、逆に、extensionは、
固有名のreferenceも表す概念に拡張され、結果的に、両者は、
ほぼ同じような概念として用いられるようになった。

とはいえ、referenceは、固有名の意味対象を表し、extensionは、
一般名の意味対象を表すという、そもそもの出発点の違いは、
現在のこれらの用語の使用法にも残っていると思う。例えば、
>>39で書かれた、referenceが「指示するという行為」であり、
extensionが「その指示行為の前提」であるとする使い分けにしても、
上記の概念的由来を考慮すれば理解できるのではないかと思う。

42 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/04 04:01
>>39
>その人がassumeするontologyによるのかもしれませんが、
>intensionをrefer(erence指示)するということは可能なんでしょうか?

これは、intensionおよびreference/referという概念の定義に依存する
トリヴィアルな問題だと思う。要するに、言語表現とそのintensionの
関係をrefer(ence)と呼ぶかどうかの問題。

>あと生成スレで出てきた√で示される状態のレキシコンはこの辺りの
>観念で整理するとどういう状態と考えるのがいいんでしょう。。。

これは、こちらの方が知りたい問題。例えば、√appleというもの
があったとして(あるかどうか知らないのだけど)、それは、語彙理論の
中でどのような位置を占めるのか、教えて欲しい。

43 :こさかな:04/02/04 05:52
比較のために、Bloomfield"Language"を見てみた。
16章に次のような概念がでている。
GLOSSEME(smallest unit of linguistic signsling):NOEMEME(its meaning)
lexical: MORPHEME, SEMEME(its m.)
grammatical: TAGMEME, EPISEMEME(its m.)
LINGUISTIC FORM(smallest or complex):LINGUISTIC MEANING(its m.)
lexical: LEXICAL FORM, LEXICAL MEANING
grammatical: GRAMMATICAL FORM, GRAMMATICAL MEANING
でもよくわかんなかった

44 :前スレななし:04/02/04 06:26
>>34-36
せんせいがた、どうも有難うございます。
丁寧な説明のおかげで一応理解できたように思います。
また、前スレの関係箇所でも読んでみるつもりです。

あと、GGGスレって何ですか?
もしかして、Grand Generative Grammar thead?

45 :こさかな:04/02/04 08:49
マエスレナナシさん、私のほうはちょっと役に立たなくてすいませんでした。
(実は飲み屋で一杯やりながらPDAから書き込んでた)
それから、「せんせい」って呼ばれるとちょっと・・・
(実はわたしが「せんせ」をつけているカオモジせんせ、逃走派せんせには
 実際に学恩を受けたことがある・・・って多分せんせ方はしらない罠ゃ)

>あと、GGGスレって何ですか?
あ、すいません。私が勝手に生成スレのことをこう呼んでただけです。ごめん。
Generative Grammar in Generalをsuggestしているつもりで・・・
>もしかして、Grand Generative Grammar thead?
でもそうかもしんない。とか書くと叩かれそう・・・ あ、雪が


46 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/04 11:21
>>41, 42
ありがとうございます。本を読んでも、その著者なりの説明しかない
ので、色んな方からお話が聞けるのは本当にありがたいです。

model-theoretic approachのモデルにあたる部分がどうしても理解
しずらいんですが、モデルってなんなんでしょうか?モデルという
のはそれ自体は(経験的に)検証されるべき対象ではないんでしょうか?
後者のような疑問を持つのはそもそもモデルというものがなんなのか
分かってないからではないかと思うのですが。。。

47 :(´∀`):04/02/04 15:12
横レスすんまそにゃが、referenceとextensionについては生成的には統語範疇の違いに結びつけると思うんだけどにゃ。
まずreferenceはある種の定性を要求することからも分かるように、機能範疇Dの機能、extensionは名辞一般の機能であり
語彙範疇Nに属する、またこれら共通の概念基盤に対応するのが√、という感じかにゃ。
もっとも生成スレでも言ったように、√APPLEみたいに全ての名詞ごとに別個の√がある、とは俺は思ってないけどにゃ。

>>45のこさかなしゃん、そりゃ全然知らんかったにゃが「学恩」は大げさ杉w
一度俺にもメールおながいしまそ。アドレス分からんかったらAdamas(と、陰で呼び捨てw)が知ってるから香具師に
訊いてみてにゃ。


48 :Adamas:04/02/04 16:50
をい、(´∀`)!
>アドレス分からんかったらAdamas(と、陰で呼び捨てw)が知ってるから香具師に
>訊いてみてにゃ。
ちゃんと見てるゾ!ゴルァ!Adamasさまと呼べ!Adamasさまと!そして、わしの足を舐めんかい!!
こさかなしゃん、よ〜く考えてメールした方がエエよ。
顔文字、(´∀`)←こんな顔して裏じゃ悪いことしてるからさ。
ケンカしてシャバに戻ってもココに強制連行されちゃうぞw

49 :こさかな:04/02/04 18:04
カオモジせんせ>47
うーん、いいのかナー・・・えーい、ままヨ!お言葉に甘えて、直メールしてみマス。
Adamasしゃん、3秒ほどよく考えマスタ。

50 :(´∀`):04/02/04 18:11
ちっ、チェックされてたにゃw

51 :(´∀`):04/02/04 18:40
こさかなしゃん、メール届きますたー!

52 :こさかな:04/02/04 18:53
カオモジせんせ〜、私も直メールいただきマシター(きゃー

53 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/04 20:12
結局言葉遊びだよな!
本質的なところはなにもとらえられないな、
そんなものではさー

54 :こさかな:04/02/04 20:39
>>46さん
ちょっと"model"についてのレスがつきませんが、ちょっと
まってみてください。他の方からレスがつくかもしれませんし、
私もこれから自宅に戻って頭を整理してみます。この概念は
"model"という言葉から想像されるものとはかなり異なる、
よく定義されたものです。

55 :くコ:彡 ◆ua9OSQUIDY :04/02/04 21:30
>>46

Etchemendy の _The Concept of Logical Consequence_ に、タルスキ型モデル論の
モデルって何だろう? みたいな議論があったような気がしますが、かなり前に読んだ
のでうろ覚えです。

http://csli-publications.stanford.edu/site/1575861941.html

56 :こさかな:04/02/05 04:13
>>55さん(いかさん?するめさん?)、情報ありがとうございました。
なんか私、タルスキとデイビッドソンの真理理論でスタックしてるんですよねー
もしかすると理解が深まるかもしれませんので、見てみようと思います。


57 :こさかな:04/02/05 04:58
で、「モデル」についてですが、おおざっぱにいって、ある特定の
公理主義的形式体系に解釈を与えるもの、です。例えば、ユークリッド
幾何学という形式体系にとっての平面幾何学なんかがそうらしいのですが、
私なんかはこんな話きくと混乱する、、、ま、数学だったら、公理
体系を追求していくことと、それに解釈を与えるモデルの研究は
一つのものを二つの縁から攻めているという通常行われている
営為の、解釈側の縁がモデル、ということです。
では、Partee et al. MMLにたよって述語論理の場合を考えると、
モデルMは次の順序対です:<D,F>. ここでDは「対象とする個体の
集合」、Fは述語論理の原子的要素をDの中にある個体、あるいは
その集合に対応させる関数です。principle of compositionalityにより、
原子的要素にあるMによって解釈が与えられれば、じゅんぐりに
おおきな式にも解釈が与えられます。部分式が変更を含む場合でも
アサイメント関数gによって解釈が与えられます(これについては
ここでは詳しくふれません)。具体的な例を考えると、
 D={j,m,p}
が与えられているとします。そして述語P、定項maryがあるとすると。
 F(P)={j,m}, F(mary)=m
さらに
 ||Pm||^M=1
となるわけです。もし与式に変項が含まれていればアサイメントg
のもとで
 ||Px||^M,g=1or 0
となって解釈が決定されるわけです。

58 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/05 08:11
(゚Д゚)ノ < 先生、わかりません

59 :こさかな:04/02/05 08:33
ショボーン・・・

60 :こさかな:04/02/05 15:55
>57の記法について補足でつ。
^x: 上付きのx
||x||: xのdenotation

>>37-
そういえばdenotationってのもありまつね。

くコ:彡さん>55
おしえてくださったところ、見てみました。面白そうでつね・・・

61 :こさかな:04/02/05 18:15
えーと、前スレで投げてしまっていた"de se interpretation"についてですが、
たしかPerry氏が関係するペーパーを書いていたという記憶をたよりにさっき久しぶりに
検索してみました(前は見つからなかったような気がする、単に調べてなかっただけか?)
三本ほど、関係がありそうな論文を見つけました。でも最近のもので、de seに関係するものは
たしか90年代のはじめのころのものだったような気がします。
ところで、"de se"で検索しても"de"は無視されるんですね。前はそんなことなかった気がしますが・・・
なにかわかったらお知らせします。何かご存知の方もおしえてくださいネ。

62 :(´∀`):04/02/05 18:24
googleにゃら「"de se"」と引用符で囲めばいいにゃん
(=検索オプションからフレーズ検索)

63 :こさかな:04/02/05 18:32
>62
にゃるほど・・・

64 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/06 15:02
Jackendoffは本(1984?)の中で、形式意味論ではわしがやりたいことは
やれん、ということで独自の意味論大系を立てたというようなことを
チラッと書いていたと思うんですが、形式意味論とJの体系では「表現力」
(抽象的な表現ですが)は同じなんでしょうか?

他には、B.Levinのrepresentationなど様々なdecompostionがありますが、
形式意味論の体系はどういう関係にあるんでしょうか?Jのinsightを
形式意味論に取り込もうと試みた論文などもありますが、Jの意図と
逆行するようにも映ります。。。

どのシステムを採用するかというのは研究者の好み(含ある種の
イデオロギー)の問題でしょうか?

65 :こさかな:04/02/06 17:27
>64さん、こんにちは。
投げかけた問いは、いくつかの問題を一度に訊いているように思われますので、
レスがつきにくくなるかもしれないので、いくつかに分けてみます。

1.「表現力」、あるいは「記述力」の問題
 形式意味論の装置で記述できる経験的範囲と、概念意味論の装置で記述できる経験的範囲は
 異なるか。異なる場合、どちらが広いか。
2.研究目標と記述装置の適合性
 Jackendoffが研究目標として掲げているものに形式意味論は適していないのか。本当に
 適していないのだとすると、翻って、概念意味論は適しているのか。
3.語彙分解と形式意味論、概念意味論の関係
 略
4.特定の体系を離れて考えた場合、Jackendoffの洞察というものはどのような特色を
 持ち、関連領域にどのような波及効果をもたらすものなのか。また、それは本当に
 Jackendoffに帰すべきものなのか。

66 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/08 00:11
(゚Д゚)ノ < 先生、質問があります

真偽true/falseは普通、文レベルに与えられると思うんですが(The enemy
destory the cityとか)、対応する文の名詞形(the enemy's destruction
of the city)にも真偽値は存在するんでしょうか?統語カテゴリーこそ
違いますが、表している命題(的なもの)は同じだと思うんです。
あと、真偽値というのが文(的なもの)に固有だとすると、Rossの
squishなどではどの段階までt/fが与えれる単位なのかなぁ、と思って
しまって。生成スレで一時期話題になった例のpolysynthesisの
話とも無縁ではないと思うんですが。名詞的なものでも、話を分けないと
いけないのは明白だと思うんですが、>>47の顔文字せんせの√APPLE
に対するのと同じように(√)APPLEに真偽値があるとは思えません。

67 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/08 02:22
>>66
少なくとも、the enemy's destruction of the city という名詞句表現の
外延(当然、内包も)は、真偽値ではなかろう。

68 :こさかな:04/02/08 10:17
>>67
ちょっと対比させる対象がちぐはぐな気がします。
 NP: the enemy's destruction of the city

 VP: the enemy destruct- the city(屈折等なし)
と対比させたほうがsquishのことを考える上でも適当じゃない
でしょうか。
 上の二つでは、どちらも外延は真偽値ではないともいえるし、
あるいは部分的に決定されているということもあるそうです。
 ところで生成意味論では基底での統語範疇はNとVだけで、他の範疇は
統語的変換で導出されるそうですが、NとVはどう関係づけられて
いたんだろう?


追伸:前スレ774さん、おげんきですか?

69 :(´∀`):04/02/08 14:00
We saw the enemy's destruction of the city.  -That's a lie. The enemy didn't destroy the city.
みたいなやりとりだと、the enemy's destruction of the city に the enemy destroyed the cityと同じ
命題が含まれていることにならんのかにゃー? 
それとも we saw がつくことでnominalの部分が命題化(?)するってことにゃ?
We regret the enemy's destruction of the city. みたいなfactiveだと、やっぱりnominalの部分が
真であることが前提である感じにゃし、derived nominalは対応する文と同じく命題で真理値を持つ、
ってことにはならんにゃ?>こさかなしゃん


70 :こさかな:04/02/08 19:21
カオモジせんせ>69
むむっ!ちょっと考えさせてください・・・名詞の「命題化」と
関係があるかわかりませんが、日本語でも知覚動詞のノ補文は
もしかするとinternally-headed relativeの可能性もある、というか
 「ある先生が授業中に知覚動詞の「ノ補文」がIHRであるのに
  気づいたのを見た」
というまさに関連データのような経験をしたことがあります。
regretのような動詞の他に、askのような動詞の補部の
concealed interrogativeであるnominalも考える必要がありマスネ。

71 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/09 02:12
>>69
We saw the enemy's destruction of the city. のように
知覚動詞の対象として、文的な要素が現れる場合、その論理形式は、
event argumentのようなものを導入して表すのが普通だと思います。

つまり、時制その他もろもろを無視して、ごく大雑把に書くと、
destroy(the-enemy, the-city: e1) & see(speakers, e1: e2)
のような感じです。

ですから、「the enemy's destruction of the city」と「the enemy destroyed
the city」が「同じ命題を表す文」であるにしても、その意味論的値は、
それが現れる環境によって異なるわけですね。

72 :こさかな:04/02/09 05:37
71しゃん
にゃるほど・・・「それが現れる環境で異なる」というのは
たとえばevent argumentで考えれば、その指標は主節の知覚動詞
のものと同じになって、それ自体はunderspecifyされている、
と言ってもいいのかな?
 しかしperceptual reportの時はそれでいいとしても、factive predicateの
場合はどうなるでしょうか?(カオモジせんせのregretの例を
参照)一つ考えられる代案は、Grimshaw1990の
complex eventvs. simple event/result nominalの区別に基づいて、
factive predicateの補部に現れる名詞はsimple event nominalだ、
とするものです。このような名詞はevent arg.を持ちませんので、
そもそもここでの問題には入ってこない。例えば他のfactive p.として
knowを考えると、
 He knows the fact.
と言えるわけですが、Grimshawによるとfactはcomplex event nominalでは
なく、event argumentを持ちません。この場合、the factを
「命題」として真偽値を持つかどうかという問自体が消えてしまう
でしょう。しかし問題はやはりthe enemy's destruction of the cityの
ような例についてです。おそらくWe regret/He knows ___の環境でも
外項が存在するとき内項も存在していなければならず、このことは
当該の名詞が項構造を持つことを意味するでしょう(でも事実関係は
よくしらにゃい)。もしそうであるばらば、the enemy's destruction
of the cityはそれ自体で「真偽値を持っている」と言わざるを
得ない、ということになるかもしれません。むう、ムズイ。

73 :こさかな:04/02/09 08:03
不注意にも書いてしまったconcealed questionの場合については、complex event nominalはありえず、
真偽値は問題にし得ない、ということになりそうです。
 I asked the time to him.
は言えても
 I asked him whose destruction of the city.
はSluicingが適用された場合としてしか考えられないのではないでしょうか。
(I asked him [whose destruction of the city (the president of France accused of)])
 Karttunen等の考えを採用して疑問文のdenotationは可能な答の集合として、
可能な答えを連言で結んだものの真偽値が疑問文の真偽値だとしても、これはderived nominalには
関係なさそうです。これ自体「何故?」という感じで興味を覚えるところですが、
脇においときます。

74 :こさかな:04/02/09 10:01
関連事項の確認から。フレーゲに従えば、真偽値は命題の意味で、命題の構成要素の
意味は命題の真偽値の決定に寄与するものです。

では論理形式の命題に対応する言語表現とは何か。単純に考えると、それは一つの文全体です。
しかし、このように考えると、等位構造の等位項である節はどうなるのでしょうか。
真理関数の項として真偽値を入力するわけですから、真偽値は必要です。同じことが否定、
含意関係にも成り立ちます。つまり、このような場合は文の構成要素も真偽値を持っている
というふうにしなければならず、受け入れられている考え方ではそうなっています。

では高階の表現についてはどうでしょうか。ここでまた確認ですが、全称子、存在子を
含む一階の述語論理表現では、量化子の作用域は一階ですが、量化子は一階表現についての
述語なので、量化述語表現はそれ自体は二階です。では、量化述語表現の作用域内の
整式は真偽値を持っているのでしょうか。変項を持たない場合は自明。変項を持つ場合には
一応真偽値が決まっていない、あるいは部分的に決まっている、としましょう。
 では変項をとらない(ように見える)量化子の場合はどうでしょうか。例えば
 □P
とかでは、やはりP自体が真偽値を持つように考えられることもあるかもしれませんが、
可能世界に関する変項wを整式Pが持っていて、必然性の量化子は全称子のようなものだ、
という時には、全称量化述語表現と同じことになるでしょう。

75 :こさかな(74からの続き):04/02/09 10:27
では問題となる二階表現についてです。"see," "know,"そして"believe"をそれぞれ量化子と
Se, Kn, Belと考え、量化一階述語表現とすることにします。
Perceputual Reportについては前に71さんが言っていた通りでしょう。
 SeP
では、全体の真偽値がPの真偽値を決める、と考えてよさそうです。この場合、Pは何らかの
適切な意味で束縛変項を含んでいる場合と見なすことができるかもしれません。
問題のfactiveについては
 KnP, ¬KnP
のいずれでもPは真であることが前提となります。
次によく知られたBelief-Contextに関係することですが、
 BelP
が真であっても、Pは真か偽かはわかりません。このことは後で使いたいと思います。

ここまでの話は、ある命題の部分命題が真偽値を持つかどうか、ということに関してでしたが、
このことは主に命題を表現するCPについてで、CPもどのような部分命題であるか、具体的に
いうと、変項を含むか、どのような量化子をとるか、ということで真偽値が決定されるかどうかが
決まる、ということです。
 ここで注意が必要なのは(>こさかなに、ネ)、「環境によって真偽値が決定可能であること」
と、そもそも「真偽値を持ち得るか」ということです。では、derived nominalの場合に戻りましょう。

・・・でも、いつ戻るかわかりまセン。

76 :こさかな:04/02/09 18:01
いろいろ考えましたが、わかりませんデシタw

ある環境(ここでは叙実の環境)で節が真偽値を持つのと同じように
その環境で名詞句が真偽値を持つ、というのは、Davidsonが
ある環境(There is_____.)に個体が現れるが、そこに事態も
現れるから事態を個体と考えるべき、としたのの逆をやっている
ようで、一見循環のような気がしてどうもしっくりこないのですが、
一方は真偽値について、一方は事態の個体としての性質なので
循環はない。しばらく派生名詞が節としての機能をどの程度
果たせるのか、ということを考えていたのですが、ここでは
真偽値だけを考えればいいわけで、節としての使い回しの良さを
考える必要はない。Chomskyがよく言うようにフレーゲの「力」の
在処はCだと考えると、命題はいったん「力」のことはおいといて
むしろ事態がどういう条件下で真偽値を持ちうるか、と視点を
転換すると、事態を表す名詞句がある条件下で真偽値を持つと
考えて全く問題はない。むしろ「節じゃないから真偽値の定義から
外れる」というのは一番面白くない行き方で、派生名詞が
真偽値を持つ場合がある、という観察を素直に受け入れた方が
面白いのかもしれない。(完)

・・・って勝手に終わらせるナー!

77 :(´∀`):04/02/09 21:37
自己完結されてモナーw
では強制連行ってことで、nominalの例はどこか確定記述の問題(唯一的存在の前提or主張)と
似てるような気もするのにゃが。。。
例えば
We hate the enemy's destruction of the city.
が真理値を持つためには、nominalの部分が指すものが確定される必要があり、そのためには
the enemy / the city のreferentも確定しなければならんにゃ。そうやって意味を詰めていくと
nominal全体が指す一つの事態が明らかになり、それは文形式の命題と同じになったりせんにゃろか?
逆に the present king of Franceという確定記述は真理値を持つのか、と尋ねれば、唯一的存在が
主張の一部であると考えると、持つことになるのではないのかにゃ? このへんはサパーリなので
こさかなしゃんにおまかせにゃん(はうーん♪

78 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/09 23:39
>>(完)
warata

79 :こさかな:04/02/10 03:32
>>77
きゃー、強制連行されますたーw

実際今回考えながら(再)確認したことは、文と名詞句の
ほとんど唯一の違いは「力」の有無です。それに加え、「力」の一つである
断定が文末に注目すると無標であること、またその形で命令となる
ことがあるがこれは名詞句でもそうだということなどもあります。

また、Parteeが時制と名詞句の定・不定を平行的に扱っている
ことなども踏まえると、真偽値が確定されるための必要・十分条件
を絞り込み、それによって名詞句が真偽値をもつ必要・十分条件も
はっきりするかモナー(モナーの不適切な使用)

80 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/10 03:34
基本的に、that節であれ、derived nominalであれ、文中における命題的
な表現については、次の二つのことを区別があると思います。

a) その表現が真偽値を持つかという問題。
b)その表現がその文脈においてどのような意味論的値を持つかという問題。

ここで、(表現の)意味論的値というのは、その表現を含むより大きな表現の
意味論的値を決定する意味内容のことです。

1)に関して言えば、「あらゆる命題的表現は真偽値を持つ」というのは、
トートロジカルに真であると思われます。というのは、命題という概念は、
意味論的には、普通、真偽値を持つ表現/意味論的対象として定義される
からです。

例えば、
(1) John believes that Mary loves him.
という文において、"Mary loves him"という命題的表現は、メアリーが
ジョンを愛していたら真であり、愛していなかったら偽であるという
意味において、当然、真偽値を持っています。
ところが、この真偽値は、この命題的表現を含む文の意味論的値には、
直接的には何の貢献もしていません。すなわち、文(1)の意味論的値を
この文の真偽値とみなしても、この文の真理条件とみなしても、「メアリー
がジョンを愛している」という命題の真偽は、文(1)の真偽値および真理条件
には何の影響を与えません。

(つづく?)

81 :こさかな:04/02/10 04:55
80さん、ここに少なくとも一人、続きを楽しみにしてる者がいマスー

82 :(´∀`):04/02/10 05:28
俺もにゃんw
それはbelief contextにゃから言えることであって、繰り返しにゃがたとえば
John regrets that Mary loves him.
だとそんなことも言ってられにゃい。。。

83 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/10 12:21
>82
ある表現について前提で真偽が問題になっていることと、
その表現が実際に意味値として真理値を持っているかどうかは別問題。

>80のコメントはフレーゲ以来の意味論/言語哲学をやる人間にとって
常識といってもいい見解。>66の答えとしては>67で十分だと思うが、
以下でその理由を説明する。

the enemy's destruction of the cityは名詞句で、文の中では項となる。
もしこの名詞句の意味値(semantic value, Bedeutung, 外延)として
真理値を想定すると、この名詞句を項としてとる述語は「真理値から
ある別のモデル論的対象への関数」であると考えるのが妥当である。

しかしそんな関数とはどういった関数だろうか?常識的に真理値として
2値、つまり{0, 1}を想定すると、ここで問題としている関数は次のように
図式的に表現される。

[0→a, 1→b]、ただしaとbは関数の値域の要素とする。

たったこれだけである。値域としてどんなに複雑なモノが来ようと、
定義域に二つしか要素がない真理値がくると、その関数は二つの
順序対しか持たないことが原理的に導き出されてしまう。


84 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/10 12:41
>83をもっと具体的な例におとして、問題の名詞句が意味値として
真理値をもつと考えることがいかに元の名詞句の意味を貧困なものに
するかを示そう。

いま一項述語を考えてみる。その述語の意味が関数として表現される
とすると、その値域は真理値となる(このスレの特性関数の解説参照)。
もし定義域が上の想定と同じく真理値であったら、この一項述語は
意味値として次の四つの可能性しか持たないことが帰結する。

[0→0, 1→0]、[0→0, 1→1]、[0→1, 1→0]、[0→1, 1→1]

言い換えると、もし派生名詞句の意味値が真理値だとすると、それを
項としてとる一項述語の意味値は、関数としては、この四つしか
考えられないわけである。しかし当然、そのような一項述語は四つといわず
多数あり、少なくともここで示される四つの意味に還元できるほど単純な
ものではない。

以上のことから考えて派生名詞句の意味値として真理値を想定するのは
あまり得策ではないと結論できる。

85 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/10 12:58
>83-84の補足

>83-84で展開した議論は、真理値を項としてとるどんな関数も
意味論的に貧弱であることを含意しない。実際、形式的な意味論は
通常真理値を項としてとる関数を核として組み立てられることが
多い。すなわち真理関数的結合子(truth-functional connectives)
のことである。

>84で示した、定義域・値域とも真理値である一項関数は、一項
真理関数の可能性を全て網羅している。左から3番目の関数を
よくみると、それが命題論理の否定に対応していることが分かる。

逆にこの考察から>83-84を考え直すと、次のことがいえる。つまり
派生名詞句をとる述語は、それが論理演算子でなければ、真理関数
と考えるのはいい想定とはいえない。

86 :こさかな:04/02/10 13:26
>83-84さん、カキコありがとうございます。

発言の骨子は「名詞の外延を真理値にすると、それを項にする関数の値が極限され、意味論を
貧弱にする」、したがって「名詞句の外延を真理値とすべきではない」ということになるでしょうか。
80さんのコメントが現在の言語哲学では常識的(もし「常識的だから情報量がほとんどない、トリビヤル」
というのではなく、「定石を外してない、好ましい」というのであれば私も禿同です)、
そして議論はだいたい納得したのですが、評価の部分に同意できません。集合論的対応物への
写像ということで考えれば、一定の手続きで確実に真理値にたどり着く、ということは私には
好ましいことであるように思えてなりません。また、このことが名詞の意味論を貧弱にする、
というのであれば、命題の外延は1か0か、という意味論もまた貧弱極まりないものになる
はずです。
 おそらく最後の一文については「誤解に基づくものだ」とおっしゃるかもしれません。
そしてその誤解とは、「豊かさ、を言うならば、それはむしろ真理条件のほうを問題に
すべきだ」と。そして私はこう答えることになると思います:「なら名詞句の意味の
豊かさも真理条件のほうへ移してもよいのでは?」
 文脈原理にも留意し、さらに「そもそも真理値とは定義上、命題の外延である」という
ことにも留意したいと思います。さらに>>68では、名詞句は、命題に対応する文の部分構造である
動詞句とまず対比すべきでは?と発言したこともご考慮いただければ、と思います。しかし
それでもなお、「定義上そうすべきではない」という概念的基盤からの方向性に対し、
経験の側から異議申し立てがあった、と私は認識しています。もちろん、やはり「前提」と
いうことへの十分な配慮が必要だ、ということも忘れないようにしたいと私は思っています。

それから今気づいたのですが, >68の引用番号は'67'ではなくて'66'デシタ。
67さん、66さん、ゴメンナサイッ!

87 :こさかな:04/02/10 13:28
しまったー!>>85を読む前に投稿してしまいマスタ。陳謝。この点を加味して
お読みくだサイ(って怠慢?)

88 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/10 13:30
>83-84の補足II

顔文字先生が懸念している叙実動詞の場合について一言。
>83の冒頭で触れた通り、前提として真偽が問題になることと
意味値として真理値をとることは独立した問題であると考える
のが伝統的に支持されている。フレーゲは明示的にではないが
この考えに与していると思われる。ラッセルは前提という考え
自体を嫌ったためこの考えをとらないが、ストローソンとの
論争を考えると、意味論をやる人間としてはこの考えを採用
した方が無難であるとする人が多いように思える。

実際Karttunen&Petersが前提の理論を形式的に展開して以降は
この考えにもとづいた前提の理論が圧倒的である。例として
Stalnaker-Heimラインの前提の理論をあげてみる。この流派では
発話の前提を、発話の文脈における誠実性条件(faithfulness
conditions)とみなす。>83-84に即した例を考えると、

発話「α regrets [derived NP]」が文脈cに対して誠実である
必要十分条件は[derived NP]に対応する命題が文脈cにおいて
真であることである。

という誠実性条件が与えられる。この誠実性条件とは関係しては
いるが区別して文の意味値である真理条件を与える。すなわち

もし発話「α regrets [derived NP]」が文脈cに対して誠実である
ならば、その発話が文脈cで真であることの必要十分条件は
文脈cにおいてαが[derived NP]のさす事態について遺憾に思って
いることである。


89 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/10 13:32
>86 こさかな先生、的確な指摘ありがとうございます。

全くその通りだと僕も思っております。

90 :こさかな:04/02/11 07:11
>88さん
前提に関する議論で気をつけないといけない、と考えられることは
その議論が事態名詞でない名詞を含む名詞一般に簡単にあてはまって
しまうことだと思います。
 The present king of France is the beggets a○s that I've ever met.
といっても
 The enemy's destruction of the city is the beggest a○s...
といっても、どちらにも上で挙げてくださった誠実性条件が適用される
ことで全体が真であると見なされる。確かにDavidsonの議論から
事態を個体と見なし得ると考えていいわけですが、これを踏まえて
上の議論は、誠実性条件でも事態を個体として扱って良い、と
言っているにすぎない、ということになりはしないでしょうか。
もちろんこの議論は即座に、だから個体も常に事態と同じように
扱っていいのだ、ということにはならないでしょうが、間を
埋める議論があればそういえないとも限りません。
 仮にそうだとしてすると、「個体は一般に、その外延を真偽値と
する」ということも分析的に出てくることになりそうです。
しかしこれは明らかに変な命題です。
 そうすると、88さんの議論を踏まえて先へ進もうとする時に
必要なのは、事態にはこういうことが成り立つが個体には成り立たない、
そして事態名詞にはそれは成り立たない、というようなことかなー、
と思います。

うーん、アポリアだ。

91 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 07:42
>the beggets a○s

これどういう意味?

92 :こさかな:04/02/11 08:02
訂正しマス。
the beggest a○s > the biggest as○
深謝。

93 :(´∀`):04/02/11 08:04
こさかなしゃん、おちけつw

94 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 09:41
こさかなしゃん、もちつけw


95 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 11:53
>「個体は一般に、その外延を真偽値とする」ということも分析的に
出てくることになりそうです。

個体という観念自体が√みたいな抽象的なものでなければ、原理的に
いかなるモノもそれ自体でpredicationの役割を果たしうるreflexiveな
ありようとかそういう方向での考え方はどうなんでせう?
exitential closureとかtype shiftingとか、最近だとcoercionとか、
なんかうまくいかんもんでしょうかね?

96 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 12:04
>90 こさかな先生への返信

> 前提に関する議論で気をつけないといけない、と考えられることは
> その議論が事態名詞でない名詞を含む名詞一般に簡単にあてはまって
> しまうことだと思います。
>  The present king of France is the beggets a○s that I've ever met.
> といっても
>  The enemy's destruction of the city is the beggest a○s...
> といっても、どちらにも上で挙げてくださった誠実性条件が適用される
> ことで全体が真であると見なされる。

ここで指摘されている事実は、正しいのですが、単に派生名詞句が確定
記述であるからに過ぎません。あまりいい例が思い付かないのですが、

John witnessed a murder of a cock robin.

この場合、誰かが駒鳥を殺したことは前提されているというより主張の
一部であると思われます。この文を否定でテストしてみると

John didn't witness a murder of a cock robin.

この文では、否定が広いスコープをとる読みでは、誰かが駒鳥を殺した
ことは主張も前提もされていません。ところが次の文では誰かが駒鳥を
殺したことは前提されています。

John knows a murder of a cock robin.

前提なので否定のテストにかけてもその前提が残ります。

John doesn't know a murder of a cock robin.

97 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 12:22
>90 こさかな先生への返信II

> 確かにDavidsonの議論から
> 事態を個体と見なし得ると考えていいわけですが、これを踏まえて
> 上の議論は、誠実性条件でも事態を個体として扱って良い、と
> 言っているにすぎない、ということになりはしないでしょうか。
> もちろんこの議論は即座に、だから個体も常に事態と同じように
> 扱っていいのだ、ということにはならないでしょうが、間を
> 埋める議論があればそういえないとも限りません。

まず、僕がthe enemy's destruction of the cityの意味値について
論文を書けといわれれば、それは事態であるという論文になると
思います。Event Semanticsに精通しているわけではないので、
今具体的にそれを擁護するような議論はできません。あしからず。

次に、事態を個体として扱っていいかという問題に関しては、
技術的には全く問題ありません。またその設定の仕方によって
哲学的な帰結が変わってくると思います。

事態と通常の意味での個体を区別しない存在論は、Kratzerが
彼女流の状況意味論の中でとった存在論とおなじと看做していい
でしょう。

しかしやはり事態と通常の意味での個体を区別する存在論を
仮定する方が意味論を作る上で、よりわかりやすいもので方途で
あると思います。

98 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 12:48
>90 こさかな先生への返信III

>  仮にそうだとしてすると、「個体は一般に、その外延を真偽値と
> する」ということも分析的に出てくることになりそうです。
> しかしこれは明らかに変な命題です。
>  そうすると、88さんの議論を踏まえて先へ進もうとする時に
> 必要なのは、事態にはこういうことが成り立つが個体には成り立たない、
> そして事態名詞にはそれは成り立たない、というようなことかなー、
> と思います。

いくつかの前提に誤解があるようなので、ここで確認しておきたいと
思います。

まず僕にとって、個体、事態、命題、真理値、等々はモデル理論的
対象であり、その外延は何かという疑問は無意味です。つまり個体
自体が何らかの表現の外延であり、さらにそれが何かを意味(指示)
しているということはありえないのです。

つづく

99 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 12:49
>90 こさかな先生への返信IV

つぎに、事態、命題、真理値は、関連があるにしても、それぞれ独立
した対象であるので、同一視してはいけない、ということです。特に
事態は成り立つか成り立たないかだから、真理値に相当する、と考える
のは論点先取になります。僕個人の考えでは、(1)事態と命題との
間に(1対1とは限らないが)対応があり、(2)命題は文脈あるいは
可能世界を与えると真理値を返す関数とみなせます。

しかし事態と真理値には間接的にしか関係しません。事態を>97で
述べた通り個体と看做せば、真理値との関係はモデルによるのだと
僕は考えるわけです。

最後に事態と事態をさす名詞について、意味論的には事態がどういう
種類の個体かという哲学的な議論をした上で、事態をさすと思われる
名詞がその議論にもとづいて実際に事態をさしていると看做していい、
という具合に意味論を作ることが大切であることに異論ありません。

100 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 12:52
>97 訂正

> しかしやはり事態と通常の意味での個体を区別する存在論を
> 仮定する方が意味論を作る上で、よりわかりやすいもので方途で
> あると思います。

より分かりやすい方途であると思います。

101 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 13:11
>>96
aをanyに変えても、存在前提は残りますか?

John doesn't know any murder of a cock robin.


102 :≠96:04/02/11 13:18
>John doesn't know any murder of a cock robin.
ambiguousな気がするが。。。

103 :くコ:彡 ◆ua9OSQUIDY :04/02/11 13:25
横レス失礼します。素人質問で申し訳ないのですが、一連の議論で言われている「事態」という
用語の原語は何ですか?

104 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 13:33
少なくとも、主語が一人称だったら、存在は前提されないだろう。

I don't know a murder of a cock robin.

105 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 13:47
>「事態」という用語の原語

eventだと思って読んでますが、違うのかな?situation?

106 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 13:47
>101さん、

>102さんがいうように、確かに微妙ですね。

前提のテストは完全に信頼できるものではないということは
いろいろ議論されています。特に否定はラッセルの確定記述に
関する議論からも分かる通りいろいろと怪しいところもあります。
すなわち、

The present king of France is not bald.

は現在のフランス国王の存在を前提する読みとしない読みがある
のが知られています。

その点でテストとして否定を持ってきたのは失敗でした。しかし
以下の様相可能の文脈に埋め込むテストはどうでしょう?

Maybe John witnessed a murder of a cock robin.

もちろん様相可能のスコープが広い読みで、この文全体では誰かが
駒鳥を殺したことは前提も主張もされていません。しかし、

Maybe John knows a murder of a cock robin.

この文は、英語のネイティブではないですが、僕の判断では前提が
あると思います。

107 :こさかな:04/02/11 13:48
>>98さん
わー、混乱してました。個体はそれ自体がなにかの外延ですね。
すみませんでした。おつちきマス。
しかしそれはそうと、命題自体がモデル理論的対応物、というのは
いいんですか?

取り急ぎ。部分的ですまそです。

108 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 13:49
>103さん、 >105さん、

事態はeventのつもりで使っています。紛らわしくてすいません。

109 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 13:54
>104さん、

主語に一人称、二人称がきた場合の叙実動詞の前提の扱いは
さらに複雑になります。前提があるかないかの問題のときは
一人称、二人称を避け、一人称、二人称がきた場合の叙実
動詞の前提は別問題とするのが一般的だと思います。

110 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 14:01
>107 こさかな先生、

命題をモデル理論的対象としていいかどうかは、確かに
議論すべき点でした。軽卒ですいません。

>99で述べたように、僕は命題を「文脈または可能世界を
与えると真理値を返す関数」とする仮定をとります。>98-
99の書き方では、この仮定が論理的な帰結であるかのように
誤解させてしまいますね。訂正してお詫びいたします。


111 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 14:05
eventって日本語訳いろいろありますね。
事象、事態、出来事
いろいろと言ってもこの3つくらいか。
因みに、上の3つはinterchangeableに使われ(て)ますよね?

112 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 14:13
>>106
問題の文は、次のような文脈において現れることができるのでは
ないでしょうか?(私もネイティブではないので、断言はできない
のですが)

I don't know if they murder any cock robin, but maybe John knows
a murder of a cock robin.

>>109
もし、前提ということで、もっぱら、動詞が(語彙的意味の一部として)
要請する意味論的な前提というものを考えておられるのなら、
主語の人称の違いで、前提が生じたり生じなかったりすることは、
基本的にありえないのではないでしょうか。逆にいえば、もし、動詞know
が語彙的な意味の一部として、目的語の事態が存在すること
を前提するのであれば、
I don't know a murder of a cock robin.
は、意味的な矛盾を生じさせて、非文になることが予測されるのでは
ないでしょうか。

すなわち、主語の人称の違いで、存在前提が生じたり生じなかったり
するということは、その前提が、単に語用論的な要因によって生じる
前提にすぎないということを意味しているのではないでしょうか。

113 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 14:13
>111さん、

そうですね。僕が見た限りでは、eventの訳として
事象を好むのはlexical semantics、事態を採用するのは
Event Semantics、出来事を使うのはSituation Semantics、
という印象を受けます。

さらに混乱を招くのは、Situation Semanticsでは事態を
state of affairsの訳語として使っているようです。

自分で使う際にきちんと定義し直す必要がありますね
(interchangeableに使うにしても)。

114 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 14:22
>>111
漏れは、次のように訳語を使い分けています。

event: 出来事 (生起的な事象)
state of affairs: 事態 (原子的事象)
eventuality: 事象 (最も包括的な概念)

115 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 14:29
>112さんへの返信

> >>106
> 問題の文は、次のような文脈において現れることができるのでは
> ないでしょうか?(私もネイティブではないので、断言はできない
> のですが)
>
> I don't know if they murder any cock robin, but maybe John knows
> a murder of a cock robin.

>112さんも危惧されている通り、まずこれはネイティブにチェックして
もらった方がよさそうです。僕の判断ではこれは容認可能ではありません。
(I don't know if anyone kills any cock robin, 〜の方が、より>112さんが
示したいことを意図していると思います。)

もし容認可能だとすると、>112さんが考える通り文全体としては
誰かが駒鳥を殺したことを前提していないことになるでしょう。
しかしこの場合前提が適切な意味でキャンセルされている可能性も
あります。つまり、広域的な文脈と前提とが併存可能でないために、
文全体としては問題の前提を持たないのだ、と考えることができます。

116 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 14:35
>>115
ということは、すなわち、>>115さんは、動詞の語彙的意味の一部として
存在する意味論的な前提もキャンセルされうるとお考えなのでしょうか?

117 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 14:41
>>104氏の言う人称の問題ですが、

(a) I don't know a murder of a cock robin.
(b) She doesn't know a murder of a cock robin.

この二つの場合、aは話者が同時にある種の主語経験者?として命題に
commitしているのに対して(場合によっては>>112氏の予測する意味的な
クラッシュが生じる?)、bでは、話者だけが命題にcommitし、主語経験者は
commitしない、ということですよね、大まかには。
語用論と言えば語用論かもしれません。


118 :112:04/02/11 14:56
>>117
>(a) I don't know a murder of a cock robin.
>(b) She doesn't know a murder of a cock robin.

はい。私がアポリアだと考えているものは、bでは主語(she)は
「駒鳥が殺された」という命題をcommitしていなくても、話者はknow
の目的語として現れているこの命題にcommitしなければならない
というのなら、aのように話者=主語(I)の場合は、文全体が表す意味と
knowが要求する前提の間に、「意味的なクラッシュ」が生じるのでは
ないかということです。

119 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 15:00
>112さんへの返信II(>116への回答も含む)

> >>109
> もし、前提ということで、もっぱら、動詞が(語彙的意味の一部として)
> 要請する意味論的な前提というものを考えておられるのなら、
> 主語の人称の違いで、前提が生じたり生じなかったりすることは、
> 基本的にありえないのではないでしょうか。逆にいえば、もし、動詞know
> が語彙的な意味の一部として、目的語の事態が存在すること
> を前提するのであれば、
> I don't know a murder of a cock robin.
> は、意味的な矛盾を生じさせて、非文になることが予測されるのでは
> ないでしょうか。
>
> すなわち、主語の人称の違いで、存在前提が生じたり生じなかったり
> するということは、その前提が、単に語用論的な要因によって生じる
> 前提にすぎないということを意味しているのではないでしょうか。

整理させて下さい。僕が前提というときは上に示したようにStalnaker-Heim
流の誠実性条件をもとにして考えます。僕はこの誠実性条件は意味論と
語用論の橋渡し(接点、interface)の一つであると考えております。
つまり誠実性条件を定義する時、一方で「文脈」や「誠実である」といった
語用論的概念を使い、また一方で「真である」といった意味論的概念を
使っているわけです。

このように捉えた前提を、例えば叙実動詞の語彙的意味にひとつひとつ
明記するかしないかは、理論の立て方によると思います。僕個人の考え
では、叙実動詞の意味的なクラスが適切に定義できるという仮定の元に、
人称に関する語用論的な現象を、文脈と言語使用者の基本的な関係からの
帰結と考え、語用論の範囲で叙実動詞と人称の(体系的な)関係を明らかに
すれば、人称に関する前提の問題も解けると思います。

120 :くコ:彡 ◆ua9OSQUIDY :04/02/11 15:06
>>105 >>108

レスありがとうございます。なるほど、event ですか。それでやっとすっきりしました。
私、哲学系の人間なのですが、「事態」というと Sachverhalt / state of affairs のことを
思い浮かべてしまいました。ちなみに哲学だと通常、

event → 「出来事」
state of affairs → 「事態」

と訳されています。

Sachverhalt という語を哲学用語として導入したのは、おそらく19世紀末ドイツの Lotze や
Stumpf が最初だと思われますが、Wittgenstein が _Tractatus_ でこの用語を採用し、それ
を Anscombe が英訳したさいに state of affairs となりました。ただ state of affairs という
存在者は存在論的身分がはっきりしないためか、その後の英米圏の哲学においてはあまり
浸透しませんでした。

一方 event は、時空位置を特定することによって identify することができると考えられる
ため、物理的対象とみなすことができ、それゆえ Quine や Davidson といった物理主義的
傾向を持った哲学者にも採用されました。つまり event のほうが存在論的に「健全」だとい
うわけです。

このあたりの用語法は言語学と哲学とで微妙に違うようですね。気をつけねば…。

121 :こさかな:04/02/11 15:14
>>103 くコ:彡さん
'event'を「事態」と書いて混乱させてしまったのは、私のせいデス。
すまそデス。

ところで、番号でもいいですから発言者がidentifyできるように
する、というのはいかがでしょうか?ちょっと珍しく意味論スレが
ドトーのようにすすんでるもんすから・・・

122 :こさかな:04/02/11 15:30
>121への自己レスですが
わー、112さんがすでにそうされてるるるる
後手後手ですがお許しを。

123 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 15:37
>112さんへの返信III(>118への回答)

>112さんの基本的な疑問は、もし意味論で叙実動詞が
その補部の真理性を前提するならば、I don't know 〜という
文は、一方で意味論が補部は真だといい、他方で一人称と
否定の組み合わせから語用論が補部は偽だというから、
自己撞着が起こり非文になることが間違って予測されるのでは
ないかということだと思います。

ここで否定の前提に関する振る舞いについて考えたいと思います。

僕は否定を前提があるかないかのテストとして使ったのですが、
否定が時に前提を投射しないことがあるという点から考えて、
テストとして用いるのは失敗だったと述べました。

つまり、

The present king of France is not bald.

が現在のフランス国王の存在を前提しないときは、否定によって
その前提がブロックされていると考えるのが妥当だと思われます。

つづく

124 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 15:43
>112さんへの返信IV(>118への回答)

同じく、

I don't know a murder of a cock robin.

も叙実動詞の前提が否定によってブロックされている、という
具合に考えるわけです。

そこで次のように定式化してみようと思います。

もし発話「S」が文脈cに対して誠実であれば、
発話「not [S]」が 文脈cにたいして誠実である

このように定式化すると、発話「S」が文脈に対して誠実でなくても、
発話「not [S]」が文脈cに対して誠実であることもあり得ることに
なります。したがってこの定式化にもとづくと、I don't know 〜は、
補部を真であるとするknowの前提は文脈に対して誠実でないのですが、
文全体としては誠実であっても良いこととなります。

125 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 15:45
>>124訂正

> もし発話「S」が文脈cに対して誠実であれば、
> 発話「not [S]」が 文脈cにたいして誠実である

もし発話「S」が文脈cに対して誠実であれば、
発話「not [S]」も 文脈cにたいして誠実である

126 :112:04/02/11 15:47
丁寧なレスを有難うございます。

ちょっと、私自身に、前提という概念というちょっと興味を惹かれている
ところがあったので、やや細かな突っ込みをいれてしまいました。
とはいえ、冷静に考えれば、believe that ... と know that ... の意味の
違いを説明するには、多かれ少なかれ、動詞knowはそれに続く
that節の内容が真であることが前提しているが、動詞believeはその
ような前提を持たないと説明する以外にはなさそうですから、
動詞knowについて、「語彙的意味の一部としての意味論的前提」
という考えを否定するのは難しそうです。

その一方で、やはり、knowが目的語としてeventを表す名詞句を取る
場合と、目的語としてthat節をとる場合は、やや違うような気がするの
です。

a. Maybe John knows that a cock robin is murdered.
b. Maybe John knows a murder of a cock robin.

すなわち、aとbを比べると、私は、aに関しては、次のcの解釈は難しい
が、bについては、この解釈ができそうに思うのです。

c. Maybe (some cock robin is murdered and John knows about this).

まあ、aとbの間に、eventの前提に関するこのような差があるかどうかは、
ネイティブに確認しなければわからないのですが。

このような問題は、派生名詞の意味論というテーマについて、
重要なポイントになるのではないかと考えています。

127 :112:04/02/11 15:48
>>126は、>>119に対するレスです。

128 :112:04/02/11 16:07
>>123-124
また、細かなツッコミで済みませんが、
>I don't know a murder of a cock robin.
>も叙実動詞の前提が否定によってブロックされている、という
>具合に考えるわけです。
ということなら、三人称が主語の
She doesn't know a murder of a cock robin.
では、否定が前提をブロックしない(ようにみえる)のは何故なんでしょうか。

この場合は、notという否定オペレータが前提の投射をブロックする
というよりも、I don't knowという全体が一種のオペレータとして働いて
ブロックするということになるんでしょうか。

129 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 16:30
>112さんへの返信V(>128への回答)

> >>123-124
> また、細かなツッコミで済みませんが、
> >I don't know a murder of a cock robin.
> >も叙実動詞の前提が否定によってブロックされている、という
> >具合に考えるわけです。
> ということなら、三人称が主語の
> She doesn't know a murder of a cock robin.
> では、否定が前提をブロックしない(ようにみえる)のは何故なんでしょうか。
>
> この場合は、notという否定オペレータが前提の投射をブロックする
> というよりも、I don't knowという全体が一種のオペレータとして働いて
> ブロックするということになるんでしょうか。

もっともな疑問です。ただし僕が>123-124でしめしたのは、
ブロックできる、ということであって、いつもブロックする、
ということではない、ということに注意して下さい。

> She doesn't know a murder of a cock robin.

この場合ブロックしていないのは、大局的な文脈と前提が
矛盾しないからです。

I don't know 〜を使うときは、大局的な文脈が話者の知識と
一致するために、前提と話者の知識が矛盾する。ところで、
否定には前提をブロックできるオプションがある。したがって
I don't know 〜を使うときはそれを利用しよう、ということに
なるのです。

つづく

130 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 16:43
>112さんへの返信V(>128への回答)

さて三人称の話に戻ると、前提をブロックするオプションが、
オプションであるのだから、使えてもいいはずです。

僕個人の直観から考えると、実際使っているような気がします。
ちょっとずるいですけど、次の文はレトリックとしてそんなはずない
ということを意図して使うはずです。

No one knows a murder of a cock robin.

あるいはevenをつかって、

Even the most quick-eared student does not know a murder of a cock robin.

自然な例は思い付かないですが。

131 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/11 16:47
>>129訂正

> I don't know 〜を使うときは、大局的な文脈が話者の知識と
> 一致するために、前提と話者の知識が矛盾する。

I don't know 〜を使うときは、大局的な文脈が話者の知識と
一致し、かつ前提と話者の知識が矛盾するために、前提と
大局的な文脈が矛盾する。

132 :こさかな:04/02/11 22:43
すみません、遅レスになってしまいましたが、まだ部分レスで
もうしわけないです。
>>98, >>99 ありがとうございました。納得しました。
eventとindividualの存在論上の地位を明確に分けられる理論が
あったら一挙に解決しそうですね。でも今存在するのでしょうか。
まだ少し、eventが成立する、というと、individualが存在する、というのとの違いはことばの違いだけのような(これはこれでいいのかな?)この件に
関しては、JackendoffのようにENTITYをelaborateして、
THINGあるいはEVENTにしていくという認知的装置はあるがままを
理論にしただけで解決を先送りにしているような気もします。
精神の構造がそうだから、では、今度はじゃあderived nominalを
文として使えないにはなぜ?と思ってしまいます。Jackendoffの
理論では意味がそもそも対応するconceptual primitiveで真とか
偽とか言わないわけですけど、時制を扱えない、という批判は
あって本人も自覚しているというようなことを読んだ気がしますが
それより99さんたちがいうように時を含む、世界の指標を
真理値に写像するという考えに前提の適切な理論を加えた方が
より分節化された理論になりそうですね。
そもそもgerundiveだけじゃなくて、derived niminalなんかがあるから
悪いんだ、という気分になってます。とほほ

くコ:彡さん、哲学の専門家からのコメント、勉強になりました。
どうもです。

前提の話が結構すすんでますね。私はまだちょっとフォロー
しきれてないですが・・・

すみません、では続きをドーゾ、です。

133 :112:04/02/12 05:27
>>129-130
レスどうも。

自分なりに理解してみたんですが、こういう感じでしょうか。

否定とか様相文脈は、前提をブロックする力があるが、この力は常に
発動されるわけではなく、その力がないと、文の自然な解釈ができない
ような場合にしか発動されない。例えば、
>I don't know a murder of a cock robin.
において、knowの目的語の前提がブロックされるのは、
この前提がブロックされない限りは、この文に
自然な解釈ができないからである。

とはいえ、
>She doesn't know a murder of a cock robin.
においても、そのようなブロックされた解釈は、原理的に可能であるが
この文は、そのようなブロックがなくても自然な解釈が可能であるため、
ブロックされた解釈の方は感じにくい。

つまり、前提がブロックされることは、文が自然な解釈を持つため
の「最後の手段(last resort)」的なものであるということ?(すなわち、
ブロックされなくても自然な解釈が可能であれば、ブロックがもたらす
解釈は生じにくい。)

134 :こさかな:04/02/12 05:55
112さん>>126
節補文と名詞句補文の解釈がどう違うか、というのは私も
関心があります。believeの例を考えると
a. A cock-robin was murdered, but I can't believe it.
b. A cock-robin was murdered, but I can't believe in it.
前者は節補部が要求されるのに対し、後者は名詞句補部が
要求される。辞書的に考えると、前者はイベントの生起の事実を
受け入れることができない、という解釈、後者は単に
容認できない談話になるのではないかと予想します。
後者はそれにもかかわらず
c. I can't believe in a murder of cock-robin.
は言えそうな気がします。事実はどうなんでしょう・・・

135 :112:04/02/12 13:03
>>134
レスありがとうございます。

>a. A cock-robin was murdered, but I can't believe it.
>b. A cock-robin was murdered, but I can't believe in it.
>前者は節補部が要求されるのに対し、後者は名詞句補部が
>要求される。

とりあえず、こういう感じでしょうか。
Mary couldn't believe that his husband was murdered.
Mary couldn't believe in the murder of his husband.
*Mary couldn't believe the murder of his husband.
*Mary couldn't believe in that his husband was murdered.

>辞書的に考えると、前者はイベントの生起の事実を
>受け入れることができない、という解釈、後者は単に
>容認できない談話になるのではないかと予想します。

このような意味的な対立は、日本語だったら、可能形(受動形?)と
能動形との対立で表せそうですね。
○コックロビンが殺されたが、私にはそれが信じられない。
×コックロビンが殺されたが、私はそれを信じない。

>後者はそれにもかかわらず
>c. I can't believe in a murder of cock-robin.
>は言えそうな気がします。事実はどうなんでしょう・・・

I can't believe in a murder of cock-robin, but in fact, it happened.
と続いたらどうなりますでしょうか?

136 :112:04/02/12 14:36
英語だと直観がないので、ちょっと日本語で考えてみました。

日本語では、「知る」と「信じる」で、前者は「〜ことを」などの名詞的な
節を補部としてとる傾向があるのに対して、後者は「〜と」という非名詞
的な節を補部としてとる傾向があるようです。

太郎は妻が浮気していることを知っている。
?太郎は妻が浮気していると知っている。
?太郎は妻が浮気していることを信じている。
太郎は妻が浮気していると信じている。

もちろん、これは絶対的な使い分けではないと思いますが、それでも、
この使い分けの傾向は、名詞的な節は、その節が表す命題の真を前提
するが、「と」で引用された節は、その節が表す命題の真を前提しない
からということで説明できそうです。

137 :くコ:彡 ◆ua9OSQUIDY :04/02/12 14:59
>>136

その話、むかし飯田隆先生が論じておられましたね。

 飯田隆、「知識論のためのノート (I)」、熊本大学文学部編、『文学部論叢』、第14号、1985年。

II は結局書かれませんでした。・゚・(つД`)・゚・
内容もほとんど忘れてしまいました。・゚・(つД`)・゚・  

138 :112:04/02/12 15:41
>>137
85年といえば、「大全」のTが出る少し前くらいでしょうか。

でも、最近の飯田先生の研究の方向性を考えると、また、日本語の
信念文に関する意味論について何か書かれるかもしれませんね。

139 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/12 16:26
112さん>136
私も直観がある日本語でちょっと考えたらいいかな、と思っていたところでした。
参楠デス。
>太郎は妻が浮気していることを知っている。
>?太郎は妻が浮気していると知っている。
>?太郎は妻が浮気していることを信じている。
>太郎は妻が浮気していると信じている
これはやはりコト補文とfactivityの関係なんでしょうね。
で関係があるかわかりませんが、complex event nominal(CEN)についても考えてみたいと
思います。「浮気する」は自動詞でもあるので、他動詞と関係があるCENで
考えたいと思います。例えば「輸送する」など。このような動詞に関係する名詞では、
外項があったら必ず内項もなければなりません。
 フランスの核燃料の輸送(は日本の世論を刺激した)
 *フランスの輸送(は日本の世論を刺激した)
このことから、「フランスの核燃料の輸送」の「輸送」はCEN、つまりここで問題となっている
derived nominalと同じ性質の名詞であることになります。「フランス」をAgentとして、
これを「知っている」「信じている」の補部におくと
 a. 日本国民はフランスの核燃料の輸送*(のこと)を知っている
 b. 日本国民はフランスの核燃料の輸送(*〜?のこと)を信じている
と、私の判断ですが、a.では「のこと」が必要、b.では「のこと」があると逸脱性を
感じるか、よくて不自然です。もしかすると
 c. 日本国民は首相(のこと)を信じている
とかと関係あるのかなー どの程度今の議論と関係あるかわかりませんが、思いつきスマソです。

くコ:彡さん>137
図書室でさがしてみまつ。情報ありがとデス。
それから、くコ:彡さんの影響で昔の名前で出てみました。

140 :112:04/02/12 16:48
>>139
質問なんですが、「complex event nominal」ってどういうものでしょうか?
他動的な動詞(unergative?)のnominalということ?
それはderived nominalとは違うものなのですか?

あと、「浮気」と「輸送」では、「信じる」の目的語になると容認性に
違いが出るということでしょうか。

太郎は妻の浮気を信じている。
日本国民はフランスの核燃料の輸送を信じている。

確かに、後者の方が容認性が低いようにも感じられるのですが。

141 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/13 04:32
前にも少しふれましたが、complex event nominalというのは
Jane Grimshaw(1990)_Argument Structure_の用語で、eventが
時間局面的内部構造を持つもので、普通のnominal(本、など)、simple event
nominal(出来事、など)と区別されます。前者の後者との違いは
動詞と同じように項構造をもつという点です。「出来事」という
名詞は確かにeventを指示しますが、時間局面的内部構造を
持たず、項構造を持ちません。「出来事」はある過程の結果と
して生起するもので、「本」が書くという過程の結果として
現れるのに似ています。「出来事」は「きょうの出来事」のように
属格要素を伴いますが修飾要素しか許さず、項は現れません。
「ハマコーの本」の「ハマコー」に並び比せられます。
(しかし普通の名詞にもある要素が飽和状態のために必要な
ものがありますが、ここでの「項」とは区別します)
 多義的なものと一義的なものがあり、Grimshawはexaminationを挙げていますが、
その単なる短縮形にみえるexamは一義的にsimple event nomonal
です。
 ではここでの問題との関連ですが、扱うべき名詞はcomplex event
nominalでなければなりません。「浮気する」は「xがyと」という
二項動詞と「xが」という一項動詞のどちらでもありえ、さらにその
関係する名詞「浮気」はsimple event nominalでもありうるのでは
ないか、と考えました。それが「輸送」を使った理由です。
 さらにもんだいなのは、「信じる」がものを補部にとって
「あるものの存在を信じる」という意味や、「あるものやひとの
性質、発言などを信用する」という意味があります。たとえば
「UFOを信じる」が前者、「首相を信じる」は後者です。
このようなものを避ける必要があります。
 それから英語ではderived niminalですが、日本語のverbal nounは
形態論的に動詞から派生されたものとはいえず、むしろそれから
動詞を派生します。ここであつかうべきderived nominalに限れば、
complex event nominalの下位類になります。

142 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/13 08:33
141は私でした。って、文章がめちゃめちゃなのでわかりますよね。

そういえば、112さんの例
 太郎は[妻の浮気]を信じている

 太郎は[妻が浮気している]と信じている
に比べると意味的にすっきりしない気がしますが、私だけでしょうか?次と比較:
 太郎は[妻が浮気しているのではないか]と疑っている
 太郎は[妻の浮気]を疑っている
英語では'suspect'は'believe'と違って'in'はいらないから、別扱いかナー
もちろん「疑う」は
 太郎は[妻の話]を疑っている
のような'doubt'の意味もあるわけですけど、なんかこことの話となんか関係あるかな?


143 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/13 14:46
112さん
>>118
の、factive verbの主語が一人称の時、話者(一人称)がコミットしている補文命題が
真であることと、主節が主張することとの間にクラッシュが生じるのではないか、
ということについて。実は、前提のこと、あまり詳しくなくてその後の議論に
ついていけてないのですが・・・一段落したらご教示ください。
ところで、関連するかわかりませんが、
 I don't know that she visited my room.
あるいは
 私は、彼女が私の部屋にきたことを知らない。
という文が使えるのはどんな時にか、という疑問が生じました。>>131さんが
おっしゃるように、
>I don't know 〜を使うときは、大局的な文脈が話者の知識と
>一致し、かつ前提と話者の知識が矛盾するために、前提と
>大局的な文脈が矛盾する
ということが通常の談話では生ずるのでしょうけれど、
小説とかでは使えそうな気がするのですが、
うーん、どっかで読んだ気がしますが、説明はどうなるかなー
omniscientな作者が補文命題が真であることにコミットし、
主節主語は「三人称化(?)」される、というのでいいのかなあ
同様に
 私は、彼女が部屋に来たことを知らなかった
は確かに話者=「私」ですが、過去時制によって小説とかと
同じような説明になるのかなー。表示するとすれば
 私(PAST)は、彼女が部屋に来たことを知らなかった
みたいな。

144 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/13 14:51
そういえば、上の問題ってde seとも関係あるのかなー
John Perry 1997. Indexicals and Demonstratives. in _Companion to the Philosophy
of Language_ Blackwells Publishers.
というのを見つけたのですが、なんか関係あること書いてないかなー(まだ読んでない)
このところ「かなー」ばかりで申し訳ないです。

145 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/13 15:16
もういっちょ。>>139
 日本国民はフランスの核燃料の輸送*(のこと)を知っている
という例を挙げましたが、容認できない場合、すなわち、
 *日本国民はフランスの核燃料の輸送を知っている
について、判断が正しいとすると、complex event nominalは日本語のfactive verbの
補部には生じない、つまり(性急に結論を出すと)complex event nominalは
真であることが前提となる環境には生じない、と言えるかもしれない。そしてこのことは
少なくとも日本語に関しては、complex event nominal、すなわち問題としていた
derived nominalに対応するような名詞句が真理値を持ち得るか、という問題は
その設定自体ができなくなるかもしれない。
しかし'regret'に対応する「遺憾だ」
 日本国民にとって、フランスの核燃料の輸送は大変遺憾である
はよさそうなんですよねー 否定にして
 日本国民にとって、フランスの核燃料の輸送は特に遺憾ではない
も良さそうで、「フランスの核燃料の輸送」があったことが前提と
されているような気がする。
ここで『新英語学辞典』でカンニングしたら、'know'はassertive factive、
'regret'はnon-assertive factiveに分類されてますた。このことが関係するのかなー



146 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/13 15:32
さらにもういっちょ。関係がある現象かわからないけど
McCawley1988._Syntactic Phonomena of English Vol.1_p.95より。
 John's resignation from from his job came as a surprise.
 *It came as a surprise John's resignation from his job.
gerungiveもダメだそーです。もっとも、これはsyntacticな説明が与えられそうですけど。
(itが必要な照合関係を全部して、後ろのderived nominalの素性が残ってしまう、等)

147 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/13 16:15
Adamasもビクーリのドトーの書き込み。

折角なのでageちゃおう。

148 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/13 17:15
訂正・・・
>146
John's resignation from from his job came as a surprise.
→John's resignation from his job came as a surprise.
gerungive
→gerundive
すみません。


149 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/13 22:00
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前スレで速読話題になってましたけど、フォトリーディングの本持ってない人は
買ってから速読について考えてみてください。
今のところフォトリーディングを超える速読法って無いと思います。
フォトリーディングはいわゆる、文字を画像といて右脳に送り込む方法で・・・
難しい話は自分で本を読んでみて欲しいんですが、
速読さえ身につければ、英語だろう数学だろうがプログラムだろうが司法試験だろうが・・・
どんな学問だろうが、研究者並に習得できると神田さんが言っています。
少なくとも一日一冊の本を読むことが可能だそうです。
どんな種類の本にも対応しています。
もしかしたら、年間1000冊も夢ではないかもしれません。
現に、セキュリティサイトのアカデメイアの管理人イプシロンさんなんかは
年間1000冊以上読んでいます。
あの人にはマジビビリました

ちなみに、別にフォトリー関係のものじゃありませんよヾ(´▽`;)ゝ
私はこの本で一日3冊ほどの読書が可能になりました。
あまりにも凄い本だったからお勧めしてるだけです。

ソース:http://atkinson-web.hp.infoseek.co.jp/atkinson/news_book.htm

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

150 :(´∀`):04/02/14 06:55
シモネタだらけの生成スレから緊急避難してきますた〜w

「キミが好きだ〜」ってのと「キミのことが好きだ〜」ってのは、なんか違いあるにゃ?
あるいは「キミを信じてる」と「キミのことを信じてる」とかにゃ。
関係なさそですまそ。


151 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/14 12:50
きゃー!カオモジせんせ〜、こんにちはー!
Adama-chewしゃん、ひどいですネー
かかりしゃんとわたしのことも「むっつりシケベ」とかいって、
わたしは実は「みるからにシケベ」だということを目にもの
いわしてやるデスー あーカオモジせんせ、帰らないデー
(いや、多分今は寝てる時間カナ?)

ところでカオモジせんせの例は、実は心の中では今議論されている問題に関係している、と密かにふんでるデス。
「キミのことを信じてる」のほうは「話」とか「性格」とか、またはそういうふうに具体的な名詞でパラフレーズできなくとも、なんらかの実質的な意味を持つ
名詞で、「キミ」はその付加部、これに対し「キミのこと好きにゃ〜」
のほうはもしかして「リンゴの青いの」のような主要部先行型の関係節で、
この場合の「こと」は一種のDeterminerで、「キミ」は
「Detなし」、「キミのこと」は「Detあり」とか・・・
だからどーなる、とか先のことは考えてないのデスケド。

関係ないデスケド、さっき本屋で『のだめ〜』の作者、
二之宮せんせの指紋ミター!(しかしなぜ指紋を置くのだ、○善よ!)

152 :(´∀`):04/02/15 02:58
ずーっと以前、心理動詞のことをやってた時に「ノコトのこと」にゃんてゆーworking titleでペーパー書きかけて
やめたことがあったにゃが(ドテ)、最初「のこと」が気になり出したのは心理動詞がらみで、
a) 自分の噂が太郎を苦しめている
b) (*)自分の母親が太郎を苦しめている
(b)のbackward bindingが成り立つとすれば「自分の母親」がagentではにゃく、単なるcauseの場合に限るとゆーのが、
より自然な表現としては「自分の母親のことが ... 」となるにゃろ、と思って、「のこと」がつくことで脱人格化すると
ゆーか、人物そのものではにゃくその人の属性が浮き上がる点に注目していたのにゃ。もちろん構造的には「のこと」が
つくことで「母親」がより大きなNPの中に埋め込まれ、c-command関係が変わるというのもあるのにゃが。
これがはっきりするのが
c) *自分が太郎を苦しめている
d) 自分のことが太郎を苦しめている
みたいな対比かにゃ。




153 :(´∀`):04/02/15 02:58
で、上の believe vs. believe in と「キミを信じる」「キミのことを信じる」それぞれの間の意味的な違いもこんな感じ
で言えるかとも思ったのにゃが。
ついでに know vs. know of とか hear vs. hear of とかも関係するかにゃ。
Do you know Noam Chomsky? - No, I don't know him personally. But I know of him, of course.
なんてにゃ。

factivityとの関連にゃが、英語でも昔、factive verbの補文は実は
I regret (the fact) that John married Mary.
みたいに隠れたcomplex NPになってて、だから取り出しができないなんて分析があったにゃが、この(the fact)の
部分が日本語では「のこと」として顕在化することがあるのかもにゃ。
またまた関係稀薄でスマソ。


154 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/15 07:06
Adama-chewしゃんも見てるから、言葉遣いに気をつけないと、デスw
(昨晩は真ん中の足が擦り切れて、オロナインを塗ってマス)

カオモジせんせ、ありがとデス。>152
先日、ちょっとある流れで心理動詞のことを考えていて、
 a. 自分の母親が華田を悩ませている
 b. 自分の母親が華田の悩みだ(a la meawけしゃん)
はいいが、
 c. 自分の息子が三田を怖がらせた
は「*」で、一方
 d. 自分の息子が三田の恐怖だ
は完璧に大丈夫、と思いましたが、a,b,dについては「のこと」を
入れた方がいいデスネ。私は判断ゆるかったかも・・・
cは「のこと」をいれてもダメだと感じますが、これは
「怖がらせる」が'frighten'に対応せず、「笑わせる」とかに
近い様態動詞なのカナーfrighten classに入りそうな「恐怖を
引き起こす」と「笑わせる」で。
 e. 自分の息子/のことが三田に恐怖をひきおこした
 f.*自分の息子/のことが田中を笑わせた

155 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/15 07:27
>153
関係希薄じゃないとおもいますよー 少なくとも人に関しては
「のこと」をつけて「脱人格化」すると、「AがBであること」という
命題に近づいてるとおもうっす。
前掲の自分の例ですが
 g. 日本国民はフランスの核燃料の輸送を信じている
 h.?日本国民はフランスの核燃料の輸送のことを信じている
ここでも「脱人格化」のようなことが起こっていると思うの
ですよー でこの場合はそれは要らんことで、ちょっとおかしく
なる。もちろん私の判断が正しいということが前提ですけど、
判断がただしくないかモナー
(実は書いている途中で?を反対につけていた・・・)

156 :(´∀`):04/02/16 10:50
>(昨晩は真ん中の足が擦り切れて、オロナインを塗ってマス)

_ト ̄|○

……いかん、こさかなしゃんのせいで俺まで下品になってしまうにゃん!


> c. 自分の息子が三田を怖がらせた
>は「*」で、
俺にはあんましピンとこにゃい(そんなに悪くにゃい)のにゃが、experiencer object型の心理動詞には
3種類あって、という分析を Maya Arad がしてるにゃ。
a. Agentive eventive(意図的に怖がらせる)
b. Non-agentive stative(恐怖の状態の原因になっている)
c. Non-agentive eventive(恐怖への状態変化を引き起こす原因となる)
従来の心理動詞の分析は(b)と(c)を区別してこなかった点が不備だというわけで、たとえば言語によっては
(c)の目的語は対格でありその中からの取り出しが可能、(b)は部分格で取り出し不可能、つまり(c)の目的語が
canonical objectである、ってなことを観察してるにゃ。



157 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/16 13:15
カオモジせんせ
> _ト ̄|○
くずおれて、なお戦闘態勢に入っている。人間、かくあるべし、デス・・・

ところで
>> c. 自分の息子が三田を怖がらせた
>>は「*」で、
>俺にはあんましピンとこにゃい(そんなに悪くにゃい)
うー、私も自分の判断に自信ナイですが・・・
教えていただいたMaya Arad(ちょと面白そうデス)の
>a. Agentive eventive(意図的に怖がらせる)
>b. Non-agentive stative(恐怖の状態の原因になっている)
>c. Non-agentive eventive(恐怖への状態変化を引き起こす原因となる)
のうち、「怖がらせる」は対格でcのはず、で、Belletti and Rizziはたしか経験者目的語は
部分格っていってましたよネ?Belletti and Rizziが扱ったのはbになるんでしょうカ?
でもって、canonical objectをもつpsyche verbでもback-ward bindingが見られる、
ということでショウ。

ところで、「悩ませる」「苦しませる」から使役接辞を取り去った「悩む」「苦しむ」の
目的語は与格を取る一方、「怖がる」は対格で、さらに主語の人称による、おそらく意味論的な
制限で選ばれる、「怖がる」と形態論的派生関係にある「怖い」は主格、っていうのが
なんか影響があるんだろうか、と考えていマシタ。例えば
a. 太郎(に)は自分の無意識のふるまいが怖い
a'. 太郎は自分の無意識のふるまいを怖がっている
a". 自分の無意識の振る舞いが太郎を怖がらせている
b. 花子(に)は自分の他人への強がりが悲しい
b'. 花子は自分の他人への強がりを悲しがっている
b". 自分の他人への強がりが花子を悲しがらせている
みたいに考えると、派生関係にある述語に形容詞があって、極めてcっぽいなー、
とか思ったりしてみたんですが、なんか判断に自信はないのがタマに傷。

158 :Adamas:04/02/16 19:20
>>131しゃん
今日はちょいと時間がないので、
明日たっぷりレスさせていただきま〜っちゅ。

>>132
>Aさんって、やっぱCCCにはシンパシー感じてるの?

CCG(CC. ガールズ)にはシンパシー感じるけど、ところでCCCとは何ぞや?
ごみぃん、勉強不足でCCCって分かりまちぇ〜ん。

>>133
>チョコを齧りながら毒チョコ読み終わりますたにゃ(・∀・)!!

はやっ!

>毒チョコ購入を考えてらっしゃる皆しゃんへニャ。
>前半部分は専門知識ないと辛いかもにゃが、
>後半部分は大丈夫にゃし、刺激ににゃると思うニャ。
>ま、あとは判断におまかせーニャ。
好意的な感想をどうもでちゅm(_ _)m Adamasうれぴーでちゅ。
ちゅーか、その旨本人に伝えときまちゅ。ちゅーか、今更こんな茶番アホらし。
わしも改名して本名で出ちゃおうかな。はははは。ウソウソ。
これ→ _ト ̄|○ もHNにいいよな。お洒落でキュートで渋谷系だし。
Fredしゃんにとられる前にわしが使っちゃおうかな。はははははは。

PS. 逃走派しゃん、昼間にヘンなメール送ってごみんなちゃい。まだ見てないかな?
メールでも出さないとココで爆発しそうで怖かったのでちゅ。
わしキレるとマジで何すっか分からないから。ここでテロ起こしかねないしw

ほいじゃ、みゃた。

159 :Adamas:04/02/16 19:23
こさかなしゃん、ごみぃ〜ん。投稿するとこ間違えちゃった。
こいつ→ _ト ̄|○ をカット&ペーストしてそのままココに投稿しちゃった。
ごみんなしゃ〜っいm(_ _)m
みなさん、ごみんなさぁ〜っい。過失です。過失です。

160 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/16 19:47
Adamasしゃん、おつかれデス。何か大変そうですけど、
タフマン飲んで、がんばってくだサイ。

しかしあのAA、すげー・・・


161 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/17 05:50
どこにアンカーを打ったらいいのかわからないんですけど。

(1) 奴が僕を殴った
(2) 奴が僕のことを殴った

みたいな例もありますけど、これってどーなんですかねとポツリといってみる。

162 :161:04/02/17 05:51
まーコテハンを入れ忘れたけど、議論に加わるほどの自身がないのでいいか…

163 :(´∀`):04/02/17 06:29
慌てもんが、またヘマしとるにゃ。
をい、アダマチュ、俺のオリジナルキャラ使うにゃらちゃんと使用料払うのにゃw

>>157
しょのとーりで、B&Rのはstative psych verb限定のハナシらしいにゃ。
取り出しに関して違いがある一方で、backward bindingについては同じふるまいをするってのが奇妙と
いえば奇妙にゃが、そのあたりはAradは こういうbinding自体をpragmaticなものとして片づけている
みたいなのにゃ。

「悩む」は対格でもいいけどにゃ、俺の場合。「学業不振を悩んでいる学生」、だめにゃ?
Pesetskyがいうところの target of emotion解釈に関係するのかもにゃ。
ちょっとムリして理屈つけてみると、「太郎は学業不振で将来を悩んでいる」に近いのは「学業不振に悩む」
であって「学業不振を悩む」ではにゃい、つまり悩みの直接の対象は学業不振ではないとゆー場合にニ格に
なるとゆー気もするにゃ。

これをテストするには、それ自体は悩みの対象になりにくいものをもってきて差があるか調べることにゃが、
  太郎は父親から受け継いだ莫大な財産{に/??を}悩んでいる。
とか、どーにゃろ。財産自体は悩みの原因であって直接の対象ではにゃい、悩みの対象は財産の管理方法とか、
財産目当てに接近してくる他人たちとかである、という解釈だけどにゃ。

「何をそんなに悩んでいるの?」←これはちょっとインチキだけどにゃw


164 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/17 07:32
>>161しゃん
いや、どこにアンカーをおろしてもいいとおもいマスヨ。ひとまず、補部節の
真偽は、多分、前提との関係で扱われると思うのですが、今度は
・目的語補部節に限らず、埋め込み節には何にでも前提という扱いでいいか、
・factivityと「のこと」の関係、
・上を考えるための「のこと」一般のはなし
という感じになるかなー、と思いますケド。かってに整理しちゃいマシタ。

>>163
Arad(1998) Psych-notesというのを手にいれますたー
(便利な世の中になったものよのー)

165 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/17 09:04
下記に「のこと」についての研究ノート?があります。
ttp://logos.mind.sccs.chukyo-u.ac.jp/jcss/ICCS/99/olp/p3-08/p3-08.htm
ご参考まで

166 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/17 12:38
165しゃん、ごっつぁん("心")デス。認知科学会デスネ。

167 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/17 13:31
記号論のケース・スタディ(1)

   ○
  /?
_"〓〓?○_

なかなかあの域には達しないものデス・・・

168 :(´∀`):04/02/17 15:17
>>164
Arad、DLしますた〜。

>>165
そーいえばT窪氏がやってたにゃ、「のこと」。
しかし>>165読んでも、どうして随意的「のこと」が目的語の位置にしか現れず受動文や名詞化では
でてこれないのか、はよく分からんにゃ。
属性を表すんであれば、その属性が受動文の主語になったり名詞化の中にでてきたりしてもいーんでは
ないか、と思うけどにゃ。現に
1) 花子が/花子のことが 注目されている。
とか、いーにゃん? それでいうと、モダリティ云々で説明しようとしている
>a.*花子のことを殴った
>b. 花子のことを殴ってやりたい!
の差はそんなにハッキリしてるのか(cf. >>161)、ってのもあるけどにゃ。
誰か解説してくれんにゃ?




169 :(´∀`):04/02/17 15:46
>>161
> (2) 奴が僕のことを殴った
>>168
> >a.*花子のことを殴った
比べてみると確かに差あるにゃ。(2)は一人称ってのがミソにゃ?
「ぶったね、ボクのことをぶったね、父さんにもぶたれたことないのに〜」とかいうのは
何のセリフだっけかにゃw

170 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/17 16:39
>>163
>「悩む」は対格でもいいけどにゃ、俺の場合。「学業不振を悩んでいる学生」、だめにゃ?
あ、いいデス・・・
>ちょっとムリして理屈つけてみると、「太郎は学業不振で将来を悩んでいる」に近いのは
>「学業不振に悩む」であって「学業不振を悩む」ではにゃい、つまり悩みの直接の対象は
>学業不振ではないとゆー場合にニ格になるとゆー気もするにゃ。
でも、「怒っている」はどうでショ?どなりつける、しかる、のような時にゃら対格で
いいと思いマスけど、怒り、という心理状態の原因の場合、与格はよくて、対格は
ダメな気がしマス。でもこれってpsych verbなのかナー?
a. 社長は自分の不手際に怒っている
b. 自分の不手際が社長を怒らせている
なんかa.ではやっぱり対格要素が必要な気もしマスが、それが何なのかわからにゃいデス・・・

>169
ふと、「___ものだな、若さ故の過ちというものは」の「___」の部分が気になって
夜も眠れそうにありまセン・・・

171 :(´∀`):04/02/17 17:39
「認めたくないものだな」とかナントカw

坊やしゃんが出てきそうな予感……

172 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/17 17:45
おもいだしますた!
「みとめたくないものだな、わかさゆえのあやまちというものは」
ほっ・・・

173 :Adamas:04/02/17 18:08
をい、顔餅、
こんなところで油売ってんなっつーの。
早く家へ帰れっつーの。
お客が来てるぞっつーの。
わしにはホストつとまらんっつーの。

174 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/17 18:16
はっ!カオモジせんせが教えてくださってた・・・感謝デス。

坊やしゃん……

175 :坊や@代理の方による投稿:04/02/17 22:06
お久しぶりです。

今年に入ってからアクセス規制くらって書き込めない状態が続いてます。

今のところ、私自身Aradが踏襲したReinhart&Reulandのラインに賛成なんですが、
「自分の不手際が社長を怒らせている 」の「自分」が先行詞によってc-commandされ
ていると仮定するのなら、まず「自分」がlogophorである可能性を排除しないといけな
いんじゃないですか?これってものすごく厄介、というか無理だと思うんですけど。
ということで、以下の例で変項束縛の解釈は可能ですかね?

(1) a. 自分の欠点が誰もを悩ませている。
b. 自分の不手際が誰もを怒らせた。

あと、McGinnisの論文(UPennWPL)で日本語の心理動詞を扱ってますよ。ご参考ま
でに。彼女の分析だと「恐がる kowa-gar(-u)」-「恐がらせる kowa-gar-ase(-ru)」が
反例になると思いますが。

176 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/17 22:07
お久しぶりです。

今年に入ってからアクセス規制くらって書き込めない状態が続いてます。

今のところ、私自身Aradが踏襲したReinhart&Reulandのラインに賛成なんですが、
「自分の不手際が社長を怒らせている 」の「自分」が先行詞によってc-commandされ
ていると仮定するのなら、まず「自分」がlogophorである可能性を排除しないといけな
いんじゃないですか?これってものすごく厄介、というか無理だと思うんですけど。
ということで、以下の例で変項束縛の解釈は可能ですかね?

(1) a. 自分の欠点が誰もを悩ませている。
b. 自分の不手際が誰もを怒らせた。

あと、McGinnisの論文(UPennWPL)で日本語の心理動詞を扱ってますよ。ご参考ま
でに。彼女の分析だと「恐がる kowa-gar(-u)」-「恐がらせる kowa-gar-ase(-ru)」が
反例になると思いますが。




177 :age推薦:04/02/17 22:42
:坊や :04/02/17 22:05 ID:/EGE85//
よろしくお願いします。

【板名*】 言語学板
【スレ名*】 意味論II
【スレのURL*】 http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1075723621/l
【名前欄】 坊や@代理の方による投稿
【メール欄】 sage
【本文*】 ↓
お久しぶりです。

今年に入ってからアクセス規制くらって書き込めない状態が続いてます。

今のところ、私自身Aradが踏襲したReinhart&Reulandのラインに賛成なんですが、
「自分の不手際が社長を怒らせている 」の「自分」が先行詞によってc-commandされ
ていると仮定するのなら、まず「自分」がlogophorである可能性を排除しないといけな
いんじゃないですか?これってものすごく厄介、というか無理だと思うんですけど。
ということで、以下の例で変項束縛の解釈は可能ですかね?

(1) a. 自分の欠点が誰もを悩ませている。
b. 自分の不手際が誰もを怒らせた。

あと、McGinnisの論文(UPennWPL)で日本語の心理動詞を扱ってますよ。ご参考ま
でに。彼女の分析だと「恐がる kowa-gar(-u)」-「恐がらせる kowa-gar-ase(-ru)」が
反例になると思いますが。


178 :?かかりちゃん:04/02/17 23:16
坊やさん、代理の親切なかた沢山いるにょろね。

179 :k-rod:04/02/17 23:43
「認めたくないものだな、自分自身の若さ故の過ちというものを」
うーん、このセリフしびれますたにゃ。次のHNは「シャア」を漢字にして、
「あ」のとこに「アフォ」の「あ」を使うことにしようかにゃ。

それとルパン3世の次元がデザートイーグルを前にして「品のない銃は嫌いでねえ」
とレボルバー付きの銃に拘る職人振りも気に入りますた。これは(´∀`)先生も
次元と同意見なんでしょうかにゃ?それとも?

雑談、おじゃまいたしますた。

180 :(´∀`):04/02/18 01:26
おっと予感的中、てか坊やしゃん3連発はキツ杉w
そういえば黒い三連星ってのもあったにゃ(遠い目

> (1) a. 自分の欠点が誰もを悩ませている。
> b. 自分の不手際が誰もを怒らせた。
bound readingで問題なしだけどにゃ、俺の場合。

> あと、McGinnisの論文(UPennWPL)
UPWPLはstanding orderのつもりが、最近全然送ってこんにゃ。
DMの連中は日本語の心理動詞よくやるにゃ。

俺もAradが気に入ってんだけど、よーするに
「心理動詞なんて特別なものはない」
「動詞の意味は語彙的ではなく統語的にしか決まらない」
ってあたりが俺的にもドンピシャにゃん。


181 :(´∀`):04/02/18 01:27
>>170
「怒る」でペテちゃんが出してたのを日本語にアレンジしてみると、
a. 太郎は新聞記事に怒っている
b. 太郎は新聞記事を怒っている
(a)は記事が伝えている内容(官僚の不正とか)に対して怒り、(b)は記事自体(内容がデタラメとか)に
対して怒っている、とか違いがあるかも、ないかも、にゃ。


182 :(´∀`):04/02/18 01:49
>>179
> それとルパン3世の次元がデザートイーグルを前にして「品のない銃は嫌いでねえ」
> とレボルバー付きの銃に拘る職人振りも気に入りますた。

ふにゃふにゃ、俺にこーゆーネタをふるのは考えもんにゃ。
なんせ俺は知る人ぞ知る○×△だからにゃ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
しかし「レボルバー付きの銃」ってのは意味不明にゃ。
回転式弾倉=シリンダー付きの銃をリボルバー=回転式拳銃というのにゃんw
ちなみに次元のは S&W M19 Combat Magnum (口径.357 Magnum)、
マグナム弾を撃つにはM19のKフレームでは不安、ってので一回り大きくしたのが
Lフレームの M586/686 Distinguished Combat Magnum、でさらにその上が
Nフレームの M29/629、 あの有名な.44 Magnumにゃ。


183 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/18 03:47
坊やしゃんの来訪、感激デス……

MvGinnisが「怖がらせる」が反例というとき、形態論的に
よい、あるいはわるい振る舞いをするはずなにその反対、
ということですよネ。ちょとさがしてミマス。

184 :161:04/02/18 04:27
>>169
人称制約があるとなると、T窪先生がたが言っているように
「心的行為」とか言うのは関わってくるかもしれないですね。
割り込んですいません。

185 :(´∀`):04/02/18 05:26
うにゃ、俺がちょっと雑談すぎますた、本論の続きどぞ。

186 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/18 07:11
161しゃん>184
人称制限もそうかもしれませんけど、そもそもmodalityなしの節というのは
ないと思うので、どういったmodalityなのか、ということが大事かな、とか思います。
cited in>>169
 「ボクのことをぶったね」
ではネの存在が気になるし、ネをつけて
 花子のことをぶったね
なら三人称でもよさそう。無標形
 私のこと、ぶった?
 花子のこと、ぶった?
も、「せんせ〜、よしおくんがわたしのこと、ぶった〜(涙」とか
「せんせ〜、よしおくんが友達の花子ちゃんのこと、ぶった〜(涙」とか
どちらも言えそうで、無標形であっても「伝達」とかのmodalityがありそう。
するとまずどんな環境でoptionalな「のこと」が許されるのか、という
こと自体を確定することも大事だと思います。そして、心的行為を表す述語やmodalityと、
その項の位置にある要素の指示に関する心の操作の痕跡として「のこと」がでてくる、
というようなのがそこでのストーリーだと思うのですが、上のようなことをふまえた上で、
そのストーリーでのポイントになる諸条件をどうやって囲い込むか、デスネ。

187 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/18 07:13
訂正
186の「?」は「φ」で置き換えてください。陳謝。

188 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/18 07:50
再度訂正デス。陳謝。
cited > quoted
おれ、英語マジやべー

189 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/18 21:40
へたれな私のカキコはスルーしてくだサイ(流れをとめちゃった…
すまそデス)

追伸:
なんかむしゃくしゃしながら歩いてたらモデルガンショップ前を
とおりがかって、つい今朝のカオモジせんせの話が浮かんで
中にはいっちゃいましたー でる時には子供の時からの
あこがれのベレッティ、もといベレッタを小脇にかかえてました。
銃に詳しいわけではありませんが、ウージとベレッタには
なぜかあこがれてました。ウージもありましたが欠陥あり、
とのことでベレッタにシマシタ。ブロウバックがきもちいー

190 :(´∀`):04/02/19 00:18
おおっと、こさかなしゃん、「男の世界」にようこそなのにゃ。
自慢ではないにゃが、俺はそっちに関しては生成の10倍はうるさいから、なんでも装弾、じゃなくて相談してほしいにゃん。
しかしこの趣味はハマるとめちゃくちゃ金かかるから、その一挺だけにしとくことをオススメするにゃ、いやマジで。
Beretta (アメリカ読みでは「ブレラ」)はいろんなモデルがトイガン化されてるけど、何を買ったんにゃ?
俺が一番好きなのは、当然にゃがら M92Fシリーズにゃ。口径9mm、装弾数15+1、U.S. M9として米軍でも制式採用
されとるにゃが、湾岸戦争戦勝記念モデル「デザート・ストーム」はよかったにゃー。
モチロン実銃も撃ったことあるけどにゃ、.45ACPのガバにゃんか銃が手からスッポ抜けてどこかへ飛んでいきそうになる
ほどキックが強いのに比べ、9mmは扱いやすいにゃ。
完全スレ違いなので、この話題はここで強制撃ち止め〜w


191 :(´∀`):04/02/19 01:21
factivityの続き、おながいしまそ。

192 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/19 07:40
カオモジせんせ
>おおっと、こさかなしゃん、「男の世界」にようこそなのにゃ。
押忍!ご指導、お願いしまっス!私が買ったのはM92G eliteというのデス。○イですた。
でもカタログみたらM92Fのグリップの方が好みデスタ。
>しかしこの趣味はハマるとめちゃくちゃ金かかるから、
>その一挺だけにしとくことをオススメするにゃ
押忍!Uziとgun-holderを買ったらやめにするッス(やばい)
段ボール箱に穴をあけて、紙をはって撃ってみましたが、撃たなくても、
あの機能美と重量感に「ほ」の字デス。
K-Rodしゃんも詳しいのにゃー 私も中学の時、コルト・パイソンを持ってマスタ。
ライスセンター(わ、田舎!)で撃ち合いをしマスタ、弾はでなかったけど・・・
撃ち方やめーい、とのことなので、ここまでにシマス。

193 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/19 08:16
だれだよ、モデルガンの話を始めたのはw!!
興味のない人間にはさっぱりわからんし、なんもおもしろくないんだよw

194 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/19 08:29
ごめんごめん、じゃあ、factivity&psych verb&「のこと」の話に戻ロウ。
ワタクシはこれから半日仕事なので、193さん、あとよろしくデス。
じゃ、そゆことデ!

195 :(´∀`):04/02/19 11:10
強引に軌道修正するとw
> factivity&psych verb
この二つはにゃんか繋がりあるにゃ?
まず、factive verbって regretとかknowとか、experiencer roleの関わるstativeな述語が多い
ように思うにゃが、この点はpsychと同じかにゃ?それとObjからの取り出しが難しい点も似てるにゃ。
もちろん Exp のSubj/Objの違いはあるのにゃが……。



196 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/19 12:23
カオモジせんせ
すると、
「Objからの抜き出しが難しい場合は、実はfactive island(and vice versa)」
という可能性はにゃいか、ということデスネ?
もしそうだとすると、factive verbというのは
>>156
>b. Non-agentive stative(恐怖の状態の原因になっている)
ダッ!ということもあり得ると。すると
 It has been known to DP-i [that[...ana-i...]]
のthat節を主語に持ってきて(こういう言い方って本末転倒なのかもしれませんけど)、
 [that[...ana-i...]] has been known to DP-i
のような逆行束縛が成立する、ということになれば、いいのカナー


197 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/19 14:04
日本語で。
 a. A国iは[そこiの内部資料が出回っていること]をもう知っている
 a'. [そこiの内部資料が出回っていること]はA国i{に/*によって}もう知られている
 関連(?): [そこiの内部資料が出回っていること]はA国iにもうばれている
 b. A出版iは[そこiの本が有力政治家の悪事を暴いたこと]をくやんでいる
 b'. [そこiの本が有力政治家の悪事を暴いたこと]がA出版i{に/*によって}くやまれている
 関連しそうな例はもはやpsych predicate
「[我が社の内部資料が出回っていること]はライバル会社{に/*によって}知られている」の
ようにニヨッテ受動は変(理由はちょっとわかりません)ですのでそれを除けて考えたとして、
受動文a'とb'ではbackward bindingが成立しているような、していないような。
さらに、受動文a'と似たような状況をさし、若干のニュアンスを加えて語彙化しているような
例でもいいような、わかんないような。

198 :(´∀`):04/02/19 15:03
ふにゃふにゃ。いくつかの要因が絡んでるのでムズカスイにゃ。
まず「ニ」受け身と「ニヨッテ」受け身の違いにゃが、
1) [自分の論文が] 太郎 {*に/によって} 紹介された。
みたいに 「によって」のほうだけbackward bindingが可能のような気がするにゃ。
この判断が合ってれば、これはよく言われるように「によって」受け身が本来の受け身、
つまりObjが表層でSubjに移動しているケースと考えればいちおー説明がつくにゃ。
すると、
>a'. [そこiの内部資料が出回っていること]はA国i{に/*によって}もう知られている
ここで「によって」がおかしいのは、bindingとゆーより、状態述語との共起制限か
何かのせいかも知れんにゃ。
2) このタイプの音楽は若い人に(*よって)好まれている。
とかにゃ。にゃから、
3) [そこiの内部資料が出回っていること]はA国iによって 否定された。
とかだとimproveせんにゃ?

一方、先行詞が純然たるexperiencerの場合、backward bindingはかなり自由に許される
と思うにゃ。
4) [そこiの内部資料が出回っていること]はA国iにとって{衝撃の/明白な}事実であった。
とか、心理述語なのかなんなのか分かんにゃいようなのでもOKにゃん。これは言い換えれば
experiencer roleが重要なのであって、(多くの場合はそれは同時に心理述語が関与すると
いうことであるけども)心理述語云々は二の次ということだと思うにゃ。
そこでたとえば心理述語でない使役文でも
5) [ 自分の失敗が ]太郎を猛勉強させた。
「太郎」はcauseeであると同時に、「自分の失敗」を認識している主体としての
experiencerかにゃ、と。

おっと会議に遅刻にゃーんw


199 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/19 20:36
>198
確かにいろんな要因がからみそうデスネー
ニヨッテ受け身が移動を含む構造、ニ受け身がコントロール構造
という他にニヨッテの生起に共起制限がかかるのは、翻訳に必要に
なって採用された、とかなんとか、っていう事情があるからなの
かもデスネ。
「にとって」もちょっと複雑な事情をかかえてそうデスネ。
 そこの内部資料が出回っていることがA国にとって衝撃の事実
 だった(とは!)
が基本語順/基本階層構造なのか、
 A国にとってそこの内部資料が出回っていることが衝撃の事実
 だった(とは!)
が基本なのか、それに「にとって」はadjunctぽいのに、しかも
「〜にとって衝撃/明白」って関係のはずなのに離れて、「事実」に
かかっているような感じですし。まるで「事実」を介し、さらに
「だった」を経由してΘ役割を「DPにとって」に与えているよう
でもあるし。しきり直しなのかナー
 それはそうと、心理述語でないにしても、experiencerという
Θ役割が束縛関係で決定的になるのって、カオモジせんせにとって
はいやなストーリーじゃないデスカ?いや、それが階層構造で
決まっているもので、"experiencer"というのが単なるmnemonicな
ラベル、とすれば問題ナイカ・・・
 ただ、「psych v.というものはなく、factive v.のひとつにすぎない」
というのは楽な道ではなく、逆に「factive v.にはpsych v.ぽいのは
いっぱいある」っていうのは示しやすそうデスネ。ちょと面白く
なさそうですケド・・・

それはそうと、ブレラたん、がばい"〜ん"!すみません、ひとりごとですう

200 :(´∀`):04/02/20 02:00
上で俺が想定していたのは
[ A国iにとって ] [ 衝撃の/明白な事実 ] であった。
で、
[ A国iにとって 衝撃の/明白な ][事実 ]であった。
は念頭になかったにゃん。後者だと心理述語っぽいにゃー。

>experiencerというΘ役割が束縛関係で決定的になるのって、カオモジせんせにとって
>はいやなストーリーじゃないデスカ?
(´・ω・‘)ショボーン
ま、一つはexperiencer解釈は必要条件の一つであって、c-com等の構造条件を無用にするもんではないにゃろ、
ってのと、あとはbackward bindingをはじめcoargumentの関係にないような先行詞・照応語関係については
どのみちいろいろ言わなければならないのでexperiencerもその一つかというのもあるにゃ。
あと、Aradも言ってるようにexperiencerってのはあらかじめ指定されているθ-roleではなく、VP全体の構造
にゃり統語環境から決定される項解釈にゃから、少なくとも語彙的アプローチを支持することにはならないにゃ。

>「psych v.というものはなく、factive v.のひとつにすぎない」
これはちょっと違うかもにゃ。前半は、psych Vの特性と思われていたものが、それ以外の
動詞にも見られるのでpsych Vが特別なクラスをなすと考えるべきではない、ちょうど構文一般が
が生成的には存在しないのと同じ意味で、心理動詞構文なるものを認める必要もない、といった
あたりにゃし、後半については、類似点があるとゆー程度で、どっちかが他方のサブセットに
なってると言いたかったわけではないのにゃん。

こさかなしゃんのベレ太はブリガーディア型の強化スライドを載っけたタイプのはずにゃけど、
俺はオリジナルのスタイリッシュなヤツのほうがえーかにゃ、やっぱり。
同じ○イで、「バイオハザード」のサムライエッジってのも出ていて、こいつはグリップを延長して
そのままマガジンウェルとしての機能を持たせているにゃ。ちょっとexaptationぽいにゃ、にゃはは。

BB弾なくなったらマルムシ丸めて、これがホントの生物兵器w


201 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/20 02:46
>BB弾なくなったらマルムシ丸めて、これがホントの生物兵器w
ひでー話だ。。。

202 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/20 04:45
カオモジせんせ、キリ番げと、おめでとござマス!
>BBなくなったら
ええ話や。。。

203 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/20 07:17
>>「psych v.というものはなく、factive v.のひとつにすぎない」
>これはちょっと違うかもにゃ。(中略)後半については、類似点があるとゆー程度で、
>どっちかが他方のサブセットになってると言いたかったわけではないのにゃん。
にゃるほどー、デス。というか私も、戦略的にp.v.とf.v.のクラス間の包含関係を調べることで、
そこに共通する何らかの特性(例えば[+factive]とか[+mental state]とか)が取り出されれば
いいのかな、と思ってマシタが、ちょっと戦略ミスかも、デス。

>Aradも言ってるようにexperiencerってのはあらかじめ指定されているθ-roleではなく、
>VP全体の構造にゃり統語環境から決定される項解釈
上であげてらした、causativeのschemeで、causeeがexpになる(p.v.でない場合で)という
のの重要性が増して来そうデスネ。一番やりたくないのは、JackendoffのAction Tierで
[REACT(,[X])]の位置にある要素がThematic Tierの項をargument bindしていて、Xの位置が
統語構造の項にlinkされる、とかなんとかするような方向デスネ(Conceptual Semanticsやってる
方、ゴメンナサイ)

「のこと」についてもちょっと書きたいデスガ、のちほど。
nameのdenotationを、nameを含む集合のintersectionとし、それがsingletonである場合と
することができるわけですが、これと、nameを含む集合の集合族とは同じdenotationと
見なせる、というような部分がTK&Sにあったような気がしますが、ちょと気になりマス。

204 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/20 19:19
はっ!意味論スレで、束縛を意味論で扱うのなんてイヤ!って
いってたカモ・・・
いや、束縛はΘ階層で決まるのデス!本心じゃないけど・・・

205 :(´∀`):04/02/21 02:15
をっとっと、生物兵器でキリ番げとしてますたw

「Θ階層」ってのは意味的なものではなくてあくまで統語的なもの




と撃ってみるけどにゃ


206 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/21 05:09
>>205のような立場だと、
DowtyのProtoAとProtoPも統語的なものと見ることになりますか?
それ(ProtoAとProtoP)よりもfine-grainedなtheta roleが統語的と
言うことはProtoAとProtoPも統語的なものと言うことになりそうですが。
Dowtyの構想ではentailment-basedということでかなり意味論的な側面が
強いような印象を持ちますけど。まだ議論が多いんでしょうが、最近だと、
theta roleの付与はどういう基準でされるという考え方が主流なんでしょう?

207 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/21 05:32
>205
をっとっと、そうですたw 
このあたり、意味論スレROMってる方にも時間が
あったら意見をうかがってみたいデスネ。

ところでやっと時間ができて取説をよんでいるのデスが、
「ブリガーディア・スライド」というのをようやくみつけますた。
まだ意味がわからないですが・・・撃鉄もずっと起こしたまんま
だったんですが、ようやく昨日戻すことができマシタ。
ブレラたん・・・

208 :(´∀`):04/02/21 06:24
>>206
主流かどーか分かんないけどもにゃ、Hale & Keyser 方式のconfigurationalなθ-markingのことを念頭においてるにゃ。
もちろんanti-lexicalismも連動するのにゃが。例えば
John kissed Mary.
のvP構造が
[vP John v [ V Mary ]]
とするにゃん。John = A, Mary = Pってのは、これらがこの構造、この階層関係にあることから得られる解釈なのであって、
あらかじめJohn = Aと決まっているからJohnがSpec,vPにmergeされているわけではにゃい、てな感じにゃ。
つまり、動詞kissの項構造として(A,P)があり、Aが外項であり、linkingによってAはSpec,vPに生成される、ってなあたりを
全部破棄、もしくは結果論的に導出することになるにゃ。
thematic hierarchyとかUTAHとかも、こーいった統語構造に対する解釈原理として見直すわけにゃ。

もっと一般的には、生成でいうLFはあくまで統語構造にゃからLFでrelevantになってくるような意味解釈の問題(θ-roleに
言及するBinding conditionがLFで働くとして)は広義の意味論ではなくてやはりsyntaxの領分、ということも言いたかった
わけにゃ、>>205はにゃ。

>entailment-basedということでかなり意味論的な側面が強い
このあたりのネタフリおながいしまそ。

209 :(´∀`):04/02/21 06:25
>>207
解説しようw
ベレッタ92SB/92Fシリーズのスライドは、よく知られているように上部をザックリ抉り取り、
チャンバー〜バレルを剥き出しにした洗練されたデザインをしており、それがこのモデルの
最大の魅力でもあるわけにゃが、そのため特にスライド中央部の厚みが不足し、破損事故が起きやすい
ことも有名にゃ。ちなみに破損したスライドが飛散するのを防止するため92Fのハンマーピンを大型化
したのが92FSだにゃ。
ブリガーディア(ブリガデールとも)は、この弱点を克服するためスライド中央部に厚みを持たせ、
さらに後方に加えて前方にもセレーションを設けた新型スライドであり、92Gエリートシリーズに
登載されているのにゃー。

>撃鉄もずっと起こしたまんまだったんですが、ようやく昨日戻すことができマシタ
をいをい(^^;


210 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/21 16:22
>>206さん
しらずに207を書いてしまって、大変すまそデス。
ところで、言及してらしたDowtyの論文は、読まなきゃ、読まなきゃ、
と思いつつ、読まずじまいでいままできています。で、知らずに
おっしゃってたentailmentの話をすると、Davidsonがeを導入するとき、
そこにどんないいことがあるか、という話で、副詞類を自由にとりさっても
いい、というのを妥当な推論になぞらえたのではなかったでしょうか。
例えば
 ∃x(P(x)∧Q(x)) |- ∃x(P(x))
というconjunctive syllogismと同じものとして
 ∃e(john_ate_a banana(e)∧in_the_zoo(e))
 |- ∃e(john_ate_a banana(e))
を考えていたかと思いますが、Dowtyの議論はこれと関係が
ありますか?
以前
 ∃e(Ag(john,e)∧Th(banana,e)∧EAT(e))
みたいな表示を「すかーん!」といったことがあるのですが
(K-Rodしゃんが同意してくれたの、うれしかったッスよー)
その理由が、上で述べたことと関係があったのです。
(思いこみなのですが)
もし説明していただけるとありがたいのですが・・・

211 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/21 18:55
>209
押忍!カオモジせんせ、ご指導ありがとうございマス!
ブリガーディアの有無、写真で確認したあと、店にもいって
確認しますた!
ところで、BerettaM1934って、シンプルで究極の美、って感じ
デスネ(ふう もちろん、うちのブレラたんも美しいデスケド。
それと今日、New Ingram M11を見にいったのデスが、
店員のあんちゃんに、「なにかお探しれすか?」といわれたので
「イングラム、ってありマス?」っていったら、「イングラムにも
色々あるから、それだけ言われてもねえ」とイヤな顔をされ、
さらに、「時々、ベレッタくれ、とかって客くるけど、こまん
だおね」といわれ、「それって、俺のことじゃん」と心の中で
泣いていたのでありマシタ。ウワーン、もう来ねーヨ!
または、もっと勉強してから来るよ!

すれ違い、すまそデス。

212 :(´∀`):04/02/22 00:28
そのDowtyのペーパーってのはどのことにゃん?
entailmentってことでいうと、downward/upwardの区別も必要かもにゃ?
Nobody ate a banana in the zoo.  ー/→ Nobody ate a banana.


もはや確信犯的にスレ違いカキコを続けるわけにゃがw
1934はWA(ウェスタン・アームズ)がモデルうpしてるにゃ。俺のイメージだと
1934とかWalther PPK/Sとかの小型銃はキレーなおねーちゃんに持たせたいにゃw
イングラムはマルゼンとKSCがうpしてるはずにゃ。
ところでモデルガンやガスガンはショップによって割引率がいろいろなんで、よく選んだ
ほうがいいにゃ。定価売りとか1割引とかのふざけた店は絶対スルーにゃ。
>「時々、ベレッタくれ、とかって客くるけど、こまんだおね」
「コマンダーじゃなくてベレッタだ、ゴルア」と言い返さないとダメにゃんw


213 :206:04/02/22 01:12
私も随分前の記憶なので、詳しいことは覚えてないんですが、
Dowty (1990, 1991?)は(顔文字せんせの嫌いな)リンキングをどうするか
という話ですよね。semantic entailmentに関してはこさかなせんせの
>>210の発想と同じでlogical consequenceに基づくオーソドックスな
ものだと思います。ProtoPやProtoAと似たようなbinary な
coarse rolesを立てている人たちと言えば、Foley and Van Valin (1984)の
RRGがありますが、確か、Dowtyのとは違って、それほど意味論的に
厳密な立場ではなかったと思います(=必ずしも厳密なsemantic
entailmentに基づいての割り当てではない)。もう一つの違いは、
Dowtyのは名前(Proto)が示す通り、nondiscreteなカテゴリーという
ことになるんじゃないでしょうか。
フォローお願いします、エロくなくていいので、詳しい方。

214 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/22 06:24
>206さん
ありがとうございました。では、私の方ではreferenceをあげときますね:
 David Dowty 1991 Thematic proto-roles and argument selection,
Lg67, 547-619.
しかし、おっしゃる通りのentailmentがDowtyの中で重要な役割を果たしているとなると、カオモジせんせおっしゃってたupwardかdownardも大事になり、また、意地悪く考えれば、述語を無くしてもいいわけです。
こいうことを考えると、ホントにだいじょぶ?って思います。項と述語にもe項をもたせたconjunctionにする、というのはDavidsonではなくCastaneda1967に帰せられるようで、Davidsonとしては必ずしも「よく発展させてくれた」みたいなものではない、ようです。
しかし副詞類を減らすことについてはDavidsonがもとなわけで、議論がそれを本質的にひきついでいるとすると、それは付加詞の任意性とは関係ないことのような気がしますし、項ならなおさらなんですが。
もし可能なら、哲学者のこの議論に関する評価を聞いてみたいところです。

>212
店員のあんちゃんの話では、その二社は互いに生産時期が重ならない
ようにしてる、って話でしたけど、ほんとデスカ?
「1934はきれいなおねーちゃんに」ははげどーデス!ってゆうか、
やはりイタリア、デザインがいい。プラダのよこにベレッタが店を
出しててもいいくらいデスネw

215 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/23 05:39
前スレで議論されたことがあるDavidson'On Saying That'を読んで
見ようと思いマス。補文の真理値のことについて何か書いてあるかなー
前の議論の印象だと、自然言語の埋め込みを含む表現をFOLで扱う、
というのかなー、と思いましたが、前提との関係はどうなんだろう?

216 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/23 09:49
私がDavidson'On Saying That'を知ったのはPartee (1973;
'The syntax and sematnics of quotation')なんですが、
quotationではde dicto、indirect speechではde re/de dictoがambiguous
という指摘だったと思います。こさかなせんせも前提とde dictoとの関連に
興味を持たれていたと思いますが、このあたりをうまく説明してある
本というのはあるんでしょうか?
Davidson読まれた感想よかったら教えてください。
>>215
FOLはなんの略でしたでしょうか?

217 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/23 12:41
216さん、レスありがとうございます。通勤の電車の中で'On Saying Taht'を少し
読んでみましたが、でごわそうです。なにより、やはり私が苦手な真理理論のところで
つまづいてます。なんとかがんばって読んでみますが・・・
その論文が収められている論集はちょっと便利で、Tarskiの真理理論の有名な論文も
収められているので、一緒に読んでみようと思います。
(Quineの'Two dogmas of empiricism'も収められているという、哲学畑でない人間には
とても助かる本です:Martinich(ed.) The Philosophy of Language, 4th edition, Oxford.)
それから、'FOL'は'First-Order Language'の略ですたー

218 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/24 02:11
下がり過ぎなので唐揚げさせていただきます。

219 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/24 03:23
デイヴィッドソン、読みましたが、よくわかりませんデスタ…というか、デイヴィッドソンの論文は見た目の読み易さとうらはらに、なんか難しい。とはいうものの、すごく刺激的でした。
前スレでの議論を読んで変な思いこみしてたかもしれない。すまそですた。単にFOLで扱おうとしている試みだけではなく、「ラジカル・インタープリテーション」と深く結びついてるようですね。
 理解を深めるためにはもう何度か読まなきゃいけないと思うのですが、頭に残っていることを。
・'that'を指示子として扱う
 これがポイントの一つだと思いますが、なら「と言うこと」について、という和訳は誤訳ではなかろうか(この論文では、同一言語内での場合を含む「翻訳」についてもふれられている。クワインのホーリズムと近い考え方?)
訳をあえてするなら、「そういうことを言うこと」について、とかのほうが良さそうな気がしますた。
・indirect discourseのcontent sentenceの扱い
 指示子として扱うということで、これまで'say that'を発言者と発言内容の関係とする、とする説があったのに対して、個体と個体の関係とする点が大きく違っているよう。これによって一つはcontent sentenceも個体として扱う、ちうことで「おっさん、
こういうのすきなのね」って感じ。
しかしこれは命題態度につきまとう問題を解決するように見えて、実はトリビヤライズしてしまっているだけではないか、という風にも思えました。
問題が起きているように見えたのは文が埋め込まれた位置にあるからではなく、thatと照応関係にある文の特殊性によるのだと。
このへんは次とあわせて、ここでの議論とも関係しそうです。
・'same-sayer'
ちょっと、びびっ、ときました。'Galireo said that the earth moves'.
という文が酷使されるのですが、'the earth moves'がガリレオと話者を'same-sayer'にするというのです。まだよくわかりませんがおもしろい。このあたり、叙実動詞の補文と前提の問題にも当然からみそう。

 くわしい方がいらしたら修正きぼんデス。

220 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/24 03:46
カオモジせんせ
ご推察のとおりイングラムですた。師匠のせいで悪いあそびを知ってしまったノデス…w(BGM「禁止された遊び」by渡辺香津美)
しばらくはブレラたんとM11を手に馴染むまでめでたいとおもいます。
そんなに打ちまくるわけではないので、弾装を時々手で暖めたらもんだいないようッス。べれ太にもオートがあるんですネ…メモメモ。
そういえば雑誌Gunで、師匠がねーちゃんに持たしたらよかるめり、としたPPKに関連して、それを継承したというチェコの拳銃のことが書いてありましたよね。
ワタクチは小さい頃から左目がほとんど見えなくて、空手をしてた頃
突きが左に流れ気味で、鏡を見て補正値を体に叩き込む必要があったのですが、今回も同じことがあったので、「とびどぐは延長された手だのー」と武術家甲野先生のことばを思い出したノデス。

221 :(´∀`):04/02/24 04:12
>弾装を時々手で暖めたらもんだいないようッス。
俺は危険と知りつつヒーターで暖めてるけどにゃ、時々パワー出過ぎて怖いにゃんw
>べれ太にもオートがあるんですネ…メモメモ。
ホンモノの93Rはセミオートと3点バースト(引き金一回ひく度に3発ずつ発射)だけど、KSCが
ガスガン化した93Rはフルオート機能もついているのにゃ。ちなみに映画「ロボコップ」でロボが
使ってたのは93Rをベースにした「オート9」にゃ。
>ワタクチは小さい頃から左目がほとんど見えなくて、
それはいろいろ苦労されたことにゃろ。こさかなしゃん、偉いにゃ(尊敬の眼差し……
>「とびどぐは延長された手だのー」
思わずドーキンズの「延長された表現型」思い出したにゃが、映画「リベリオン」では「ガンカタ」なる
拳銃と空手を組み合わせた格闘術が出てくるにゃ。両手に銃持ったまま組み手とかやるのにゃが、これが
めちゃくちゃカッコいいDEATH(w

駄レスのみにてsage


222 :こさかな:04/02/25 12:03
職場から書き込めなくなてしまいマシタ…
それと昨日は接待で夜中までアルコール付けで、意味論的なはってん何もなし。もっと悲しいのはブレラたんとイングラたんに触れなかったこと…
(かわりに女性の手を握ってた)
情報量なしですまそDEATH

追伸:「ガンカタ」、みたいー
追追伸:ちょっと自分の左目のことを書きましたが、ものごころついた頃からずっとそうなので、両目が見えるということがどういうことなのか、免許更新のたびに視野検査させられるうざさと立体的に見えるという映画とか何とかグラムとかがわからなかったこち
こと(金水先生が照応に関する安定した容認性判断ができるように
なったことをそれになぞらえてましたが、ありゃーわかりませんでした)ぐらいで、あとはわかりません。
知らないということは不便も感じない訳で、空手の試合でも距離観はちゃんととれてマシタ。
生き物ってありもので何とかやりくりするもんデスネ。ま、もともと身体というものはusableではないんだろー、と。
ワタクシはELPとの出逢いで音楽の「意味論」をいろいろ考えが広がったし、銃との出逢いは身体論を考える幅がでそうですし、カオモジせんせ、尊敬!デス。今はなきガチンコクラブ会則その3(?)に違反かもデスガw

223 :(´∀`):04/02/25 19:19
>(かわりに女性の手を握ってた)
にゃんだか楽しそうな職場ですにゃ〜w

>照応に関する安定した容認性判断ができるようになったことをそれになぞらえてました
じーっと見つめていると突然、全然違う絵が見えるようになり、またいったんそれが見えると簡単には
消えない、という感じを言おうとしたんかにゃ。しかしあれも初心者向けの手引きとゆーか、こーゆー
風に見るようにすれば見えやすいというコツがあるから、ま、例文判断をnegativeに皮肉ったのかも
知れにゃい。。。

>銃との出逢いは身体論を考える幅
手と銃を一体にし、ちょうどターゲットを指さすような感覚で銃の狙いをつけるようにするとよい、
なんてことも言うけどにゃ。

224 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/26 07:54
こさかな、セクハラ疑惑!

225 :こさかな:04/02/26 08:20
訂正
「手を握って」>「手を握られて」
私がセクハラされてマシタw

226 :(´∀`):04/02/26 10:08
握られてたのは真ん中の足、に9mmルガー弾1コw

227 :ゝ`; )つ〜〜く :04/02/26 12:48
(動揺)

228 :(´∀`):04/02/27 04:06
「のこと」について、ちょっと付け足し。
1) 俺はジミー・ペイジが好きだ。
2) 俺はジミー・ペイジのことが好きだ。
俺の感覚だと(2)はJPと個人的に知り合いであるような状況が自然なんにゃけど、一方、
3) 俺はジミー・ペイジを知っている。
4) 俺はジミー・ペイジのことを知っている。
では、個人的に知り合いなのは(3)のほうにゃ。「のこと」の属性読みについて、こういった
逆転(?)が起きるのは、なんでかにゃ? てか、この判断あってるにゃ?


229 :坊や:04/02/27 05:15
>228
私も似たような判断です。

で、本題ですが、論文送ったのは私ではないですよ。


230 :(´∀`):04/02/27 05:42
失礼しますた〜 >坊やしゃんと送ってくれた人

231 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/27 07:08
カオモジせんせ>228,坊やしゃん >229
ワタクシも同じ判断デス。なんでデショ?談話管理理論が扱う現象には他に「って(というのは)」がありマスガ、これでも対応する違いはでるデショウカ?
1) 俺はジミー・ペイジが好きだ(再掲)
5) 俺、ジミー・ペイジって、好きだ
この場合、5も個人的には知らない、って感じデス。でも、
6) ジミー・ペイジはどこにいるの?
7) ジミー・ペイジって、どこにるの?
では、6より7の方がジミー・ペイジのことをよく知らない感じがしますが、この判断、あってますか?
「関係の近さ」とでもいったらいいか、そんなスケールがあるとしたら
 Xのこと>X(bare form)>Xって
って一応序列がつけられそうですが、しかし逆転(?)現象が起こるのはなんでかわかりませんケド、面白いデスネ。

232 :(´∀`):04/02/27 08:51
研究室から書き込み。今朝は異常な早朝出勤、てかこれからしばらく一年で一番くだらない
雑用に拘束される罠ゃ。
「って(というのは)」、よく似たのに「という人(もの)」もあるけど、これは話し手にとって
同定可能性がないことの(広い意味での不定)マーカーだろうにゃ。だから
>6より7の方がジミー・ペイジのことをよく知らない感じがします
そうだと思うにゃ。その一方で「お前っていい奴だな」ってのもあるしにゃ。
にゃんか、花子 vs JPみたいな、一般の身近の人か著名人かでふるまいに差がでるのかも
知れんけどにゃ。
をっと、集合時間にゃ。


233 :ゝ^ )つ〜〜く :04/02/27 12:47
乙デス。

234 :A-Rod:04/02/27 17:01
ジミー・ペイジ文の判断同じでつ。
やぱ、iconicityって関係ないやろーって感じがしますニャ。

さっそく第5志望くらいの大学院から撃沈お知らせの手紙がきますた・・(´・ω・`)
このまま全滅するのかにゃ?正直、最近、言語学手につかんにゃ。

235 :A-Rod:04/02/27 17:04
   _, ._
  ( ゚ Д゚)   イッテキマツ
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ ◎゚)   ズズ…
  ( ゙ノ ヾ
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   …………
  ( つ旦O
  と_)_)

    _, ._
  ( ゚ Д゚)   ガシャ
  ( つ O. __
  と_)_) (__()、;.o:。
          ゚*・:.。

      _ _  ξ
    (´   `ヽ、     __
  ⊂,_と(    )⊃  (__()、;.o:。
                  ゚*・:.。


236 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/27 21:33
>やぱ、iconicityって関係ないやろーって感じがしますニャ。

もちっと解説してもらえます?
iconicityから何が予測されてそれにどういうふうに反するデータだと
判断されたんですか?

iconicityが絶対的な原理でないのは分かっていて、複数というのは
単数より概念的に増えるわけで、言語の方も複数形は単数形より要素が
「多くなる」ことで表されるパターンが多いわけですが(dog>dogs,
先生>先生方)、datum > dataのような例もあります。最後の例は
考え方次第でしょうが。

237 :A-Rod:04/02/28 00:58
>>236
iconicityの定義次第かと思われますにゃが、使われる単語の多さ=単語数の物理的距離と
精神的距離なるもののよく言われるやつを念頭においてますたにゃが。例えば、
I found that Tom kind.
I found Tom kind.
で上が間接的な経験からTomが親切だと分かったケース、下が直接的な経験からTomが親切だと
思ったというケースってやつにゃ。
「こと」の日本語の場合にゃと、3)4)がこの予測に合うケース、1),2)が予測に反するケースっていう
単純な観察にゃん。

238 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/28 01:56
すぐに認知での概念が頭をよぎる辺り、A-ROd氏は認知をかなり読んでますな。
日本のNewmeyerみたい。(w

おっしゃる通りiconicityという概念の定義次第というか、考えようにも
よると思います。しかし大きく言語構造を考えるとiconicityというのは
なるほどある程度あたっているような気がしますが、
認知スレ向きなので。さげ

239 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/28 03:08
A-Rodしゃん、元気出すのにゃ・・・

今日は敬愛する言語学者にお酒のお供をさせていただいてたら、おふたかたの哲学者にお会いして、「質問してもいいですか?」とおたずねしたところ、「どうぞ」と快くお答いただいたので、Davidsonのことを尋ねますた。丁寧にお答いただいたのですが、酔っぱらってて
おぼえてない・・・

240 :_| ̄|○ :04/02/28 04:07
>>236-238
最近はHaspelmathなんかが、iconicityの見直しをしてます。
彼によると今まで提案されていたiconicityのなかで、
正しいのはtemporal iconicityだけだそうです。
生成の人間ばかりでなくともiconicityに
ちょっと胡散臭さを感じている人はいるみたいです。

認知スレの方にp-strandingの話を名無しで書き込んだんですが、
(顔文字先生と議論するだけの知識を持ち合わせていないので
名無しで書き込んでしまいました。ゴメンナサイ。)
まったく話が違うほうにいってしまいちょっと書き込みにくい雰囲気です。

241 :_| ̄|○ :04/02/28 04:09
>>236
単複の話はiconicityじゃなくてmarkednessで説明されることが普通じゃないかなと思います。

242 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/02/28 06:13
>>240
>最近はHaspelmathなんかが、iconicityの見直しをしてます。

reference教えてもらえますか?

>単複の話はiconicityじゃなくてmarkednessで説明されることが普通じゃないかなと思います。

markednessで「説明」される、とは?よかったらもうちょっと
教えてもらえます?認知の人たちの言う、いわゆる「動機付け」
としては、iconicityが原理として背後にあるということになるのでは?

スレ違いの気がするが・・・

243 :_| ̄|○ :04/02/28 06:24
彼のホームページのdownlodable papersの中に
"Against iconicity and markedness"というのがある。
handoutなんだけど…
markednessの話もよくまとまっていると思うので、
そちらを見たほうがわかりやすいと思います。

ttp://email.eva.mpg.de/%7Ehaspelmt/

244 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/28 15:10
くずおれしゃん、こんにちはデス。
読んだことはないのですが、Haspelmathはindefiniteについてのタイポロジーの本を書いてる、と聞いたことがありますけど、その本もiconicityを分析装置として採用しているのでしょうか。よかったらご教示ください。
冠詞をもつ言語でも、indefinitenessは無標形で表現される場合(例えばdanish,islandicとかがあるようですが。ここで議論されている「のこと」の場合には、ある場合、indefiniteness
を担っているようでもありますが、A-Rodしゃんが指摘しているようにそれでは尽くされない場合もあるわけで。類型論とiconicityということを絡めるとどうなるのかな、と思って。よろしくデス。

245 :A-Rod:04/02/29 00:09
>>242, _| ̄|○しゃん、スレ違いとおっしゃらず、こっちでやりませう。
認知スレを今、覗いてみたけど、あっこは少なくとも今の所は真性バァカ
しかいないようですしニャ。
このスレってromの中にも優秀な人たちがけっこういるので、生産的な議論になる
可能性も高いしにゃ。

とりあえず、今日はこれにて!

246 :(´∀`):04/02/29 01:01
をっと、くずおれしゃん、こんなとこにいたんかにゃ。
俺も認知スレちょこちょこ顔出してるにゃが、さすがの俺もあそこのアフォさ加減にはつきあいきれんにゃ。
別に意味論スレで認知のハナシを聞かせてもらっても差し障りないと思うので、こっちで中身のある
議論をお願いしたいもんにゃ。


247 :_| ̄|○ :04/02/29 05:10
>>244
indefinite pronoun の本のことでしょうか?↓

Haspelmath, Martin (1997)
Indefinite pronouns.
Oxford: Oxford University Press

多分きちんと最後までは読んでいないと思うのですが、
記憶では、40-50ぐらいの言語を調べて、
indefinite pronounが持つ機能を10ぐらい指摘して、
それをsemantic mapの形にしていたと思います。
(semantic mapってのは流行かもしれませんね)

〉冠詞をもつ言語でも、indefinitenessは無標形で表現される場合
〉(例えばdanish,islandicとかがあるようですが

icelandicは確か定冠詞(というか名詞の定形)はあるけど、
不定冠詞がないんですよね。
danishは不定冠詞があったと思うんですが、違いますかね。
不確かな知識なのでスイマセン。

248 :_| ̄|○ :04/02/29 05:30
>>246
向こうのスレで「認知的制約が…」とぬるい書き込みを
名無しでしたのは_| ̄|○ です。スイマセン。
(顔文字先生がおっしゃったように、OTを意識して書き込みました、
昨年の秋にOT-syntaxの授業を受けたので…)

僕はλが出てくるたびに、漢字の「入」を思い出してしまうような、
formal semanticsダメダメ人間なので、
このスレでの書き込みはちょっと厳しいかなと

249 :ゝ^ )つ〜〜く:04/02/29 09:14
くずおれしゃん>>247
レスありがとデス。Indefinite Pronounでしたか。ちょっと
勘違いしてマシタ・・・
意味論スレは決して形式意味論に限った話でなくともいいと
おもいますヨ。気が向いたらカキコをおながいします。

250 :ゝ^ )つ〜〜く :04/03/02 07:50
外堀埋め議論その一。
I.「知っている」は項として「人」(a)と「命題」(b)をとる
 a-1. 太郎はジミー・ペイジを知っている
 a-2. 太郎はジミー・ペイジのことを知っている
 b. 太郎は、ジミー・ペイジがやたらとストラップを長くしていることを知っている
(個人的知り合いなのはa-1のほう>>228
II. 日本語では、コピュラが関係節で「の」になることがある
 こさかなが今日の宴会の幹事だ → 今日の宴会の幹事のこさかなデス
IとIIから出てくる可能性:a-2は述部がコピュラの関係節
 a-2'. 太郎は[[e] ジミー・ペイジの]ことを知っている([e]=ジミー・ペイジ)
 ここでstipulation(すごく変な)
 [e]=「こういう人」の意味のempty category、つまりa-2は
 a-2". 太郎は[こういう人がジミー・ペイジである]ことを知っている
 しかし、日本語で「[e]=「こういう人」」とすべき他の場合がない。
 かなりad hocで、かつ立証責任はこのような仮説をたてる側にあるが、
 立証する証拠は解釈のみ。

外堀埋め議論その二。
 「こと」は何をさすかはっきりしないが、実質名詞である場合がある;
 c-1. 私たちの{こと/関係/失敗etc.}、まだ誰にもばれてないよね?
 それでもなお、省略できる場合がある;
 c-2.?私たち、まだ誰にもばれてないよね?(c-1と同じ解釈で)
 また、人名で関連事項(著作、など)を指示する場合がある
 d-1. ペイジ&プラントの曲を久しぶりに聴いた
 d-2. ペイジ&プラントを久しぶりに聴いた
 なんだかわからないが、ある一定の意味で、「こと」「曲」などをとったほうが「近い」
 感じがある。
 しかし、a-1の場合には、「曲」などを意味しているわけではない。よって、ここでの
 話とは関係なし。

またツマラヌものをかいてシマッタ・・・ちょっとお休みしマス。

251 :坊や:04/03/02 08:40
>250 (なんてお呼びすればいいんでしょうか?)
>I.「知っている」は項として「人」(a)と「命題」(b)をとる
上の例に限っては命題ではなくて主題(Theme)と考えた方が適切ではない
ですかね?命題でも名詞句として具現されると考える可能性もあるかもし
れないですけど。(cf. Grimshaw's (1979?) concealed question;
e.g. Do you know the time? / Do you know what time it is?)

252 :ゝ^ )つ〜〜く :04/03/02 09:25
坊やしゃん>251
「こさかな」デス。昔、カオモジせんせに「どうもキャラがかぶるのにゃ」と言われるという
光栄に浴した(?)ことがありマス。
>上の例に限っては命題ではなくて主題(Theme)と考えた方が適切ではないですかね?
これは「こと」を「事実」に置き換えられる、ということを念頭において、ということでしょうか。
だとしたら、そうかもしれないっすね。
>命題でも名詞句として具現されると考える可能性もあるかもし
>れないですけど。(cf. Grimshaw's (1979?) concealed question
にゃるほどー いうなれば'concealed assertive'でしょうか?

253 :坊や:04/03/02 10:27
考えがまとまっていないのですが、そのまま書きます。

1) 俺はジミー・ペイジが好きだ。
2) 俺はジミー・ペイジのことが好きだ。
3) 俺はジミー・ペイジを知っている。
4) 俺はジミー・ペイジのことを知っている。

上の文に関して>>228の判断に同意したわけですが、「ジミー・ペイジ」
だとジミー・ペイジ本人もしくは彼の作品を指すことができることが判断
に影響していませんかね?「ジミー・ペイジのこと」で彼の作品を指すの
は私の判断では駄目なのですが、(2)で個人的に知り合いである状況が自
然に感じられるのは「作品読み」ができないことと関係しているように思
います。

あと、コンテクスト次第で(3)、(4)どちらも「知り合い」の読みができる
のでは?たとえば、「誰がどの人と知り合いか」について語っている場合
(そのままですが・・・)、(3)でも(4)でも自然に響きませんか?この点
で語用論的な側面も考える必要があるのではないでしょうか?「のこと」
の分布自体、意味的にかなり制限されているとは思いますが。

254 :ゝ^ )つ〜〜く :04/03/02 12:17
坊やしゃん
>(2)で個人的に知り合いである状況が自然に感じられるのは「作品読み」ができないことと
>関係しているように思います。
これは興味深い指摘だと思いまふ。「作品読み」がblockされる場合に許される唯一の読みが、
「作品読み」も許すような多義的な関連構造に比較した場合、その唯一の読みというのが
際立つ、ということですね。

>「のこと」の分布自体、意味的にかなり制限されているとは思いますが。
前に出て来たintentional context以外にも考えてみる必要がありそうでふね。
まず、真っ先に考えつく(で一番つまんない)記述は、「こと」に同音の二つの異語が
ある、とするもの。factiveの補部にくるものは「事実」と置き換え可能な、「こと1」、
内包文脈にあらわれるのが「こと2」とか。一応、最初の作戦としてはこう攻めて行くと、
以外に「こと1」(factive)の方の分布、というのを考えていなかったことに気がつきまひた。
ただ、果たして何かわかるでひょうか・・・

休みまふ、と言って、結構書いてひまいまひた。

255 :坊や:04/03/03 08:07
>252
>「こさかな」デス。
こさかなさんでしたか。最近あまり流れをフォローしてないのでわかりません
でした。失礼しました。

> これは「こと」を「事実」に置き換えられる、ということを念頭において、
> ということでしょうか。だとしたら、そうかもしれないっすね。
命題をとるものは主題もとれると思うのですが、こさかなさんが上に挙げられ
た「ジミー・ペイジ」は主題とした方が適切かなと思ったもので。

> にゃるほどー いうなれば'concealed assertive'でしょうか?
「ジミー・ペイジ」には当てはまらないと思いますが、命題が名詞句として
具現される可能性に言えば、少し話しがずれるかもしれませんが、Davidson
がevent argumentを提案した根拠としてeventが項として働く(項である'it'
でeventを指すことができる)ということを挙げていたと思います。


256 :坊や:04/03/03 08:11
>254
> 前に出て来たintentional context以外にも考えてみる必要がありそうでふね。
> まず、真っ先に考えつく(で一番つまんない)記述は、「こと」に同音の二つの異語が
> ある、とするもの。factiveの補部にくるものは「事実」と置き換え可能な、「こと1」、
> 内包文脈にあらわれるのが「こと2」とか。一応、最初の作戦としてはこう攻めて行くと、
> 以外に「こと1」(factive)の方の分布、というのを考えていなかったことに気がつきまひた。
> ただ、果たして何かわかるでひょうか・・・
確かに「こと」にもいくつか種類がある可能性があるかもしれません(Homophony
は望ましくないのですが)。が、もし「こと1」、「こと2」のように記述上分類
できる場合はその違いを「こと」以外の要因(現れる環境等)に還元したくなりま
せんか?

「意味的にかなり制限されている」ということですが、私が念頭においていたのは
「(人名)のこと」というのは[+animate](DowtyのProto-agent propertyの一つで
あるsentient being)でなくてもよいCauseとかThemeの位置にしか出てこれないと
いう何でもないことです。

257 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/03 10:47
坊やしゃん、レスありがとうございます。
お答えしたいのですが、ちょっとバタついているもので、少々遅れます。
すみません。
他の方に議論をすすめていただいていても勿論構いませんので、よろしくデス。

258 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/04 19:25
坊やしゃん
レスがおそくなってすみません(まだみてらっしゃいますかー)

>255
>「命題」がとれるものは「主題」もとれる
と坊やしゃんがおっしゃるときの「主題」(theme)は、もちろんtheme-rhemeというときのthemeぢゃないですよね。
また、Gruber流のthemeでも、Jackendoffの概念意味論でいうところの、CSでのconfigurationで定義される"thematic role"でもないですよね。
坊やしゃんの意図するところは、「CPが取れるときは常にDPもとれる」ということでしょうか?ちょっと確認です。

259 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/04 19:36
坊やしゃん>256
「こと」に記述上、分類学的に二種が認められるとき、その違いを環境に帰す、に激しく同意です。
ただし、環境を「叙実述語の補部のときはこれこれ」「内包文脈のときはこれこれ」では、ほとんど進展なしですよね。
what we are longing for is a insightful genralizationだー、デスネ。しかし、これがなかなか難しそうデス。ワタクシはもう少し外堀埋め議論をするしかないかなー(洞察貧弱人間なもんで)
坊やしゃん、どうでしょう?

260 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/04 19:49
かおもじ師匠へ近況報告。

ワのべれ太を知ってしまうと、○イのタクティカル・マスターはよくいえば迫力がある、悪く言えば大味で、わびさびに欠けマスネ。
それから、師匠の値段に関するアドバイス、その通りですた!ちゃんと一定額ひいてくれるいい店みつけマスタ。ありがとうございました。
今は、前になんとも感じなかったColt Governmentに魅力を感じつつあり、お店の人にうっかり行ったら、一時間ほど講義をうけるチャンスに恵まれました。
でもいろいろみたいなので、勉強が深まるまで手をだすまい。
それより、最新号の「郡」で知った南部14式に萌えなんですけど、もう足を洗えないところまできているのでしょうか?

もう意味論スレの一部になってますが(勝手にすなー)
すれ違いスマソです。

261 :坊や:04/03/05 02:20
> こさかなさん
> theme
確かにtheme-rhemeのthemeでもありませんし、"Things in motion"等も
考えていません。direct internal argumentが持つtheta-roleに対する
カバータームです。上で述べたことを言い換えると、direct internal
argumentととして現れるものはanimateでなくてもよいので、「○○のこ
と」というのが現れられる、ということです。さらには命題でなくても
よい。

> 「こと」に記述上、分類学的に二種が認められるとき、その違いを環
> 境に帰す、に激しく同意です。ただし、環境を「叙実述語の補部のと
> きはこれこれ」「内包文脈のときはこれこれ」では、ほとんど進展な
> しですよね。
叙実述語の補部であることや内包文脈であることからはフォローしない
違いが「こと」に見られるのなら進展なしだと思いますが、そもそもそ
んな違いが存在しないのなら特別に何か付け加える必要はないと思いま
す。で、そのような違いはあるのでしょうか?

262 :坊や:04/03/05 02:34
自己レス

> direct internal argumentととして現れるものはanimateでなくてもよい
当然、述語にもよります。

> 258
> 「CPが取れるときは常にDPもとれる」
少し話しがそれますが、これは動詞の格付与能力も関係してきますよね。

I asked/*wondered the time.
I asked/wondered what time it is.


263 :(´∀`):04/03/05 05:18
最初ペイジ文考えた時に、有名人と一般人で違いがあることにひっかかってたのにゃが、坊やしゃん指摘
のとおり、作品読みみたいなものに引っぱられているんだろうにゃ。
で、ちょっとハナシずれるにゃが、以前「のこと」と不定性のハナシが出てたと思うにゃ。
先日ペーパー送ってくれた人がその中で指摘していることの一つは、「のこと」は普通名詞につくと
定性の標識化(定冠詞化?)するということでにゃ(勝手に引用スンマソ)、たとえば
a. 太郎は社長が好きだ
b. 太郎は社長のことが好きだ
(a)は一般に社長なら誰でも好きなのに対し、(b)は特定個人の社長が好きだという意味になる、という
観察なのにゃが、そん時の俺のレスとして、先行する名詞のタイプ(?)によってやはり違いがあるんでは
にゃいか、とゆーこと。たとえば
c. 太郎はアメリカ人が好きだ
d. 太郎はアメリカ人のことが好きだ
(d)でもアメリカ人一般が好きという解釈あると思うにゃ。この辺りもご一考願いたいにゃん(ぺこり


264 :(´∀`):04/03/05 05:40
>>260
だんだん分かってきますたにゃ〜、こさかなしゃん!
こさかなしゃんのせっかくの記念すべき1挺目ということで悪口は言いたくなかったのにゃが、○イ製品は「プラモ」と
割り切って遊び倒すためのもので、「所有する満足感」「握った時の緊張感」みたいなもんとは縁遠いにゃ。
俺はサムライエッジのバレルのパーティングラインに幻滅し、社外品の金属製アウターバレルに換装したけどにゃ、
ま、いきつく先はフルメタル化という罠ゃ (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

ガバは間違いにゃくすべてのハンドガンの原点にして頂点にゃ。群最新号でいうと、KimberのSWATカスタムの製品化の
広告が出てるにゃが、俺はあーゆーのにも目がないのにゃ(^ω^)
ガスガン派のこさかなしゃんにはやはり和のガバ完全版かすでに品薄にゃがWilson Combatをお薦めしたいにゃ。


265 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/05 06:39
>a. 太郎は社長が好きだ
>b. 太郎は社長のことが好きだ
>(a)は一般に社長なら誰でも好きなのに対し、(b)は特定個人の社長が好きだという意味

これってde re/de dictoの区別とかとはまた違うんすかね?

266 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/05 18:10
坊やしゃん
>261-262(ちょっと関連するとおもうので)
「内包文脈と叙実補部に還元されない違い」は、「こと」が表面上任意に選択されているのは内包文脈に(一応今までの観察からでは)限られる。
 256しゃんが言った(さらっとレスですんまそ)de re/de dictoの区別とこの(表面的)任意選択の間にcorrelationが確立されない限り、「還元できる」とは言えないはずです。しかしそれらのcorelationはobviousからはほど遠いのではないでしょうか。
 というのは、de re/de dictoの区別は言うまでもなくanimacyとは無関係だからです。
 ところで、上でanimacyにふれ、それに先だって坊やしゃんはanimacyに言及され、さらに「述語によってはanimateでなくてもよい」とおっしゃってますね。考えてみると、
・有生性
・名前と普通名詞
に関して、これまで考えてきたのは有生の名前が圧倒的でした。かおもじセンセ>264で普通名詞のデータが出てきましたし、このあたりで、無生物のものについてもちょっと考えてみようかな、と思います。
とりあえず歌「サチコ」より(なぜに?)。
 a.おまえの黒髪が好きだぜ
 b.おまえの黒髪のことが好きだぜ
こさかな判断ではbも問題ない気がします。これはinalienable possessionとも関係あるのかなー 例えば
c. レスポールのヴィンテージを探している
d.*レスポールのヴィンテージのことを探している
とか。(関係ないと思いますけど、普通のアクセントでも、専門家アクセントでもダメ)坊やしゃんはどんなデータを念頭におかれてました?

267 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/05 18:23
師匠>264
おっしゃるとおり○イは「プラモ」でつね。でも、なんか初恋の人のことを悪く言っているような後ろめたさが・・・えーい、新しい恋に射切るのさあ!
ガバは深そうですね・・・実は、昨日言った店というのは、あの
広告主で、Wilson Combatを握らせていただきました・・・
あの感触・・・びっくりしたのは、ガバの歴史が100年以上、ということ(お店でレクチャーしてもらいました)。
 しかも、しばらくアメリカ警察で使われていなかったものの、相手の戦闘能力を完全に奪う力が買われ、最近再び使われている、と聞いてびくーりでした。
深い・・・多分師匠のいう百分の一もまだ理解してないと思う。

268 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/05 18:25
265しゃん
de re/de dictoとの絡みでもう一声いかがっすか?

269 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/05 20:13
最近廉価版が出た花輪和一の『刑務所の中』面白いね。
銃刀法・火薬取締法違反で3年だったらしいが。

270 :(´∀`):04/03/05 22:10
ま、人ごとではないにゃ、俺の場合w
前に書いたかもしれんにゃが、ウチに空き巣が入った時、やってきたケーサツがモデルガンの山に目を白黒させて、
あれこれ質問していったにゃ。
警官相手にこれはどこ製の何というGUNで口径は何かなどとレクチャした民間人は俺くらいももんかにゃ、にゃははは。

今日の実例にゃが「長嶋知ってる?」ってのは「長嶋の病気のことを知ってるか?」の意味でちゃんと通じてるにゃ。


271 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/06 03:30
>269
映画になるんでしたっけ?(もうなった?)通勤電車で読む雑誌に連載されてるんで時々眺めてましたが、土に埋まってたガバメントの改造で捕まったんでしたっけ?
刑務所の生活とかの描写は覚えているんですけど、ガバのことは何一つ覚えていない
(それと、なんか気味の悪い同時平行の物語も)。関心なしに読んでも頭に入らなかったことの一例ですが、これからはヤバいかも。

>270
その後の警察の装備に影響与えたかもデスw

272 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/06 03:43
カオモジせんせ>270
長嶋、知らなかったデス・・・ 早くよくなるといいですね
(というか、かずしげのパニック障害も心配)

ところで、「長嶋知ってる?」の時の「長嶋」は伝統文法で「徒(ただ)」と呼ばれる、無助詞のトピックですね。対格にして「長嶋を」ではその読みが絶対でないと思いますが、どうでしょ?

273 :(´∀`):04/03/06 07:02
>「徒(ただ)」
( ´・∀・`)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
あえて省略されてるのを補うと「長嶋について、とある大事なことがあるのだがそれを知ってるか」
てな感じかにゃ。非常に特殊な感じがするにゃが、フォーマルに扱った分析とかあるにゃ?

de re/de dicto、referential/attributive、specific/nonspecific、wide scope/narrrow scope、etc.
どっか似てるようで厳密には違うかも知れん区別の仕方がいろいろあってややこしいにゃ。
それぞれきれいに定義できる人いるにゃ?

ところで
>あの広告主
ってのはnew M○Cかにゃ? メーカー直営にゃからパーツ類揃えるには便利で、俺も東京出張の時は
上野店に寄ってパーツ買いだめするけどにゃ。
ガバの楽しさの一つはパーツ寄せ集めて調整し、自分だけのオリジナルカスタムを作れることだにゃ。
自分でコンパネや機能拡張いじりまわせるMAC OSにちょっと似てるにゃ、やりすぎると作動不良になるとこもにゃw


274 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/06 07:34
「徒」について考え、名前をつけたのは確か本居宣長だったと思いマス。係り結びとの絡みでデス。国語学では特に古典語に関して研究はあるようデスガ、フォーマルな扱いは私の少ない知識では特にないと思いマス。
三原先生が、「日本語の統語構造」の中で主格の脱落について触れているところがあり、そこでは確か、「総記解釈では脱落不可能」という他に、「徒」とは言わないものの、
主題解釈について触れていたのが若干関係があるところかなー、と思いマス。

一見、単なる主格の脱落、もしくはトピックマーカーの脱落にしか見えないものですけど、カオモジせんせの「長嶋文」はハではダメポなので、ちょっとおもしろいす。
 a. 長嶋、知ってる?(長嶋の病気のこと、の解釈で)
 b.*長嶋は知ってる?(同上)
 c.*長嶋が知ってる?(同上)

275 :(´∀`):04/03/06 08:06
>本居宣長
( ´・∀・`)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェーヘェー


276 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/06 08:23
>それぞれきれいに定義できる人いるにゃ?
少なくとも私にはできまセンw
これにstrong/weak, categorical/theticも加わるとにゃにがにゃんだか・・・

で、ちょっと「徒」との関係で思い出したのですが、スペイン語のあるタイプの使役文のあるポジションがcategorical judgmentになる、という記述があるそうですネ。

>ガバの楽しさのひとつ
うーん、だんだん欲しくなってきますが、このままでは本当に「金がいくらあっても足りない」状態になりそうデス・・・どこかにガバを掘りにいくか・・・

277 :スレ違いスマソ:04/03/06 14:28
サンケイ新聞がプリティ長嶋にまでコメントを求めてたのは笑いますた。

278 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/08 18:46
プリティにとっては死活問題だからな

279 :坊や:04/03/10 16:06
ここ最近いっぱいいっぱいの状態でレスが遅くなりました。

>266
>内包文脈と叙実補部に還元されない違い
こさかなさんのおっしゃることを消化しきれていないのでもう少しお時間ください。

>animacy
心理動詞との絡みでいうと、ObjExpの主語はAgentもしくはCauserとして解釈
されますが、「(名前)のこと」なんていうのはCauserにしかなりえないという
ことです。

>「サチコ」
誰の歌ですか?「SACHIKO」なら誰の歌か知ってるんですが(w

> a.おまえの黒髪が好きだぜ
> b.おまえの黒髪のことが好きだぜ
>こさかな判断ではbも問題ない気がします。
私も問題ないです。

> c. レスポールのヴィンテージを探している
> d.*レスポールのヴィンテージのことを探している
この判断も同意です。ところでこれは内包文脈ということですか?

念頭においていたこととしては「(有生の名詞)」と「(有生の名詞)のこと」の
対比のみで(「作品読み」を除けば)無生の名詞に関しては特に何も考えていま
せんでした。

280 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/10 16:54
坊やしゃん、レスありがとうございました。

>ここ最近いっぱいいっぱいの状態でレスが遅くなりました。
わたしもかなりいっぱいいっぱいです。素でしか書けないくらい・・・
わたしのほうも返事が遅れますがお許しください。

>>「サチコ」
>誰の歌ですか?「SACHIKO」なら誰の歌か知ってるんですが(w
え?最近の曲でもそういう名前のがあるんですか?

281 :(´∀`):04/03/10 18:54
♪さっちゃんはね、さちことゆーんだホントはね〜 なら知ってるにゃ(ちょっとだけ)





282 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/10 20:50
帰りのバスの中でずっと考えてますたが、先に言われま す  た(がくっ

283 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/11 02:55
>de re/de dicto、referential/attributive、specific/nonspecific、wide scope/narrrow scope、etc.
>どっか似てるようで厳密には違うかも知れん区別の仕方がいろいろあってややこしいにゃ。
>それぞれきれいに定義できる人いるにゃ?

で、この辺、どうよ?

284 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/11 05:25
>de re/de dicto
様相文脈における意味論的値の違い

>referential/attributive
定記述句の読みの違い

>specific/nonspecific
不定名詞句の読みの違い

>wide scope/narrrow scope
論理構造において演算子が現れる位置の違い

285 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/11 06:47
>strong/weak
crossoverしか知らん

>categorical/thetic
判断が主述的であるかどうかの違い

286 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/13 16:19
>284しゃんの定義に基づいて考えをすすめマショー

de re, de dictoについて、クワインは確か、様相文脈に限られるものではない、と言ってたような。そもそもそれらの前にはmodalityがついて、m. de re, m. de dictoとなるからヤヤコシイ。

wide scopeとnarrow scopeは、ある演算子との相対性、ということも忘れてはならないと思うデス。また、論理構造というものが作用域の広狭をうまく表示するように設計されたもの
なので、「じゃあ何をスペルアウトしようとして、論理構造を設計したのか」という問いに答えようとしたときにどういう定義で答えるかを考えなければいけないと思うデス。

287 :(´∀`):04/03/14 02:06
むにゃ、>>284のような模範解答に対してただちに出てくる疑問として、重複する部分がかなりあるんではにゃいか
ということがあるにゃ。たとえば
John thinks Mary hates the man who killed her dog.
で the man who killed her dog が持つ曖昧性は単に referentialかattributiveかという二つに一つではにゃく、
the man who killed her dog のidentityをspeaker/John/Maryの誰は知っており誰は知らにゃいのか、誰にとっては
指示的であるが誰にとってはそうではにゃいのか、といったscopeの違いらしきものに近い形で考えることが
できると思うにゃ。同様に、誰にとってはspecificであるのか、ということも起こり得るわけで、全部「相対性」
を持つものであることになったりしないかにゃ?

明日は日曜なのにまた早朝出勤、ちょっと留守するにゃん。

288 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/14 12:34
言うまでもなく、確定記述だけでなく、不定名詞句にも同様の重複、というか余剰性がありマスネ。
mapping hypothesisを採れば不定名詞句の解釈の違いはrestrictive clauseに行くか、neuclear scopeに行くか、ということになるでしょうけど、ここに一つの余剰性が見られる。
特にwild wide scopeを許す不定名詞句を考えると、談話での情報の導入という話者の知識状態に着目したHeimやKampのアプローチになる。
誰が知っているか、ということを考えると、前述のアプローチの前に論理を豊かにして記述を十全に行えるようにしよう、というKurodaのindexed predicate logicになり、それを心理的実在性の主張こみこみで説明理論にしようとすればmentalspace理論になる、デス。
 「模範解答」はひとまず標準として、その背後にある洞察と、重複を元にempirical claimを行っている理論での観点での定義を截然と分けることは難しい仕事かもしれないデスネ。そこに注意しつつ余剰性を析出することはとーっても重要デスネ。
重要ですが、ムズカスイ・・・

289 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/17 06:05
様々な概念間の重複を考えるとき、カオモジせんせが言ったように「誰が知っているか」ということが重要だと思いますので、少しこの路線を進めてみたいと思います。
 というかこの話は前スレで一昨年の夏に少し出た話とも関係するかもしれませんが、あの時はもっぱら「名前」の使われ方に関するものだったので、一応独立していると考えていいかもしれません。
 「誰が知っているか」ということを考えるとき、ある言語表現の使用の適切さということで考えると、まず話者の信念に関するものでなければならない。
 では話者の信念に限定したとして、それ以外の人の信念への言及はどのように行われるか。
他者の信念へのアクセスは原理的に不可能なので、他者の信念は、あくまで話者の信念内に形作られているものに限られる。
 では他者の信念、に関する話者の信念が正しいことはどのように保証されるのか。mutual knowledgeに関する問題ですが、不用意に踏み込むとすぐに無限遡及に落ち込む。
 これを解消しようとして開発されたのが「談話管理理論」である。ここで「のこと」ともつながっていきそうである。では「談話管理理論」とはいかなるものか…忘れてしまいマスタ(ドテッ

290 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/17 13:02
突然すみません、別のスレがよかったら誘導お願いします。
以下の小話、自分で作ったんですが後々考えると混乱してしまって
わかんなくなってきました。どうなんでしょう?できれば判定お願いします。
***************************************

(噂(噂))

  A「そうそう、あの噂知ってる?」
  B「何の噂?」
  A「あれだよあれ、知らないの?おまえ。」
  B「見当も付かないよ。」
  A「マジかよ、遅れてんなーお前。」
  B「噂とか別にどうでもいいし。」
  A「まあたしかにお前らしいな。」
  B「で、何の噂?」
  A「どうでもいいんだろ?」
  B「そんなこといったって、一応気になるだろ。」
  A「まあそれもそうね。」
  B「で、どういう噂?」
  A「ああ、あのな・・。ただの噂だったはずの話が、」
  A「現実に起こっちゃうって話なんだよ。怖い噂だろ。」
  B「へえ〜。なんかどっかの小説かゲームにありがちな話だな。」
  B「あ、ていうか噂が現実になるっていうかそれ」
  A「ん?」
  B「今おまえがしてる噂が、ちょうど今現実に起こったところ?」
  A「あ・・。」
  B「なんだよそれがオチかよ。」
  A「ほんとつまんねえヤツだなーなおまえ。」
  B「そんな噂する方がつまんねえよ。」

***************************************

291 :290:04/03/17 13:17
無駄に長いので要約すると、
「ただの(事実とは全く無関係の)噂が現実の出来事になる」
という噂をAがしたところです。


292 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/23 08:54
>>291
なんか、スレストっぽいんですが、いったい何を「判定」すればよいのでつか?

293 :ゝ^ )つ〜〜く :04/03/23 09:50
とりあえずあげ朱鷺鱒

294 :290:04/03/23 09:53
思い切りスレストさせちゃってました。すみません。
このまま流してもらっても構いませんが一応・・・

「噂が現実の出来事になる」という内容そのものは、もともと
ウソ(非現実)ですが、「「噂が現実の出来事になる」という噂」を
Aが噂した事実は現実だってことです。

ここでは、噂の内容が特定のものを指していない上に
「((噂)を噂)した」と2重になるので意味がこんがらがって
しまっていたのですが。

・・と自分でもうまく説明できません。

あ、言ってること訳分からないようでしたら
構わず先進んでください。お騒がせしました。

295 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/23 10:01
どっちかつーとパラドクススレ向きの話だね

296 :290:04/03/23 10:07
なるほど、やはりパラドクスススレで聞いてみた方が
いいですね。ありがとうございます。

297 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/23 10:23
とりあえず、「「噂が現実の出来事になる」という噂が現実の出来事
になる」ことは、「「噂が現実の出来事になる」という噂を流す」ことは
別のことだと思う。

298 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/23 10:34
>>294
> 「噂が現実の出来事になる」という内容そのものは、もともと
> ウソ(非現実)ですが、「「噂が現実の出来事になる」という噂」を
> Aが噂した事実は現実だってことです。

「噂が現実の出来事になる」というのは、噂であるようなものを全称量化してるの
なら偽だろうけど、普通そうは解釈しないんじゃないの? なので、真になる可能性
も十分あると思うが。

ただ、いずれにしろこの例がパラドキシカルとは思えない。う〜ん。特にわからない
のが、この部分(>>290):

>  B「あ、ていうか噂が現実になるっていうかそれ」
>  A「ん?」
>  B「今おまえがしてる噂が、ちょうど今現実に起こったところ?」
>  A「あ・・。」

Aが噂した内容は、「噂が現実の出来事になる」ことであって、これが現実の出来事
になるためには、「噂が現実の出来事になる」ことが現実の出来事にならなければ
ならない。これはつまり、噂が現実の出来事になることと同じだろう。

しかし、この例では、なんら噂も現実の出来事とはなっていない。ここで起こっている
のは、ただAが「「噂が現実の出来事になる」という噂を流した」ことだけだ。

よって何もパラドキシカルなことも自己言及的なことも起こっていないと思うわけ
ですが。

299 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/03/23 10:40
ただ、「噂が現実の出来事になる」という文の意味を明確にしておく
必要がある。「噂」を普遍量化、特定指示、存在量化の三つの解釈が
あるから、それに応じて文の意味も次の三つの解釈が考えられる。

イ. あらゆる噂が現実の出来事になる。
ロ. ある特定の噂が現実の出来事になる。
ハ. ある噂が現実の出来事になる(=現実の出来事になる噂が存在する)

一応、ハの解釈を考えてみると、ハという噂が自己実現的であるかという
ことが問題になる。すなわち、「ある噂が現実の出来事になる」という
噂が、それ噂自身を真にするかということが問題になる。


300 :297=299:04/03/23 10:56
だが、「ある噂が現実の出来事になる」と噂するという事実は、何らかの
内容が噂されるという命題を真にするものの、何らかの噂の内容が
真になるという命題を真にするものではない。だから、>>298さんも
書いているように、「ある噂が現実の出来事になる」と噂することは、
パラドクスの源になりそうな自己実現(あるいは自己否定)を
含んでないように思う。

おそらく、>>290さんは、「Aという噂が現実の出来事になる」といった
場合の、「現実の出来事になる」の意味に、「Aの内容が真になる」と
いう意味のほかに、「Aという内容が実際に噂される」という解釈を
考えているので、自己実現的な発話だと考えたのではないか。
(だが、それは単なる言葉の曖昧さの問題で、いわゆる論理的
パラドクスを生じさせるものではない。。。ように思う。)

301 :290:04/03/23 11:40
なるほど・・。詳しく読み解といていただいてもらって感謝です。

「噂が現実になる」というのは「噂以前は現実でない」ことと同意ですよね。
そこで、「Aの言った内容が噂されている」は、Aが言う以前が偽であったなら
つまり、Aが思いつきで初めて口にした人物であったならどうでしょう?

それと、噂の内容が特定されていないので「(〜が噂されている)という噂」
だったとしたら、Aが噂話をした時点で「噂されている」は真になりません・・か?
たしかに、話が抽象的すぎて解釈が曖昧なだけかもしれませんね・・。

302 :290:04/03/23 11:43
この場合、「噂が現実になる」という核心部分には全く触れないわけですが・・。

303 :297=299:04/03/23 12:23
>>301
>そこで、「Aの言った内容が噂されている」は、Aが言う以前が偽であったなら
>つまり、Aが思いつきで初めて口にした人物であったならどうでしょう?

この場合、「Aの言った内容」は何になるのですか?

>それと、噂の内容が特定されていないので「(〜が噂されている)という噂」
>だったとしたら、Aが噂話をした時点で「噂されている」は真になりません・・か?

確かに、「誰かが噂話をするという噂が現実的になる。」
と噂話するのは、自己実現的であるだろうが、そうなるのは、この噂話が、
“誰かが噂話をするという噂”の存在を前提しているから。

一方、単に「噂が現実的になる。」という噂話は、“誰かが噂話をすると
いう噂”の存在を前提していないから、やはり、こちらは自己実現的で
あるとは言い難いように思う。

304 :290:04/03/23 13:07
>この場合、「Aの言った内容」は何になるのですか?
『「噂が現実の出来事になる」と巷で噂になっている』という”すべて虚偽”の内容です。
Aがこの噂を思いつく以前には、そんな噂は全くされていなかったが
AがここでBに伝えたことで、また他の人に伝えることで、この噂が広まったら
後に真になる、後にAの噂話が現実の出来事にならないでしょうか?

・・・ということです。

305 :290:04/03/23 13:20
Aが、はじめから虚偽のつもりで言ったのなら、
すでに噂話がされている前提は必要ないんじゃないでしょうか?
何故なら、ここでAが「この話が噂されている」という噂自体を
実現させようとしているから。

もちろん「噂が現実になる」そのものは真にはなりませんけども。

306 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/30 13:22
あー、何にも頭に浮かびませんが、とりあえず何かかいとこ。
 まずindefinite specificとindefinite non-specificの違いを日本語で
考えたいと思います。オフィスのドアの向こうに人の気配を感じたとしましょう。
普通の人は、その時点でそこにいるのが誰かということを知ることはできません。
ですからこの場合indefiniteになるわけですが、誰かがいるということは
特定できるわけですから、この場合indefinite specificになります。
この状況を日本語で言い表そうとすると
(1)a.ドアの向こうに人がいる
あるいは
(1)b.ドアの向こうに誰か人がいる
になるでしょう。
 次にindefinite non-specificを考えたいと思います。状況の前に
表現から行くと
(2)a.その猫、目立つところに座らせとけば、誰か拾うでしょ
で、「猫を拾う」という出来事は未来に起こるであろうできごとで、
話者は猫を拾う人を特定することはできない。この時、(1a)でやったように
「人」も同時に生起させられるかというと
(2)b.?*その猫、目立つところに座らせとけば、誰か人が拾うでしょ
完全にだめとは言えないかもしれませんが、かなり不自然な気がします。
遊離数量子的な「誰か」と主要部「人」の語順やらなにやら気になりますし
すでに研究があるわけですが、とりあえず日本語でspecificityに関する
表しわけがある、ということだけ確認したいと思います。


307 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/30 13:24
 Parteeだったと思いますが、SにおけるtenseをNPにおけるdefinitenessと
平行に捉えようとする試みがあったと思います。きっと今もそういう取り組みは
あると思います。またComrieはtenseをdeictic categoryと呼んでいます。
では、tenseに関してspecificityというものを考えたらどうなるか。
ここで「こと」を呼び戻したいと思います。tenseに関わるような表現で
「こと」を使う迂言表現は色々あります。たとえば
(3)実弾を撃ったことがある
というような経験をあらわすものや
(4)明日でかけることにする
のような意志決定を表すものなどがあります。
 前に出た「Nのこと」は法要素の作用域の内部に生起してたりしたわけですが、
ここでは「こと」は様相オペレータの内部に現れるとかということではなしに、
話者(か誰か)の信念の直接の反映であるように見えます。ではこのような
切り口で「こと」と誰かの知識状態との相関関係というものを考え、それに
よって「こと」の生起を律する条件や、知識状態とspecificityなどが
考えられるでしょうか(つづくかもしれない)

308 :ゝ^ )つ〜〜く :04/03/30 19:44
えー、上と全然つながらないのですが、カオモジせんせの
>287
>John thinks Mary hates the man who killed her dog.
を、「誰が知っているか」という観点で少し考え直してみたいと思います。
Kurodaのindexed predicate calculusはちょっと忘れてしまったので、ちょっと我流で
行きます。話者のindexと聴者のindexは特別にもうけてそれぞれs, hとします。その他は
普通のindicesと同じように使うものとします。さらに、この述語算の特徴として、ある述語が
誰の信念に属しているかをindexによって表すものとします。
 第一のステップとして、上の文をまづ述語論理の表現に書き換えます。
(1) think(j, hate(m, her_dog_killer))
 次に、ここに現れる述語論理の原始表現はher_dog_killerを除きすべて話者の信念体系に属していることは
明らかと考えられるため、hをふります。
(2) think^h(j^h, hate^h(m^h, her_dog_killer))
・・・とここまで書いたところでおなかがすきまちた。えー、やりたいことは、豊かな記述力を
もつ論理体系で組み合わせの可能な様々な指標の振り方をして、自然言語の中でそのうちの
どれが可能か、そしてそれとspecificityなどとの関係を考えたいということでつ
(元気があればつづく)


309 :(´∀`):04/03/31 02:27
>>306-
とりあえず軌道修正乙〜 (上の「噂」の件も継続してちょ)
つまり「人が」ってのが、specificityの標識ってことにゃ?
すると
誰も人がいない、誰も人がこなかった
ってのはどーなるのにゃん? specificity込みで否定してるわけかにゃ?
誰もいない vs 誰も人がいない
の違いも気になるにゃー



310 :ゝ^ )つ〜〜く :04/03/31 04:55
かおもじせんせ、どもです〜
「噂」の話は読んでておもしろですー 自分に語れることはなさそうですが
続いてほすいっすー。290さんがときどき「嘘」に置き換えてはなしてますが、
内部構造が複雑そうな「噂」よりも「嘘」(こちらももちろんwhite liesなどは除く)で
考えた方がいいような気がするっすよー そういえば昔、月刊言語に「嘘」の研究を
続けていたら「真実」と区別できなくなった、っていう寓話があったと思うっす。

311 :ゝ^ )つ〜〜く :04/03/31 05:14
>つまり「人が」ってのが、specificityの標識ってことにゃ?
あまり深く考えてたわけではないですが、そうかなーと思います。
「人」の場合、「誰か」が持っているはずの[+human]というような素性のsegmentalizationに
すぎない感じもあり、その場合意味的にはredundantなわけですが、単にそういうのではなく、
[+human, +specific]か何かではないかと漠然とおもってますた。
この場合、
 誰か学生が立っている
のような、「人」の下位類でより多くの意味素性が指定されている場合と異なり、
「学生」のような場合には存在子の母集合をあらわし、単に「人」の場合と異なってくると
おもいます。この項、適当でしゅ。
しかし、かおもじせんせの
>誰もいない vs 誰も人がいない
の例を見ると、問題はそう単純ではないような気もしてきましゅ。全否定においてspecificityという
ことが意味のある形で関与するか、ということもあると思いますが、ここで現れる「人」は
indefinite specificではなく、definite、つまり話者はある一定の集団の存在を知っており、その
部分集合、つまり定性名詞句が指示するような集合の部分集合を想定しているのではないかと
おもうのでつ。このあたりは全称量化及びその否定の性質とも関係すると思うのですが、
ちょっと面白いでしゅ。
 あと、
 誰か、人がいる vs. 人が誰かいる
 誰も人がいない vs. 人が誰もいない
の違いも気になりましゅ。

312 :(´∀`):04/03/31 19:51
>ここで現れる「人」は
>indefinite specificではなく、definite、つまり話者はある一定の集団の存在を知っており、その
>部分集合、つまり定性名詞句が指示するような集合の部分集合を想定しているのではないか
概ね胴衣にゃ。ある一定の集団が実際に存在している、とゆーよりはそのような集団の存在が
想定され得る、って感じかもにゃ。たとえば
a) なんとしてもバンダレイ・シウバ(総合格闘技の選手)を倒さねばならんが、人がいない。
だと、「シウバに勝てるような選手の集合」が空ってことかにゃー。

生成スレで同一性解釈のハナシが出てきたので、こさかなしゃんも一言どぞw


313 :ゝ^ )つ〜〜く:04/03/31 22:06
生成スレの
>(手品かにゃ?)
がツボにはまってしまい、もう何も考えられまセン

314 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/01 08:03
308の続きでしゅ。(2) think^h(j^h, hate^h(m^h, her_dog_killer))から
ひとまず思考や感情の述語の項(述語を含む)は、思考・感情の主体の信念に存すると考え、
(3) think^h(j/i^h, hate/i^h(m/i^h, her_dog_killer))
とふりましゅ。とりあえず'her_dog_killer'はここでも保留にしときましゅ。
ちょっと先走るかもしれませんが、思考・発話・感情など、主語の頭の中のことを表す述語では、
項は主語の人物の信念体系に属している、ということができるとすれば、指標付与にはこの点に
関して規約を設けることができましゅ。さらにRossのperformative analysisをあっさり
採用すれば、指標hの付与も規約によって自動的に行われましゅ。しかしいずれの場合にも
固有名と、ある人が直接知覚した個体や事象の名前(普通名詞、動詞)については問題ないと
思われましゅが、確定記述句についてはどうなるのかは明らかでありましぇん。また固有名を
「隠れた確定記述句」とすると固有名にも同じ問題が出て来ましゅ。この辺は後回しにして、
確定記述句にも一応指標を振って行くと
(4) think^h(j/i^h, hate/i^h(m/i^h, her_dog_killer/i^h))
また、Maryの憎しみの対象はMの信念体系にあるものとして
(5) think^h(j/i^h, hate^h,i(m/k^h,i, her_dog_killer^h,i,k))

315 :ゝ^ )つ〜〜く :04/04/02 17:45
>a) なんとしてもバンダレイ・シウバ(総合格闘技の選手)を倒さねばならんが、人がいない
は、言うまでもなく
 バンダレイ・シウバを倒せる人はいない
とパラフレーズできる部分も含んでいて、この文でも、a)についてカオモジせんせがいった
>「シウバに勝てるような選手の集合」が空
が当てはまりますね。a)のままでもいいのですが、パラフレーズしたほうで考えるとハの前まで、
つまり
 バンダレイ・シウバを倒せる人は...A
の部分で集合を内包的に定義しており、そして
 いない...B
の部分では、その集合が空集合であることを述べている。一遍集合論的記法にして、対応部分を
A、Bと振ると
 [S]^A [=φ]^B または [S=]^A [φ]^B
よく「ハはgiven information」と言われることがあります。ではg.i.=definiteなのでしょうか。
また、new i.でハが使われる場合はないのか、indefinite specificでハが使われる場合はないのか、
ということも考える必要がありそうです。と、ちょっと話がぼやけていると思いますが、
definiteness, specificity, categorical-thetic dichotomyの間にある重複について考えています。
categorical(syncategorimatische)では、definiteな名詞句がpremise partを形成することが
ありますが、例えば英語のdefinite NPが常に日本語のハ句(non-contrastive)に対応する訳では
ありません。しかし、正確に言えばそうではないかもしれませんが、大雑把に言えばcategoricalの
定義にはdefinitenessが組み込まれている。では上であげた文のAの部分(ハ句)は集合の内包的定義を
表していると言えますが、集合の内包的定義をすればdefiniteとなるのでしょうか。
(気力があれば続く)

追伸:
師匠へ。金歯を見に行ったのですが、和のM1911を買ってしまいますた。だって呼んでたんですもの・・・
追追伸:
最新号の「群」に海雲?のことがのってまつよね。あそこは庭みたいなつもりでいますたが、
しりませんですた・・・明日から撃ちにいってこよかなー

316 :(´∀`):04/04/03 00:02
にゃんか生成スレとあわせてこさかなしゃんがドトーなのでレスが追いつかないのにゃがw
>とりあえず'her_dog_killer'はここでも保留にしときましゅ
この the man who killed her dog という確定記述にしてからが、考え出すと何通りにも曖昧に思われるにゃ
例えば、これがある特定個人を指示するreferentialな用法であると限定しても、この表現はspeaker/John/Maryの
誰に帰属するのか(誰の判断ないし責任(?)の元でこういう表現が使われているのか)がまず判然としないにゃ。
問題の人物がBillだとして、Bill killed her dog. だと思っているのは誰か、ってことにゃが、もし話者自身はBillが
犬殺しの犯人ではないと思っていても、JohnないしMaryはそう信じているような場合に、
John thinks Mary hates the man who killed her dog.

John thinks Mary hates Bill.
は等価なんかにゃ? もしそうにゃら、referentialっても誰にとってreferentialなのかが異なり得る点で
scopal ambiguityを持ち得ることになるにゃ。specificityが常にwidest scopeとは限らないのと
同じかもにゃ。
さらに屁理屈こねると、referentialの場合は、その確定記述が述べている内容の真偽は問われない
わけにゃから、Billがホントに殺したのはdogではなくcatであった場合、またはBillは殺したのではなく
麻酔銃で眠らせただけであった場合にも、相変わらず指示機能は維持されてるわけにゃん。すると
The man who killed your dog { is not the man who killed your dog / did not kill your dog }.
にゃんてナゾナゾみたいなこともmake senseしてるわけかにゃ。
ここんとこ脱線続きですまんにゃ〜。

ところで1911は4/15発売予定にゃん。買ったのは1911A1のほうかにゃ。
俺もseries 70よりミリタリーガバのほうが好きだけどにゃ。
ヘウンデ(?)のレポ読んだにゃが、ammo代高いにゃ。
機会があればグアムあたりに行ってみたいもんにゃ。


317 :ゝ^ )つ〜〜く :04/04/03 07:31
>誰に帰属するのか(誰の判断ないし責任(?)の元でこういう表現が使われているのか)が
>まず判然としないにゃ。
私もまったくそう思いまつ。で思い出すのが(詳しく知らないのですが)KripkeやEvansが主張
したという、「名前は誰かが言い出したのを使ってるだけ」という理論です。これについては
いつだったか、誰かがここでも言及していたと思います。この理論は多分確定記述句にも適用され
ますので、そうすると話者ですらその確定記述句の使用に責任がないことになります。
そして確定記述句もこう考えられるとすると、そのときには殺されたのが実はcatでなくdogでも
あり得、そのときちょうど名前'c^a^t'というアルファベットのならびにおける'a'と同じような
ものとして'cat'が振る舞っている、と言えるかもしれません。指標付き述語算を下手にまねて
いろいろやってみましたが、上のような理論のもとでは単に「無意味」となるに違いありません。
しかしDavidsonならきっと異を唱えそうですし、考えてみるときっと面白いと思います。

>にゃんか生成スレとあわせてこさかなしゃんがドトーなので
でもショボくてスマソなのでつ。

買ったのはおっしゃるように1911A1の方でつ。しばらく手で転がして遊んでみようと思いまつ。
毎日表情が変わるので面白い・・・ってか、写真で見ていいと思うのと、所有してみていいのと
違うし、好みも変わってくるし。つきあってみないとわかんないものでつね。前はガバには興味は
全然なかったのでつが、今はガバ命でつ!といっても未だ無知でゝ^ )つ〜|(半匹前)でつ。
確かにヘウンデは高い、って書いてありましたね。でもglockとppkが撃てる、ってあったんで、
なんかのついでに行ってみたいス。ヨンドのほうは隣に軍用地がある、という話を聴いたことが
ある気がしまつが、「俺があそこの土地の所有者だ」って行ってる人に聴いたので眉につばでつ。

318 :ゝ^ )つ〜〜く :04/04/03 21:55
えー、誰も興味ないと思いますが、私の本棚の哲学関係のところに『バカ姉弟』をおいてます。
(けして著者の「哲」で分類してるわけではないですが)
あの作品のことばづかいは奇跡だと思います(絵もそうです)。
飽きないですね。特におねいのことばづかい。描線から言っても、安達哲さんはコクトーみたい、
と分類しそうになるなんて俺のばかばかばか。しかし、日本にJean-Claude Milnerみたいな
人がいたら、一方でDe la syntaxe a l'Interpretationのような統語論の研究もやりながら、
『バカ姉弟』の世界に遊ぶ、幸せな関係を自分の中にとりこめるんだろーなー
「ニューロマンティック」の世界がさらに深まることを期待しつつ。
一応意味論ネタのつもりですた。(語用論的ネタでもある)

319 :(´∀`):04/04/04 01:30
を、安達哲といえばお天気おねーさんにゃんw
むかーし、コミック好きの学生(女子)に推薦してやってヒンシュクかったけどにゃー
最近のコミック事情はさっぱりワカランのにゃが(川原泉あたりでとまってる)
一度読んでみるかにゃ
他にお薦めあったら教えてちょ

320 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/04/04 01:37
>>319
(確か第三巻だけが成人指定になっている)『さくらの唄』ならある
意味許されるけど、『お天気お姉さん』を女子学生に勧めたらセクハラ
だよな。。。

321 :(´∀`):04/04/04 01:40
こーゆーのにだけはすぐにレスつくからにゃーw

322 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/04/04 01:52
まあ、これだけ下がってても常時ROMってる奴がいるってこった。

323 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/04 07:39
レスの間隔、みじかっ!
お天気お姉さん、の最後期はニューロマンチックの萌芽がみられ、ちょうど最後期ヤードバーズにツェッペリンの萌芽が見られるのに似てる、っていったらカオモジせんせからチェック入るかなー
 さくらの唄、すごいっすよね。安達哲さんの作品群を読むと一定のモチーフが繰り返し形を変えて表れてる、って感じる、なーんて気取っちゃいますた。
 コミック、偶然出会ったものしか読まないんで、おすすめ、は自信ないすけど、勇午、おすすめでつ。同じ作家(作画担当ですが)の武闘王ボンノもおすすめでつ。

324 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/10 14:49
ネタふり?(ハングル板、あるいは語用論の方の話かな?)
日本語では
 A: ねえねえ B: ん、なに?
のような感じで、呼びかけへの応答に「何」を使いますが、韓国語(朝鮮語)では
 A: yaa, yencwuna B: oy?
 (なあ、ヨンジュン  何故?)
というふうに「何故」をつかいまつ。これは「何故呼ぶ(oy bulle)」の「呼ぶ」をとったもの
なのですが、これって日本語の「何」と韓国語の「何故」の守備範囲が違うから、という問題なのか、
それとも言語によってゆるされる談話のパタンが違うから、という問題だからなのか、またはまったく
こういうこととは別のことなのか。英語も'what?'だと思うのですが、考えてみると、
問いかけられたら、その問いかけという行為自体の動機を尋ねるのが直接的で、すると「何故」の
ほうがその目的に適っている気がするのですが、一方で、問いかけた相手に、問いかけるという
行為自体の動機を尋ねるのはGriceのmaximを無視している気もします。
日本語母語話者の目から見ると他にも?なのがあって
 A: ettekkey oasse?(どうやってきたの?)
というのに「タクシーで」とか言うとポカーンとされます。(このときは「おばに会いに」とか)
とりあえず、syntaxでwh adjunctとしてよくとりあげられるwhyとhowに関するものの、
意味領域の問題か語用論的問題ですが、どうでしょう?

325 :(´∀`):04/04/10 15:23
やっとかめw (やっとかめ(八十日目)−名古屋弁で「お久しぶり」)

英語のジョークで
医者)how did you come?
患者)flew
ってのがあって、flewはfluをかけている、つまり「飛行機で来ました」ってのと
「インフルエンザで来ました」ってのとを曖昧にしてるのにゃが、「インフルエンザで」
とも答えられるってのをフシギに思ったもんにゃ。
そーいえば以前、日本語の「何を」の
藻前ら、何を騒いでいるモナ?
みたいなadjunct用法についてペーパー書いた人知ってるけどにゃ。
そんだけ(ドテ

326 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/11 06:52
>やっとかめ(八十日目)−名古屋弁で「お久しぶり」
( ´・∀・`)つ〃∩ ヘェーヘェー
2ちゃんでは有名なのかな?

>flewはfluをかけている
( ´・∀・`)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェーヘェー
私が知ってるジョークといえば、なんかの申請書のsexの欄に'twice a week'と書いた話ぐらいです。
ちなみに私は某国でre-entry permitをもらうとき、申請書にsingle, multipleとあったのを、
担当の人に「結婚?」と訊いてしまいますた

327 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/11 07:19
この手の話というのはかつては言語の多様性の強調だとか、文化による思考方法の違いだとか
(今なら外界認知の言語への反映、と喉まででかかってますがやめときます)
もしかするとそういうことではないのではないか、って気もします。
例えばフランス語で
 Depuis quand est-ce que tu est venu ici?(いつからここにいるの)
ときかれて
 -Depuis hier.(昨日から)
とも言えるし
 -Depuis deux jours.(二日前から)
けど、これって
 Il a joue au tennis en cet endroit.(位置)
 Il est alle en France.(着点)
のように地点を表す句だけで、その内部で運動が行われる場所も、移動の着点も表せるということと
連動しており、これはMary danced into the room.でCSでの関数GOの補充が行われる、あるいは
言語間で変異があることなので意味論に送る前にしっかり統語論で構造をつくっておく、というような
話になるものではないか、と思ったのです。もしかすると、他に目的語をaccusativeの他にdativeでも
表示するか否か、というところの話の延長で行けるものなのかもしれません。

328 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/11 07:39
Adamasの兄ぃ、レスありあとあんした。こちらでレスさしてもらいます。
GGGスレからのカット・あーんど・ペースト
>adjunct用法つーなら、
>(2)藻前ら、何を<そんなに>騒いでいるモナ?
>の<そんなに>がドロップしたケースかな。
そういえば
(2') 藻前ら、何も<そんなに>騒ぐなモナ!
とNPI「何も」を使っても言えますね。ただこの場合は話がやや微妙で
(2") 藻前ら、何も騒ぐこたあないモナ!
のほうが私にはさらに自然に響き、そうすると
(2"') 藻前ら、騒ぐこたあ何もないモナ!
という擬似分裂文っぽいものから来てる、という気もしないでもない。ただこの場合は
<そんなに>ってのは入りそうにないっすね。

>あと、(1)は次の(3)の意味で使ってる可能性ないかな。
>(3)藻前ら、何に騒いでいるモナ?
この可能性が排除されるには項をとらない述語で考えればよいわけですが、たとえば0項述語/擬似項
をとる述語で
(4) 何もそんなに振らなくてもいいのに・・・
(状況例:雨が降らなくて米が不作になりそうで、雨を願っていたら洪水になるぐらい降った)
のようなのを考えることができればいいわけなんすが、「何を」ではちょっと考えにくいですね。
やっぱニ/ヲ交替みたいなものがあるんでしょうかねー
 ところで
(5) 声も高らかに年金一元化を主張した
のようなのの「声も」の格は何か、という問題がありますが、これを対格とすると
ちょうとAdamasの兄ぃの「何をそんなに」と似たようなものになり、すると
「そんなに」が脱落する前の構造はある種の二次述語と言えるのかもしれませんね。
ただそうすると、項をとる述語でないと「何も」は生起できない、というのではまずー


329 :(´∀`):04/04/11 13:49
「♪名古屋はええよ やっとかめ」
生成スレの494-495にある、虚無しゃんの替え歌の本歌だでよw
このフラッシュは有名みたいにゃん
http://mm.ahs.kitasato-u.ac.jp/~ce99732/ce99732.html

>sexの欄に'twice a week'
「貴方のパソコンの動作環境は」と聞かれて「四畳半和室」ってのもあるにゃ

>地点を表す句だけで、その内部で運動が行われる場所も、移動の着点も表せる
これに相当するようなconflationはフランス語ではできない、ってことだったかにゃ。


330 :(´∀`):04/04/11 13:55
><そんなに>がドロップしたケース
元の論文でも動詞によっては「そんなに」等が義務的な場合もあるという観察がなされてるにゃ。
4) 太郎は何を*(そんなに早く)歩いているの?
で、「道を歩く」とかの経路以外で「歩く」がヲ格項をとることはないから、(4)の「何を」を
項と見るのは無理あるにゃ。((4)の答えとして「この道」とゆーのは、明らかに別の解釈)

あとCNPCにゃんかに関して、項と差があるんではないかにゃ。
5) きみは [彼らが { *何をそんなに / 何に } 騒いでいるという噂]を聞いたの

>ニ/ヲ交替みたいなもの
元論文の重要な洞察を引用すると、adjunct「何を」は動詞が他動詞、非能格動詞の場合に限定され、
非対格や受動の場合は不可、ってのがあるにゃ。
5) { なぜ/ *何をそんなに } 桜の花が散ってるの?
6) { なぜ/ *何をそんなに } この本がよく読まれてるの?
つまり「何を」の対格は動詞からくる構造格ってことだにゃ。ただ、俺の判断では
7) 何をそんなに太郎は {ヘンな噂ばかりを流されている / 書いた論文をけなされている } の?
みたいに、被害受け身・間接受け身だとよくなるかにゃ。またこの場合、ヲ格目的語が別にあるので
やはり「何を」自体を目的語扱いするわけにはいかんにゃ。

331 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/11 15:40
>これに相当するようなconflationはフランス語ではできない
そうだったと思います。enやaでTO functionが導入できるので、相補分布みたいになってんでしょうかねー
(でも英語でもthereなどのbare NP adv.ではいいわけですよね)

「何を」は目的語ではないけど、対格が付与される環境でないと
だめ、っていうのは興味ぶかいっす。副詞のトコロ節への格付与
と平行した現象のような気が。すると付加詞で主格が付与されている「何が(そんなに)」というのがあってもよさそうですが、例が浮かびません
(間投詞「けっ、なーにが」みたいなのはこの例?)

332 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/12 09:08
>あとCNPCにゃんかに関して、項と差があるんではないかにゃ。
>5) きみは [彼らが { *何をそんなに / 何に } 騒いでいるという噂]を聞いたの
CNPCだけでなく、間接疑問文内で束縛されている「何をそんなに」でもかなり不自然
じゃないでしょうか。
6) ??きみは[彼らが何をそんなに騒いでいるか]たずねたの?
総合スレで指摘された、原因などとして答えを供給できる、というのには賛成なんで
すが、
主節だけで可能なような気がしますがどうでしょう。
一方で、「何をそんなに」の所属が埋込節だということは明らかな点で次のよう
なparentheticalな「何か」とははっきり違う。
7) (何か)公安は[彼らが(何か)そんなに騒いでいるか](何か)たずねていた
「何を(そんなに)」というのはなんか、「何か」のようなparentheticalなものと、
真性のwhの中間的存在のような気がします。

333 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/12 09:13
総合スレででた話ですが、「非wh」はない、ということに関して、
こんなのどうでしょう。
 落ち着いてやればいいものを、そんなにあわてて!

334 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/12 09:29
ちょっと>>324のあたりにもどりますが、ちょっと「どうやって」
の類についてはぼかしてたことがあります(単に忘れてただけですがw)
日本語では「どうやって」が手段、「どうして」が理由、「どう」だけ
だと様態という形態論的構成となっています。ここでは、ある意味、
「駅へ走った」の換わりに「駅へ走っていった」のように「いった」を
補っているのと同じようなことが起こってます。なぜ「して」と
「やって」というスタイルの違いでしかないようなものでこのような
解釈のしわけをもたらすのかはわかりませんが、他の言語で
概念関数の強制を行うような箇所で日本語の場合にはovertな形態素
として具現化されています。(つづく?)

335 :(´∀`):04/04/12 09:37
ビミョ-なとこにゃが、あくまでwhy解釈の「何を」を考えているので、理由を表す非whヲ格名詞句はない、
ということなのにゃん。
>落ち着いてやればいいものを、そんなにあわてて!
ここの「落ち着いてやればいいもの」は理由ではなくて、「あわてる/あわててやる」あたりの
目的語ではないかにゃ。にゃから、理由の「何を」と共起してもオッケーにゃん。
1) 落ち着いてやればいいものを、何をそんなにあわてているのだ?

>6) ??きみは[彼らが何をそんなに騒いでいるか]たずねたの?
>主節だけで可能なような気が
「何を」は主節スコープしかとれない、ということにゃ?
2) 僕は [ 彼らが何を騒いでいるのか ] 分からない (embedded scope)
いけると思うけどにゃ?

元論文を紹介したいとこにゃが、知ってる人にゃの躊躇するにゃ〜








ちなみに MITWPL 31 に載ってるにゃん

336 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/12 11:20
>「何を」は主節スコープしかとれない、ということにゃ?
いえ、根文現象としてのみ、というつもりですた。でも間接疑問文内で可能だ、とす
るとこの話はなしになりますが・・・「わからない」では確かに私もよさそうです。で?
述語の選び方でかわりそうな気も。

>目的語ではないかにゃ。にゃから、理由の「何を」と共起してもオッケーにゃん。
>1) 落ち着いてやればいいものを、何をそんなにあわてているのだ?
ぼくもそうかなー、とおもいましたが、やぱし

元論文…ふむふむ

337 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/12 15:28
アク禁くらって、PDAにメールで送ってそこから投稿、ってやってたら、変なところが化けてました

 で? -> でも

すみません。あれじゃあ訳わからんつっかかり方してますね。

338 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/14 14:55
所用で釜山へ行ってきます。時間があれば海雲台射撃場も見てくるかも
知れません。その時はレポートしますね。

339 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/16 18:59
帰国しました。韓国人とはなしていたらmwues(何)が文中にやたら表れるのが気になり、前出の「何を」と関係ないかなー、とか思いました。
それとは別に、"why解釈"の「何を」の生起に課せられる他動性制約は、義務的コントロールと関係あるのでは、とも考えました(前に二次述語と言いましたが、その変種かも)
ちょっとトリビヤライズする議論ですが。続きは元気があったらまた。

追伸:
Beretta20発撃ちますた(七万ウォン:一万割引)。おなかイパーイでつ。『群』に載ったけど客は別にふえてございません、と言ってますた。

340 :(´∀`):04/04/16 19:16
俺も会話では「なんか」「なんか」と繰り返すけど、それとも違うかにゃ。

しかし9mmパラ1発あたり300円以上!?
空薬莢は全部お土産にもらってきたにゃん?


341 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/16 20:30
あ、やっきょう忘れた…

韓国語の話はおっしゃる通りでしゅ…

342 :ゝ^ )つ〜〜く :04/04/23 18:42
特にねたはないんですけど、あげときます

そういえばさっきニュースで北朝鮮の女子サッカー選手が明日の日本戦に向けてのコメントを
求められて
 cal hayyaakeysscyo, mwue.
(がんばらなければならないでしょ、なに)
と言ってますた。よく韓国語でお礼を言ったりした時に
 tangyenhaciyo, mwue.
(当然でしょ、なに)
って言いますが、この'mwue(s)'は何?あ、そういえば
 なーに、当然のことですよ
とかっていいますね。前にでてきた「何を」とかと関係あるんでしょうかネ・・・

343 :(´∀`):04/04/23 23:13
その例だけ見ると相手の同意を求めたり異論を遮ったりしてるような感じかにゃ
そーいえば2ch用語の「〜ですが、何か?」ってのにも似てるみたいにゃが、何か?


344 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/23 23:25
そうかも、ですね。ところで、北の選手が
 将軍様のために頑張りますが、何か?
って言ってると想像すると、ちょっとシュールですねw
(むしろ、正しい訳?)

345 :Adamas:04/04/24 06:33
飛び入りです。
>>344
まじ笑いますた。
久しぶりに笑いのツボに入りますた。
ひとことカキコせずにはいられませんですた。はい。
こーゆーの好きでつ。はい。
ほいじゃ、今から生成スレに逝ってきまつ。はい。

346 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/24 07:36
adamasしゃん、カキコありがとうございますた。
なぜか、素敵なおじさまモードでつね。

347 :Adamas:04/04/24 07:50
はい、こちらはよそ様のおたくですから。ホホホホホ。
もう出てきません。はい。

348 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/04/24 18:47
私も「将軍様〜」は笑いましたよ。
あと、前にあった、sexの欄に[ twice a week ]もツボってました。

ROMってばっかりで申し訳ないです。

349 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/25 04:45
348しゃん、どうもでつ〜 気が向いたらカキコおながいしまつ〜



350 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/25 22:20
すれ違いネタですが、女子日本、アジア最強といわれていた北に勝ちましたね。
ちっちゃくバンザーイ。
♪でももお〜っと、大事な瞬間に涙はとっておきたい〜の

351 :ゝ^ )つ〜〜く:04/04/30 18:38
今日病院へ行ってGOT,GPT,γ-GTPの値をしらべるために血液検査をしたら、医者に「糖尿病の心配はありません」と
言われた。なんか変。私が変なのか、医者が変なのか・・・

352 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/04 19:13
★☆★無知無学な文系糞虫祭り★☆★ 絶賛開催中!!!
http://pc5.2ch.net/test/read.cgi/tech/1083624060/
/|         |  |_____ΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦΦ||ΦΦΦ
  |         |  | ̄ ̄ ̄ /|                    ||
  |         |  |   / /|TTTTTT   TTTTTTTTTT||TTTTT
  |        /\ |  /|/|/|^^^^^^ |三三| ^^^^^^^^^^^||^^^^^^^
  |      /  / |// / /|
  |   /  / |_|/|/|/|/|
  |  /  /  |文|/ // /
  |/  /.  _.| ̄|/|/|/         Λ_Λ
/|\/  / /  |/ /           (___) 表示的意味論わからずに
/|    / /  /ヽ            /〔 祭 〕〕つ 意味論騙ろうとはふてぇ奴だ
  |   | ̄|  | |ヽ/l            `/二二ヽ     みんなでまつっちまえ
  |   |  |/| |__|/   Λ_Λ     / /(_)
  |   |/|  |/      ( ´∀`)   (_)    Λ_Λ
  |   |  |/      // /  ^ ̄]゚        (`   ) 「構文が表示的意味論」(プッ
  |   |/        ゚/ ̄ ̄_ヽ         ⊂〔〔 祭 〕
  |  /         /_ノ(_)          ┌|___|
  |/          (__)             (_ノ ヽ ヽ
/                                (_)

353 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/04 19:44
>>352
아이구... 공과계사람들도 필사적이군...

354 :CC名無したん:04/05/04 20:01
>>352
はにゃーん

355 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/04 20:25
>>354
はにゃーん

356 :文科系:04/05/05 14:48
>>353
工科系?

357 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/05 15:53
>>356
はにゃーん!

358 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/05 16:01
何してるん?

359 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/05 16:30
このまま「はにゃーん」で1000突入!

360 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/05 17:34
hanya-n

361 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/05 17:47
阪南

362 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/05 18:14
ハンナン

363 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/05 18:27
なんか本ほじってたら、のえせんせが「培養漕の中の脳」について書いたのがでてきた。
(つづく)

364 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/05 19:11
そしたら今度はPatnumの_Reason, Truth and History_がどっかいっちゃったー
ふえーん(完)

365 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/05 20:27
Putnamな

366 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/05 20:43
>365 きゃー、はずかしい!でもありがと(^・^)チュッ

367 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/05 21:42
きゃー、日本刀がガバに勝った!

368 :(´∀`):04/05/05 22:04
何〜?

369 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/05 22:32
何と、刃こぼれなしで弾丸がまっぷたつに…

370 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/05 22:33
銃刀法違反で逮捕しまつ

371 :(´∀`):04/05/05 22:35
何の映画?

372 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/05 23:09
こさかなのひとりトリビア実況

373 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/05 23:29
でつ

374 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/06 18:22
WittgensteinのTractatusの訳(のやせんせ)が岩波文庫ででてたんでつね。しらなかた。
でも、やたらと翻訳がありまつね。岩波と、のえせんせが解説してるのと、大修館のと、白いやつ(もっとあるのかな)。
お奨めはどれでせう?次は是非logical structure of linguistic theoryを
岩波文庫で!安藤先生と田中先生以外の訳で!

375 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/06 18:37
かぜひいたみたいっす。けほ

平成17年度○○大学大学院入試問題予想
次の朝鮮語を日本語に翻訳汁
うりまるはなどもるぬんちょあがしどぅる。ちょしめがったわ。
ぬにまーにさいごいって。あいご、ちょんまるちょしめがったわ。
おんにぬんちょっくむまんこっちょんでにか。
(出典:『ウチにいないぞ、俺!』)

けしてエロいことは書いてありません。

376 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/06 18:51
はにゃん

377 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/06 19:05
はにゃーん

378 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/06 19:50
hanya-n

379 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/06 20:28
>>374
大修館から出てる奥先生の訳がいいと思いまつ。Notebooks 1914-16 の訳がつ
いてるところも good でつ。Tractatus はあれを一緒に読まないとわからないことが
多いでつ。

野矢訳は、、、買ったけどまだ検討してません。_| ̄|○ 野矢先生だから少な
くとも悪いということは無いとは思いますが。

はにゃーん

380 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/06 21:00
379さん、レスありがとうございます。
邦訳が上に挙げたもので尽くされるとしたら、奥せんせ訳は唯一持ってないです。でも、学部生のときに図書館で借りて読んだ気がしますが、用語に戸惑いましたが(白い本の用語に
慣れてたもので)、読みやすかったような気が。
野矢せんせ訳は今日買ったばかりですが、おっしゃる通りだろうと期待してます。
読んでみます。

ぎこはにゃーん

381 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/06 21:25
白い本、とかいうのはウィトゲンシュタイン関係ではちょっとアレですね。
どうせなので奥せんせ訳以外(もってないので)の訳書を
あげときます。
 坂井秀寿訳、法政大学出版局、1968
 山元一郎訳、中央公論新社、2001
 野矢茂樹訳、岩波書店、2003
『言語』に土屋せんせが書いてたと思いますが、ウィトゲンシュタインを一人で読むと誤解してしまうので、邦訳と『ウィトゲンシュタイン小辞典』などを手がかりに読むとよい、とか。
邦訳がこれだけ充実している現在というのはいい環境なのかもしれませんね。

はにゃ〜ん

382 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/07 08:26
平成17年度○○大学大学院入試問題予想
次の朝鮮語を日本語に翻訳汁
 永遠はん再帰ぬんあじゅ神秘すろうん事象いだ。にーちぇぬんい事象ぐろまぬん哲学者どぅるる
 おりどぅんじょるはげまんどぅろった。もどぅんごしくおんじぇんがぬんいみあぷそ体験へっとん
 くでろ反復でんだぬんごしだ。い反復とはん無限ひ反復でんだぬんごっ!いおちょぐにおんぬん
 神話がまるへちゅぬんごすんむおしんが?
(出典:みるらん・くんでら著そん・どんじゅん訳『ちゃむるすおんぬん存在えかびょうむ』)

383 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/08 17:07
どなたかMillerの_Strong Generative Capacity_(CSLI)を読まれた方はいらっしゃいますか?
私はぱらぱらとしか読んでないのですが、ちらりと次のようなのが見えました:
「文脈自由文法では、弱生成力に関して等価であるならば、強生成力に関しても等価である
ということがトリビヤルに成立する」
よく知られているように、chomsky1965などで、弱生成力はある文法がいかにだめか、という
ことを示すために用いられ、言語理論が目指すのは強生成力である、とされています。というのは
強生成力とは、文法がある言語の構造記述を与える力であるのに対し、弱生成力は文法がある言語の
形式素の並びを生成する力であるからで、文法が形式素の並びすら定義できないへたれである、
ということを示す以外に弱生成力の出番はない、とされています。
しかし、弱生成力に関して等価である文法の一定の下位領域に制限したり、その他の条件を
加えたりすることで強生成力に関しても等価であると言える、という話は弱生成力に言語理論上の
一定の地位を与えるものと言えます。この話、ちょっと面白そうだと思いません?

384 :cosacana:04/05/12 13:51
futuka mae ni 2dome no jitudan syageki challenge(at Haewoondae).
SIG to GLOCK(45).SIG wa cotto seibifuryoo gimi. GLOCK wa omosirokatta
desu.demo yakkyo wa kuremasendesita...moo konee yoo! uaaaan!

385 :(´∀`):04/05/12 17:21
ではいつかこさかなしゃんに会うことあったら
( ´・ω・`)つロ オレノヤッキョードゾー


386 :こさかな:04/05/14 20:29
カオモジせんせ、ありがとうございまつ。楽しみにしてまつ。
Glockは撃ってみたら面白くない銃ですた・・・やっぱガバを撃ってみたい

387 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/14 20:52
そのうち言語学を教えている大学の教官が銃刀法違反でタイホされたら、それがこさかな。

388 :こさかな:04/05/14 22:28
とりあえず刀は土に埋めますた

389 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/14 23:47
えーと、全部読んでないですが、野矢せんせ訳、なんか読みやすいけど頭にすらすら入ってこない気が。
山元せんせ訳(初出はいつだろう)と例えば3・333のラッセルのパラドクスのところを比べると、「入力項」より山元せんせ訳の「独立変数」のほうが集合論イメージが得やすい気が。
あ、でもそれはだめなのか?あと、個人的に「像」より「絵」のほうが、「絵」自体が事実であることをつかみやすいように思うし。
数学的には野矢せんせのほうが定訳に従ってるんでしょうけど、まとまるとわかりにくい。俺が頭悪いだけか?

390 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/15 02:55
虚無せんせの「どマイナーサザエさん」について
「どマイナー」は「どマイナー」でもエオリアじゃなくロクリア、そしてずっと七度が外されてて、最後の「今日もいい天気♪」では「どメイジャー」イオニア(フリギア?)になっている。(あってるか心配・・・)
 で、主要三和音の機能が保存されているのみならず、「今日も〜」が
メジャースケールなのに「もっとマイナー」に聞こえたんですけど、
私だけでしょうか?
そこではロクリアでの七度外しが効いているのかなー、とシロートがない頭ひねってみたのですが、これって「だまし絵?」

391 :親切な人:04/05/15 03:26
虚無しゃんここ見てるかどーか分からないから生成スレにハリコしますた

392 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/15 04:08
>391
ありがとうございますた、親切な(ンガンッw

393 :ゝ^ )つ〜〜く:04/05/18 19:13
前言389を撤回します。今日、野矢せんせ訳を読み終えましたが、ひっじょーに読み易かったです。というか、読み易かった理由は前言で書いたことと同じなのですが、「論考」とはどのような書なのか、ということが改めてよくわかった気がします。
(「気がするだけだろ」という声が聞こえますが)


394 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/05/26 19:00
6月3日の上智でやる西口さんって人のトーク行く人いますか?
つーか、この人どんな経歴の人?先生?聞いたことないんだけど。

395 :親切な人:04/05/26 19:29
飯大の院生でUCLA留学中と思われ、でつ

396 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/01 21:39
上智の、行きます。>>394さんは行くんですか?聞いてみただけ?

397 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/01 21:52
「英数字」って、「英語の数字」っていう意味でも通じますか?

398 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/02 00:55
>>397
誤爆ちゃん?

399 :こさかな@ラリ:04/06/02 14:39
>397
「英単語」「英作文」などがあるので、「英語の数字」というのがわけわかんない、というのでは
ない限り通じるんではないでしょうか(「アラビア数字」は「アラビア語の〜」ではなく「アラブの〜」、
「ローマ数字」は「ローマの〜」なので私にはわけわかんなく感じますが)

誤爆ちゃん?にマジレス


400 :(´∀`):04/06/02 14:58
400キター

401 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/02 16:11
>>400オメー ヽ(´ー`)ノ

402 :394:04/06/03 00:01
>>396
用事ができて行けなくなってしまいました。
できたら、詳細報告キボンヌです!
ところで、この人HP持ってるみたいですね。
飯大の文学部の研究室を辿っていくと見つかりました。

403 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/03 16:58
>>394, 396
なんか、トンデモじゃないの、っていう噂があるみたい
なんですけど・・・
(アメリカに留学中の友だちからの情報)
どういう経緯であの会で「講演」することになったのか、
謎すぎです。

396 さん、できればぜひ詳細報告お願いです。

404 :396:04/06/05 23:33
>>402-403
嘘つきました。
直前に体調が悪くなって行くのやめてしまったのです。
ご期待に沿えずすみません。

405 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/10 19:42
質問なんですが、形式意味論では能動文と受動文の分析というのはどのようになるんでしょうか?真理値だけを考えると同じはずですので、それだけ考えると形式意味論的分析では、意味的には同じ、と言うことで分析がストップしてしまいそうですが。。。
関係する過去スレなどあれば誘導していただけるとありがたいです。

406 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/10 20:45
>>405
意味のどの側面に注目するかで分析は違うだろうけど、
形式意味論からすれば真理条件が同じ、というだけで意味が同じとまではいわない。
もちろん真理条件が同じ、という以上の差を見いだそうとはしないとは思うけど。

そもそも能動文と受動文のどういう意味の違いについて考えたいの?

もし形式意味論の側からアプローチが可能であるならば、「これこれこういう場合は、
能動文を使うのは間違っているが、受動文を使うのは適切である」、あるいはその逆、
のようなデータがあれば、まだ何か言い様があるけど。

407 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/10 20:56
と書いた後で思い出したんだけど。

最近Kratzerがvoiceの意味論(と項構造)に関する論文を書いていた。
ttp://semanticsarchive.net/Archive/GU1NWM4Z/
とりあえずここのreferenceから見てみるのがいいと思う。

あとはここのシラバスを参考にして集めるといいかも。
ttp://ocw.mit.edu/OcwWeb/Linguistics-and-Philosophy/24-953Argument-Structure-and-SyntaxSpring2003/Syllabus/index.htm

408 :405:04/06/10 21:14
>>406=407
リンク、ありがとう。Kratzerのはずいぶん前に出版されると聞いて待っていたんだけどなかなか出なくて、
ネットでも見つけられなくて困っていたんですよ(困るってほどじゃないか)。SemArchiveも何度か
チェックしたんだけど。アップされたのって比較的最近では?

409 :405:04/06/10 21:16
アップされたの1年前だね。最後に見たの、そんな前じゃないと思うのだが。。。
いづれにせよ、ありがとう!

410 :こさかな:04/06/11 23:06
voiceの話題がでてたので私も。passiveの解釈、あるいは関連構文の解釈にadversativeがあり、こういったものの形式化は
被害の移動を認めればでき、実際Verkuylがやってますよね。
それ以外に関して、たとえばpassiveが帯びる非対格性とaspectの関係を形式意味論の装置で導けるといいですね。
他にこれまで言われてきたeveryone loves someone.の多義性が受動では消える、などと合わせると豊かな記述ができ、
相違形式化されたものに基づくと、意外な一般性がとらえられる、ということもあるかもしれませんね。

411 :405:04/06/12 07:04
こさかなセンセ

>関連構文の解釈にadversativeがあり、こういったものの形式化は
>被害の移動を認めればでき、実際Verkuylがやってますよね。

Verkuylの文献教えてもらえませんか?発表年だけでも結構なのでお願いします。

412 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/12 13:21
こちらには初カキコになります。
Kratzer の Voice と Argument Structure の研究が話題に
なっているので、いちお関連ということでここでお尋ね
させて頂きたくて、カキコに来ました。

今週の前半(火曜日)に、神戸の樟蔭女子大で、Delaware
の S. Tomioka 先生が、まさにこの Kratzer の研究に
基づいた韓国語の Double Accusative 構文の分析について
トークされたようなんですけど、どなたか関西の方で、
行かれた方ありましたら、もちろん大筋だけで結構ですので、
教えて頂ければ大変ありがたいです。
分離不可能所有とかカテゴリーの包含関係(いわゆる
Zooming-In 関係)とか(韓国語で二重対格が生じるのは、
基本的に、この2つのうちのどちらかの関係にあるNP
(DP)が出てくる場合だと思いますので)が、どのような
筋から Voice Phrase と関係してくるのか、今いち推測すら
できないのですが、大変興味がありますので、どうか
よろしくお願いします。
また、Tomioka先生が同じ内容を関東でトークされる予定は
ないのでしょうか?
ご存知の方がありましたら、ぜひぜひご教授頂ければ大変
ありがたいです。

413 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/12 14:11
こういうケース良くあると思うんだけど、本人に直接連絡を取るのってどうなんだろうね?無視される場合も多いみたいだけど。

414 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/12 14:42
ってゆうか,なんでわざわざ関西でやるのかと小一時間(w

首都圏でやった方が,オーディエンスの規模もレベルも
段違いだろうに.
ってゆうか,よく知らないけど,首都圏でもやるんじゃない.

415 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/12 21:04
>>412
>>分離不可能所有とかカテゴリーの包含関係(いわゆる
>>Zooming-In 関係)とか(韓国語で二重対格が生じるのは、
>>基本的に、この2つのうちのどちらかの関係にあるNP
>>(DP)が出てくる場合だと思いますので)が、どのような
>>筋から Voice Phrase と関係してくるのか、今いち推測すら
>>できないのです

そうでしょうかね?
漏れはそのトークのことは全然知りませんし、Korean も全く
できませんが、「カテゴリーの包含関係」の方はともかく(現象
自体よく知らないもので)、分離不可能所有とVoiceとが密接に
関係してるのは、フランス語やスペイン語を初めとするロマンスの
よく知られている(と思うが)現象から見ても、明らかなんじゃ
ないですか?

a1. Cette robe se lave facilement. (Middle Voice)
a2. this dress itself washes easily
b1. Marie se lave. (Reflexive)
b2. Marie herself washes
c1. Marie se lave les mains. (Inalienable Possession)
c2. Marie herself washes the hands
d1. *Marie se lave ses mains.
d2. Marie herself washes her hands

もちろん、ロマンスでは分離不可能所有の場合の se は dative なので、
Korean では Accusative だとのことですのでそこは違ってきますが、
とにかく、分離不可能所有とVoiceとの関連は、こうした現象からも、
「今いち推測すれできない」どころか逆に、かなり容易に推測されるかと。

416 :415:04/06/12 21:09

× 「今いち推測すれできない」どころか逆に、
○ 「今いち推測すらできない」どころか逆に、

スマソ!

417 :こさかな:04/06/12 21:51
405しゃん

概念関数を集合論的に定義された演算子に書き換えるもので、もとはZwartとの共著でLinguisticsに掲載されたもので、A Theory of Aspectualityの一つの章になってます。

418 :こさかな:04/06/12 22:20
>415
Koreanで二重対格が許されるのは単純に分離不可能所有だけではなく、ttayli-ta'なぐる'のような影響動詞だけで、「洗う」のようなものはできない、と記憶しています。
さらにこのようなものは
 NP-NOM NP-ACC V(PASS)
のように受動化できるのではなかったかと思います。
大きな括りではフランス語などと同じようなもの、と言えるかもしれませんが、影響性というものが関わる点でフランス語等より狭い範囲のボイスが関与しているようです。
譲渡不可能所有にしても日本語と違い親子関係ではだめで、細かい点をみるといろいろあって面白そうです。

419 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/12 22:54
>>410, 412, 415, 418 et al.
漏れも関東で、T先生のトークのことは412見て今さっき初めて知りました。

Korean の二重対格って、確か(1b)みたいなケースでしたよね。
それに、こさかな先生ご指摘の通り、(2b) が不可なのは、Possessor に対する
影響性がない(極めて低い)からですよね。(例文は韓国語として見て下さい)

1a. 「望みどおりになったでしょ。」と侮辱され、ユジンはミニョンの頬を叩いた。
1b. 「望みどおりになったでしょ。」と侮辱され、ユジンはミニョンを頬を叩いた。
2a. ユジンを奪われた嫉妬に駆られて、サンヒョクはミニョンの車を力まかせに蹴った。
2b.*ユジンを奪われた嫉妬に駆られて、サンヒョクはミニョンを車を力まかせに蹴った。

これって、Kratzerのアイデアを使うということは、まさにこさかな先生ご指摘の
adversative や「影響性」を表す、例えば仮に Affect のような音形のない
light verb が「叩く」や「蹴る」の上にある Layered VP Structure を立てて、
affecing event と hitting(kicking) event を一旦分離しておいた上で、
Kratzer の Event Identification でいわば単一化する、というアイデアでは?
(2b) がアウトなのは、Affecting(e) がイベントとして成立していないから、
と説明できそうな気がしますが。
あと、(1b)で、「ユジンはミニョンの頬をサンヒョクに叩かせた。」という
解釈は当たり前ながら当然できないわけで、つまり、
Agent of Affecting event = Agent of Hitting event
を保証しておく必要があるわけですが、これは Event Identification だけ
では出てこないかも知れません(テクニカルな詳細、今すぐにはちょっと不明)
が、もしも出てこなくても Event Identification の付随制約として外項の
一致を要請することは自然と言えると思うので、この線で行けそうですね。

って、聞いてもいないトークの人のストーリーを勝手に推測しても仕方ないか。(爆)

420 :こさかな:04/06/13 00:10
>419 ふ、ふゆのソナタでつか?

421 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/13 00:52
>>419
>>adversative や「影響性」を表す、例えば仮に Affect のような音形のない
>>light verb が「叩く」や「蹴る」の上にある Layered VP Structure を立てて、
>>affecing event と hitting(kicking) event を一旦分離しておいた上で、
>>Kratzer の Event Identification でいわば単一化する、というアイデアでは?
確かに大変興味深いアイデアなり。
上位の方のlight verbのargumentがPossessorの方で、hitなりkickなりの
argumentがBody Partだというわけなりね。
なるほろなるほろ。
しっかし、外項の同一性の心配をする以前に、その構造でどうやって
「頬」がPossessor(上の例では「ミニョン」)の頬だということを
出すなりか?
うろ覚えなりが、確かSyntaxでの分析では、Double Accusativeは
419の(1a)からPossessorのRaisingで出してきたはずなりね。
まだECPがあった頃の昔の枠組みだったなりが、419の(1b)がOKで
(2b)がアウトなのを、theta-governmentの成立/不成立によるECP
で説明していたと思うなり。
419が言ってる意味論だとPossessorとBody Partは全く別のイベントに
分離されてる(分離不可能所有なのに!)ように思われなりが・・・

422 :(´∀`):04/06/13 06:47
大いに関係ありそうな表現として
John gave Mary a kick. (cf. *John gave a kick to Mary.)
みたいなのがあるにゃ。
double object verbは昔からlayered VPの代表みたいなもんにゃが、upper vは一般に
causativeであり、affecting verbというのとはちと違うにゃ。
affectednessを統語的にどう表示するかについては、だいたいある機能範疇のSpecに
affected argumentが移動することでそのような解釈が生まれる、という線で、その
際、その移動に連動して対格照合も起きる、しかし必ずしもその機能範疇(たとえばAsp)
のSpecが対格照合位置なのではない、といったあたりがありがちな見方にゃ。で
>John gave Mary a kick.
でkicker=Johnに決まっておる、というのと
>Agent of Affecting event = Agent of Hitting event
は同質の問題だにゃ。


423 :おせっかいな人:04/06/13 21:36
いろいろな推測が出されていて、それ自体も大変面白い
ことは決して否定はしませんが、すでにトークされた
内容なら、やはりそのトークそのものを尊重するべき
なのではないかと思います。
批判するにしても、多分こういう構造を立てているん
じゃないかという推測だけでは、やはり建設的な議論は
できないのではないでしょうか?
そのためにも、ここ見てる人で当日富岡先生のトーク
聞いた方一人くらいはおられるのではないですか、
そういう方に簡単でいいからレポしてほしいです。

424 :こさかな:04/06/13 22:51
>423
特にTせんせに対する批判はでていないので、トークがあったということを契機に議論が進んでる感じで、これはこれでいいんではないかな?と思います。
でもTせんせのトークの内容はしりたいっすね。

425 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/21 19:18
こさかなさん、こんにちは。哲学板に新しく立ったの分析哲学スレが珍しく
まともな感じで盛り上がりつつあります。よかったら遊びに来てくださいね。

∀∃ 分析哲学総合III ∃∀
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1087594214/

426 :こさかな:04/06/22 21:05
425さん、情報ありがとうございますm(_ _)m
いってみますです。

427 :こさかな:04/06/22 23:21
分析哲学総合スレ、おもしろいっす…

 ところでふと気になったのですが、英語のbeforeはany,韓国語のcen-eyはamwu-to「誰も」というnegative polarity itemを認可するのですが、
似たような意味の日本語の「前に」は「誰も」を認可しません。
この違いって何だろう…

428 :こさかな:04/06/24 21:46
つづけますが、他言語では分析されているものが韓国語では否定を含む表現で一語になっているものがあります。
 hal-kka mal-kka 「するかしないか」
cenをこれと同列に考えると、否定の意味を含んだ、日本語で言えば
「ないうちに」のようなものと言えることになります。
 こう考えると、cen-eyがNPIを認可することは当然だということに
なります。しかしここで気になるのが前接要素の形態です。
 韓国語では否定辞へ連なる要素の形態は
 ha-ci anh-ta しない
のようにV-ciとなります。(このciは一応受動形態素とは別物だと
おもふ)一方、cen-eyのほうは
 ha-ki cen-ey
と、V-kiになる。このセツビ辞は
 haki silh-ta したくない
のような複合動詞に現れるものです。形態から見ると、cenは
否定をふくんでいるのだろうか、と思います。

429 :(´∀`):04/06/25 00:10
少し以前の日本語(昭和30年代頃)では、「〜しないうちに」の意味で「〜しない前に」と
言うこともあったけどにゃ。
「太郎が来ない前に」とか、意味的にはredundantにゃが、虚辞的に「ない」が「前に」とセットで
出てくるにゃ。最近の若い人もたまにこんな言い方するみたいにゃが。


430 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/25 01:34
>>427
というか、「誰も」は条件節でも認可されないですし。

anyのようなNPIではないと考えるのが正しいような。

431 :こさかな:04/06/25 09:22
>429
あ、私も時々その表現ききます。私はぜんぜん直観がはたらかないでつか…
「うちに」と「まえに」では「に」の出没に関して違いがあると
思います。「まえに」はある事象の生起する時点を指示するのに対し、
「まえ」は後続談話の状況設定、というふうに解釈が異なるのに
対し、「うちに」「うち」はともに時点指示で、「に」は任意だと
思います。「しない前に」を言う人はどちらの文法を使うのでしょうね…

>430
お説ごもっともでつ。anyより「強い」NPIと考えるべきで、
一緒に出すべきではありませんでした。ところで韓国語の
amwu-toは日本語の「誰も」より「弱い」と言われています。
その根拠はcen-ey節への生起です。

432 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/25 14:37
>>431
太郎が来るまえに、・・・
太郎が来るまえ、・・・

どこが違うの?

433 :こさかな:04/06/25 22:50
>432
反語?(どこが違うの?どこも違わないじゃないか!という)

文を続けないと違いはでないと思います。たとえば
 太郎が来る前に高い肉をくっちまおう
は言えても
 太郎が来る前、高い肉をくっちまおう
はだめだと思います。これに対し
 太郎が来る前、テーブルには高い肉がたくさん並んでいた
はいいと思います。違いは上で述べたようなことです。

434 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/26 00:00
>>433
ああ、なるほど。「「まえ」は後続談話の状況設定」というのがよくわかりませんでした。

「「まえ」はある状態の持続する範囲を示す」ということですね。


435 :こさかな:04/06/26 00:46
>434
わるくはないです。でも「まえ」をつかった表現を真にする状況を
考えたとき、「範囲」ということばが適切か、やや不安です。

436 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/26 01:09
>>435
たとえば?

437 :こさかな:04/06/26 11:05
>436
与格の有無で「あいだに」と対立する「あいだ」では持続する過程の範囲を指定していると一般に言われていると思いますが
 (1) 妻が海外出張にでかけている間、太郎は愛人と暮らしていた
「まえ」は単純な範囲限定の機能とはいえないと思います。たとえば
 (2) 妻が帰国する前、太郎は愛人と暮らしていた
を次と比較:
 (3) 妻が帰国するまで、太郎は愛人と暮らしていた
過程を時点と(かりに)subeventの順序対<t,se>=pの順序集合Pとします。「あいだ」の場合、主節過程をP^m、従属節過程をP^sとすると、「あいだ」が生起する文については、P^sは閉区間で、
 P^m - P^s ≧ |1|
で偽となります。「まで」についても同様に考えますが、P^m, P^sともに時間の早いほうが開いた区間と特に規定します。
しかし真偽を問う場合、問題とされるのは閉じている部分に関してで、開いている方については語用論的に処理されるものとします。
「まで」の生起する文は、閉じている方に関して
 P^m] - P^s] ≧ |1|
で偽になります。
 「まえ」については、すぐ上の状況でも偽にならないと思います(妻が帰国する一ヶ月前に、浮気の痕跡を消すために愛人との同居をやめた、という状況でも偽にならない)。

438 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/26 13:44
>>437
丁寧な解説を有難うございます。要するに、(1)=(3)であるのに対して、(2)≠(3)で、(2)には(4)の
ような解釈もあるということで宜しいですか?

> (1) 妻が海外出張にでかけている間、太郎は愛人と暮らしていた
> (2) 妻が帰国する前、太郎は愛人と暮らしていた
> (3) 妻が帰国するまで、太郎は愛人と暮らしていた
(4) 妻が海外出張にでかけている間の一時期、太郎は愛人と暮らしていた

でも、そうすると、「太郎が来るまえに、・・・」も「太郎が来るまえ、・・・」の違いは、結局、
主節「・・・」の事象アスペクトの違いという感じになると思うんですが、如何でしょうか?

 太郎が来るまえに、高い肉を食っちまおう
 ?太郎が来るまえ、高い肉を食っちまおう
 太郎が来るまえ(は)、高い肉があった

439 :こさかな:04/06/26 14:08
>438
レスどもでつ。
後半がちょっとよくわかりませんでした。主節の事象アスぺクトの違いとは、すなわち、その可能な幅を規定する副詞類の違い、とはいえないでしょうか。
ある副詞類の意味、というか機能がこれこれなので、アスペクトはこれしか使えない、といった感じ。たとえば「ある」は状態性述語ですが、動詞ということもあってか一時的なものでいいので、項の選び方によっては
 太郎が来る前に焼肉屋の前で事故があった
というふうに「まえに」でもいいわけですが、形容詞では
 花子は結婚する前、とても美しかった
 *花子は結婚する前にとても美しかった
のように、(判断が正しければ)「まえに」とは共起しません。
また、共起可能な例は想像できないと思います。これは従属節のアスペクトへの制限によるものだと思います。主節のアスペクトの違いは、間接的に、従属節の性質を反映している、つまり従属節の違いだと考えます。もしかすると同じことを言っているのかもしれませんが…

440 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/26 15:42
>>439
なんか混乱させてしまったらすみません。要するに、私が言いたかったのは(確認したかったのは)
次のようなことです。

「・・・前に」の後には、出来事的アスペクトの主文現れる。
「・・・前(は)」の後には、状態的アスペクトの主文が現れる。

動詞「ある」は、「モノがある」とか「・・・である」とかいう場合は状態的アスペクトですが、「出来事が
ある」という場合は出来事的アスペクトということでいいですよね。

441 :こさかな:04/06/26 16:35
>440
「まえ」は状態的アスペクトに制限されるでしょうか?主節は出来事でもいいような気がします。まえに「状況設定」と言ったのはこのようなこともふまえてなのですが、寺村氏、益岡氏がこのような立場をとっています。

ところで「まえ」と「まえは」は完全に置換可能でしょうか?

442 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/26 17:23
>>441
なるほど。確かにaだけではなく、bもまあ言えそうですね。

a. 太郎が来るまえに、部屋を掃除した。
b. 太郎が来るまえ、部屋を掃除した。

すると、「・・・まえ」の後は出来事的アスペクトの主文も現れるとして、aとbの違いは、
「時点指示」と「状況設定」の違いということになるのでしょうか?

443 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/06/26 17:39
>>441
「まえ」と「まえは」が置換可能かというのは判断が難しそうですね。ただ、一般に、主文が状態的
アスペクトの場合は、「まえは」と言う方が自然な感じが多いように思います。

a. 太郎が来るまえは、高い肉があった。
b. (?)太郎が来るまえ、高い肉があった。

一方、主文が出来事的アスペクトの場合は、「は」を入れない方が自然であるようにも感じます。

c. (?)太郎が来るまえは、掃除を少し片付けた。
d. 太郎が来るまえ、掃除を少し片付けた。

いかがでしょうか?

444 :こさかな:04/06/26 20:56
>443
なんかそんな気がしまつね。
さらに私の耳には、aの「は」は「対比」の読みが強制され、それと関連してか「高い肉があった「のに」」という逆接の気分が生まれるような気がします。
dの方はけしてそんなことはないと思うのですが。
これに関して思い出すのは、「ながら」「つつ」は状態性述語に
続くと必ず逆接解釈になるということ、あるいは「ては」の逆接解釈に関する有田理論です。

445 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/03 03:34
こさかな、元気?

446 :こさかな:04/07/03 08:29
元気だよ

447 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/04 22:50
関連スレ補足

【必然】様相論理 Vol K【可能】
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1088759965/

448 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/12 11:51
        _....._{{ 〃
      , - ' ,..、、.ヾ{{フ'⌒`ヽ、
    /  ,:', -‐‐` ´ '´⌒ヽ ヾ:、
.   ,'   ,'´ ,ィ ,ィ ,' ,   `ヽ',  ',-<
    ,'   .i  /|. /.| { i,  i,  }.  }_,,))
   ! |  ! .,'-.{ ! !|; |`、.}゙!.! |.  ! ヽ.
   ', ', |Vァ=、゙、 `゙、!-_:ト,リ', l ! |   ゙',
    ヽ、', l:!Kノ}.     f:_.)i゙i: リ ! l ル
     | l!iヾ- ' ,   .!__:ノ ゙ ,リ l リ'´     
.     ',|!!、    r‐┐   ` ノ'. /,イ    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      'i!゙、ヽ、 ゙ー'  _, ィ,:',:''´    < こさかなさん、こんにちは。
      ゙:、ィ、jヾー::: 'iヘ .ノ',リ.       |  dat落ちした前スレをhtml化してもらったよ!
   ,、- '´ ヽ、゙、   { `>"、      \__________
  /\\    ',   }   //`ヽ

意味論
http://ruku.qp.tc/dat2ch/0407/12/995816650.html

449 :こさかな:04/07/13 09:46
>448さん
乙ですー トシちゃんかんげき!(^◇^)

450 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/24 22:37
ピチカートファイブの「君みたいにきれいな女の子」、
という歌を聴いてて思ったんですが、
A夫がB子に向かって「君みたいにきれいな女の子」と言うと、
B子では無い、B子のようにきれいな女の子=C子を指しています。
が、曲の歌詞、
「君みたいにきれいな女の子がどうして泣いているの」
と言う場合では、
B子のことを指していますよね。
「君みたいにきれいな女の子が泣いている」だとC子を、
「君みたいにきれいな女の子がどうして泣いているの」だとB子を
指している様に感じられる。
これってどういうことなんでしょうか。
「みたいに」の用法の違いとかですかね。

451 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/25 10:37
本人に向かって「泣いている」は言われなくても分かってるし、
他人について文脈なしに「どうして」と言われてもシラネーヨだからじゃないの?

452 :こさかな:04/07/25 13:24
ちょっとみにまる・ぺあーになってないので「どうして」に
関して(つまりyes-no vs. wh疑問文)作ってみます:
a. 君みたいにきれいな娘がないているの?
b. 君みたいにきれいな娘がどうしてないているの?
私の語感では、aは本当にC子なり他の人の記述の真偽を
問うものなのか、bは反語のようになってないか、と感じます。
ともかく、「XみたいなY」はあるスケール上に位置づけられる
個体から一定の集合を選びとる表現ですね。それがなぜ
「どうして」のあるなしで違いがでるのか、面白いですね。
451さんのいうようなことなのかも知りませんけど。

私事ですが、処女論文はピチカートとCharを大音量で聞きながら
かきますた…

453 :こさかな:04/07/25 22:18
失礼しますた。最近、連用修飾と連体修飾の区別もできないくらい
耄碌してます…
ついでに類例:
a. あなたほどの人がおびえているの?
b. あなたほどの人が何をおびえているの?
ここでも何らかの尺度で並べられた個体群を、「あなた」という
一定の極を設定して集合を選びとっています。その集合は
もちろん「あなた」だけから構成されるシングルトンセットで
ある必要はないのでC子さんでもいいはずですので、
同じ問題を再生産していると思います。なんとなくNPIの話を
思い出させますが、中でもフォコニエ〜ルのanyの話を
思い出させる気がします。それから、NPI=定性+尺度という
考えとの関係で、「君」を別の人称に置き換えてみるのも
たのしそうでつ。

454 :こさかな:04/07/25 23:05
みにまる・ぺあーから離れて、本来の論点にもどりませう。
上で言った、ある尺度で並べられた個体群からとった集合をS、
その集合のとりかたを決めるような個体をgとします。
 [君みたいに綺麗な女の娘]
のデノーテーションがS、「君」がgです。
 [君みたいに綺麗な女の娘]にはあったことがない
では、C子にはあったことがなく、gには会っている。で
g、C子はSの元ですが、C子はgではありません。
これは否定文でしたが、次は肯定文です。個人的にはだめだと
思うんですけど…
 [君みたいに綺麗な女の娘]にあった
仮にいいとすると、これがC子にあった例になりますね。
ここでは、「君」にも今あっているわけですけど、それは
どうでもよいわけですよね。で、
 [君みたいに綺麗な女の娘]が泣いていた
で、「誰が泣いていたか」ではgの「君」は泣いていない
(可能な文ならば)
ここでもう一個対比のためにスカラーな表現を含まないものも
あげときますね。
 [君みたいな女の娘]が泣いていた
では、私は問題ない文だと思いますが、意味は「君に似た娘」
だと思います。いっぽう、
 [君みたいな女の娘]がどうして泣いていたの?
ではどうしてもスカラーの解釈が入り込んでくると思います。
次も参考:
 [君に似た女の娘]がどうして泣いていたの?
ここではC子なりの解釈しかありません。
では、おやすみなさい…

455 :A-Rod:04/07/27 02:06
こさかなしゃん、こにゃにゃちわですのにゃ。
生成スレで聞いてもいいのですにゃが、基本的に意味の話なのでここで。

ネタはindefiniteのscopeなんですけどにゃ。とりあえずたたき台にBoeckx 2001 NLLTをば。
Boeckxは名詞句解釈がcaseがcheckされた位置で行われ、indefiniteの場合、A-movementの
traceであってもreconstructionを行うという主張をしているのですにゃ。
まず、以下に示すようにsomeはlikelyより広いscopeも狭いscopeもokと。

(1) Some politician is likely to address John's constituency.
(some > likely/ likely > some)

some politicianはT-specでnominativeをcheckされるわけにゃから、likelyより高いscopeはそこで
出る、と。でもlikelyより低いscopeは文字通りloweringによってreconstructすることによって
base positionで解釈されるのでlikelyより狭いscopeも可能、と。
これを保証するメカとして、LFでのthere(syntaxには見えない)insertionというのを仮定するのですにゃ。
根拠としては、reconstructできるquantifierはsomeやnoなどthere構文に出現可能なquantifierに限られ、
everyは不可能なこと。それに次に示すようなscope interactionがRelativised Minimalityに従うというのを
根拠にしとるわけですにゃ。

(2) a. A red car seems to me to be parked at the corner.
(=it seems to me that there is a red car...)
b. A red car seems to every driver to be parked at the corner.
(*it seems to every driver that there is a red car ...)
例文はp. 531より抜粋

Loweringしてreconstructしようとすれば、(2b)がrelativised minimalityに
ひっかかるわけですにゃ。


456 :A-Rod:04/07/27 02:07
個人的にはindefiniteはchoice functionを用いた分析(Reinhartやvon Heusingerなど)に
一票なのですにゃが、indefiniteをchoice functionで表すとして、functionが取る変項を
指定できるのかどうかというのが問題点の1つ。それとsyntaxにchoice functionがあるとして
やぱ、epsilon operatorみたいなものを埋め込む(例えばDのfunctional headにゃんかに)なり
するのが必要なんでしょうかにゃ?
それとchoice functionはけっこう万能なので、何を値としてとるのかというのももっと議論されても
いいような気がしまつですのにゃ。

ご意見よろしくおながいしますにゃ。

生成の先生方の目に触れるよーにあっちにもカキコしたほーがいいのにゃろか、、、

457 :こさかな:04/07/27 08:51
A-Rodしゃん、こにゃにゃちは。
あちらにもカキコしたほうがいいかもでつ。
私が言えることは少ないと思いまつが、がんがってみまつ。
まず、choice f.はそんなに万能じゃないと思いまつ。もし
万能に見えるとしたら、言語学者が濫用している可能性が
あるかもでつ。そもそもなぜchoice fを使わないといけないのか、
というか、使う効用は何なのかを明確にすれば問題のいちぶは
存在すらしない、などということもあるかもでつ。
choice fを使う効用としてはuniversal q.の作用域内にある
exixtential q.を消去できることでつが、もしかすると、
統語論と意味論の問題としては、exixtential q.なしでも
ある集合から個体をいっこ選び出しているようなことが
なければchoice fを使ってはいけないのではないか、という
気がしまつ。
 それから、choice fの変項の位置にDがあっても、外にあっても、
どちらでもいいのではないかと思いまつ。ただ最終的には
Dは消してしまわないといけないと思いまつ。
 こういったことを統語論でどう保証するかについては
頭がまわんないでつ。ヘタレレスすまそです。

458 :A-Rod:04/07/28 01:09
こさかなしゃん、さっそくのレスありがとございますたのにゃ。
正直言われると、おいらもchoice f濫用気味になる可能性おおありのアフォ研究
しかねん立場にあるので、どっかでおさえんと、と自嘲しとるわけですにゃが。

Klaus von Heusinger(彼のサイトでpaperがDLできまつ)らがやってるSalience Change Semantics
ってやつですにゃが、salientなNPをchoiceできるってのは記述としては綺麗なのですにゃが、
salienceをどうやって保証するかが問題になると思いますとですにゃ。

それとchoice fをDがfunctionalだからという理由で埋め込んで、LFで値を出させるのはsemanticsの
都合に合わせた形でsyntax内に記述はできるのですにゃが、それがsyntacticにどういった意義があるのかと
問われると「??」ですにゃ。だいたいsyntacticにそれを書き込む理由もなさそうですしにゃ。
同じ意見は、話変わりますにゃが、Paul ElbourneしゃんのE-typeをNP-deletionで扱おうという話にも
言えるような気がしますのにゃ。semanticsで綺麗にいけてもsyntacticにNP-deletionする理由がにゃかったりする。
下手するとconstituentでない所を消すようなこともしかねんわけですしにゃ。

しっかし、暑いとしんどいですにゃり。

459 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/07/29 11:09


/⌒ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \  
|  /   / ''''''ヽ  ..::::''''''  ::::ヽ  ageで書けば角が立つ
|д゚)  | (●),  :::、(●) ..::::;;| 
| |   | 、.. ..,,ノ(、_,:)ヽ、,,,;;;;r'':::::;;|  sageでレスれば深みに堕ちる
| |   |    `-=ニ=- ' .::: :::::::;;| 
| |  l     `ニニ´ ..::'' ...:::::::;;l  良スレ善スレは闇に消え 残るは厨の糞スレのみ
| /    \ _::、__,;;',,;;;;;;;;;;;;;;;/  
| |    ////W\ヽヽヽヽ\    保守仕奉る
| |   ////WWWヽヽヽヽヽヽヽ  
| |  ////WWWWヽヽヽヽヽヽヽ 
E⊂////WWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
E////WWWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
| |  //WWWWWWWヽヽヽヽヽヽヽ


460 :こさかな:04/07/30 18:36
A-Rodしゃん、先日スポーツ新聞でお名前を見た気がするんにゃけど…
ところで、ROMってるせんせがたに直していただけるかもしれ
ないので、あふぉなことかきましゅ。
choice f.の項として何がとれるか、ということとたぶん関係しますが。
前にも書きましたが、スコーレム化はこんにゃの:
 AxEyP(x,y) => AxP(x,fx)
これは選択公理を使ったもので、導入された函数がchoice f.ですにゃ。
スコーレム化する前の式については、全称量化された変項の動きに
応じて存在量化された変項のことを考えなければならないのに対して
スコーレム化された式では全称量化された変項からの写像が
きまってますにゃ。choice f.を使わない式の真偽はchoice f.を
使って簡単にできるわけですにゃが、ペアリスト解釈でも
必ずchoice f.で済んでしまうようになってしまってるんにゃろか?
ごめん、教えて君モードにゃ。
で、choice f.の項に何をいれるか、は、演算子を何に写像したいかに
よるかもですにゃ。

関係ないですにゃが、美しくないんでしょうけどLF there 構文は
変換文法ぽくて、昔がたりでいい…

461 :A-Rod:04/08/01 00:47
>>460
2回ビーンボールが続いたので、文句言ったらバリテックとかいう髭生やした
ヤクザみたいなおっさんに殴られ、そのうえ4日間の出場停止くらっちゃったのですにゃ・・(´・ω・`)
つーか、このHNボストンの人におもっきしブーイングされかねんHNなのにゃ。ボストン在住の人、許してほすぃにゃ。

function関係の話はめちゃおもしろそうなんにゃけどにゃ、数学と言語の意味記述のインターフェイスというのも
折り合いの難しい(けどおもしろい)問題ですにゃ。数学ではありうる表示が言語の意味表示でないということがあると
すれば、それは人間の概念としてないということなのか、それとも言語の性質のせいでないということなのか、、、
そーいや形式意味畑の人って数学的概念に重点を置く人と、言語の意味記述に重点を置く人とで好みの差がありますにゃが、
それを傍から眺めるのはなかなかにおもしろい。

Boeckxsって泥臭いんだけれど、読み応えのある論文を書く人ですにゃ。
秀才タイプなのかな?とにかく、優秀な人なのではないかと。

462 :こさかな:04/08/01 12:52
数学の形式と言語の形式の問題は論理学者にとって大事な問題だと
思いますし、論理学者でない私にとっても個人的に興味があります
にゃ。カントが数学を総合判断に満ちているとしたのにたいして、
フレーゲは「その時は論理学が粗かったんじゃ。ほんとはやぱ、
分析的判断に満ちとるのじゃ」といったことを私は深刻に
とらへたひ。にゃー マイスリーでらりってるので乱筆しつれー

463 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/07 17:48
流れと関係ない書き込み失礼します。
形式意味論の演算記号のフォントはどこで入手可能でしょうか?


464 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/07 19:29
>>463
TeXじゃ足りない?

465 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/08 04:55
国内で形式意味論を勉強したければどこの院がいいでしょうか?
海外ならどうでしょう?どうせならやはりオランダでしょうか?
オランダはやはり授業はオランダ語なんでしょうか?たぶんそう
でしょうけど、そうだと厳しいなぁ。

466 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/10 08:38
スレの上の方で、activeとpassiveの真理値は同じという
話がありましたけど、これは下のペアのようないわゆる
commercial frameなどでの話でも同じでしょうか?

太郎が花子から車を買った。
花子が太郎に車を売った。

467 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/10 10:57
>>465
http://gamp.c.u-tokyo.ac.jp/index_j.html


468 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/11 01:35
どこのスレ、板で聞いたらよいものか分からないので、取りあえず
言語学板で関係しそうなここに書かせてもらうんですが、下のようなequivalenceとmaterial implicationとして2つ別個に表すことは本質的に同じことでしょうか?
それとも本質的には違う意味(?)を表している(表しうる)ん
でしょうか?仮に表しうるとして、下のmaterial implicationで
二つを併記するとどのような事態を示しているんでしょうか?
(愚問なのか意味のある疑問なのか自分でもよく分からないのですが。
適当なスレがあれば誘導お願いします。)

equivalence: P <--> Q

material implication: P --> Q, P <-- Q

469 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/11 08:20
>>468
Equivalenceはたいていどのlogicでも双方向のmaterial implicationとして定義される。
すなわち、

P <ー> Q iff P ー> Q & Q ー> P

2つ別個に表すという意味がよく分からんが、たとえばP <ー> Qを証明したい時に
P ー> QとQ ー> Pの両方を別々に証明するというのはよくあるパターン。

470 :468:04/08/11 10:27
>>469
レスありがとうございます。だいぶすっきりしました。
恐らく、頭が混乱していたのは(「2つ別個に表す」の件も含めて)、
下のBのような関係が成り立つかということだったんだろうと思いま
す。どのような解釈の元でもBは無理ですよね?

A: P <ー> Q iff P ー> Q & Q ー> P

B: P <-> Q iff P -> Q 'OR' Q -> P

471 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/11 11:32
>>470
Bという解釈はとらない。試しに「P -> Q 'OR' Q -> P」の真理値表を書いてみれば
どうしてBをとらないかが理解できると思う。

P→Q OR Q→P
111 1   1
100 1   1
011 1   0
010 1   1

このようにP -> Q 'OR' Q -> Pはトートロジー(恒真)であり、Equivalenceで意味
しようとしていることとは違う。


472 :470:04/08/11 19:01
>>471
なるほど。
すっきりしました。
丁寧に教えていただいて、ありがとうございました。

473 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/22 00:36
ねぇねぇ、みんなこのスレのこと忘れてない?

474 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/08/22 08:09
Semantics(関連)の国際雑誌を教えてもらいたいんですが、

Natural Language Semantics, Semantics, Language and Philosophy

この3つ以外にどんなのがありましたっけ?

475 :干魚:04/08/30 17:13
>474
みっつめはLinguistics and Philosophyかな?
ほかには昔の雑誌でFoundations of Languageとか、Hintikkaが
editorのSyntheseとか、mathematical logicに関してはもうたくさん
あるかと。Computational Linguisticsもあげるべきでしょうか。

476 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/04 11:23
Journal of Semanticsってなかった?Semanticsってあったっけ?

477 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/13 18:23:37
there is noBODY here?

478 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/13 21:46:27
Yea, only feet here!

479 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/09/16 08:57:40
today is good day in Hong Kong, yea. do you enjoy studying semantics? what do you study now?

480 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/05 02:30:45
いいから氏ねよ( ´_ゝ`)

481 :干魚:04/10/14 20:23:03
こんにちは。どなたかSyntax Vol.7 No.2のLambekの論文を
読んだ方はいませんか?Lambekって、Lambek calculusの
Lambekでつよね?

482 :( ・(ェ)・)クマーポ ◆2ULmKUmaPo :04/10/14 21:18:05
>>481
A Computational Algebraic Approach to English Grammar
J. Lambek
Syntax, August 2004, vol. 7, no. 2, pp. 128-147(20)

   ∧_∧
   ( ・(ェ)・)  ↑これのことですかぽ? J. Lambek とあるから、あの Lambek で
  /J ▽J   間違いないですぽ。クマーポも読んでみたいですぽ。
  し―-J

483 :干魚:04/10/14 21:42:54
>482
そうですぽ。
pregroupという概念を用いたtype-logical grammarでいくつかの
ことをやろうとしているようですぽ。ななめ読みですけどぽ。
pregroupは、ブール代数が命題論理との関係に立つのと同様の
関係がcompact bilinear logicとの間にあるそうですぽですが、
古典論理しかしらない私にはさぱーりですぽ。ですが、
数学恐怖症の人は二節をとばしてね、とあるので、さぱーりでも
いいみたいですぽ。non-pregroupのcategorial grammarと
どう違うかよく検討してないぽですが、とりあえずどうでもいいみたいですぽ。
この文法でon-line processingに関わるいくつかの問題をあつかうぽ
ですが、短期記憶には7プラマイ2のchunkしか入らないという
Millerの観察との関係を考えたり、島の制約をこれとの関係で
performanceに関するもの、と予想してるぽ。Szabolchの形式意味論での
島の制約の扱いとかとも全然ちがうぽです。

ヒロシです…(突然いいたくなった

484 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/17 05:23:36
生成文法系の意味論の手軽な日本語入門書おせーて

485 :A-Rod:04/10/17 11:14:37
こ、こさかなしゃん、干されたらあきませんのにゃ。
水に戻るのにゃん♪
>>483
Island Conditionがtype-logical grammarで扱えるんですかにゃ?
ちょっと詳細知りたいですのにゃ。時間あったら読んでみようかにゃ。
>>484
生成系の意味論ちゅうのがよーワカランですにゃが(インターフェイスを
扱っているやつかな、、、)岩波の「意味と文脈」なんか素人でも読める
んちゃうかにゃん。

ヒロシです・・・
彼女の携帯をこっそり見てみたら、僕の名前が取引先に登録してあったとです・・(´・ω・`)

486 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/17 15:36:59
>>484
日本語じゃないけど・・・
ttp://www.blackwellpublishing.com/book.asp?ref=0631197133&site=1

487 :干魚:04/10/18 17:42:28
>485 A-Rodしゃん
レス、さんくすにゃ。水にはしばらくもどれないのにゃ…
Lambek論文、痕跡にもタイプを与えてるにゃ。前にだれだったか
忘れたにゃが、様相論理を使ってGB syntaxを形式化して、そこで痕跡の
形式的扱いをしていたにゃ。そのときはあくまで計算機に乗せる
ため、という感じだったと思うにゃが、Lambekの場合はちょっと
ちがうようにゃ。それと、Lambek論文は意味論ではなく、統語論だ
というのもちょっと気をひかれるにゃ。もちろん、このことは
syntaxは従来通り、意味論はtype logicalに、というやり方を
否定するものではないわけにゃが、干魚としてはちょっと混乱
してるにゃ…

ヒロシです…
つきあっていたと思ってた女が、こないだ寿退社したとです…

488 :干魚:04/10/18 21:42:49
暇なので、Lambek2004を参考書をひきひき読もうかにゃ
とはいえ気まぐれなので、全部行くかわからないけど…
一応の目標は、文がどう形式化され、そしてisland conditionがどう説明されるか、というとこにゃ。
数学者の方、間違ってたらつっこんでにゃ。

・pregroup、あるいはpartially ordered group
「群(group)」は次のような特徴をそなえた代数系
 結合則に従う演算、
 単位元(1)の存在、
 逆元の存在
'pregroup'は逆元を含まず、再帰的・推移的・反対称的(反順序集合)
 ChomskyはLSLTで自然言語をブール代数と言ってた、と
思う(あ、うそうそ、よく知らない)ブール代数は単位元、逆元、&、V、-を含み、結合則、置換則、分配則が成り立つ束。

489 :干魚:04/10/18 22:01:17
(続き)
・adjoint
a^l:left adjoint of a
a^r:right adjoint of a
categorial grammarの斜線
aa^l -> 1、 a^ra -> 1
・単位元の分解
1 -> a^la、1 -> aa^r
・「指数法則」
1^l = 1 = 1^r、a^rl = a = a^lr
(ab)^r = b^x a^r、lについても同様 

490 :干魚:04/10/18 22:48:27
・半順序から
 α->βならば
 β^l ->α^l、あるいはβ^r ->α^r
・基本タイプ
 p/k:k-th person
 o:object
 s:declarative
 q:interrogative
 i:infinitive
タイプは基本タイプの並置からなる

491 :干魚:04/10/18 22:49:37
・例(numberingは論文と同じ)
(1) He likes her.

 タイプ
 likes: p^r/3 s o^l
 he: p/3
 her: o

 統語構造
 p/3 (p^r/3 s o^l) o
assc.-> (p/3 p^r/3) s (o^l o)
->1s1
idem.->s

492 :干魚:04/10/18 22:50:03
3) Whom does he like [t].

 タイプ
 whom: q o^ll q^l
 does:q i p^r/3
 he: p/3
 like: i o^l

 統語構造
 (q o^ll q^l)(q i p^r/3) p/3(i o^l)
->q o^ll (q^l q) i (p^r/3 p/3)i o^l
->q o^ll 1 i 1 i o^l
->q o^ll (i i) o^l
->q o^ll 1 o^l
->q (o^ll o^l)
->q1
->q

ただし、ここでは基本タイプは関連するものに限られており、完全な基本タイプは数、時勢なども含む。
こういっていいのかわからないにゃが、痕跡のタイプが
wh句のタイプの中に含まれており、かつ適正な順におかれる
ことで、計算して必要なところで必要なものと出会う、と
いう感じにゃ。

493 :A-Rod:04/10/19 00:28:43
むにゃ、はにゃ、ふにゃ。
式がにゃかにゃかに難しい、、、

ヒロシです・・・
「あ、水でいいです」
最近、僕が一番使っている言葉とです・・・・(´・ω・`)

494 :仇鱒:04/10/19 06:09:15
をーーーっと!干魚@こさかなの弟分、復活してるじゃん♪
ま、お互いにまた〜りやっていこう茄、また〜りと。
また今度「意味なし」するヨ。(コッチのハナシ♪

495 :干魚:04/10/19 13:53:51
>494
仇鱒のあにぃ、どもです。またーりいきます。
私もまた「意味なし」します。

>493
ヒロシです…
英語学出身の女性と待ち合わせしたとき、
「デフォールトで駐車場ね」
といったら
「デフォールトって、どこのレストラン?」
っていわれたとです…

496 :干魚:04/10/19 14:11:21
(続き)
・補文をもつ文
σ:補文
 公準
 s -> σ、q -> σ

(5) He says he saw her.
p/3 (p/3^r s/1 σ^l) p/3 (p/3^r s/2 o^l) o
-> p/3 (p/3^r s/1 σ^l) p/3 (p/3^r σ o^l) o 公準より
-> (p/3 p/3^r) s/1 σ^l (p/3 p/3^r) σ (o^l o)
-> s/1 (σ^l σ)
-> s/1

497 :干魚:04/10/19 14:33:50
ちょっと疲れたので休みますにゃ…

498 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/10/24 22:57:31
休みすぎ

499 :干魚:04/10/29 21:37:06
ごめそ…「電車男」読んでた…

500 :こさかな:04/11/03 16:23:23
事情により、しばらく(というか数カ月から数年)かきこめません。
みなさん、らびゅ。といいつつ500げと

501 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/03 17:43:32
  .∧∧   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  (三 ,,) < こさかなサン・・・ イカナイデ・・・
  /三 |    \_____________
〜(三 ./
三三


502 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/03 19:13:57
猫にそういわれてもなあ

503 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/03 20:28:06
あら、猫だって・・・

504 :こさかな@stray cat:04/11/25 12:30:33
>501しゃん…(涙

505 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/11/26 02:55:46
早いお帰りで

506 :こさかな:04/12/14 20:32:59
>505
ただいま!
なんかずっと「referer情報が変です!」とかいうのが出て書き込めませんでした。
今一時的に大丈夫なのかな・・・

507 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/12/14 22:35:36
    ∩∩
   =(・-・)= こさかなさん、おかえりなさいなの
   c( uu)

508 :こさかな:04/12/15 08:40:50
>507カワイイねこタン、サンクスです(涙

509 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/12/15 11:20:08
    ∩∩   ねこじゃないの、うさぎなの
   =(・-・)= ところで、最近Tarskiの伝記が出たけど、
   c( uu)  これがとってもおもしろいの

   http://uk.cambridge.org/catalogue/catalogue.asp?isbn=0521802407

510 :こさかな:04/12/15 16:36:50
ゴメン、うさぎタン!
それからTarskiの伝記のこと、ドモデス!
タルスキせんせはワルシャワ出身なんですね。
もしかして時々論理学の本にポーランド式の記法のことが触れられてたり
するのってそのせい?←ドキューン!バキューン!

511 :こさかな:04/12/15 22:50:56
ウカシェビツのほうですね・・・逝ってきます
ところでうさタンの紹介してくださったところにデヴィドソソの名前は
でてきませんでしたが、バークリ時代のTarskiせんせがデヴィせんせの
真理論のトークを聞いて「これ嫁」とかいって論文を渡したのが
TarskiからDavidsonへの真理論の流れじゃなかったでしたっけ?
デヴィすれで小一時間ほど扱ってほしい気もしますが、意外と
数理論理の人からはデヴィなんかスルーなのかしら・・・


512 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/12/16 03:08:17
    ∩∩   Feferman夫妻の本では、残念ながらDavidsonとTarskiとの
   =(・-・)=  関係についてはほとんど触れられてないの。こさかなさんの 
   c( uu)   言うとおり、DavidsonはTarski本人から論文をもらったみたい
          なの。たしかZeglen編の献呈論文集のなかでDavidsonが
          当時を回想したくだりがあって、そう書いてあったと思うの。

513 :仇鱒:04/12/16 06:33:20
を、こさかなの弟分、復帰をめ!
今度アレ送るよ、アレ。ははははは。

514 :こさかな:04/12/16 08:32:56
あ、兄貴!どもでつ。
アレ、というとアレでつか?かたじけない、頂戴つかまつりまつ。

515 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/12/16 13:12:13
美しい兄弟愛だなあ。切って送っちゃうの?

516 :仇鱒:04/12/16 18:20:54
ははははは。美しいよ、わしら。『薔薇族』とか『さぶ』の世界みてぇニナ。ははははは。
ちなみに近いうちに送るノハわしのヌード写真だ。ははははは。

スレ汚しすまそー。ははははは。ほんと、ごみぃんm(_ _)m もう出ねぇ殻。許してチョ。



517 :こさかな:04/12/16 19:27:51
>515
たぶん@←こんな断面の・・・ナワケネーダロ!

>516
そういえば『さぶ』って廃刊になったんですよね・・・(遠い目←うそですよ!

518 :仇鱒:04/12/16 19:32:00
>たぶん@←こんな断面の・・・ナワケネーダロ!
こんな→◎かな。ははははは。

>そういえば『さぶ』って廃刊になったんですよね・・・(遠い目←うそですよ!
いや、この前廃刊になったのは『薔薇族』だワナ。

ごみぃん、みゃたよごしチャッタ。わりぃ、わりぃ。

519 :こさかな:04/12/16 19:55:29
Logic and Life、注文しますた。あさってあたりに届く予定ですが、届くのが楽しみ。
なんか哲学者and/or数学者の伝記って好き。

届くまでになんか読むものを、と思ってE田せんせの『クリプキ』を図書館で
借りてきました←買えよ!
浅学で知らなかったのですが、Nelson Goodmanの、経験論に関するgrueの話、
面白いですね。(incomplete) reductionに関する話で、なんかmeaning postulateとも
きっと関係しそうで、そっからたぶん指示の話にむかっていくのかなーと思いながら
まだはじめの方しか読んでませんが。


520 :こさかな:04/12/16 20:04:27
>こんな→◎かな。ははははは。
なんかjackendoffのsp-bindingを思い出してしまいました、
ってそのうち「あぼーん」とかになりそうっす

>いや、この前廃刊になったのは『薔薇族』だワナ。
兄貴!修行不足ですた!出直してきまっす!

521 :こさかな:04/12/17 09:42:44
自己レス>519
がーん!そんな単純なものではなかった・・・考えが甘かった・・・
「規則に私的に従うことはできない」ということをもっとよく知りたいので
wittgenstein on private language and following rulesを読んでみようと
思います。出直してきます

522 :こさかな:04/12/17 12:06:21
Alfred Tarski: Life and Logicが早くも届きますた さすが亜麻存!
ハードカバーであの値段は安い!と思うのは言語学とか論理学とかの
本(とくに廓ー)が高すぎるからでしょーか 教えてくださってありがとう、うさタン・・・

ところで今日の夕方、中国の延辺朝鮮自治区出身の人と会う約束があるのでつが、
その人は先週まで数年間、ひらがなのunmarkedなやつ(いわゆる清濁の清)と
markedなやつ(清濁の濁)の発音を逆にとっていたのだそうでつ。クリプキの
ウィトゲンシュタインの「規則に従うこと」と関係ありそうなことかなー、と
思いますた またその人は中国語、朝鮮語、日本語のtrilingualなのですが、
その人の母とその人が話すときはいわゆる「チャンポンマル」というのに
なるそうでつ 残念ながら私は中国語が出来ないので中国語交じりがどんな
ふうなのかわかりませんが、日本語と朝鮮語のチャンポンマルは面白いでつ
「規則に従う」という観点ではこういうのはどうなるのかな Davidsonなら
その都度必要な解釈規則を適宜構成する、とかになるのかなと思うけど
もっとも、タモリの多国語麻雀の迫力にかなうものはありませんね

523 :仇鱒:04/12/17 18:02:49
>>522
をう、こさかなの弟分、さっき古本屋で『さぶ』のレアものゲットしてきたワ。
読み終わったらソッチまわすカラ楽しみにして栗。コレまじナ。ははははは。

えっと、チャンポンマルだけど、
ホンマかな〜とちょいと思うノヨ。いや、ホンマだろーケド。
ニッポン語とクゥン國語のチャンポンはすぐにイメージできるノヨ。
つーのも、ニッポン語もクゥン國語も両方ともhead-finalだからナ。
でも、そこにチャウ國語が入ってクルとワケワカラン♪のよ。
つーのも、チャウ國語は、[-N](ちゅまりVとP)はhead-initialだケド、
[+N](ちゅまりNとA)はhead-finalのハイブリッド形だからサ。
こーゆー両刀使い(チャウ國語)とストレート(ニッポン語もクゥン國語)が
チャンポンになるつーのはちょいと想像できないんダヨね。
ちょーどノンケとゲイのカップルみてぇでなんか想像できねぇンだよね。

ごみぃん、みゃたスレ汚しちゃった。ごみぃん、ごみぃ〜ん。



524 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/12/17 18:10:22
蝉みたいだよ。

525 :こさかな:04/12/17 23:42:53
>523
わお、兄貴!

たぶん、統語的には全然面白くないものだと思いますよ、ちゃんぽんまるって。
単にいづれかの言語の構造に単語が乗っかるだけで。ちゃうコクゴのことは
わかりませんけど、きっとhead parameterの選択に関して信じられないような
ことは起こってなくて、単に日本語か朝鮮語の文法に中国語の単語が入るか、
というようなことだとおもうです。
せいぜい面白いので
 するかmalkka
式でつ。(mal-はport-manteaxでNEG+doでつ)

526 :仇鱒:04/12/18 06:30:37
弟分、レスさんくす。

あと、せっかくだから、今度は意味論絡みでもうちと教えてもらおーカナ。
いわゆる嘘つきのパラドックスってあるジャン。
ま、よーするに、自己言及のナンセンス文ね。
ちゅまり、文そのものはマトモだけど真偽が決められないつーヤツ。
たとえばわしが次のよーに言ったとするト、
(1)わしのゆーコトはじぇ〜んぶデムパだぴょ〜ん♪
上の(1)がtrueだとすると、(1)はfalseになっちゃうワナ。で、矛盾が生じてシマウと。
同じよーに、(1)がfalseだとすると、(1)はtrueになっちゃうワナ。
で、みゃた矛盾が生じてシマウと。ま、よーするに、
(1)がtrueと仮定しよーがfalseと仮定しよーが、矛盾した結果が出ちゃうト。
で、これはエエとして、で、わしがこさかなの弟分に聞きたいのは、
このような嘘つきのパラドックスは形式意味論でちゃんとうまく処理できるの?とゆー琴。
つーか、論理計算のクラッシュのような形で矛盾の生成を説明できるの?
ちょいと気になったので質問させていただきますた。

おしえておじさんになっちゃってすみませぬ。



527 :こさかな:04/12/18 10:51:36
兄貴、おはようさんどす!
ちゃんぽんまるの話は統語的には見るべきものがあんましなくて申し訳ないす。

 自己言及のパラドクスについては、前スレのはじめのほうで■の老師という
方がPerryの_Lier_に触れながら説明してくださってまつ。というか、
意味論スレがここまで伸びたのは、実は影の大黒柱の■老師と、
影の支配者(とかいうと怒られそう)顔文字せんせ、そしてイカ、クマーポ、うさタン諸氏、
そのほかロムってる論理学者あってのことで、
私がデムパを発している間に老師は忙しくなってだんだん顔を出さなくなって
その間に私がなんとなくデムパを発し続けている、という経緯がありますた。

 私自身の自己言及にかんする理解はすごく適当で、(1)はうそつきクレタ人と
同じで、「わしのゆーコト」の集合のうち、何割かはデムパで、残りは
真、そして(1)自体はそのうちのデムパなら矛盾は生じない。しかし
(2)「この括弧内の言明は偽である」
のようなのは本当に自己言及のパラドクスになるやつで、たしかperryさんは
形式化してると思うんですけど、詳しく知らないっす。タイプ理論を
使って、同一のタイプに属する言明が真、かつ偽になってくらっしゅ!みたい
のかな、とは思いまつけど・・・
 関連するゲーデル数の存在言明も直観的には真偽判断可能で、形式的に表現
可能(しかしプリンキピアマテマチカの公理系内で決定不可能)なので、これもできると思いまつ。
 っていうか、私はゲーデル数の理解ですでにスタックしてるdqnなんすけど・・・

528 :こさかな:04/12/18 13:33:46
兄貴は今頃虚無長官とあんなことやこんなことしてるんだろーなー
いーなー
私はせいぜい若い女の子とお茶でも飲んでますよ!

すんごいスレ違いな話題でスマソ・・・

529 :こさかな:04/12/18 13:38:36
どっかにPerryさんの論文あったなー、と思っていたら
 The Problem of the Essential Indexical(Nous 13(1979))
を見つけました(The Philosophy of Languageという論文を集めた本の中
ですけどね)
 これって以前放棄してしまったde se interpretationに関するものでは
ないでしょうか?

530 :仇鱒:04/12/18 14:36:51
こさかなの弟分、レスさんくす!
今、小守りから帰ってキタところ。外はめっちゃ寒かったー。ぶるぶる。
てか、また風邪ひいたかも。

>>527
わしの(1)の文↓は、
>(1)わしのゆーコトはじぇ〜んぶデムパだぴょ〜ん♪
「クレタ人」の文よりも、むしろ(2)の文↓と同じタイプじゃないのかな。
>(2)「この括弧内の言明は偽である」
つーのは、(1)の話者はわし@仇鱒に限定されていて、
しかも(1)の言明には「じぇ〜んぶ」つーのが入っているカラ。
よーするに、(1)のケースは、
その話者@仇鱒と(1)の中にある「わし」が同一人物で、
しかも「じぇ〜んぶ」によって「わし」の言明全てがカバーされてイテ、
話者も言明も完全に限定されているカタチになっているカラ。

ま、それはよしとして、>>528は誤解だよん。
てか、わしの生成スレのクゥキ方がミスリードだったな。ははははは。
ちょーかんは土日しか現れないから、それでアーユー風にクゥいたノヨ。ま、そーゆーコト。
てか、わしもできれば土日はギャルとお茶飲んでいてぇな。ははははは。いや、マジで。

ふんじゃ、みゃったねぇ〜ん♪ てか、そっちもかなり寒いんだろーな(コッチのハナシ

531 :こさかな:04/12/19 09:38:47
兄貴、おはようさんでござんす!

>(2)「この括弧内の言明は偽である」
これも
(3)「この括弧内の言明は偽である。
  さぶは最近廃刊になった。」
にするとうそつきクレタ人(擬似)パラドクスになると思っす。
前者が偽、後者が真の場合にっす。全称量化は必ずしも自己言及を
作らないと思っす。

>てか、そっちもかなり寒いんだろーな(コッチのハナシ
いやー、中朝国境地帯はまじ寒いっす

532 :こさかな:04/12/19 14:04:25
いやそもそも私は自己言及文とラッセルの逆理が厳密にはどのような
関係に立っているのかもよく理解していないdqnなのでつが、ラッセルの逆理が
 x ∈ S ⇔ x not∈ x
と表現されて、自己言及の逆理とラッセルの逆理が本質的に同じものならば、
自己言及の逆理も同様に形式化されるはずでつ。で、
>(1)わしのゆーコトはじぇ〜んぶデムパだぴょ〜ん♪
の「わしのゆーコト」は(1)と同じものでなければならないのではないかと
思いまつ。または
(1')今まさにわしのゆってるコトはデムパだぴょ〜ん♪
ならば自己言及の逆理を引き起こすと重い松が
あってんのかな・・・


533 :仇鱒:04/12/19 19:29:03
こさかなの弟分、あらためてレスさんくす!

今日は国立科学博物館@上野に逝ってきますた。
そして、アンモナイトの化石買っちゃいますた。
1億8000万年前のモノでつ。もちろんモノホンでつ。
なんつーか、アンモナイトのイシコロを見てると、
なんか時の流れとゆーカ、「悠久」つーのを感じてしまいまつ。
アンモくんを見てるとエロエロ考えちゃうでつ。はい。

えっと、
>全称量化は必ずしも自己言及を作らないと思っす。
つーのと
>(1')今まさにわしのゆってるコトはデムパだぴょ〜ん♪
つーのを考えあわせると、自己言及の逆理を引き起こすニハ、
全称量子は必要条件じゃなくて、むしろ発話の一回性つーのがくるーしゃるに鳴門。
ナンかよく分カンないケド、もうチトちゃんとベンキョーしまふ。
てなコトで、みゃた出直してきまっす!

>いやー、中朝国境地帯はまじ寒いっす
だよなー。ははははは。

534 :こさかな:04/12/19 21:02:02
>むしろ発話の一回性つーのがくるーしゃるに鳴門。
それより、常に同じ形式というのがくるーしゃるになると思われ、でつ。

535 :名無し象は鼻がウナギだ!:04/12/20 01:42:38
ひさしぶりにこのスレみたらこさかなが復帰していた

おかえり

536 :こさかな:04/12/20 08:01:28
>535
ありがと!ただいま!

537 :こさかな:04/12/24 09:42:04
メリクリ!

538 :こさかな:04/12/27 17:40:11
よいおとしを・・・

539 :こさかな:04/12/30 19:25:30
別スレへの遅レススマソ
鱒兄者
こちらこそどもでつ。「◎」、胆嚢いたしますた・・・(はーと
でもそろそろ私がをんなだということに気が付いてほしいものですわんxxx

540 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/03 16:48:03
fosyu

541 :A-Rod:05/01/06 00:36:59
このスレ久しぶりにゃん。
こさかなしゃん、あけおめ!ことよろ〜♪ですにゃ。

ところで、こさかなしゃんはmerchantとかkennedyあたりは
フォローされてますかにゃ?

542 :こさかな:05/01/06 00:59:56
あ、A-Rodしゃん、あけおめこ!とよろ!(切り方まちがえちゃった、テヘ)
>merchantとかkennedyあたりはフォローされてますかにゃ?
お恥ずかしながら、全然フォローしてないでつ・・・
というか、私のもってる本でA-Rodしゃんが欲しそうなのがあったら
あげようかにゃー、とか昨年末あたり考えてますた・・・

543 :A-Rod:05/01/06 13:15:49
あら、おはやい返事ありがとごじゃますたのにゃ。
merchantはdiss.は読んだのですにゃが、この2人の共著論文をまだ見てなかったものですからにゃ、
意味論畑の人からどのように映っているのかちょっと聞いてみたかったんですのにゃ。

本いただけるんですかにゃー。(*^ー゚)b
ちょこーっと期待してお待ちしてますにゃ。
  _、_
( ,_ノ` )y━・~~~
お礼に大阪のたこ焼きでもごちそうさせていただきましょうかにゃ。
それとNGKとか行くのにゃったら、顔文字せんせが同行してくださるかもしれにゃい。

544 :こさかな:05/01/06 16:33:32
>A-Rodしゃん
あんまり期待しないでまっててねー(というか、ものぐさでいつ整理するかわからないもので・・・)

545 :こさかな:05/01/06 20:14:57
ヒロシです・・・
本名は健一だとです・・・

546 :A-Rod:05/01/07 23:56:04
>>546
名字は斉藤なんですよねー。

ヒロシです・・・
キャバ嬢に礼儀について説教されたことがあるとです

547 :こさかな:05/01/12 17:51:32
>546
斉藤健一・・・そうなんだ・・・

ヒロシです・・・
道を歩いている女性の七割弱に恋してしまうとです・・・
「猫」の苦娑弥先生と同じとです・・・

548 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/17 15:19:37
            /^l
     ,―-y'"'~"゙´  |   それ もさもさ
     ヽ  ´ ∀ `  ゙':      こさかなシャンバ♪
     ミ  .,/)   、/)
     ゙,   "'   ´''ミ   
  ((  ミ       ;:'  
      ';      彡   
      (/~"゙''´~"U   


549 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/19 23:06:03


/⌒ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \  
|  /   / ''''''ヽ  ..::::''''''  ::::ヽ  ageで書けば角が立つ
|д゚)  | (●),  :::、(●) ..::::;;| 
| |   | 、.. ..,,ノ(、_,:)ヽ、,,,;;;;r'':::::;;|  sageでレスれば深みに堕ちる
| |   |    `-=ニ=- ' .::: :::::::;;| 
| |  l     `ニニ´ ..::'' ...:::::::;;l  良スレ善スレは闇に消え 残るは厨の糞スレのみ
| /    \ _::、__,;;',,;;;;;;;;;;;;;;;/  
| |    ////W\ヽヽヽヽ\    保守仕奉る
| |   ////WWWヽヽヽヽヽヽヽ  
| |  ////WWWWヽヽヽヽヽヽヽ 
E⊂////WWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
E////WWWWWWヽヽヽヽヽヽヽ
| |  //WWWWWWWヽヽヽヽヽヽヽ


550 :こさかな:05/01/25 19:05:06
>548
なんだかわかんないけど、カワイイ!
>549
毎度乍奉感謝候

ネタふりにもならないのですが・・・
 Don't EBI-JONGIL me!
とか
 Don't "who" me!
みたいなのを聞いたのですが、これは
 I put butter on the bread. <-> I buttered the bread.
のようなのの派生関係と同じと考えていいのでしょうか?同じだとしたら
意味論におけるものとすべきでしょうか、それとも統語論におけるものと
すべきでしょうか?

551 :こさかな:05/01/26 12:56:35
某科学史家の事件にビックリして哲学板に行ったらデビッドソンスレをみつけますた

【最終】デビッドソン【哲学】
http://academy3.2ch.net/philo/#19

552 :こさかな:05/01/26 17:21:23
550に自己レスでつ。適当でつが・・・
>Don't EBI-JONGIL me!

Don't call me EBI-JONGIL!
とパラフレーズの関係にあると考えられるっしょ(突然北海道弁)
これに関しては
>I put butter on the bread. <-> I buttered the bread.
の交替が語彙概念構造のものなら語彙概念構造、統語構造のものなら統語構造、と
言えるかもしれません。
 しかし
>Don't "who" me! ...1
については事情が違うかもしれません。ここで"who"は"Who are you?"と
1の'me'の指示する人に向けられたものなら
Don't call me "who"!
と(ちょっと無理矢理)パラフレーズの関係として同様に扱えるかもしれませんが、
私が聞いたのは、ドラマの中ででしたが、"Who is he?"としつこく尋ねられた後のものですた。
 するとパラフレーズ関係にあるのは
Don't ask me who he is! ...2
になりそうでつ。すると、1は2を基底構造とし、それにsluicingが適用されて
Don't ask me who (he is)! ...3
の括弧でくくられた部分が削除され、それから派生された、と考えられるかもしれません。
そしてそのあとに'who'が'ask'に編入され、それによって形成された'who-ask'というような
複合動詞が'who'として発音される。こう考えると、1の派生はsluicingが適用された後、
ということでなければならず、少なくとも統語部門を経由して派生される、と
しなければならないかもしれません。


553 :こさかな:05/01/26 17:50:15
つづきでつ。
ここで編入が統語的なものと考えると、ちょっと問題ありそうでつ。というのは、'who'は
 do not ask me [Spec [C [he is who]]]
から
 do not ask me [who [C [he is <who>]]]
とCPの指定部に移動し、そこから動詞に主要部移動によって編入が行われるとすると、
whoは動詞の補部であるCPの主要部ではないので、head movement constraintに
違反することになりまつ。
 しかしGB理論の統率に基づいて考えて、動詞に統率される位置からの移動ならば
主要部移動が可能だとして、さらにCPの指定部は動詞に統率されるとすると、
問題ないかもしれません。

554 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/26 22:22:29
意味論関連の論文を読むに当たって、慣れてはきましたが、記号の意味がいつも困ります。
Uを横に倒して下線引いたやつと違って、Uが角張った奴はどういう意味なのでしょうか?
unificationはUではなくて角張ったsquareだったと思いますが、これが倒れて下線が引かれている
やつです。何かいい参考書や記号辞典などがあれば教えてください。
講談社の「なっとくする」シリーズなどは買ったんですが、もう一つ分かりません。

555 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/26 22:54:16
スレの流れとずれるけど、入門書とか、概論書をまとめてテンプレにするのは意味論普及を考えると
ありかもしんないな。個人的には言語学から意味論に入るならHeim&Krazterあたりがよかと思われなんですが
諸先生方はどのへんをお奨めでしょうか?

556 :こさかな:05/01/27 00:15:06
>554しゃん、こんにちは。
'U'というか、カタカナの「コ」の開いた方を上にして倒したような奴ですか?
 x |_| y
みたいな。(隙間を脳内でつなげてくだたい) pluralityとか扱った論文に出てませんでした?

557 :こさかな:05/01/27 00:25:43
>556しゃん、こんにちは。ご提案どうもでつ。テンプレ、って例えば
(手元にないので適当でつ)

 書名:Semantics in Generative Grammar
 著者・出版社・発行年:Heim, Irene and Angelica Krazter・Blackwell・199x
 トピック:関数適用、シェーンフィンケル化、E型代名詞 etc.
 お薦めポイント:とりあえず嫁!

みたいな感じでしょうか?イメージしてること、どんな感じかおながいします。


558 :554:05/01/27 00:43:54
こさかなさん、どうも。

>カタカナの「コ」

の下に下線が引いた記号(下線がないものもあるんでしょうが)がわかりません。

>pluralityとか扱った論文

そうなんです。今読みたいのはLandmanのGroupsなんですが。この記号良く出てくるんですが、
いつも分からず参ってます。

x |_| y < これはunificationの記号でしたか?

559 :こさかな:05/01/27 10:57:00
554しゃん
今手元に論文とか何にもないので、詳しい定義とかお答えできないっす。
他の方におまかせしたいのでつが、前スレで自分でこんなこと書いてますた。
−−−
543 名前:こさかな@蒙昧 :03/07/21 10:25
 ついでに。
最近、LinkのPlural vs. Massの扱いを応用した論文を読む機会が多くて、
Linkよまなきゃー、と思いつつ読んでないんすけど、応用論文の方を読んだ
ところでは、Linkのアプローチではpluralをまず演算によってindividual扱いに
し(i-sum)、mass termをindividual扱いできるようにします。predicateに
distributiveなものとそうでないものがあり、distributiveなものの場合には
i-sumからi-partを取り出す関数が適用され、plural individuals扱いになる。i-partを取り出すときにはi-sumから取り出される他のi-partとの組み合
わせに様々なものがあるので、i-part相互と関数適用のパタンを整理すると
upper semi-latticeになる(孫引きなので間違いいぱーいかもしれませんが、そのときはご指摘よろしく)。
−−−
ここの「pluralをまず演算によってindividual扱いに」の演算子が
x |_| y
でした。これをunion Uをひねったものと考えると、こっからは
完全に適当なのですが、「コ」も部分集合の⊃をもじって
individual扱いにしたものの一部分とでもいうようなものじゃないか
と思います。いや、これは完全に適当なので信じないで下さい。

560 :554:05/01/27 13:09:22
こさかなさん、前スレから引用ありがとうございます。

「コ」の記号(及び逆「コ」)はPustejovskyとか読んでても出てくるんですが、どの論文もこの記号が
何を表すかは前提知識となっているようで、困ってしまいます。
どなたか救いの手をおながいします。

561 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/27 15:59:00
    ∩∩   意味論知らずのうさぎが横レスしてみるの。
   =(・-・)=  >>554さん、「コ」の下に「−」がついた記号は、計算機科学の 
   c( uu)   文献とかだと、半順序関係をあらわす記号としてよく用いられるの。
         「−」がついてないやつは、さらに「=」の関係が成り立ってないとき
         につかわれるの。
  
         また、半順序集合Dの部分集合Xについて、Xの上限(supremum)が
         存在するとき、それを「|_|X」と書くことがあるの。集合{a, b}の上限
         だったら、「|_|{a, b}」とか、「a |_| b」などと表記する場合もあるの。
         同様に、「|_|」がひっくり返った記号は下限(lower bound)をあらわすの。

         >>554さんの参照してる文献がぜんぜん違う意味でこれらの記号を
         使ってたらごめんなさないなの。

562 :554:05/01/27 16:34:49
うさぎさん、どうも。

そうですか。計算機科学CSの文献を当たってみるとは思いつきませんでした。数学や論理学はちらちら
みてみたんですが。

563 :こさかな:05/01/27 17:48:32
うさぎさん、私も勉強になりますた。いつもありがとうございます(ぺこり
|_|とV、そしてこれらがひっくり返ったのはnotational variationの関係にある、ということでつね。
前にlatticeとか書いてたのにこっぱずかでつ・・・

564 :こさかな:05/01/27 19:09:18
555しゃん(上で556と書いてしまってました。失礼しますた)のコメントを待ちながら
とりあえずなんか書いてみます。論理学や意味論の概説、入門ではないのですが、文系出身の
私としてはこういう本で数学を勉強しなきゃいけないな、と思って買った本です。
以前理系のせんせ方と話をしていたとき、大学生は数学の基本的な用語も英語で言えないが、
ゼミで添削とかしているうちにわかるようになってくる、という話をしていました。
では文系の人間はどうしたらよいか?と考えるとやぱーり独学しかないですね。
特に欧米の研究者とならぼうという意志があって、でも留学をしてない人間はこういうので
補わないといけないのかな、と思ったりもしますた。あと、向こうの理工系の大学生って
こういうの勉強しなきゃいけないんだ、ってちょっとほっとしたりもします。

 書名:Maths: A Students Survival Guide(A Self-Help Workbook for Science and Engineering Students)
 著者・出版社・発行年:Jenny Olive・Cambridge・2003(2nd edition)
 トピック:高校の数学の範囲です。
 お薦めポイント:巻頭の"For and because of the people I have taught"ということばが
         気に入ってます。いつか本を書いたらこれをぱくってやろう、と
         思っていました。書くことはきっとないだろうけど。

565 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/27 22:36:34
出典は忘れましたが、わたくちがかねてからパクろうと思っているのは、acknowledgementなんですが、

To pasta

566 :555:05/01/28 09:32:08
こさかなせんせ
レス遅れてすいませんでした。

>書名:Maths: A Students Survival Guide(A Self-Help Workbook for Science and Engineering Students)
>著者・出版社・発行年:Jenny Olive・Cambridge・2003(2nd edition)
>トピック:高校の数学の範囲です。
>お薦めポイント:巻頭の"For and because of the people I have taught"ということばが
         気に入ってます。いつか本を書いたらこれをぱくってやろう、と
         思っていました。書くことはきっとないだろうけど。

ここまで詳しく書いていただけると読書案内としては十分過ぎるかなと思われですが、
私が当初テンプレっていってたのはスレッドが新しくたつごとに冒頭にこれらの読書案内
を並べるってことのので、そうなると5−6冊程度こういったものを選んで前スレリンクのような
形式で並べるのがいいかもってとこです。

こんな感じで、

■関連スレ■
生成文法総合スレ <7>
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1073342485
jackendoffを語る
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1027681327
☆認知言語☆
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1010667016

パラドクスって何だろう
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1041626149
言語学と言語哲学との対話
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1005377196

567 :555:05/01/28 09:36:25
■お薦め文献■

 書名:Maths: A Students Survival Guide(A Self-Help Workbook for Science and Engineering Students)
 著者・出版社・発行年:Jenny Olive・Cambridge・2003(2nd edition)
 トピック:高校の数学の範囲です。
 お薦めポイント:巻頭の"For and because of the people I have taught"ということばが
         気に入ってます。いつか本を書いたらこれをぱくってやろう、と
         思っていました。書くことはきっとないだろうけど。

 書名:Semantics in Generative Grammar
 著者・出版社・発行年:Heim, Irene and Angelica Krazter・Blackwell・199x
 トピック:関数適用、シェーンフィンケル化、E型代名詞 etc.
 お薦めポイント:とりあえず嫁!

という具合にスレッドの冒頭にこうしたものが並ぶってのを想定してますた。

568 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/29 03:24:48
オマイら、本は若いとき書くものだよ。
年取ってから書いてもだめ。
わかったら、書き始めろ。

569 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/29 06:04:45
書いたって, 自費出版 あるいは放置
出版業界の現状を知っているのか

570 :こさかな:05/01/29 11:28:38
555しゃん、どうもでつ!
他の板やスレにこのようなテンプレがあるのか寡聞にして知らないので、その効用が
どんなものなのかも未知数でつ。でも個人的に面白そうだとおもいますし、やってみなきゃ
わかんないと思いますので、やってみましょう!
 上で出したテンプレの「お薦めポイント」を「コメント」とし、署名をつけて(つけなくてもいい)
練り上げていける可能性を開いておきたいと思いまつ。

571 :こさかな:05/01/29 11:49:54
■お薦め文献■

 書名: Mathematical Methods in Linguistics
 著者・出版社・発行年: Partee, Barbara H., Alice ter Meulen and Robert E. Wall
            Kluwer Academic Publishers・1993(Corrected First Edition)
 トピック: 数学:集合、代数  論理学:述語論理、形式体系・公理化・モデル理論
      言語学:一般化量化子、内包論理、オートマトン、チョムスキー階層
 コメント: 論理学に関してはきっともっといい本があると思いまつが、関係する数学や、
      形式文法理論の入門、参考書としては便利だと思いまつ(こさかな)

 書名: The Philosophy of Language
 著者・出版社・発行年: Martinich, Aloysius P.(ed.)・Oxford・2001(4th Edition)
 トピック: Two Dogmas of Empiricism(Quine), The Semantic Conception of Truth
      and the Foundations of Semantics(Tarski), etc.
 コメント: 同名の本は数あれど、これが一番便利(でスポイルされちゃう私)。
      言語哲学の論文で、言語学をやってて「読まなきゃ」と思ったのは大抵
      そろっていると思いまつ(こさかな)


だれか、Gamut、たのむ

572 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/01/29 11:57:43
認知スレでもモデルとは何かみたいな話になってるんですが、モデルってなんなんでしょうか?
特にモデル理論的意味論という言葉の中に使われているモデルというのは特殊な意味で使われている
んでしょうか?理論とはモデルの構築という前提に立つとあえてモデル理論的と言われると
何か特別な意味を持たせているのかと思ってしまうんですが。。。思いっきり初心者です。

573 :こさかな:05/01/29 12:07:34
 書名:An Introduction to Non-Classical Logic
 著者・出版社・発行年: Priest, Graham・Cambridge・2001
 トピック: basic modal logic, normal m. l., non-nomal m.l., intuitionist l., many-valued l.,
      first degree entailment, basic relevant l., mainstream r.l., fuzzy l.
 コメント: 古典論理を学び終えたら何を読んだらいいのだろう、と思った時に便利だと
      思いますた。はじめの方にある帰納法による証明の例として挙げてある、
      括弧の数に関する証明は基礎中の基礎らしいのですが、ちゃんと論理学の
      教育を受けた訳ではない私には重要ですた(こさかな)

574 :こさかな:05/01/29 13:09:23
572しゃん
>>55
>>57(こさかなデス)
をご参照ください。

575 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/02/10 04:33:12
意味論における最近の流行って何ですか?

576 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/02/15 13:54:42
こさかなでつ。また自宅から書き込めなくなってしまいますた。
>575 なんでしょうね。でも主だった雑誌の最近の論文のタイトルを
みるだけでも何かわかるかもしれませんね。

577 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/02/20 23:24:29
これは?

「アフォーダンスの認知意味論 − 生態心理学から見た文法現象」

578 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/02/21 09:26:58
>>577
それは認知スレの方がもりあがるでしょ

べつに意味論スレから排除することでもないが、
流れ的にこのスレは「形式」意味論スレなんだから

579 :こさかな:05/02/26 07:44:58
>577
おもしろそうでつね。それはどんなのでつか?良かったらせつまいを
おながいしまつ!認知スレにあるのかな?

>578
数理的なことでは言語学者からの書き込みがとまり、数学者やコンピュータ
科学者から書き込まれる、というスレが果たして「形式」意味論スレと
いえるのかにゃw

やっとかきこめたばう

580 :こさかな:05/03/02 21:40:02
S&Wうちてー 関係ないけど、拳銃うったモデルガン業者が摘発されたとか。
かおもじせんせ、だいじょうぶかにゃー

581 :こさかな:05/03/02 21:50:14
577しゃん 認知スレにもないでつね・・・

関係ないけど、ティッシュー2354枚貫通ならず、と言っても、内部への衝撃はすごいんでしょうねー
中学生のころ、「群」で水の入ったペットボトルとか、スイカとかめがけて撃ったら爆発してる、
って写真みたころあるし・・・

あー、銃の撃てる国で仕事しようかにゃー

582 :名無し象は鼻がウナギだ!:05/03/12 14:39:25
生成文法スレ好きではないので、こちらで。

楽器・作曲スレの
◆◆◆GIBSON ギブソン SG Part7◆◆◆より

566
>カッティングはストラトかテレしかやったら駄目だと思う。

「しか〜駄目」構文。作例ではわかっていても、実際出会うとうれ
しくなっちゃう。しかも、「しか」が条件文の前件で、licenserが
後件にある。人によってはダメだと思うが。


583 :こさかな:05/03/12 19:49:43
>582
きぁー!こういうのってホントうれしくなっちゃうよね!


ところで、
>しかも、「しか」が条件文の前件で
というのは、「しか」の認可に移動が関わるか、という話との関連からでしょうか?もしそうだとしたら、adjunct islandからの
抜き出しになってしまうのに、ってことで。
 でも、これに関して二つのことを考えなきゃいけないと思う。
一つは、「したら駄目だ」の条件節「したら」が本当にadjunctか、という問題。以前、生成文法スレ(582さん、嫌いなのにゴメン)で
闘争派せんせがbecause節がcomplementと考えられる場合の話をしてたと思うのですが、日本語の条件節も、「したら駄目だ」
「しては/しちゃ駄目だ」みたいなのは、条件節なしでは用法が変わってしまうような、complementのようなものではないか、
という疑いがあると思うのです。
 もう一つは、「しか」が本当に条件節内にあるのか、ということ。
もしそうなら、topicの「カッティングは」も条件節内にある可能性もでてくると思うのです。しかし(contrastiveでなく)topicは
条件節内には出ないはず。この問題を考えるために次のような日本語の
tough構文みたいのを考えたいと思います(一応instrumentalの助詞も
出しときます)。
1 カッティングはテレでがするのを許される
(たぶん駄目っていう人の方が多い気がするけど・・・)この場合、「テレで」は主格を伴って、「許される」のclause mateになっているはず。次を参照:
2 *テレでがカッティングをする
3 テレでが許される
cleftingを経由する(カッティングをするのはテレでだ)かどうかはともかく、1では「テレで」はcomplementである「の」節にあるのでは
なく、主節にあると考えていい理由があると思います。
 1の「テレで」に「しか」をつけ、主節述語を否定にすると
4 カッティングはテレでしかするのを許されない
が得られ、問題の文に類似したものになります。

どうでもいいですが、個人的には
 カッティングはリッケンでフランジャーをかけてしかやったら駄目だと思う
のです。


584 :こさかな:05/03/12 22:12:41
自己レスです。
>583
はなんか、後で読んでみたら、統語論、というか昔っぽい変換生成文法、
という感じになりましたが、もし「しか」の認可が意味的なものか、と
いう文脈で読むと、「移動はない、だから意味的認可」という変な
話な感じですね。失礼しますた。
 弱いNPIは条件節内でも認可されますが、「しか」は否定辞、あるいは
それに類する述語にしか認可されない、極めて強いNPIと考えられて
いたはずです。もし、一定の条件下で条件節内にも現れるのだと
すると面白い鴨でつね。

585 :582:05/03/14 15:39:55
こさかな先生、レスありがとうございます。

>「しか」の認可に移動が関わるか、という話との関連
>からでしょうか?

とりあえず、具体的な分析はおいといて、記述レベルで書きました。「しか」
ってbridge verbs以外では基本的にlicenserとclause-mateかと。例えば、

*ジョンしかいれば、成立しない/認められない/ダメだ。

> 一つは、「したら駄目だ」の条件節「したら」が本当に
>adjunctか、という問題。

通常はそうでしょうね。でも、話としては、もうひとつの「「〜しか」は
「やったら」の中にあるとは限らない」という分析のほうが納得できました。

>>583
>カッティングはリッケンでフランジャーをかけてしかやったら駄目だと思う

ギター、シールド、アンプでしかやったら駄目だと思う。(チョッケル)

586 :こさかな:05/03/14 20:49:25
>ギター、シールド、アンプでしかやったら駄目だと思う。(チョッケル)
素材の味そのままにいただく、というわけですな。うーん、これまた通。

587 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/04/24(日) 03:58:57
意味とは何か

588 :こさかな:2005/05/23(月) 12:21:27
>587しゃん
「意味」とは、記号操作の向こうにあると信じられている幻想かも...

589 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/27(金) 02:55:20
さすると、我々は言葉を使うと称して、無意味な記号操作をしているだけなのか

590 :魚類関係:2005/05/31(火) 07:22:18
>589
素晴らしい表現ですにあ!
「ことばは通じるときもあれば通じないときもある」by時枝誠記

591 :魚類関係:2005/06/01(水) 08:39:25
「無意味な記号操作」を繰り返している二つ以上の個体間で、いわゆる「コミュニケーション」が
成立つための条件ってなんでしょうにあ?

592 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/02(木) 00:55:37
構成性の原理ってどういうことなんですか?
ゼミは英語なので理解できません(>_<)

593 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/02(木) 00:59:54
記号操作によって図らずもコミュケーションが成り立つのなら、その記号操作は無意味
なものと言えなくなるのでないだろうか。

こちらから問うてみる。意味が「幻想」であるとするならば、如何にしてその「幻想」はコミュ
ニケーションを可能にするのであろうか。

594 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/02(木) 01:03:05
>>592
そういうのはぐぐれ

>従来,意味論の世界には,構成性の原理(Principle of Compositionality)と呼ばれる考え方がある.
>これは部分の意味の総和が全体の意味であるという考え方で,個々の単語の意味を足しあわせて
>いくことで,ボトムアップ式,いわば「積み木式」に,全体の句や文の意味が得られるとするものである.
http://66.102.7.104/search?q=cache:4hL-eyP8ZTYJ:www.fsinet.or.jp/~eureka/bookish/bksh_0305b.htm+%E6%A7%8B%E6%88%90%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86&hl=ja

595 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/02(木) 08:41:48
>>592
>>594が引用している部分は間違いを含んでいる。
リンクを辿った方がまともなことが書いてあるから、そちらを読んだ方がいい。

具体的には
> >これは部分の意味の総和が
まともな形式意味論では「総和」とはいわない。

> 個々の単語の意味を足しあわせて
「足しあわせる」のではなく、個々の単語の意味とそれに応じた
(限られた数の)意味規則に基づき計算される。

> ボトムアップ式,いわば「積み木式」に,
ボトムアップかトップダウンかはimplementationによる。
イメージとして積み木を考えるのは偏見・先入観が入るのでやめた方がいい。

構成性原理を正しく短くいうと
全体の意味は部分の意味の関数である

596 :名無し象は鼻がウサギだ!:2005/06/02(木) 20:48:51
>>595
>>構成性原理を正しく短くいうと
>>全体の意味は部分の意味の関数である
去年の夏に京都であった言語学会の夏期講習で形式意味論の
授業に出ましたが、その授業では、構成性原理は

意味論と統語論とが準同型(Homomorphism)である。

ということだ、と解説していました。確か、

[[(Merge(α,β))]]=SemanticOperation([[α]], [[β]])

だったかと。
今手元にその時のハンドアウトとかノートとかないので、
記憶で書いてるので間違っているかもw

プロブラミングとかもやってる漏れからすると、その時は
「なるほど」と納得した覚えがあるのですが。

597 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/03(金) 00:23:25
>>596
> 意味論と統語論とが準同型(Homomorphism)である。
正確にいうと「統語論から意味論への準同型写像がある」になる。

但しFregeの頃はまともな意味論とモデル理論がなかったので、
>>595が一番primitiveな形。

それをTarski以降の発展をふまえて考えると上のような定式化になる。

> [[(Merge(α,β))]]=SemanticOperation([[α]], [[β]])

これはMergeだけが統語操作であればそうだろう。しかしもっと一般に、

いまSYN = (PS, SO_1, SO_2, ..., SO_n)を統語部門の代数構造とする。
ここでPSは語彙項目の集合LIを部分集合として含む句構造の集合であり、
SO_1, SO_2, ..., SO_nはPS上の統語操作とする。

またSEM = (M|, SC_1, SC_2, ..., SC_n)を意味部門の代数構造とする。
ここでM|はモデル理論的対象の集合であり、SC_1, SC_2, ..., SC_nは
M|上での意味合成操作とする。

写像f:SYN→SEMが構成性原理に従った意味解釈であるとは、
fが準同型写像であることと等価である。

598 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/03(金) 00:36:05
以下を書いて完成。

ここでfが準同型写像であるとは、
全てのi(但し1≦i≦n)について、
f(SO_i(ps1, ps2, ..., psm)) = SC_i(f(ps1), f(ps2), ..., f(psm))
が成り立つことである。

599 :魚類関係:2005/06/04(土) 23:02:53
前の方にレスで、すまそです。

>593 記号操作によって図らずもコミュケーションが成り立つのなら、その記号操作は
>無意味なものと言えなくなるのでないだろうか。
その「無意味」の「意味」と、意味論の対象とみなされている「意味」を
混同してはなりませんにあ。エアコンはセンサーによる温度を入力として
一定の演算の後に停止しますにあが、このときエアコンはわれわれにとって
「意味のある」働きをしていますにあが、これは温度とエアコンが会話して
いることにはないませんにあ。卑近な例ですまんのー、ですにあ。

構成原理、準同型写像のはなし、興味ぶかいですにあ。さえぎって申し訳
ないですにあ。続きをドーゾ、にあ。そういえばJ氏は準同型写像を前提とする
理論は妥当でない、って批判してましたにあ。って、いつかきたみちー、なので
無視してください。

600 :魚類関係:2005/06/04(土) 23:26:35
ついでに600きっときますにあ。

601 :魚類関係:2005/06/04(土) 23:34:47
597氏>語彙項目の集合LIを部分集合として含む句構造の集合
ここが少しつまづきましたにあ。LSLTのpm、またはLasnik and Kupinのrpmの
集合と考えていいのですかにあ?それとも句構造の集合論的表現の集合?
おしえてくんです。すまそですにあ・・・

602 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/05(日) 00:18:02
>>601
前者でいいんじゃない?

603 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/05(日) 00:41:34
>>596-602
私も、大学の授業では構成性原理について、

>>全体の意味は部分の意味の関数である

のように習っていて、担当の先生ご自身(形式意味論の専門家
ではいらっしゃらない先生)が、「まあごく当たり前のことを
指針として一応改めてstateしておいた、という趣旨のものです。」
のような感じのことをおっしゃっていたので、

>意味論と統語論とが準同型(Homomorphism)である。
>[[(Merge(α,β))]]=SemanticOperation([[α]], [[β]])

という解説を聞いて、実際には、「ごく当たり前の内容」どころか、
統語論と意味論の双方に対して強い制限(制約)を課す原理なんだ
ということがよく分かって、とても興味深かったです。
 また、MontagueのFunctional Applicationの洞察は今から振り返って
見れば、現在のMinimalismにおける、統語操作としてはMergeだけに収斂
されたRecursion-Onlyの言語理論をはるか先取りしたような内容だとも
解釈できる、という話も非常に面白かったです。

604 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/05(日) 03:02:52
>>599
>その「無意味」の「意味」と、意味論の対象とみなされている「意味」を
>混同してはなりませんにあ。

ならば、>>591の「無意味な記号操作」の「意味」はどちらの「意味」であるのか。我々の記号操作は、
エアコン内の演算的操作に比べてもなお「無意味」であるのか。

605 :魚系:2005/06/06(月) 12:34:21
>602氏デーレーサンクス!

>603氏
>統語論と意味論の双方に対して強い制限(制約)を課す原理
このことを考えると、統語論の操作と意味論の操作は一対一の関係に
ないといけないことになり、すると統語論にMergeしか認めないならば、
意味論にもそれに写像されるSemanticMergeのようなものしか認められ
ないことになるような気がしますにあ。拙者、なんか誤解してる気も
しないでもないですが、そうならばやっぱり
>598氏の一般的なもののほうが無難な気がしますにあ。
統語論のMergeが担うものの真部分集合を意味論ではλ-absorptionでやってて、
それ以外を論理接続詞がやってたりするような気がするしにあ。

606 :魚系:2005/06/06(月) 12:41:38
>604氏
まず「無意味な」がde dictoであることを忘れないで欲しいですにあ。
その上で、新たに再解釈してお答えすると、やはり意味論の対象である
「意味」ですにあ。このように峻別した上で
>我々の記号操作は、エアコン内の演算的操作に比べてもなお「無意味」であるのか。
にお答えすると、'at least'エアコン内の演算操作並みには「有意義」でしょうにあ。
それを越えた先の話となると、
>587しあんの問いかけに戻って、堂々巡りになりそうな股間。

607 :名指し象は鼻が必然的にウナギだ!:2005/06/06(月) 22:50:18
>>605魚系氏
>>このことを考えると、統語論の操作と意味論の操作は一対一の関係に
>>ないといけないことになり、すると統語論にMergeしか認めないならば、
>>意味論にもそれに写像されるSemanticMergeのようなものしか認められ
>>ないことになるような気がしますにあ。拙者、なんか誤解してる気も
>>しないでもないですが、
甚だ失礼ですが、↑はやはり Homomorphism を Isomorphism と「誤解」
されているのではないでしょうか???
Isomorphism(同型)ではなく、あくまでも Homomorphism(準同型)という
定式化ですので、

>[[(Merge(α,β))]]=SemanticOperation([[α]], [[β]])

では、統語論的上対応する操作を持たないような意味論的操作の存在を
なんら排除していないですよね(「一対一の関係」ではない)。
具体的には、Type-Shifting とか Existential Closure とかがあっても
全然↑には違反していないわけです。
実際、Chierchia の NLS の有名な論文 "Reference to Kinds across
Languages" では、意味論的操作 Type-Shifting が起こり得るのは、同じ
効果を統語論的操作(たとえば、冠詞との Merge)によっては得られない
ような場合に限る、という仮説(Type-Shifting as (Semantic) Last
Resort)を出していますよね。

608 :魚系:2005/06/07(火) 05:54:12
>607氏
おっしゃることは一応ごもっともなのですが、ここで
>[[(Merge(α,β))]]=SemanticOperation([[α]], [[β]])
で準同型写像であるのは、denotationを与える関数[[x]]であって、操作についてでないことを
確認しておきますにあ。ブラケットと紛らわしいので||x||を[[x]]と同じものと
約束することにしてこちらを使わせていただくと、上がいわんとしているのは
Merge(α,β)のdenotationは、||α||と||β||にMergeに対応するSemantic Operation
を適用して得られる、ということなので、操作に関してはbiuniqueな写像関係で
なければなりませんにあ。
 それと、Existential Closureは操作というよりも、統語論に存在しない
要素を意味論で導入するということだし、Type-Shiftingは統語論で言えば
品詞を換えるようなもので昔の変換でいえばS刈り込みのようなものだし、
ともに現在の統語論では許されないような操作が意味論では起こっている
わけですにあ。おそらくこのようなことには上で述べられた統語論と意味論の
関係への制限は役にたっていないわけで、挙げてくださった論文は読んでないですにあが、
だからこそChierchiaはいつでもつごうよくType-Shiftingをつかう、ということがないように、
restrictivenessをlast resortという形で設けたのだと思いますにあ。

609 :魚系:2005/06/07(火) 06:38:50
ここでisomorphismとhomomorphismの違いを手元の本に基づいて述べると、
二つの代数系AとBがisomorphicである必要十分条件は、Aの元であるすべてのx, y, z, ...、及びすべてのi(≦n)について
F_i(h(x), h(y), h(z), ...)=h(G_i(x, y, z, ...)),
でF_iとG_iは一対一対応で、一対一または上への関数hがAをBの上へ(もれなく)写像すること。
homomophismは、AからBへの写像が「多対一」であることを除き、isomorphimicな関係を
すべて備えている対応関係。BはAより小さい集合であり得る。

ここで、>597-598しあんの

>全てのi(但し1≦i≦n)について、
>f(SO_i(ps1, ps2, ..., psm)) = SC_i(f(ps1), f(ps2), ..., f(psm))
>が成り立つことである
で考えると、SO_iとSC_iは一対一対応、そして
f=denotation function ||x||はone-to-oneかonto functionで「一対多」の関係であってもいい、
つまり統語範疇のdenotationの集合より意味範疇のdenotationの集合のほうが大きくてよく、
ある一つの統語範疇のdenotationに対応する意味範疇のdenotationが複数であることが許される、

ということですにあ。


610 :魚系:2005/06/07(火) 06:43:16
訂正:
isomorphimic -> isomorphic
スマソ

611 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/07(火) 10:17:27
>>597-598だが、

>>609が正しい方向性。

ただし、PTQとかみてると、functional applicationに対応している統語規則は複数ある。
実質、>>598
> ここでfが準同型写像であるとは、
> 全てのi(但し1≦i≦n)について、
> f(SO_i(ps1, ps2, ..., psm)) = SC_i(f(ps1), f(ps2), ..., f(psm))
> が成り立つことである。
において、i≠jの時SC_i = SC_jなるようなこともあるかもしれない。

しかし次のことは注意したい。

一つには、i≠jの時SO_i = SO_jとは絶対にならない。
つまり対応させられる統語規則に重複はあり得ない。

もう一つは規則の対応が「上への写像」ではなく「中への写像」として定義してはいけない。
つまり統語規則が対応していないような意味合成規則はあってはならない。

この2番目の意味では構成性の原理は厳しい制約といえるだろう。

612 :名指し象は鼻が必然的にウサギだ!:2005/06/07(火) 15:30:24
>>608-610魚系氏
>>611
レスどうもありがとうございます。

おそらく、構成性原理に関する言わば「強い」解釈と「弱い」解釈のような
ものが初めからお互いの念頭にあって、定式化もそれに基づいて行なっている
ため、議論がやや噛み合っていないような印象を残すのかも知れませんですね。

>それと、Existential Closureは操作というよりも、統語論に存在しない
>要素を意味論で導入するということだし、Type-Shiftingは統語論で言えば
>品詞を換えるようなもので昔の変換でいえばS刈り込みのようなものだし、
>ともに現在の統語論では許されないような操作が意味論では起こっている
>わけですにあ。おそらくこのようなことには上で述べられた統語論と意味論の
>関係への制限は役にたっていないわけで
これは、全くもっておっしゃるとおりです。
と言いますか、まさにそのことこそが >>607 で言いたかった点でありました。
つまり、

>[[(Merge(α,β))]]=SemanticOperation([[α]], [[β]]) (これを (1) とします)

と定式化した限りにおける「構成性の原理」は、「上で述べられた統語論と
意味論の関係への制限」は行なっていない、ということを言いたかったわけ
なのです。
すなわち、(繰り返しで恐縮ですが、)

>統語論にMergeしか認めないならば、
>意味論にもそれに写像されるSemanticMergeのようなものしか認められ
>ない
ということにはならない、ということを主張したかったわけです。
(↓に続く)

613 :名指し象は鼻が必然的にウサギだ!:2005/06/07(火) 15:30:59
(↑からの続き)
また、>>609 で「BはAより小さい集合であり得る。」と書いておられますとおり、
単に homomorphism とした場合には、全射性(onto-mapping)までは要請され
ないのではないでしょうか?
この点、>>610 氏が

>>もう一つは規則の対応が「上への写像」ではなく「中への写像」として定義してはいけない。

とされていますのは、単なる準同型写像ではなく、より強めた全射準同型写像
(surjective homomorphism)を要請されているわけであり、その分、「構成性の
原理は厳しい制約といえるだろう。」とおっしゃっているのだと思います。

繰り返しになってしまってまことに恐縮ですが、(1) ではそのような全射性
(surjection, onto-mapping) までは要請されていないものと解釈しており
ました。
その意味では、>>607 において、いわば「いきなり」 isomorphism に強めた
ものを持ち出したのは議論を混乱させる間違いでした。お詫びいたします。

(単なる)準同型写像 − 全射準同型写像 − 全単射準同型写像=同型写像

という順にいわば「強く」なっていくわけで、今問題としている論点には単射性は
関係ありません(>>ただし、PTQとかみてると、functional applicationに対応して
いる統語規則は複数ある。 ←これを許すかどうかの問題で、今の論点とはまた別。)
ので、要するに、全射性まで要求されているのかどうか、という問題ですね。

614 :名指し象は鼻が必然的にウサギだ!:2005/06/07(火) 15:39:21
↑で、

この点、>>610 氏が
>>もう一つは規則の対応が「上への写像」ではなく「中への写像」として定義してはいけない。
とされていますのは、

と書きましたのは、「この点、>>611 氏が」の誤りでした。
お詫びして訂正いたします。

615 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/07(火) 17:58:46
おっ、構成性原理(Fregeの原理)とhomomorphismの話でひさぶりに
このスレが盛り上がってまつね!
ひさぶりにageられてるしw

このスレではよくあることでつが、ヤパーリ情報系・computational系と
linguistics系との間でビミョーに理解に違いがあって、その違いが表面化
してるような感じがしまつね。
情報系・computational系では、2つの代数系AとBとの間にhomomorphism
があると言われたらもう自動的にAからBへのonto mappingと考えまつよね。
特段ontoじゃなくintoのmappingなんか考えてもその意味がないわけで...
それに対して、linguistics系の人は、type-shiftとかexistential closure
とかが意味論にあるのは当然という所から先に発想してるので、ontoじゃなく
intoのhomomorphismというのを強調したいんだろうと思われ。

616 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/07(火) 23:45:14
>>611だが、

準同型写像において操作の対応が最悪でもontoでなくてはいけないという点は、
数学の標準的な定義なので、そこは曲げないで考えたい。

問題は統語操作に対応していないtype shiftやexistential closureをどうするかということ。
これについては二つの答えがある。

ひとつは、type shiftやexistential closureに対応する統語的なoperatorがあるとする答え。
これを1とする。

もうひとつは、type shiftやexistential closureは意味「合成」操作ではないので
準同型写像における対応させる操作と考えないとするという答え。これを2としよう。

実はこの二つの答えはtype shiftやexistential closureが考案された時点で既に考察されている。

type shiftについては、Partee&RoothやParteeをfoundingと考えると、
前者では関連するtype間に自然な対応があり、適切なtypeで解釈されるとし(2の答え)、
後者ではtype-shifting functorを定義している(1の答え)。

existential closureについては、Heimのdissertationのなかで、
実際に統語的なoperatorとしてのexistential closureを考えている章と(1の答え)、
LFを最終的にモデル理論的対象に対応させる規則として考える章(2の答え)がある。
Heimは1の答えの方をexistential closureと呼んだ。
2の答えの方はDRT内ではDRS embeddingと呼ばれるものに相当する。

617 :名指し象は鼻が必然的にウナギだ!:2005/06/08(水) 00:50:44
>>616
>>準同型写像において操作の対応が最悪でもontoでなくてはいけないという点は、
>>数学の標準的な定義なので、そこは曲げないで考えたい。
お言葉を返すようでまことに恐縮ですが、「最悪でもontoでなくてはいけない」
というのが「数学の標準的な定義」であるとまでは言えないのではないでしょうか?
今手元には、彌永昌吉・彌永健一『代数学』(何ぶんにもこの分野を真剣に
勉強していたのは学生時代なので、こんな古い本しか手元にないのです(苦笑))
しかすぐには出てこないのですが、同書の p.87 には、

U=(S,O) から U'=(S',O') への準同形(同書はこのように漢字表記:引用者注)
を与える写像 f:S→S' が単射であるとき f は U から U' への同形
(isomorphism)と呼ばれ、さらにこの f が全単射であれば U と U' は
f によって同形になるといい、U~=U'(~ と = とは上下に並べる:引用者注)
と書かれる。

とか、

f が代数系 U から U' への準同形であれば像 f(U) は U' の部分代数系である。

などの説明があり、準同型写像だからと言って直ちに onto mapping とは
考えられていないことが分かるかと思います。

>>問題は統語操作に対応していないtype shiftやexistential closureをどうするかということ。
>>これについては二つの答えがある。
こちらは、以下、全くもってご指摘のとおりですね。
まさにおっしゃるとおりで、Heim の dissertation の中では、tree に
実際に∃をそのまま Merge(今風に言えば)させている章がありましたよね。
読書会で初めてそこを読んだ時、「この操作は果たして本当に legitimate
な統語論的操作と言えるのか? VP → ∃ VP などという句構造規則がある
わけもなかろうし、後から挿入するというなら構造保持の原則の違反になる
のではないか。」とかいうような議論をしていたことが、とても懐かしく
想い出されます...

618 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/08(水) 01:24:13
>>617
おなじ作者の弥永・弥永の「集合と位相」には次のように書いてある。

   代数系_A_=(A,O), _A_'=(A,O)は、O〜〜O'のとき同類であるという。N^+と
  N^×は同類だが、N^+と(N,{+,×})は同類ではない。_A_=(A,O), _A_'=(A,O)
  を同類な代数系、φ:O→O'を全単射とし、α∈Oに対してφ(α)をα'と書こう。
  (普通、このような場合全単射φとしては_A_, _A_'の性質から自明な仕方で選ばれ
  るものがとられ、φを特記せずにαとα'を同一視することが多い。)このとき、
  写像f:A→A'は、
               f(xαy) = f(x)α'f(y)
  がAの任意の元x,yおよびOの任意の元αについて成り立つとき、_A_から_A_'
  (またはAからA')への(φに関する)準同型写像(homomorphism)と呼ばれ、
  特にfが単射ならば、_A_から_A_'(またはAからA')への(φに関する)同型写像
  (isomorphism)と呼ばれる。さらに、fが全単射ならば、_A_と_A_'(またはAと
  A')は(φに関して)fを通して同型(isomorphic)であるといわれ、_A_〜=_A_'(または
  A〜=A')と書かれる。(p.50、ただし〜〜は等価であることをあらわし、印刷上は
  縦に二重に重ねられた記号であり、〜=も印刷上は縦に二重に重ねられた記号である。)

長々と引用したが私がこだわる根拠はこれ。

619 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/08(水) 19:18:29
>>618
レスどうもありがとうございます。

決して「意地になっている」わけではありません(^^;;; が、うず高く積み
上げてある本の山を崩したら、完全に隠れていた奥の山から代数学の教科書
が2冊でてきました(いかに最近は見ていないかが分かりますが(苦笑))。
まず1冊目は、東郷重明(1977)『代数入門(現代数学への入門 19)』サイ
エンス社、です。同書 p. 14 には次のように書かれています。

写像 f: G → G' が次の条件を満たすとき f を G から G' (の中)への
<b>準同型写像</b>という:
   f(xy) = f(x)f(y)  (∀x,y∈G).
f がさらに全射のとき G から G' の<b>上への準同型写像</b>という.

次に2冊目は、細井勉(1982)『情報科学のための代数系入門』産業図書、です。
同書 p.10 には次のように書かれています。

(A,f) と (B,g) は代数系であって、A から B への写像 φ が存在するとする.
φ が条件 φ(f(a,b)) = g(φ(a),φ(b)) a,b∈A を満足するとき,φ は<b>
準同型写像</b>(homomorphism) であるという.とくに,φ が全射であるとき,
φ は上への準同型写像であるという.
(↑で、タグは原文で太字になっていることを示すためだけの便宜的なものです)

代数学の教科書が3冊あってその3冊ともが単に準同型として定義する場合には
onto まで要請していない(言うまでもありませんが,これら3冊はたまたま私が
はるか昔に買って持っていたもので、そのような定義をしている本ばかりを選んで
出してきたわけではありません)以上、「準同型写像において操作の対応が最悪
でもontoでなくてはいけないという点は、数学の標準的な定義」であるとは言え
ないのではないでしょうか?

620 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/08(水) 22:09:36
>>619
確かに、準同型写像において操作の対応をontoにするという要請が
標準的とするのは言い過ぎたかもしれない。

しかし代数で準同型写像が大事な概念なのは準同型定理が便利なためであり、
準同型定理がどんな内容かというと、ある集合とその集合の商集合との間に
自然な対応を想定すると、その対応は準同型写像になるというもの。

このとき、自然な対応で結び付けられる操作が同一視されるというのが
標準的というべきだった。

数学のスレでないのでこの話はここまでにしたい。

621 :名指し象は鼻が必然的にウナギだ!:2005/06/08(水) 23:30:34
>>620
レスどうもありがとうございます。

>>619 は他のスレッドにちょっと書き込みした直後に書きましたらHNを
以前のものに合わせ直すのを忘れてしまっておりました。

おっしゃっていることよく分かります。
このあたり、↑で >>615氏がまとめて下さっているとおりで、定義だけ
あってもしかたないわけで、準同型定理が大事なわけですものね。

奥の山からは、代数学以外にも学生時代に読んでいた解析や線形代数の
教科書がまとまって出てきて、懐かしい感慨にふけっておりましたw
時間があったら入門から先の数学の勉強をぜひまたやりたいですが、
とてもじゃありませんがそんな時間はありません......

ここまでおつき合い下さいまして、どうもありがとうございました。

622 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/14(火) 07:10:39
意味(論)に生得的な部分はありますか?

623 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/14(火) 15:13:20
ない方がおかしい

624 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/15(水) 00:40:44
そもそも、意味論的な知識抜きで我々は何かを学習することができるのだろうか?

625 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/15(水) 08:09:16
おっぱいもめる

626 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/16(木) 18:14:42
>>622 >>623

問題は、どうやって証明するかということかな。

統語論だと、これこれの現象は意味や語用論からせつめいできないから・・・、という論法が使える訳だがなぁ。

627 :魚系:2005/06/22(水) 06:20:06
>626氏
たぶん同じ論法が意味論にも使えるんじゃないですか?

しばらくご無沙汰してました・・・
>616の話が他のことにも敷衍できたらよかったですね・・・

628 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/23(木) 17:57:54
形式論をやっている人たちって認知意味論に大してはどんな印象を
お持ちなんでしょう?読むことはあるの?多分、認知の人間で
形式論を読んでいる人はほとんどいないんじゃないかと思うけど。orz

629 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/23(木) 21:29:05
お絵描き遊び

630 :魚系:2005/06/23(木) 21:30:28
>628氏
いやー、そんなことないでしょ?アメリカの大学で認知言語学つよいとこで
Tarski's World使ってFOLの勉強してるって話、聞いたことあるよ。
だいぶ昔だけど。
私はそんなに形式的なほう強くないけど、認知意味論(といってもLakoffしか
しらないけど)好きだよ。佐藤信夫とか読んだことある人なら、親しみ感じると
思う。それを形式的に、とは思わないけど。LakoffのObjectivist Paradigmって
くくりにすごいスローガン的というか、変な偏りを感じるけど、方法論的には
抵抗感じない。私だけ?

631 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/23(木) 21:30:34
それはよくある印象だろうけど、観察している言語現象やその分析それ
自体の価値とはあまり関係ないと思うんだよね。

632 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/23(木) 21:31:45
>>631>>629へのレスれす。

633 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/23(木) 21:34:31
>>630
>LakoffのObjectivist Paradigm

なんであんなキャンペーン?をはったんでせうかね?
チョムに対する恨みからか?
別にあれによってパラダイムシフトなんかしてないわけで、
いまだにLakoffのいう "Objectivist Paradigm" のもとで
延々と(重要な)研究は続いている訳で。。。


634 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/24(金) 01:13:10
>>628
形式論っていっているのは悪意があるのか天然なのか

BeaverがPresuppositionのsurvey paperで書いている通り、
前提(と照応)に関して、Fauconnierのmental spacesの有効性は
形式意味論の有力な理論の一つである動的意味論とほぼ同じであると
目されている。

それ以外は興味関心がずれるからそもそも読んでいないと思う。

逆に認知の人でもLakoffやFauconnierはロジックやっていたし、
坂原茂先生の筋の人wにはちゃんと形式意味論理解している人が
決して少なくはないと思う。

とはいいつつ、>>594で引かれている部分のようなのを見ると、
噛み付いてくるならしっかりリサーチしてからにしろよと思うことの方が多いけど。

> >従来,意味論の世界には,構成性の原理(Principle of Compositionality)と呼ばれる考え方がある.
> >これは部分の意味の総和が全体の意味であるという考え方で,個々の単語の意味を足しあわせて
> >いくことで,ボトムアップ式,いわば「積み木式」に,全体の句や文の意味が得られるとするものである.


635 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/24(金) 19:23:51
>>634
構成性の原理ひとつ取ってもそうだが、形式意味論の内容を正確に理解する
ためには、数学、論理学、言語哲学、コンピュータサイエンスをいずれも
相当の程度まで深く(各分野の専門家クラスと同程度まで)理解することが
必要不可欠。実際問題、北米の大学院で形式意味論をきちんとやってるような
連中はみんな学部時代にそうした分野をそれも複数double majorで取ってた
ような連中ばっかりだ。日本みたく文学部で好きでいろんな言葉を勉強
してましたなんていうのほほんとした人たちとは基礎が全然違うってこと。
たとえばの話このスレッドを読んでても、形式意味論を教えたりしてる
(んだろう多分w)ような人たちですら構成性の原理ひとつ正確に
理解できていないことがもろ暴露されてて笑える。
代数学の入門書なんかをちょこっと読んだ程度で形式意味論の体系が
理解できたら誰も苦労はしないw
私見だが、日本で「ちゃんと形式意味論理解している人」は、
いずれも駒場がらみのK氏、T氏と神戸○○のG氏の三人だけだろう。
あとは、(日本語で)本を出してるような人たちも含めて、みんなただ
表面をなぞってるだけ。
それほどまでに形式意味論は難しいってことw
と、北米からここには初カキコしてみる

636 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/24(金) 21:30:57
>635
w

637 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/24(金) 22:47:47
>>635
あはは、我々の仲間、いちょびったあげくに書き逃げ君がまた一人でびゅーしますたな。w

638 :名指し象は鼻が必然的にウナギだ!:2005/06/24(金) 22:54:52
>坂原茂先生の筋の人wにはちゃんと形式意味論理解している人が
>決して少なくはないと思う。
>私見だが、日本で「ちゃんと形式意味論理解している人」は、
>いずれも駒場がらみのK氏、T氏
駒場言情宣伝工作員、乙!!w
COEカンファレンスの前景気煽りでつか(激w

639 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/24(金) 23:30:21
>>635
> と、北米からここには初カキコしてみる

折角北米にいるんだから、2ちゃんなんか覗いてないでしっかり勉強しなさい。
じゃないと(ry

640 :607 et al.:2005/06/25(土) 00:35:24
今見に来てみて大変驚きましたが、>>638 は私ではありません。
私は、これまでの書き込みで(こちらに限らず)"age" たことは
一度もありません。

>>638 で引用されているお名前には私も大変お世話になっています
先生(と言いますか、私もその「筋の人」ということになります(笑))
が含まれており、非常に困惑しております。

>>638
そのHNは、↑の構成性原理と homomorphism をめぐるやりとりの
中で私が使っていたもので、誤解を招き困りますので、今後はご使用を
お控え下さいますようお願い申し上げます。

641 :607 et al.:2005/06/25(土) 00:48:38
連続書き込み失礼致します。

>>635
>>たとえばの話このスレッドを読んでても、形式意味論を教えたりしてる
>>(んだろう多分w)ような人たちですら構成性の原理ひとつ正確に
>>理解できていないことがもろ暴露されてて笑える。
>>代数学の入門書なんかをちょこっと読んだ程度で形式意味論の体系が
>>理解できたら誰も苦労はしないw
これは私の↑の書き込みに関しておっしゃっているのだと思いますが、
↑の書き込みに示されております私の構成性原理の理解において正確さを
欠く点にお気づきでしたら、ぜひともご教授頂ければ幸いです。

642 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/25(土) 01:21:25
>>635
>私見だが、日本で「ちゃんと形式意味論理解している人」は、
>いずれも駒場がらみのK氏、T氏と神戸○○のG氏の三人だけだろう。
スタンフォード、MIT、オハイオ州立のPh. D.か。
やっぱりアメリカの大学院で勉強しないと「ちゃんと形式意味論理解」
することはできないんだろうか。

643 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/25(土) 02:26:30
>>642
その3人のいずれかについてしっかり勉強するってのは?

644 :636:2005/06/26(日) 03:26:22
635が笑えるのは、形式意味論にコンプレックス丸出しなところ。

>数学、論理学、言語哲学、コンピュータサイエンスをいずれも
>相当の程度まで深く(各分野の専門家クラスと同程度まで)理解することが
>必要不可欠。

って、まともな神経の形式意味論の専門家なら「おいおい阿呆なこと
言うなYO!」って思うよな。
たぶん635は必修の意味論の授業で苦労しているSyntaxの学生かなんかだろ?

あと、635が「構成性の原理」の定義の不正確さを鬼の首をとったように掲げて
いるのも馬鹿げているね。そりゃ上の方の引用は「結合法」をすっとばして「総和」
と書いている点で不正確だが、しかし「結合法」はあくまでシンプルで、且つある
程度の普遍性と一貫性があるというのが前提だろ? 「結合法」で何やっても
いいなら「構成性の原理」なんて提唱する意味ないからな。だから、イディオム
をもちだして、「構成性の原理」が万能でないとするロジックも、正確ではない
けど、決して的はずれなものとはいえないよ。イディオムごとに超法規的結合
規則を適用するなら、そこに構成性がないと言っていることに限りなく近いわけ
だからね。


645 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/26(日) 10:32:38
ホントに書き逃げ君だったのが残念。今は夏休みで留学生は思いっきり暇な(時間がある)はずだし。

646 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/26(日) 22:22:39
>>644
「必修の意味論の授業で苦労している」ような「Syntaxの学生」なら,
G氏はまあともかくとして,K氏やT氏のことなんか知らんだろ.
なので,>>635はヤパーリ上でも言われてる(>>637, >>638)そのとおり,巧妙に
(それほど巧妙じゃないかも知れんがw)偽装した,研究会周辺
による駒場マンセー工作と思われ.

647 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/27(月) 17:43:07
>>644
>イディオムごとに超法規的結合
>規則を適用するなら、そこに構成性がないと言っていることに限りなく近いわけ
>だからね。
「超法規的」という表現が変(「超法規的措置」等は法律や政治の世界の用語)
な点はともかく置くとしても、「まともな神経の形式意味論の専門家なら」
「イディオムごとに超法規的結合規則を適用する」なんて初めから念頭に浮かぶ
ことすらないだろう。
イディオムは単一のatomicな語彙として扱う、というのが常識、っていうか常識以前。
このスレで形式意味論のことほんとに分かってカキコしてるのは、大体3名
ぐらいしかいないと思われ。
あっ、漏れ自身は別カウントでねw

648 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/27(月) 19:11:15
>>647
>イディオムは単一のatomicな語彙として扱う、というのが常識、っていうか常識以前。

ほー。

649 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/28(火) 04:34:21
>イディオムは単一のatomicな語彙として扱う、というのが常識、っていうか常識以前

反論のレベル低っ

650 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/29(水) 00:22:44
>イディオムは単一のatomicな語彙として扱う、というのが常識、っていうか常識以前

もしそうなら、イディオムとしてのたとえば kick the bucket の過去形は
kick the bucketed となるはずだがw

651 :さかなけい:2005/06/30(木) 12:49:31
話が前の方にもどって恐縮でつが
>634
>BeaverがPresuppositionのsurvey paperで書いている通り、
>前提(と照応)に関して、Fauconnierのmental spacesの有効性は
>形式意味論の有力な理論の一つである動的意味論とほぼ同じであると
>目されている。
これって、メンタルスペース理論と動的意味論は記述力が同等な体系だとか
ってことなのでしようか。ってゆーか、メンタルスペース理論って、敢えて形式化してない
って感じないすか?それとメンタルスペース理論の元になったindexed predicate calculusと
動的意味論を比べるとすごく違う感じがしますけど、あー自分でかいてて何いってんだか
わかんねーや

652 :634だが:2005/06/30(木) 14:20:58
>>651
「前提(と照応)に関して」と書いてある通り、
前提や照応についての予測がほぼ同じだということ。
くわしくはBeaverをみたらいい

indexed predicate calculusってKurodaが作ったやつ?
よく知らないから教えてくれるとうれしいかも

653 :さかなけい:2005/07/02(土) 07:01:29
>652氏
くわしくはKurodaをみたらいい

















なーんてね。意味論スレのどっかに少し書いた気もするけど、
sag-あったら書きます。

654 :さかなけい:2005/07/02(土) 07:15:14
>635氏のいうことも一部もっともなわけで、
北米の某大学では論理学とか数学とかが全然できない日本からの留学生の
ためにわざわざ数理言語学の講義を出してくれてるんだそうですね。
まあこれは日本の教育のシステムの偏りに問題なしとせず、なんでしょうけど・・・
635氏は636氏がいうような、そんな講義に苦しんでいる学生の一人なんでしょうね。
>それほどまでに形式意味論は難しいってことw
んー、そんなことないから、数学と論理学ちゃんとやれば、そんなことないから・・・
いたずらに恐怖心煽るようなことはやめてほしい。
と、ネタにマジレスつけてみるw

というか、形式意味論だけのスレではないと思うのですが・・・
こんど新しいスレに移行するときは「意味論総合スレ」とかの名前が
いいのかも・・・

それから、数学にちゃんとしたコメントがつくのはROMってる論理学者や数学者や
computer scientistの方たちからですから・・・
635氏へ、できればそうゆう人たちにちゃんと敬意を払ってくださいますよーに
このスレはいろんな方の力で成立ってます。感謝。

655 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/02(土) 14:36:16
わずか3歳にして、サッカー選手の素早い動きを正確に捉え、遠近法を駆使して
高度な線画で絵を描くことができたナディア。
 一瞬にして通りすぎる貨物列車を線路脇に立って眺めるだけで、
有蓋貨車が何台あったかを即座に言い当てられたジェレミー。
 一度聞いただけで、どんな難しい曲でも、どんな長い曲でも演奏できたレスリー。 
 サヴァン症候群の人たちは、概念でものを見ていないという。概念でものを見るということは、
言語能力を獲得するということである。
そしてこの特殊な能力は、言語能力が獲得されるとと失われてしまうのだ

656 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/06(水) 01:35:23
スレタイ見て面白そうとか感じた工房ですが
俺の来るところじゃないようですね

657 :さかなけい:2005/07/06(水) 06:28:13
>656氏
んー、そんなことないですよ。ときどきのぞいてみれば。
でもスレタイのどこを面白そうと感じたのか、興味がありますね・・・

658 :さかなけい:2005/07/08(金) 12:24:23
時間稼ぎage

659 :さかなけい:2005/07/09(土) 14:53:32
ごめん。論文がどこいったかわかんなくなっちゃった・・・
一応references。
'Indexed Predicate Logic,' The 17th Chicago Linguistics Society Meeting, pp. 156-163. 1981.
'Indexed predicate calculus,' Journal of semantics 1:43-59. 1982.
あと、うそっこのやつは本スレ308あたりにあります。

660 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/19(金) 09:17:55
hosyu

661 :こさかな:2005/08/20(土) 08:59:11
hosyu thanx

662 :こさかな:2005/08/23(火) 23:24:55
暑さのせいでしょうか、
「中への写像」「上への写像」がやけにエロく感じます・・・

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