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生成文法総合スレ <16>

1 :親切な人:2005/05/24(火) 08:45:22

It means nothing, zero.
\________ _______________/
             ∨
             ∧_∧
          目(´∀` ,,)
           || (つ∞> |     
           || |  |   U     
           || (_(__)     
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧  ∧_∧ ∧_∧  ∧_∧  ∧_∧  ∧_∧ ∧_∧
(,    )(,,    )    ,,)(    )(    )(,    )(,    )
∧_∧  ∧_∧ ∧_∧  ∧_∧  ∧_∧  ∧_∧  ∧_∧
(,    )(    )    ,,)(    )(    )(    )(,・ー・ )



2 :過去スレ:2005/05/24(火) 08:46:19
生成文法総合スレ http://mentai.2ch.net/gengo/kako/1005/10050/1005021445.html
生成文法総合スレ (2) http://academy.2ch.net/gengo/kako/1014/10141/1014123470.html
生成文法総合スレ < 3 > http://academy.2ch.net/gengo/kako/1031/10312/1031262127.html
生成文法総合スレ<4> http://academy2.2ch.net/gengo/kako/1039/10399/1039926852.html
生成文法総合スレ5 http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1052708243/
生成文法総合スレ <6>  http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1069698644/
生成文法総合スレ <7> http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1073342485/
生成文法総合スレ <8> http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1076531838/
生成文法総合スレ <9>  http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1082052007/l50
生成文法総合スレ <10> http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1085484170/l50
生成文法総合スレ <11> http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1089894286/l50
生成文法総合スレ<12> http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1095016735/l50
生成文法総合スレ<13> http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1099561124/l50
生成文法総合スレ<14>  http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1101915756/l50
生成文法総合スレ<15>  http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1107954921/


3 :関連スレ:2005/05/24(火) 08:48:02
生成文法批判 http://mentai.2ch.net/gengo/kako/988/988295604.html
生成文法批判 その2 http://mentai.2ch.net/gengo/kako/1000/10000/1000027749.html
チョムスキー初級者スレ http://mentai.2ch.net/gengo/kako/994/994623478.html
意味論 http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/995816650/
意味論 II http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1075723621/
言語能力は生得的か http://yasai.2ch.net/psycho/kako/1005/10052/1005233144.html
言語能力は生得的か Part 2 http://academy.2ch.net/psycho/kako/1011/10118/1011801342.html
言語能力は生得的か Part3 http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/psycho/1046521810/
素性/辞書って? http://academy.2ch.net/gengo/kako/978/978466881.html
日本語には主語がない?! http://mentai.2ch.net/gengo/kako/986/986548454.html
なぜ赤ちゃん言葉? http://mentai.2ch.net/gengo/kako/975/975320827.html
ソシュール VS チョムスキー http://mentai.2ch.net/gengo/kako/992/992639304.html
Chomskyの、Chomskyによる、Chomskyのための文法 http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1022592781/
音楽はどこまで「言語」か  http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/gengo/1084635848/l50

4 :(´∀`):2005/05/24(火) 08:57:22
虚無が帰ってきたと思ったらいつの間にかスレがいっぱいになってしまっとったにゃ
前スレ>>922
>「空範疇を認めないことは、見えないからという理由で量子の存在を否定するのとおなじ」
前後の文脈をすっとばして都合のいいとこだけ抜き出して批判するというのはみっともないからにゃ
理論的実在性をどう考えるかとゆーことにゃが,空範疇でもクォークでも,その存在を仮定する
ことでエレガントな説明が得られるのであれば,それが実在性の証明になるにゃ
なくても同等(以上)の説明が得られることが分かれば実在性は消失するにゃ
そんだけのこったにゃ,ムニャムニャ

前スレ>>945
ここ見てるにゃーw
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/philo/1098842552/
dangerousのほうはチョム批判を含んでおったにゃが,こっちはどーなんだろにゃ

そんでもって先日はこのセンセのハナシを聞く機会があったにゃ
http://www.jaist.ac.jp/~hash/papers/AIlecture04.pdf
それなりに有益であったのにゃ 



5 :(´∀`):2005/05/24(火) 11:57:45
こことリンクしますたw
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/6062/1115505804/

ちなみに上のセンセは昨年に続き今年の日本進化学会@東北大でも
岡ノ谷氏と組んで言語進化のシンポを企画してるにゃが,そこに
仇も一枚かんでいるということをこの際リークしておくにゃ

6 :虚無な人:2005/05/24(火) 22:43:27
>>44
ぶにゃー、とびきり凡庸なレスがかえってきたにゃ…
ひょっとして、程度の低いレスほどじつは反論がしにくいということを利用して、
肉体的持久戦にもちこもうという戦略なのかにゃ。

持久戦の話とはべつに、わたしは一貫して理論の「法的手続き」を問題にしているのであって、
この例で言えば、わたしはとくに空範疇を否定しているのではないにゃ。
「法的手続き」という比喩にはとくに注意してもらいたいのだが、
じっさいに甲が犯人であるという事実と、形式的な法的手続き(たとえば罪刑法定主義の実現)とは別の問題であり、
「チョムスキー理論」は、たとえば必要な条件を満たしていない、書類を提出していないというようないみで、
自然科学とは認定されないのであるにゃ。

空範疇の現実的で可能性のある解釈は、(つまり真正な認知科学的解釈は)
視覚的あるいは聴覚的補完completionとよばれるものとの対比であろう。
いずれにせよ、これはしかるべき手続きで正当化されるものであるにゃ。

さて、非常にまずい>>4の弁明で明らかになったことは、
>エレガントな説明が得られるのであれば,それが実在性の証明
になるということだが、
それによると、クォークモデルは1960年代にすでに実在性が証明されていたことになるにゃー。
わたしも、そこまで言い切るとは予想していなかったが…

だがしかし前のスレで、「現在の顔の字の先生の見解とは独立して」批判を行うと書いたので、
このことについては、あえて聴かなかったことにして、これから「健全な批判」をするにゃ。
ではまたにゃん。

7 :虚無な人:2005/05/24(火) 22:50:30
<前スレ>
>もう少し分かりやすくお願いします。
いま「自然科学認定」の基準は、たとえば<主観性>とかの問題で、若干ややこしくなってるにゃ。
いっぽうチョムスキーはたびたびガリレオ―ニュートンあたりの科学読み物的なわかりやすい「科学革命」を
規範とすることをたびたび言明してきた。
だから、わたしも19世紀末の「科学万能の時代」(そんあものがほんとうにあったのかどうか知らないが)
の思考法で、じゅうぶん批判ができるのではないか、というひとつの予測についていってるにゃ。

だがあるいみこれは自己欺瞞のぶぶんもあるので、ちょい逡巡したまでにゃ。

8 :虚無な人:2005/05/24(火) 22:54:22
よくみると呼び捨てにされてるにゃー。

これからはこうにゃ→<´∀`>

9 :<´∀`>:2005/05/25(水) 16:49:14
>>6
(糞)レスありがとさんにゃ
<´∀`> ←レッサーパンダ風でなかなかいいにゃ

至極正論であるものも歪んで解釈すれば凡庸ということになるにゃ
なにをもって自然科学の「法的手続き」と呼んどるのか知らんにゃが
おそらく最初からそのような手続きを踏んで提出された自然科学の仮説と
いうものは存在しないだろにゃ
いわば状況証拠的にそのようなものがあると推定できる,というところから
出発せざるを得ないのであって,手続き論はその後のハナシにゃ
空範疇を巡る議論がその段階に達していないということにゃら,そのとーりで
結構にゃが,だから自然科学として認定されないというのはおかしな結論にゃ
では人々が単なる概念としてニュートリノを語っていたとき,それは自然科学
ではなかったというと,そうではなく,自然科学の一連の歩みの中のある段階に
あったということと同様にゃ
そして実在性の証明もそれぞれの段階の中で許される方法で行う以外にないのであって,
特定の理論や時代を超越して実在性を云々することはナンセンスなのにゃ
ま,兎に角にゃ,虚無介も抽象的なことばっか言っとらんで,具体的に空範疇の
議論を手続き的に妥当なものにするにはコレコレこうすべしというのを書けば
ハナシも多少は前に進むんでないかにゃ,と


10 :(´∀`):2005/05/25(水) 16:50:36
丸顔に戻って,空範疇を仮定することが正しいかどうかは空範疇によって何が説明されるか
次第にゃが,虚無太郎の
>わたしはとくに空範疇を否定しているのではないにゃ
という応援にもかかわらず今の流れとしては,空範疇を却下する方向にあるんでないかにゃ
直接的には痕跡ではなくコピーだとかいった議論がてっとり早いにゃが,もっと根本的には,
空か空でないかは所詮表層解釈の違いであってFLNの中にその違いを組み込むことの
メリットがなんもない,敢えて言えば音声解釈を決定されるまではすべての要素が空範疇で
あるとも言え,空範疇を一つのクラスとして想定するまでもない,という議論ができるように
思うにゃ
GBの頃は,空範疇の振る舞いは(まさに空範疇であるという理由で)経験的に学習することは
不可能であり,従ってその振る舞いを制御する原理は生得的でなければならない式の議論が
幅をきかせていたわけにゃが,しかしその時でも束縛理論にゃんかは空範疇と顕在範疇を統一
する原理を目指していたのであり,いかに空範疇を特別扱いしないですむかという方向に
あったと言えようにゃ
で,コピーにゃが,こんなの必要なんかにゃ?


11 :名無しさん:2005/05/25(水) 22:41:36
ミニマリスト・プログラムの『経済性』っていうやつも本当は仮説であり
人間の(言語)能力の観察を通じて検証されて然るべきものであるはずなのに
いつのまにか『経済性』が検証不要の絶対真理として一人歩きしたりしてないですかね。
言語学から生物的側面を切り離して形而上学化させてしまう無意識の思考があるような希ガス。

12 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/25(水) 23:02:01
>>11
具体的にどういう分析で一人歩きしているのか教えてください

13 :(´∀`):2005/05/26(木) 09:00:18
>>11
「検証不要の絶対真理」は言い過ぎにゃが,言いたいことはよく分かるにゃ
まずいと分かればいつでも撤回できるとかいうのではなく,それが正しいと言えるように
現象を分析し直してみようという一種の研究方針なわけだったからにゃ
GBまでの諸原理を見てみると,それらをさらに統合し理論の一般性・簡潔性を飛躍的に
上げる上で経済性が有効らしい,ということと,いわゆる「自然は経済性を好む」的な
自然科学者が表明する世界観とも相性がいいということで,経済性は具体的な仮説と
いうより,観念的に掲げられた合い言葉という部分があったにゃ
具体性を欠くというのは,たとえばある現象をある法則・原理で説明したとして,その
法則・原理がなんらかの経済性原理であるように強引に解釈を与えることで経済性の証明と
してしまえるという便利さと危険さを意味するにゃ
まあ,結局は経済性とてそれを経済的と見る人にとってだけ成立する特性であって,
説明原理であるかどうかは怪しいにゃ

( ´∀`)つ Economy is in the eye of the beholder, meow.


14 :虚無な人:2005/05/27(金) 05:32:08
>>9
なぜかあまり手痛い反論をくったような気がしないにゃ。
こういうばあいは、できるだけていねいにレスしてみるにゃ。
>なにをもって自然科学の「法的手続き」と呼んどるのか知らんにゃが
コンベンショナルな経験哲学的手法をさすにゃ。
なぜに「法的」かというと、世俗的な法体系の相対性を含意させようとしたから。
ヨーロッパ言語の多くでは法と法則の区別がないため、自然科学の法学的比喩はとっぴではないにゃ。
reasonable doubtというのもある。
>状況証拠的
このあたりからよくわからなくなるが、この段階で定量化されているかどうかが大きな問題にゃ。
>空範疇を巡る議論がその段階に達して
空範疇の存在は、定量化されるとしても、それは情報処理系のイベントにゃ。
いっぽう、素粒子の実在は物理的イベントであるから、まったく存在性格がちゃうにゃ。
物理的イベントとしての「空」とは、ヨーロッパ思想史で重大な関心であった「真空」の実在問題で、
これは「場の理論」として収束していくにゃ。
情報イベントとしての「ゼロ」は、計算出力としての「値」のひとつにゃ。
ぶっちゃけこの「ゼロ」は物理的なエネルギーとしては実在するということになるにゃ。
たぶん、ハナシはかみあってないが、こういうレスしかできないにゃ。


15 :虚無な人:2005/05/27(金) 05:50:22
>直接的には痕跡ではなくコピーだとかいった議論がてっとり早いにゃが
こういう議論は、隣接諸科学の人間には、もっともわかりにくいものであろう。
まず物理量についていわれているのではなく、さらにそのような計算実体がない、
といっているわけでもなく、
正体不明の経済性にもとづいているにすぎないからにゃ。
前にも書いたように、このような説明における経済性(ひょっとしたら論文の行数にかんする数値かもしれないが)
がまかりとおるようであれば、元素の数を上回ってしまった素粒子モデルそのものが破棄されるであろうにゃ。

いまのところ、他の領域科学に理解されるような「文法の科学」は、
脳内の計算実体にもとづくパーシング研究か、人工的・実装的シミュレーションしかないにゃ。
とはいえ、わたしは非常に早くチョムスキー理論のメンタリティのようなものを学習したので、
うまくいえないが、自然言語デザインの静態的で純粋な形式的記述のようなものについて、
何らかの直観をえることがあるかもしれない。
それは、肖像画を斜めに見たときにおこる顔の認知の補正が、入れ子状の
「肖像画内部の肖像画」については起こらない、というような「視覚文法」のようなかたちで、
記述できるものかもしれない。内容空疎でスマソ



16 :(´∀`):2005/05/28(土) 19:55:55
遅レスすんまそにゃ
>>14
反論したつもりもないにゃ(ドテ
「法的手続き」はたぶん数値化・定量化とかいう脳天気な答えが返ってくるかと
思っとったにゃが
>法と法則の区別がないため、自然科学の法学的比喩
そーくるかにゃ
reasonable doubtとか,反証主義の
The burden of proof is on the prosecution
とか,まあ法学的比喩は生成にとっても馴染みが深いものにゃが,ではreasonable doubt
を表明する際(たとえば空範疇の主張は,まったく何もない nothing, zero という考え方.
いわば「真空」に対するreasonable doubtを基にしておったにゃ),
>この段階で定量化されているかどうかが大きな問題にゃ
その表明がどういう数値化によって正当化され得るものなのか,ご教示願いたいもんだにゃ


17 :(´∀`):2005/05/28(土) 19:57:17
>>15
>正体不明の経済性
どころかまったく平凡な Occam's Razor によるにゃ
痕跡はコピーを消去することによって得られる分,コピーよりも手の込んだ理論構築物にゃ
もし痕跡の想定によって得られる説明がコピーによっても同様に得られるのであれば,
痕跡逝ってヨシは必然にゃ
ところで
>てっとり早い
と言ったのは,空範疇にもエロエロあってその中で痕跡が上のようなargumentationによって
一番撤去しやすかろう,というだけの意味にゃ
>元素の数を上回ってしまった素粒子モデル
この喩えは,論文ごとに新しい素性が提案されるような状況を揶揄するものとして俺も昔
使ったことがあるにゃが,痕跡かコピーかの問題にはまったく当てはまらないにゃ

ここんとこ俺も体調よくないのでマターリお願いするにゃ

18 :(´∀`):2005/05/28(土) 20:05:55
MACも調子悪いにゃ 頻繁にフリーズするにゃ

音楽スレ向きではあるにゃが,ネタふりまでにゃ
http://people.brandeis.edu/~jackendo/MusicCapacity.pdf

19 :虚無な人:2005/05/29(日) 12:51:25
>数値化・定量化とかいう脳天気な答えが
どーせわたしは、「科学万能主義」の人間にゃ(プンスカ
ところで、わたしは自分で勝手に自然科学の基準をでっちあげて、
それとチョムスキー理論が合致しないからといって文句たれてるのではないにゃ。

チョムスキーが大文字の科学革命について、非対称的な進歩をみているのは明らかで、
<アリストテリアン>な手法は救われず、
<ガリレアン>な手法が許されるような「自然哲学」の方法論を基準とされねばならない。
(つまりチョムスキー理論を擁護する理論が、もしスコラ哲学まで救うようであれば、
その弁明は無意味だということになるにゃ)
わたしが「能天気」であるとすれば、もとはといえば、
チョムスキーじしんが、心的能力の分析が天体の運行その他と同じように扱えるという、
恐るべき能天気な方法論的予見をもっていたことに由来するのだろうにゃ。

20 :虚無な人:2005/05/29(日) 13:29:12
>「真空」に対するreasonable doubt
あまり(存在性格についての論議について)こちらの論点が通じていないようだが、まあ、ゆっくりやるにゃ。
ニュートリノが実在と、表象上の「輪郭」の実在とは、比較にならないというハナシにゃ。
この論議のばあい、おそらく一般には「発見されている」と思われている重力が
重力子としては発見されていないことから、「仮説としての重力の実在」を問題とするほうが、
顔の字の先生にとっては有利なように思われる。
チョムスキーUG vs ニュートンUG universal gravitation という図式のほうが、なんというか、わかりやすくていいにゃん。

>その表明がどういう数値化によって
科学認定は、陳述としてはいわば「メタ科学」にあたるので、それじたいは「科学」ではないにゃ。
メタレベルについて考察するのために<法>の道具立てはけっこう便利だと思うのだが、
たとえば、数学は真であるための独自の基準があるが、
それはたとえば「経験的検証を必要としない」「現代では直観的検証も必要ないか、または不可能」、
ということになるだろうにゃ。数学では(証明について)エレガント性が評価されるため、
チョムスキー理論は、どちらかというと数学的メンタリティに近いものをもっていると思う。
が、顔の字の先生的には数学についてはきわめて限定的な価値しか認めていないとみえるにゃ。
(チョムスキー自身は、けっこう数学ヲタ)

21 :虚無な人:2005/05/29(日) 13:32:07
ここで自然科学の濫觴といわれるものについて、簡単な歴史的記述ができればいいのだが、
じつをいうと、あまりかんたんな仕事ではない。(書いてもだれも読まないと思う)
やはり元祖技術屋のガリレオと、合理主義者デカルト、錬金術師ニュートンの相互作用で、
けっきょく自然科学は「数学化された魔術」として体裁を整えたといえるにゃ。
サイクロトロンによる核分裂実験が始まったころ、偶然にも金が水銀に変化して科学者を狂喜させたことがあったが、
これなんかは(文系的な言い回しでは)自然科学が錬金術の直系の子孫であることを思わせる。
(魔術というのは、自然に対して積極的に改変や制御をこころみることで、しばしば保守的に機能する宗教と対立する)
まあ、いずれにせよ数理性を欠いた自然科学観は、
アリストテレス主義まで救ってしまうので、いかがなものかということになるにゃ。

余談になるが、プトレマイオスの『天文学体系』(アルマゲスト)にすでに
minimalismを思わせる「方法論」が記述されており、
天体の数学的記述において、より簡単なほうをモデルとすべきという主張がなされているにゃ。
これについては、べつにどちらに有利というわけではないにゃ。簡明な説明はつねに好まれていたということだろうにゃ。
ただし、「ハミルトンの最小原理」のようなものは、結果的には実在的ミニマリズムを思わせるにしても、
「説明のエレガント性」から導出されたのではないことはたしかだけどにゃ。


22 :虚無な人:2005/05/29(日) 13:33:54
>>18
3-2 Tonality and Psychoacoustics のあたりが、「音楽スレ」とおなじ主題を扱っているけど
はっきりいって、われわれの論議のほうがレベルが高いにゃ。

とりあえずサンクス。からだお大事ににゃ。ではまたにゃん。


23 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/29(日) 22:12:59
虚無さんの発言はいつもながらしびれますね。しかもお若い御仁ということで
これからの活躍が期待されますし。
ちょっと内容のない話をさせてください。

私自身はミニマリズムをやっていて、確かにP&P全盛時に比べて質の高い論文の
量は減っているかもしれないけれど、時に見かける深い説明が与えられた論文なんか
読むとやっぱり感激してしまいます。

影響されすぎなのかもしれないですが、アインシュタインが相対性理論を発見した経緯
なんか見ていると、ミニマリストもけっこう見当違いのところを研究しているような気が
しませんか?例えると、あるマンションに侵入しなければならないのだが、壊れたオートロック
の玄関のところで様々な技巧を持った達人が技を披露しているのだけれど、ほとんど進展が
ないような状況。実は裏口を空ければすっと窓から進入できた、というコロンブスの卵的な
発想が必要な気がするのです。既出ですが、例文データにしても、本当はごくごく単純な例文から
あっと驚く次の一手が打たれて、理論が進展するようなそんなことが起こるのではないか、そんな
才能を持った御仁が若い人の中から出てこないか、そんな期待があるのです。
しばらく言語学に没頭していて、ちょっと距離を置いていた、なんて人がひょんなことから
突飛でおもしろい発想をすることってないかな?って考えたりしませんか?

>数値化・定量化とかいう脳天気な答えが
これは私もバカにできないことなのではないかなと思うことがあります。

24 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/30(月) 10:09:32
>数値化・定量化とかいう脳天気な答えが
>これは私もバカにできないことなのではないかなと思うことがあります。
わたしもそう思います. 仇先生が仮説を定量化することの必要性を唱えて
いらっしゃいましたよね. わたしもやはりそうかなと思っております. 前の
スレッドの前の方だったと思うのですが, 仇先生が行列を使って統語範疇を
定義するというのがありましたよね? これからはそういった方向性も模索し
ていくべきかなと思っております. このあたり「虚無な人」先生はどう思わ
れますか?



25 :かかりちゃん:2005/05/30(月) 21:22:40
ちょっと判断を求むニョロ。
「自分自身」とかそのpluralの「自分たち自身」はlocal anaphorなので、

1) *彼ら-iが[花子が 自分たち自身-iに お互い-iの先生を 割り当てたと]思っている(こと)

は良くないと思うニョロ。でもscrambleして、

2)彼ら-iが [自分たち自身-iに[花子が t-i お互い-iの先生を 割り当てたと]] 思っている(こと)

たら良くなる?scramblingのtraceがanaphorをbind出来るかどうか知りたいニョロ。


26 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/30(月) 22:09:01
1)も「花子が」に強勢を置けば、(あるいは、置かなくても?)
2)と同じ意味で問題ない、と思う。


27 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/30(月) 23:13:23
>>25
2) の方が良いです。

28 :くわとろばじいな:2005/05/30(月) 23:41:34
>>25
local anaphorはedgeに置くと明らかにimproveすると思われニャ。
よって(2)はokニョロ

29 :爆音侍:2005/05/30(月) 23:43:44
>>25
私も2はよくなっていると思います。

30 :?かかりちゃん:2005/05/30(月) 23:56:43
>>26 「花子が」に強勢を置けば

「花子が」に強勢=stress?を置くニョロ?なぜ「花子が」にstressを置くことが
判断に関係するか、よくわからないニョロ。

>>27-9はアッシと同じ判断ニョロ。このミソはバジーナちゃんが言うedgeの問題だけではなくて

1)「彼ら」が「自分たち自身」のantecedent
2)「自分たち自身」がそのtraceのantecedent
3)そのtraceが「お互い」のantecedent
4) よって、「彼ら」と「お互い」の間に(間接的な)bindingが成り立っている

ということにょろ。「お互い」はlocalなので「彼ら」には直接にはbindされ得ないニョロ。


31 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/31(火) 05:22:09
>>30
やはり、理論に合わない判断は無視したいのですね。
強勢を置けばよくなるものは、このスレでもこれまでもいくらも出てきているけど。
彼ら-iが[自分たち自身-iに お互い-iの先生を 割り当てたのは花子だと]思っている(こと)
という意味ですが。


32 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/31(火) 06:23:54
>「花子が」に強勢=stress?を置くニョロ?なぜ「花子が」にstressを置くことが
>判断に関係するか、よくわからないニョロ。
「よくわからないニョロ」て、あんたー、そう判断してしまうのだから仕方ないっしょ
どういった*意味*で判断・解釈しているのかも分からないわけですし

33 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/31(火) 08:33:29
3) 彼らが花子が自分たち自身にお互いの先生を割り当てたと思っているのは、笑止千万だ。
4) 彼らが自分たち自身に花子がお互いの先生を割り当てたと思っているのは、笑止千万だ。
3)の方がいいですが、何か。

34 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/31(火) 08:49:07
>>30
>「お互い」はlocalなので「彼ら」には直接にはbindされ得ないニョロ。
5) 彼らがお互いの先生を花子が自分たち自身に割り当てたと思っているのは、笑止千万だ。
5)も問題ありません。


35 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/05/31(火) 09:16:25
5)は、以下にしないと意味ないか。
5) 彼らがお互いの先生を花子が割り当てたと思っているのは、笑止千万だ。
これもOKです。

36 :(´∀`):2005/05/31(火) 10:01:52
>>25
俺も(2)のほうがモアベターの小森のおばちゃまにゃ
つーか(2)よりもっと簡単な例として
(3) 彼ら-iが[花子が お互い-iの先生を殴った]と 思っている(こと)
が俺的にはOKだというのはこれまで何度か言ったとおりなので,(2)がOKなのも当然かにゃ
つまり
>「お互い」はlocalなので「彼ら」には直接にはbindされ得ない
は単純過ぎる鴨,ってことだけどにゃ
(3)では「花子」は,複数の先行詞を要求する「お互い」とはもともと関係を結べない
(possible antecedentではない)ので「彼ら」との結びつきが自然になると思うにゃ
対して
(4) 彼らが[学生たちが お互いの先生を殴った]と 思っている(こと)
では「学生たち」が先行詞という解釈が圧倒的にpreferredだにゃ
同じく
(5) 彼らが[花子が自分たち自身の先生を殴った]と 思っている(こと)
(6) 彼らが[学生たちが自分たち自身の先生を殴った]と 思っている(こと)
(6)に比べて(5)では,彼ら=自分たち自身の解釈が可能のように思うにゃ



37 :(´∀`):2005/05/31(火) 10:03:16
んで,虚無しゃんへのレス
>>19
>チョムスキーじしんが、心的能力の分析が天体の運行その他と同じように扱えるという
蛇足とは思うにゃが,methodological naturalismのことを指しているにゃら,ちょっと注意が必要にゃ
天体の運行を研究すると同じ態度・方法を採るべきだということであって,言語が天体の運行と同じである,
とか,単純な問題である,とかいった含みは一切ないにゃ
で,結果的に心,あるいは言語に特定的で固有の特性があると分かれば,それはそれで無問題,MNとどこも
矛盾せんにゃ
だからこそ methodological なんだけどにゃ

>>20
>が、顔の字の先生的には数学についてはきわめて限定的な価値しか認めていないとみえるにゃ。
>(チョムスキー自身は、けっこう数学ヲタ)
「数学ヲタ」ってのが何を根拠にしてるのか分からんにゃが,チョムの発言を見る限り,むしろ
数学に対する過度の期待はしてない点で俺と同様「限定的な価値しか認めていない」んでないかにゃ
たとえば Generative Enterprise p.174では
why does mathematics not seem to work so extensively for human language
と訊かれて
it doesn't work for anything
と答えてるにゃん

38 :(´∀`):2005/05/31(火) 10:04:38
まあこれはむしろインタビュアが数学ヲタってことで,へそ曲がりのチョムらしい答えかも
知れんにゃが,同書の別の箇所(pp.43〜)では古典的数学と直観的数学の違いが議論されていて,
その後者によれば
mathematical objects do not have the existence imputed to them in the classical view.
Instead, there are mathematical objects because we have succeeded in constructing them.
From this perspective mathematics becomes the study of mental constructions of a certain
type. ... One could perhaps take the intuitionist view of mathematics as being not unlike the
linguistic view of grammar. That is, grammar does not have an independent existence apart
from the functions of the human mind, but they are in fact precisely systems of principles that
the human mind is capable of constructing ...
ということらしいにゃ
よーするに
>チョムスキー理論は、どちらかというと数学的メンタリティに近いものをもっている
という虚無しゃんの観察は正しいものの,それはむしろ虚無しゃんの言わんとしたのとは逆の
意味を持ってるように思うにゃ
言語的観測を数学的観測に置き換えたからといって,客観性や信頼性が増すとか思い込むのは
やはり脳天気かにゃ,とにゃ


39 :(´∀`):2005/05/31(火) 10:07:06
余談ながら
>>21
>(魔術というのは、自然に対して積極的に改変や制御をこころみることで、しばしば保守的に機能する宗教と対立する)
全然分からんにゃw
ある宗教(の奇蹟)から見て他の宗教(の奇蹟)は全部魔術なんでないかにゃー

たぶん今週はもう出ないにゃ,じゃにゃ〜

40 :?かかりちゃん:2005/05/31(火) 20:19:56
>やはり、理論に合わない判断は無視したいのですね。

「やはり」、って何が「やはり」なのか解らんニョロ。アッシが言っているのは、
そういう判断があるとして、他の人の判断(>>27-9)と何故違うのかが、見当つかない、
ってだけの話で、誰も無視するとは言っていないニョロ。

で、>>25の(1)
1) *彼ら-iが[花子が 自分たち自身-iに お互い-iの先生を 割り当てたと]思っている(こと)

の「花子が」は「彼らが」と「自分たち自身に」のbindingの間に介在している、
言ってみれば邪魔者ニョロ。それなのに、それが「強勢を置けばよくなる」というのが
アッシには非常にcounterintuitiveにょろ。「彼が」を強く読むとか「自分たち自身」を
強く読むと良くなるのなら解らんでも無いニョロけど。

41 :かかりちゃん:2005/05/31(火) 20:27:01
>>34-5 ここいら辺から、どういった意味でokと判断しているのかが怪しくなって来ているにょろ。

>>34 5) 彼らがお互いの先生を花子が自分たち自身に割り当てたと思っているのは、笑止千万だ。
>>35 5) 彼らがお互いの先生を花子が割り当てたと思っているのは、笑止千万だ。

どちらも「彼ら」と「お互い」の間に他にantecedentになりうるようなもんがハサカって
いないので、local bindingと考えるべきにょろ。しかも「割り当てる」はargumentを
3っとるので、>>25の文と比べると「誰々に」ってのが足りないのに、これも同じ「意味」
にょろか?



42 :かかりちゃん:2005/05/31(火) 20:30:49
>>「お互い」はlocalなので「彼ら」には直接にはbindされ得ない
>は単純過ぎる鴨,ってことだけどにゃ

じゃあ、

7) 彼らが[ 花子が 自分たち自身を 批判した と]思っている
8) 彼らが[ 花子と佳子が 自分たち自信を 批判した と]思っている

は?

43 :くわとろばじいな:2005/05/31(火) 23:50:26
あっしも顔文字先生の判断に同意なので、代理で判断させていただくと。
>>42
7) 彼ら=自分たち自身 okにゃん
8) 花子と佳子=自分たち自身 がdominantにゃん。
 彼ら=自分たち自身は marginalにpossibleにゃん。

このlocalityの判断は日本語whのwh-islandの判断とだいたい一緒ですにゃ。
relativizeなlocality constraintがあるにゃ。clause boundaryはあんまし
問題にならんですにゃ。

>>38
虚無しゃんは単なる一般論ということで(  )をつけられたのではあるまいか、にゃん。
よーするにチョムスキーは言語研究に対する数学の貢献はあんまし期待していないけれど、
本人は数学そのものは好きとおっしゃられているだけかと。(実際、そうだという話も
聞きますが)

44 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/01(水) 01:20:08
横レスですまそ
今週末はKLSがあるわけですが、関大って伊丹からの方が新大阪よりちかいのでしょうか?

45 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/01(水) 04:29:22
生成ってこの程度の曖昧な判断で理論組み立ててるんだから(w
○原健○なんかの例文判断も相当、怪しいって言われてたよ。
要するに日本語と英語は違う言語なんでね、同じようには行かん
わけだ。

46 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/01(水) 05:14:40
>>45
おまいさん、とってもいいことゆった。



47 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/01(水) 23:09:45
餌が低級すぎて釣れないw

48 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/01(水) 23:24:48
数学って言葉に(スゲー複雑な計算)てなイメージを持つものと(白痴系文系)、
数学=理論体系で、生成文法をアルゴリズム的な解法という感覚を持つ
人は生成文法を数学的と感じるのでしょう。

このように、言語に対する語彙意味空間は、話者によってかなりずれるのが、
生成文法が万能化しない理由で、で有るならば、その他の文法手法どれを
とっても、語彙の意味空間を扱えない限り解決の道は無いと。

49 :recursion:2005/06/02(木) 00:39:02
(1)判断が違う、と言いがかりをつける。
(2)その判断を無視する訳ではないけど、本当か?と疑問を投げかけられる。
(3)疑問を投げかけられても解らないので、「こんな曖昧な判断で」と逆切れする。
(4)無視される。
(5)次の例文が判断できるまでまつ。
(6)(1)に戻る。


50 :名無しさん:2005/06/02(木) 00:43:11
発話と文章理解は別のこと(文法処理)をやっているはず

発話はマージじゃなくてアイデアをチャンクに分割してフレーズにし
単語列にしていると思うよ

文章理解は予測との差異のチェックだろうね

51 :くわとろばじいな:2005/06/02(木) 01:41:36
>>50
そうなんだよねー、今、生成でやってるのはprocessingで
メインにすべきことが多いのではないかという気もしますね。

生成理論で扱うべきデータは、実は恐ろしく単純な例文から
構成されるものなのではないかと思っている。まあ、私には
イメージできないのだが、ニュータイプの出現を待ちたい。
それだけだ。

52 :虚無な人:2005/06/02(木) 03:18:49
>>23>>24
どうも悪文よんでもらって、かたじけない…
>アインシュタインが相対性理論を発見した経緯
というのは解釈があいまいで、アインシュタイン自信の経緯(マッハの影響をうけたなど)
なのか、前-相対論的な理論物理学の状況をさすのかちょっとわからないけど、(←たぶんこっち)
相対論のような「画期的」事例をもちだすと、いわゆるパラダイムなんとかという科学史観の関連で、
そこに連続性(あるいは進歩)をみるのか、
不連続性(相対的に独立した世界観への移行)をみるのか、といった、
ここではやや扱いにくい(スレちがいな)問題を呼び起こすように思われる。
つまり言いたいことは、あまりにも革命的な事例をもちだすと、
それ以前の「世界観」が大きく「的外れ」なのは、言ってみればものすごく当然なわけで、
minimalismが「的外れ」な理由のアナロジーとしては不釣合いだと思われ、にゃ。

53 :虚無な人:2005/06/02(木) 03:21:05
あまり抽象的な論議にならないようにしようとは思うのだが、
minimalismが「的外れ」な理由は、それが「事実の問題」としてではなく、
(少なくとも、エーテル仮説も、「水素の質量を1として元素一般の単位となる」という仮説も、
事実の問題として斥けられたのであると考えられる)
チョムスキー内部での「論理のとりあつかい」というか、事実以前の推論手続きに問題がある、
というのがわたしの主張のひとつ。

チョムスキー理論においては、ある一般則について反例となる「文」が発見されることが
いわゆる「反証可能な」実例であり、そのようなプロセスを経てさらに一般性の高い仮説を構成することは、
それじたいが正当な科学性の証明の再生産と考えられているようであるが、
残念ながら検証手続きも数理的概念構成もあいまいな環境では、
この推論は機能していないにゃ。
わたしは以下で、チョムスキー理論がいうていどの反証可能性は、
スコラ哲学でも有していた可能性があることを示すにゃ。
(できるだけわかりやすく書くので、読んでちょうだいにゃ)
(「科学の」問題とするため、宗教的表現は避けるにゃ)

54 :虚無な人:2005/06/02(木) 03:23:07
スコラ哲学では、「類似するもの(性質)は一般に引き合う」と考えられたが、
これは地上世界が混沌ではないことの自然な観察を説明するばかりでなく、
落体現象すら説明する。物質は4つのエレメント(と天界のエーテル)から構成されると信じられていたが、
人体は「土」の成分をもつため、地面に誘引されるのである。地面から離反していく水蒸気や炎などは、
「土素性」を欠いているものと考えられる。

さて、この<類似性による引力>Analogical Attractionは、反証可能性をもつだろうかにゃ?
もし、反証可能性がそもそも実験的手法をはなれたものならば、われわれは磁石という有力な反例をもちだすことができるにゃ。
(そして、このような反例が存在することじたい、<万有類似引力仮説>が正当な自然科学であることを裏づけるにゃ)


55 :虚無な人:2005/06/02(木) 03:24:45
だがしかし、これで<類似引力仮説>は論破されてしまったのではないにゃ。
「磁石っぽいもの」(磁性を持つ物体)は、
それ全体としては「凝集したもの」として存在するので、
<類似性>による誘引力は、機能していることはまちがいない。
問題の解決は、その<誘引力>が下位範疇をもつことであろう。
おそらく<誘引力>を2種類にするていどだったら、
仮説のエレガント性をそれほどそこねることにはならないにゃ。
さて、人間は人間としてお互いひきあうのみならず、
性愛としては異性へと誘引されattracted 、同性は忌避する一般的心理が存在する
(スコラ哲学には、物理学という固有の領域はない)
ここで、誘引力に<性>という属性を付け加えれば、(詳細は省くが)
磁石のみならず性愛までもが説明され、仮説はさらに一般性をまし、
最小限の理論的構築物で反例をクリアすることで、正当な自然科学であることが証明されるのにゃ。

さて、以上は「定性的説明」が暴走した例だが、人間知性の産物として、とりわけ極端なものというほどではないにゃ。。
で、チョムスキー理論が、
このような(わたしからみれば)非生産的な説明に終始しているというのが、わたしのみかたにゃ。

>>24については、言語学における「デカルト的還元」として、また別個の問題として扱うにゃ。


56 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/02(木) 04:10:59
>>47, >>49
仇鱒せんせは、例文判断に対する姿勢がもっと謙虚だったが、この頃、
末期症状を呈している罠。

57 :?かかりちゃん:2005/06/02(木) 06:21:26
ちゅーか、アチラさんからの>>40-1に対する返事もないのに、これ以上「もっと謙虚」に
何を言えと?

珍しく虚無さんにレスすると

>このような(わたしからみれば)非生産的な説明に終始している

これは違うニョロ。<類似引力仮説>だとこのbindingの話でもわかるけど、
生成文法理論は混沌とした世界のどこを見ればいいかを、理論が教えてくれるにょろ。
そもそもあっしの>>25の例文もscramblingのchainのtailはbindすることができるか
という疑問に基づいてつくった例文ニョロ。一方、<類似引力仮説>だと、観察される
現象に「土素」がある、とかの理論にそうような補助仮説をたてて、しかもその
補助仮説の方を検証していないニョロ。これでは理論が何らかの予測することは
できないにょろ。

58 :かかりちゃん:2005/06/02(木) 06:28:34
で、もう口が酸っぱくなるほど過去に言ってきたけどニョロ、
例えば生成文法で非文法的とされている例文を持っていって、代々木公園あたりに
いるニーちゃんねーちゃんに聞いてみると「それ全然いいじゃん」って言ったりするにょろ。
上で「okですけど、何か」とか言っていた人はそれだと思われるニョロ。

まだこの判断をしていた人はいいにょろ。それを見て「生成はこの程度の」とか
言い出す輩は困り者にょろ。そう思うなら、他の種類の言語学やらないとならないけど
>>25の例文で後者の方がいい、と判断する話者がいることを全く説明もしないで
おしまいにして、なんら生産性がないニョロ。

59 :名無しさん:2005/06/02(木) 07:18:16
言語って数学(これこそ形而上学ね)みたいな無矛盾な体系ではないと思うんだよね

言いたいことが(人間の能力の範囲内で)簡潔に伝わればいいというだけで
無意味に複雑な階層性を持つことが正確に伝えられるという
設計にはなっていないんだと思うよ

必要性がないことについてはいい加減な仕様のまま放置されているんじゃないの?
誰も困らないから


60 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/02(木) 07:23:02
>一方、<類似引力仮説>だと、観察される
>現象に「土素」がある、とかの理論にそうような補助仮説をたてて、しかもその
>補助仮説の方を検証していないニョロ。これでは理論が何らかの予測することは
>できないにょろ。
それがまさに生成だろ(ワラ)

>例えば生成文法で非文法的とされている例文を持っていって、代々木公園あたりに
>いるニーちゃんねーちゃんに聞いてみると「それ全然いいじゃん」って言ったりするにょろ。
>上で「okですけど、何か」とか言っていた人はそれだと思われるニョロ。
そのニーちゃんたちとかかりちゃんの言語能力は違うということになるのか


61 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/02(木) 09:40:18
>>59
>必要性がないことについてはいい加減な仕様のまま放置されているんじゃないの?

Newmeyerがusage is usage and grammar is grammarとかたらの
ペーパーを書いてるけど、この手の内容かな?

62 :虚無好き@ネコミミモード:2005/06/02(木) 14:02:09
申し訳ないが、言語学のデカルト還元については、またのちほど。
顔の字の先生へのレスは、まえにもまして要点がよくわからなかったので、
ていねいなレスということにさせていただくが、無意味に長大なので、申し訳ないにゃ。

>言語が天体の運行と同じである,
>とか,単純な問題である,とかいった含みは一切ないにゃ
「含みが一切ない」というのは、だれの見解なのにゃ。
実在的ミニマリズムとは、
とりあえず言語の本質のなかに非常に単純な数理的性質の
回帰性を期待しようということではないのかにゃ。
たぶん数学に関する解釈がちがうのかと思うが、
たとえばチョムスキー理論の「ナントカ位置」については、
そのほとんどが数学的記述にたえる(はず)にゃ。
「おなじ態度」などという語はいくらでも拡大解釈ができるので、つっこんでもしか

たないのだが、
チョムスキー理論にエンジニア部門が欠落していることは、大いに問題になっていいと思う。
そこが理論言語学と理論物理学のちがいになってくると思うにゃん。


>言語に特定的で固有の特性
言いたいことはわからなくもないが、
このようなことを言っていては、隣接科学とのコラボは難しい。
いかにして輪郭表象が生起するかということについて、そもそもそのような
固有の知識があるというのでは、相手にされんにゃ。
好意的にみて、いまのチョムスキー理論は、錯視図形をさかんに発見している状況で、
ちょっと昨日、チョムスキー理論を全面的に「不毛だ」みたいなことを書いたのは、
いきすぎだと思ってるにゃ。

63 :虚無な人@ドジッタ:2005/06/02(木) 14:04:38
>「数学ヲタ」ってのが何を根拠にしてるのか分からんにゃが,
あえていえば、チョムスキーの<数能力>の見解について、
なんとこのスレでわたしだけが理解を示したということについて、やや自嘲的な含みがあるにゃ。

>it doesn't work for anything
>と答えてるにゃん
『プリンキピア』は発表当初、ただの数学的辻褄あわせとうけとられたにゃ。
なんとなくそれを思い出した。
<数能力>が挫折したんでしょうかにゃ。

>同書の別の箇所(pp.43〜)では古典的数学と直観的数学の違いが議

論されていて,
古典的数学と、「直観的数学」(これは正式な用語ではないと思う)はあまりよい対照を成すとは思えない。
(数学における)直観主義にも、古典的なものと、現代的なものがあるしにゃー。


64 :虚無な人@痛風:2005/06/02(木) 14:05:57
>mathematical objects do not have the existence imputed to them in the

>classical view.
>Instead, there are mathematical objects because we have succeeded in

>constructing them.
>From this perspective mathematics becomes the study of mental
>constructions of a certain type
(現代的)直観主義の構成主義的側面を、心的構成とみているのだと思うが、
だとしたら、数学におけるプラトニズムも「心的構成」ではないのかにゃ。
いうまでもなく、ここでいう構成とは数学的構成のことで、
逆に言えば、「カラスでないものの集まり」は十分構成的ではないのである。
お気づきのように、これだと理論言語学がいちぶ依拠している意味論があつかう
集合が、数学的にはパラドクス可能性のある欠陥品ということになるが、
えーと、わたしは当面、いわゆる素朴集合も心的産物として、言語学の対象になりうる、
ということにしておきたいと思うにゃ。


65 :虚無な人@痛風:2005/06/02(木) 14:06:50
>One could perhaps take the intuitionist view of mathematics as

>being not unlike the
>linguistic view of grammar. That is, grammar does not have an independent

>existence apart
>from the functions of the human mind, but they are in fact precisely systems

>of principles that
the human mind is capable of constructing ...
わたしは、そもそも真理一般について構成的態度をとっているので、
手続きのないところに真理はない、すなわちそれが<法学的比喩>の根底にあるものにゃ。
で、そもそもprinciples that human mind is capable of constructing
を、数学的構成主義の理念に関連づけることは、
(個人的には、文法がペアノの公理のように単純であってほしいが)
おそらくあまり生産的にはならないという、いちおうわたしなりの予想があるにゃ。

>ということらしいにゃ
そうですかにゃ。

66 :虚無な人@痛風:2005/06/02(木) 14:08:27
>言語的観測を数学的観測に置き換えたからといって,客観性や信頼性が増すとか思>い込むのはやはり脳天気かにゃ,とにゃ
このあたり、圧倒的にわたしが有利なので、とりあえず自然科学者の一般通念などにもとづいて、つまり自然科学の信頼性に関する「絶対多数の意見」を背景として議論することは避けて、
あたかもわたしが孤立無援であるかのように議論してみるにゃ。
具体的には、言語に非数学的な固有の性質があるとしたら、それをどう諸科学のなかに浸透させ、ナットクをえられるのか、
できるだけ建設的にやってみようかにゃ。(これこそ脳天気なのだが)

67 :虚無な人@痛風:2005/06/02(木) 14:43:04
おぉ!!かかり博士からレスがついている!!
くだらない読み物をよんでもらって申し訳ないにゃ。

ちなみに「なんちゃってスコラ哲学」のデスメタルもといハードコアは元素論なので、
「落体現象」の説明じたいが、補助仮説なのにゃ。
どうしても「落体現象」についての補助仮説が必要なら、
「水の中で石が沈む現象」がなぜおこるか、
さらになぜ水と油が分離するかについての仮説も、補助的なものとなろう。
これらは、「混沌とした世界のどこに注目したらよいか」を教えてくれはしないのかにゃ?
(ついでに、補助仮説の豊富さは、よくいわれるように仮説そのものの生産性とはちゃうにゃ。)

これまでいくつか、「なんちゃって科学」を発表してきたが、
正直今回は、あんまりできがよくなかったにゃー。
あと、じつはスコラ哲学は不毛という考えは、ちょっと俗流にはしったかもしれないにゃ。

かかり博士には、せっかくだから、なにか話題を提供するにゃ。

関係ないけど、今日の尿酸値は6.6ml/dlでしたにゃ。

68 :虚無な人@痛風:2005/06/02(木) 14:49:08
てなわけで、かかり博士に「質問ちゃん」にゃ。
1)太郎が花子に花束を贈られた
2)太郎が花子から花束を贈られた

で、ををがにコンバートしてみると
1)*太郎が花子に花束が贈られた
2)太郎が花子から花束が贈られた
となるのは、なんでにゃ?あんまり<ヨコモジ>を使わないで、
ヴァカにでもわかるように教えてほしいにゃ。ではまたにゃん。


69 :虚無な人@ダメダメ:2005/06/02(木) 15:32:23
スマソ...
>>68はトチくるってましたにゃ…。完全却下。

では、気をとりなおして、かなり基本的なイディオムの例、
「腹が立つ」「腹を立てる」について、
Her hips rocked->She rocked her hipsのような軽動詞分析がいったい可能なのか、
いったいどの段階で、idiomとしての(「経験者」かなんだかの)θ-roleが付与されるのか、
そのへんをききたいにゃ。


70 :?かかりちゃん:2005/06/02(木) 16:31:54
>それがまさに生成だろ(ワラ)
もうすこし何らかの勉強をしてから軽口たたくといいニョロ。
>そのニーちゃんたちとかかりちゃんの言語能力は違うということになるのか
明らかにそんなことにならんけど、「何となく日本語っぽくきこえるからokとする人が多いニョロ。

>Her hips rocked->She rocked her hipsのような軽動詞分析がいったい可能なのか、
>いったいどの段階で、idiomとしての(「経験者」かなんだかの)θ-roleが付与されるのか、

こういうことは顔持ちさんの方が詳しいんじゃないかと思うニョロ。ヨコモジ使って駄目なら
カオモジと行きたい所ニョロけど、
Her hips rocked->She rocked her hips
の最初の方の文は
rocked [her hips]という二つ目の文ににた構造から出すんじゃないにょろか?
でher hipsが主語の方に動くけど、その目的語の位置でのコピーに
意味役割は論理部門で与えられると。

ヨコモジは例文のみにしてみましたニョロ。かえってわかりにくいという噂もあるにょろ。

71 :虚無な人:2005/06/02(木) 17:45:57
>>70
レスサンクスですにゃ。
>ヨコモジ使って駄目ならカオモジ
いや、じつにお見事であります。

で、たぶん顔の字のせんせいだと、「腹が立つ」も「怒る」も、
語を単位としない限り本質的に同じものなので、ことさらイディオムにこだわるなということになると思うのにゃ。

で、たぶん質問がよくなかったと思うんだけど、
1)太郎は花子にワルツを踊らせた
2)太郎は花子にこころを踊らせた
は、LF解釈にまわされるまでは、おなじように構成されて、
LFにいたって、2)については、はたとこれはidiomだと「気がついて」、
太郎に<経験者>の役割を与えるのかにゃ?

どうもidiom解釈に関しては、おそるべきものを感じるにゃ。
つまり任意の文がi love youを意味しても、まったく理論上は困らない、
というのでは、理論の信憑性のうえで、非常に困ったことになると思うのにゃ。
かといって、確実にi love youを意味しない文の集合をつくることができるかというと、
ほとんど可能性がないようにみえるにゃ。


72 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/02(木) 20:34:12
1)太郎は花子にワルツを踊らせた
2)太郎は花子にこころを踊らせた

1と2はおなじように構成されない。
1は間接受動だけど2は直接受動+「に」付加詞。

73 :かかりちゃん:2005/06/02(木) 20:40:09
>LFにいたって、2)については、はたとこれはidiomだと「気がついて」、

GBの枠組みとかだと、D構造でidiomがunitってことがあり得たけどminimalistには
それがあり得ませんニョロ。微妙なもんだいにょろけど、idiomがlexiconの中に登録
(とこれはそうするしかないと思うけど,)されているのなら、その情報がどのように
してLFで「気づく」ことが出来るのか、というのが気になっているってことにょろ?

どうもlexiconの情報ってのは(numerationをつくる際に単語を引っ張りだしてくる以外に)
interfaceでも見えるってことになるにょろね。PFで関係あるかどうかはしらないにょろけど
とりあえずLFではその情報にaccessできないと。ないしは、numerationつくったときに
{こころーidiom, 踊るーidiom}
みたくこれはidiomという指標をつけてそのまま最後まで行くとか。そのほうが
顔文字史の主張する、何でもidiom説にそぐうような気がするニョロ。

74 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/02(木) 20:53:29
>72
受動って?

75 :かかりちゃん:2005/06/03(金) 00:23:02
受動じゃなくて使役とちゃいますの?それといまいち構成=構造?上の違いが解らない
にょろけど。

76 :72:2005/06/03(金) 00:48:37
すごいボケをかましてしまったけど
言いたかったことは、
(1)の「花子に」が必須であるのに対し
(2)の「花子に」は無くても文法的じゃないかな?
ということ

77 :かかりちゃん:2005/06/03(金) 02:57:18
2)太郎は花子にこころを踊らせた
はambiguousで
3) 太郎は花子にときめいた
4) 太郎は(何かをして)花子の心を踊らせた
の解釈があり、虚無師とかあっしが話題にしているのは4)、>>72氏がいっているのは
3)の解釈。

78 :名無しさん:2005/06/03(金) 23:00:14
ふつー3)だよな
4)とかありえねー


79 :虚無な人:2005/06/04(土) 01:39:08
>>73
>{こころーidiom, 踊るーidiom}
これは手っ取り早いとは思うけど、こういうフラグたてたら、
けっきょく「何でもidiom説」の理念としては矛盾してるんじゃないかにゃー。

顔の字の先生の思考のクセからして、
たぶんidiomと、そうでないものの明確な区別がないところから、
両者どうように扱おうということなのだと思うが、
(もう少し正確に言えば、自然言語がときたま「全体の意味が部分の意味の
総和になる」という構成性原理に従わないとすれば、
むしろ「一般に構成性原理には従わない」というのが原則というか、デフォになる)
これはさまざまな、あまり簡単ではない問題をひきおこすにゃ。
語単位と解釈の単位が一致しないのであるから、
少なくとも、numerationの中身は、かなり抽象的なものになるか、
または動詞を「数え上げた」とき、
もう少し構造ごと(解釈されない項があるという情報とかが)「抜き取れる」ようになるとか…

これについてはおいといて、
ひとつには、多くのidiomは、「字義通りの解釈」を排除しないという二重性が問題になるにゃ。
また、<非文法的ではない理由>で、idiom解釈がかんたんに壊れること、
(形容詞を1こ加えたらidiom解釈が消し飛ぶような例)とかにゃ。
で、何らかの条件のもとにしかidiom解釈はうまれないとすると、
あんまりidiom解釈に関する制約が多いばあい、あたかもLFの中の人がパーシングしているような、
奇妙な図式になるにゃー。こりゃ、たいへんにゃ。ひとまず休みにゃ。


80 :かかりちゃん:2005/06/04(土) 19:33:54
>けっきょく「何でもidiom説」の理念としては矛盾してるんじゃないかにゃー。

確かににょろ。で、あっしが「何でもidiom説と相性がいい、といったのは、
なんでもidiomなら{こころ、踊る}ってな具合に何もflagなしでもどのみち
idiomにょろから、idiomとして解釈されるニョロ。すると確かに虚無士がいうように
通常われわれがいう「字義通りの解釈」との違いがつけられないニョロ。

やはり、>>73で言ったように語彙に関する情報はnumerationにリストされるだけではなく
派生の途中ないしはLFでaccessができないといけないかと。最近はPFにLCAとか
右方移動とかやる部門、ないしはmorphologyがあることになっているにょろから、
LFのほうでもそういう意味に関するcomponentがあってもいいかと。

同じidiomでも移動の種類によってidiomaticな解釈がある場合と無い場合があるにょろ。
「医者が匙を投げる」だと

causative:太郎の病気が医者に匙を投げさせた ーidiom解釈OK
scrambling:匙を医者が投げた ーidiom解釈なし
間接受け身:太郎が医者に匙を投げられた ーidiomOK
直接受け身:匙が医者に投げられた。 ーidiom解釈なし

のようにidiomの解釈可能性と(昔の用語で言う)変形の種類と密接にかかわっているようにょろ。
だから変形の後に「idiomかどうか判定」できるメカは必要そうニョロ。

81 :虚無な人:2005/06/05(日) 18:19:14
>>80
いやー、かかり博士はmpに距離をおいてるせいか、発想が柔軟なのかにゃ。
わたしは前回、あたかもlexiconに2回アクセスすることを示唆するような言い回しはひかえたのにゃ。
(エレガンス上の理由で、そりゃないだろーとかおもって、自粛した)
それにしても、もともと(かどうかは知らないけれど)θ-roleというのは
いわゆる<変形>の前後で、意味上の役割が変化しないことを「保証」してんじゃないかにゃ。
それが、変形後またチェックされたり付与されなおすというのでは、どうもすっきりしまへんにゃあ。

以下、もっとも始末に悪いidiomと、なんとか扱いやすいidiomについて手短にまとめるが、
もっとも「悪質」なのは、「花を持たせる」などの、
使役(つまり変形後)でしかidiom解釈されないケース(S構造で突如現れる?)が実際に少なくないことにゃ。
これについては、基底生成がどうなっているのかも不明、lexiconでどう登録されてるかもでんでんわからない。

で、いっぱんにidiomと考えられているもののうち最も扱いやすいものは、give, make, takeなどの軽動詞
(<項>の情報はあるが、具体的な解釈意味のない、音声形のある動詞)がNPをひきつれているばあいで、
英語では多くの例があり(take care of とか)、日本語では「興味をもつ」「手間をかける」とかにあたると思うが、
こちらは受動化されてもidiom意味は保たれ、名詞句に形容詞をつけてもok,
「ごた混ぜ」にも耐えると考えられるもので、こちらはそれほど<難問>ではないかもにゃ。
つまり、1語1語CHLに投入されても、何とか対処できる無害なものじゃないかにゃ。(たぶん)

ちょっと思ったんだけど、顔の字の先生は、形態素をやたらこまかくしてCHLにぶちこむことを
「なんでもidiom説」とよんだのかにゃ。それでは、ほんらいのidiomの諸問題はとけんにゃ。
「花を持たせる」とかは、逆に、
相当(構造として)できあがった状態で統語計算にもちこまれたほうが、「説明」としてはラクにゃ。
そんなとこにゃ。じゃにゃー。

82 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/05(日) 22:25:38
意味に関わる辞書はLFやPFのあとにあったほうがいいんだよ

83 :かかりちゃん:2005/06/06(月) 07:10:51
「花がある」なんてのもidiomにょろ。「花を持たせる」は「花」の部分がidiomと
ちゃいますニョロか?「花をもつ」がなぜidiomじゃないかはわかりませんニョロけど。

>わたしは前回、あたかもlexiconに2回アクセスすることを示唆するような言い回しはひかえたのにゃ。
>(エレガンス上の理由で、そりゃないだろーとかおもって、自粛した)

あっしはエレガンスをあんまり気にしていないだけニョロ。整理整頓苦手ニョロし。

idiom解釈のもう一つの方法としてはやはりflagつけておいて、

{心-(idiom)、踊る-(idiom)}

ってな具合にidiomの解釈は可能だけど必然ではない、というoptionalな指定をしておく
ことかと。これならliteralな解釈もできるし、意味componentを変形の後ろにもって
来なくてもいいかと。

>意味に関わる辞書はLFやPFのあと
PFのあとはないにょろ。

84 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/06(月) 17:23:26
>PFのあとはないにょろ
なんで?

85 :かかりちゃん:2005/06/06(月) 21:30:41
PFは音声とのinterfaceにょろ。そこに意味素性を加える操作があってもinterfaceで
解釈できない、と考えるのが普通ニョロ。一昔前のミニマリストではspell outの後に
Lexical Itemがtreeに入ったら、その持つ音声素性がLFで解釈できない、という
ことになっていたニョロ。これの逆かと。

spell-outからPFに行く時にはmorphologyとかLCAとかあるってなっていたの
今現在どうなっているんだか、いまいち解りませんニョロ。extrapositionは
spell-outでかかる、と昔のstylistic ruleみたいになっているらしいニョロけど、
spell-outでかかる(on phases)と言う事自体も何のことだかよくわかりませんニョロ。

そういや、on phases読んだニョロけど、「passiveなんかのvPはphaseではなく、
activeのv*Pはphase」てのも、なんとなくinclusivenessって奴とビミョーに矛盾
しているようにも思ってしまうニョロ。この*の差はpassiveのvになくてactiveのv
にある、何らかのfeatureにょろかね?

86 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/06(月) 23:48:41
生成文法の手法で分析した朝鮮語の入門書ってありませんか?
英語か日本語で読めるものがよいのですが

87 :(´∀`):2005/06/07(火) 21:54:23
ちょっと留守したにゃ
MAC派の俺が1週間でWIN/Powerpoint完全マスターしたにゃー(イバリ)
イディオムのハナシになっとるようにゃが,詳しくは後で読ませてもらうことにして
とりあえず>>80
>causative:太郎の病気が医者に匙を投げさせた ーidiom解釈OK
>scrambling:匙を医者が投げた ーidiom解釈なし
>間接受け身:太郎が医者に匙を投げられた ーidiomOK
>直接受け身:匙が医者に投げられた。 ーidiom解釈なし
サジとナゲルのlinear constituencyがPF側で求められるとゆーことかにゃ
scramblingはLFでundoされるとするとにゃ
しかし
>直接受け身:匙が医者に投げられた
これは「ニ受身」がすでにしておかしいにゃ
cf. この論文は太郎 に*(よって) 書かれた
たとえば
太郎の病気は匙が世界中の医者から投げられた
あたりだと多少マシのようにも思うけどにゃー

あと格助詞の交替も影響ありそうだにゃ
医者が 匙 を/??が 投げられない理由
とかにゃ
かりにガ格照合のため,LFではV補部位置以外のとこで解釈されるのだと
すればLF constituency の問題かにゃ


88 :かかりちゃん:2005/06/08(水) 00:23:39
>>86 知らないニョロね。英語で書かれた韓国語に関する論文なら沢山見つかるけど。

>MAC派の俺が1週間でWIN/Powerpoint完全マスターしたにゃー(イバリ)

これ、powerpoint自体は同じにょろよね。winをマスターしたニョロ?
winで作ったpowerpointをmacに読み込んで保存するとフォントがおかしなこと
になっちゃうニョロ。IPAとか入っていても、デフォのtimesになっちゃう。
解決法知っていますかニョロ?

>直接受け身:匙が医者に投げられた
>これは「ニ受身」がすでにしておかしいにゃ
>cf. この論文は太郎 に*(よって) 書かれた

この匙はユリゲラーに曲げられた

とかならいいんではないですかニョロ?

関係節にはasymmetryがあるにょろ
1 医者が投げた匙 idiom解釈なし
2 匙を投げた医者 idiom解釈 ok

まあ「医者」は字義通りの医者を指すのにたいして「匙」はspoonの意ではない
ことと関係ありそうにょろ。まあ「医者」という語でなくても、「山田先生が匙を投げた」
とか「モグリだけが匙を投げなかった病気」とか職業が医師ならなんでもokそうにょろし。

89 :(´∀`):2005/06/08(水) 00:59:52
にゃ,Powerpointも生まれて初めてにゃった
MAC版も今までやったことなかったにゃ
>この匙はユリゲラーに曲げられた
なんかおかしいにゃー
>1 医者が投げた匙 idiom解釈なし
idiomの場合の匙はnonreferentialなので関係節のheadになりにくい鴨にゃ
移動を受けにくいのも一部はこれかにゃ

匙が投げられない理由
匙の投げられない理由
下のほうが多少マシという気もするにゃが,これも不思議にゃ

90 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/08(水) 04:39:46
おいら(´∀`)と判断ぜんぜん違ったりするし, こーいったことを基礎に仮説や枠組みを作っている生成にむなしさを感じたりするわけなんだが

91 :?かかりちゃん:2005/06/08(水) 07:15:10
powerpointよりkeynoteのほうがアッシには使いやすいにょろ。あんなもんで授業
やったりする奴が居るけど、あれは不便なもんニョロ。準備に時間ばかりかかって
機械だから原因不明で写らなかったりするし、しかもアッシの授業って最初の3分だけ
が予定通りで、それからアドリブに移行したりするし。conferenceとかでも
powerpointはやらないにょろ。

山田先生が匙が投げられない理由 (は患者さんが恩師の娘さんだからだ。)
山田先生の匙の投げられない理由(は患者さんが恩師の娘さんだからだ。)

どちらもそんな悪くないような気がするニョロけど。 他にSOVってなっている
idiomないにょろかね。

>>90
口が酸っぱくなるくらい前から言っているニョロけど、判断が違うのなら、違う
自分の判断で仮説や枠組みを作ればいいだけにょろ。

92 :かかりちゃん:2005/06/08(水) 07:34:12
そういや、macにintelが入るようになるっての、いやニョロね。「インテルハイッテイル」
なんてオヤジギャグがmacのCMの最後に流れたり、あのギンギラシール貼られた日には、
購買意欲がおきないニョロ。無駄遣いしなくていい、という気がしないでもないニョロけど。

ヘソが茶をわかす

てのもSOVにょろかね。causativeっぽいにょろけど。

茶を沸かすヘソ
ヘソがわかす茶
茶をヘソがわかす

どれもidiom解釈なしにょろね。


93 :(´∀`):2005/06/08(水) 10:56:11
>>90
つーか、どういう環境でイディオム解釈が消失するかという観察自体は生成だけの問題でもないにゃろ
むしろ認知に積極的に扱ってもらいたいトピックでもあるにゃ


Marantzが言ってたにゃが、イディオムは外項を排除する領域でしか成立しなさそうにゃ
一見主語であっても、非対格みたいに実は内項であり、特に意図的動作主主語を
要求するidiomってのは存在しないんでないにゃろか
vPを除外するVPのレベルまでがイディオムの領域で、これがイディオムが「語彙的」と
された理由加茂にゃ


94 :(´∀`):2005/06/08(水) 11:08:52
powerpointは先日の某シンポで使ったのにゃが、他の発表者がみんなpowerpointで
俺だけ紙のハンドアウトというのもカコワルーイしにゃ、だいいち印刷が面倒にゃ
これから言語学系の学会でもpowerpoint使用がどんどん増えてくるんでないにゃろか

WINを使ったのは、とにかく俺のMACが今絶不調で、10分に1回はフリーズするにゃ
OS9.2にゃが、WORDがやたら重いしにゃ
OS Xに乗り換える気力もないし、OS9ブート機の中古を高い金払って買い直すのもなんだかなー 
って感じで、いよいよ今のMACが使えなくなったら本格的にWINに乗り換えるかもにゃ

実はこのカキコもMAC再起動中に、デスク横のNECノーパソからにゃ

95 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/08(水) 18:08:56
っptの導入が日本の言語学会はちと遅れ過ぎ。

96 :?かかりちゃん:2005/06/08(水) 18:25:49
winにしちゃうニョロ?osxはフリーズしないにょろ(os9よりは)。
winはmacのパクリにょろ。
といってもウィルスがほぼない、ってこと以外、macにあんまり言語学的にはメリット
ないにょろね。あっし個人としてはビデオとかデジカメ写真とかの管理が簡単にできることくらいニョロか。
ウチの学部はmacのfilemaker使っているにょろからmacでないとデータ管理ができないけど
これとてwin version買えばすむにょろし。

個人的にpowerpointをそのままプリントしたhandoutって嫌いニョロね。
普通のhandoutのpresentationの方がわかりやすいにょろ。
アメリカの大学ではOHPはほぼ使わなくなったらしいニョロ。あっしが
アメリカいた頃はまだあったけど、コスト高だしにょろ。


97 :(´∀`):2005/06/08(水) 23:59:12
DVDのリッピングとか編集とかはMAC OS9よりはWINのほうがやりやすいんで
ないかにゃ てかOS9でそんなことできんのかにゃ?
近所のレンタルビデオ屋で大量にDVD借りて来てコピーするんで,WIN機はそのために
買ったようなもんにゃ
OS X に移行すると,それまで使い馴染んだソフトが使えなくなる鴨って心配もあるしにゃ

今,神経科学スレで言語機能と数機能の関係の話しが出てるにゃ
チョム説はそのままでは支持し難いという流れかにゃ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/6062/1115505804/
虚無しゃんもこっちにも顔出してみるにゃ

98 :?かかりちゃん:2005/06/09(木) 03:37:16
>>97 それはあんまり言わない方がいいニョロ。dvd ripperというソフトがosxにあるけど
あっしはそういうヤバいことやらない、というかやる暇もないので
やったことないにょろ。os9でそんなこと出来るかは知りませんニョロ。
ttp://www.macupdate.com/info.php/id/14414

interfaceとしては当たり前だけどosxの方がwinXPよりos9に似ているにょろ。
ちゅーかXPとかってよくわからないニョロ。

99 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/11(土) 22:41:18
レーガンがブッシュに代わった。

解釈が二つ取れるけど、なんでなの。

100 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/11(土) 23:47:03
とりあえず自分で考えよー
それで思いつく程度の答えと思われー

101 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/12(日) 00:50:52
抜かれるなら度肝がいいよね。

102 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/12(日) 01:27:20
>>99

次の1)と2)が同じ事態を表しうるのは何故か、
と言う問題に置き換えて良いですか?

1) レーガンがブッシュに代わった。
2) ブッシュがレーガンに代わった。

一種の自他の交替でしょうか。
Caseの問題でもあるかな。
あとはFocusとか。

103 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/12(日) 04:20:05
>>99
"ブッシュ → レーガン" の場合、同一場面における 2 者の関係を表しており、レーガンはあくまで臨時代行。
"レーガン → ブッシュ" の場合、「米大統領が」といった大主語が存在する。
後者は「米大統領がレーガンからブッシュに替わった」と言うほうがよい。

104 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/12(日) 08:19:45
>>103
後者の場合、「レーガンが米大統領をブッシュに代わった」も言えるかもしれない。
「レーガンが米大統領をブッシュに代わってもらった」(やはり臨時代行) あるいは、
「レーガンが米大統領 (の座) をブッシュに譲った」と言うほうがよいと思う。

105 :名無し象は鼻がウナギだ:2005/06/13(月) 23:32:32
日本語の束縛理論についてですが、皆さんはどう文法性を判断しますか?
それi が依存している意識と同様に,幸福i は過程であり,物ではない
彼i が経済的に頼っているおじと同様に、太郎i は現在アメリカに住んでいる。

何度も見ているために、自分では良いように思えてきてしまっています。
でも何か引っかかるものがあるのも事実。

106 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/13(月) 23:55:48
>>105
なんで「幸福は」「太郎は」を文頭に出さないのだ?

107 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/14(火) 00:24:10
>>105
> 彼i が経済的に頼っているおじと同様に、太郎i は現在アメリカに住んでいる。
こっちは、少なくとも何の問題もない。
> それi が依存している意識と同様に,幸福i は過程であり,物ではない
こっちは、中身が糞だから、意味が通らないって理由で×。

108 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/14(火) 07:20:01
>>105

データは誰の論文からの引用?
副詞節であればbackward bindingは普通にありうるはずでは?

109 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/14(火) 21:29:11
>>105
翻訳文の文脈なら許せるが、それ以外ならアウト。ゼロ代名詞にすると
翻訳文文脈でもアウト。

110 :(´∀`):2005/06/15(水) 03:04:05
相変わらずMACの調子悪いにゃ
ロジャー・ウォーターズがピンク・フロイドに復帰するそうにゃが
逃走派しゃん,最近見かけませんにゃー?

>>99
>レーガンがブッシュに代わった
R replaced B / R was replaced by B
RがB「と」代わった
も同じような多義性があるにゃ
さらに
「RとB」が代わった
も同様かにゃ
John and Mary met ←→ John met Mary / Mary met John
の交替とも似てるにゃ



111 :(´∀`):2005/06/15(水) 03:04:28
>>105
先行詞は主節主語ということもあって,それほど抵抗ないにゃ
特に第二例は
自分i が経済的に頼っているおじと同様に、太郎i は現在アメリカに住んでいる
と「自分」を使ってもOKにゃから,これは単なるcoreferenceではなく
bindingの環境にあることが分かるにゃ
先行詞が指示的とは言いにくい第一例も
それi が依存している意識と同様に,どの幸福i も物ではない
と数量詞にしてもいけそうにゃからやはりbindingの環境だにゃ

問題は副詞節が最初から文頭に生起しているのか,どっか下のほうから
前置されたのか,ってことだにゃ
後者の場合は
[ どの幸福i も [ それi が依存している意識と同様に ] 物ではない ]
と移動前にbindingの構造が満たされているから,OKでなんの不思議も
ないわけにゃが,するとそもそも「言語は線形順序ではなく階層構造に依存
している」ということを示すはずのbackward bindingのデータの効力が
かなり弱くなるという両刃の剣みたいなことが出てくるにゃ
表層の語順ではなく,意味解釈が働くレベルでの語順が大事,というような
言い方をして何が悪いのか,と訊かれたらどう答えるにゃ?


112 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/15(水) 13:43:29
意味解釈が働くレベルに語順があるってどういうこと?

113 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/15(水) 14:32:07
PFのあとに意味解釈系があるのだよ

114 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/15(水) 15:07:10
http://nisseiren.jp/sledbbs/sledbbs.cgi?sch=%5B105%5D

115 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/15(水) 15:38:14
文が出来上がってから、意味解釈をするの?
人は文を作る前に、何か言いたいこと=意味を持っているんじゃないの?
素人の素朴な疑問。
それともPFのあとの意味解釈って聞き手がするの?

116 :(´∀`):2005/06/15(水) 15:41:35
誰かWINDOWS用arborealフォントくれw
WIN版WORDでtreeをうまく書く方法が分からんにゃ orz

>>113
それも可能性の一つではあるにゃが。。。
S-str./Spell-Out以降、二つの解釈部門の間には一切連絡が途絶えるという想定には一見いろいろ
問題があったにゃが、例えばこれこれという音声解釈になるのは、それを要請する素性が統語構造の
中にあってその素性自体は意味解釈側でも見える、と考えることによって音声上の変化がもたらす
意味的影響を、PF→LFという順序づけをすることなく捉えてきたわけにゃん
単純な例でいうと、平叙文を上昇イントネで読むと疑問文になるにゃが、これはイントネーションが
意味を変えたのではなく、C head の +Interrog みたいな素性が、音側と意味側にそれぞれ影響を持つ、
といった具合かにゃ


117 :(´∀`):2005/06/15(水) 15:45:15
で、>>112
narrow syntax内では語順はないという想定をやめにして、やはりLF側でも語順は見えると考えると、
Near him-i, everyone-i saw a snake
で、backward binding が成立するのは
Near him, everyone saw a snake [ near him ]
でeveryoneがhimのコピーをc-comするからというより、先行するからという語順の条件で
間に合うのではないか、もしそう言われたらどう反論するか、という意味にゃ

*Near John, he saw a snake
を排除するには、near Johnの文頭での基底生成を許さず、必ず文末の
元位置で解釈されることを要求することになるにゃが、これはc-comに
基づく分析でも事情は同じにゃ(ガイシュツ
一方、
Near the house that John owned, he saw a snake
なんかだと、near the house だけ先にmergeしといて、関係節はnear the house前置後に
mergeというpost-cyclicな派生をやればLFでも he does not precede/c-command John って
ことになっていちおーOKにゃ

こうやって考えるとprecedenceではなくc-comでないとダメっていうケースが果たしてあるのか
ってことになるにゃ
ま、
His mother loves John
みたいのは、bindingではなく coreference かdiscourse referentにゃろからirrelevantにゃし
Pix of himself pleased John
も、pix of himself の元位置がJohn(の元位置ないし派生位置)より後ろ、ってことにゃら
こっちもc-com関係なしってことになってしまわないかにゃ?



118 :かかりちゃん:2005/06/15(水) 21:13:19
>narrow syntax内では語順はないという想定をやめにして、やはりLF側でも語順は見えると

これ賛成にょろ。なんで語順をnsから排除したがるか、アッシは常々疑問だったニョロ。前に
某所に書いた短い論文でも「LFで語順あり」ってしておいた成果、あんまり引用してくれない
にょろ。

>うやって考えるとprecedenceではなくc-comでないとダメっていうケース

*John and his mother love himself
みたいなのはどうニョロ?

119 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/15(水) 21:51:57

生成スレ最近バランス感覚を失いつつあると思うのは俺だけか‥

120 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/15(水) 22:50:13
ns内に語順があると仮定するなら、
ns内でどのように語順を定義するかが問題になるんじゃないかな

121 :(´∀`):2005/06/16(木) 13:43:19
>>118
>*John and his mother love himself
にゃ,やはりanaphor bindingとpronominal bindingは分けんといかんですにゃー
後者の場合,Spec-bindingとかc-com不要の束縛があるにゃ
Everyoneユs-i mother loves him-i
とか
Everyoneユs-i motherユs father loves him-i
とかにゃが,この束縛をどういうメカで捉えるにせよ,それがanaphorに拡大
適用されることはブロックせんといかんにゃ(see Ruys 2000, LI)
すると上のかかりしゃんの例でも,pronominal bindingは可能だろうという気がするにゃが,
事実はどうなんにゃろ
Everyone-i and his mother love him-i


122 :(´∀`):2005/06/16(木) 13:44:06
>>120
see かかり論文 (ってどれにゃ?)
ま,head parameterはもともと句構造上に直接反映されとったもんにゃし,付加詞の扱いは
置いといて,Spec-head-complement間のorderingは,merge適用と同時に自動的に
決まっていくのだ,とか考えられるかにゃ
語順決定はLCAだけにしてhead parameterは完全撤廃したほうがいいのにゃろが,
一番最初にmergeしたものどうしのorderingをどうするかが問題だにゃ
head parameterをなくせば,ディフォルトとしてhead-initialだhead-finalだという言い方も
できないわけにゃから

Merge (V, O) → {V, O}
Merge (v, {V, O}) → <v, {V, O}>
の次に,VかOのどちらかが必ずMoveするようになっていれば
<V-v, {t, O}> (→VO) か <O, <v, {V, t}>> (→OV) かが 一義的に決まるんだけどにゃ
これを言うためには,たとえばvにはV移動を要請するタイプとObj移動を要請するタイプの
二つしかない,ということになるにゃ
OV語順を出す後者の移動は,ObjをvP-phaseのedgeに出すことに他ならないのだから,
OV語順の言語ではObj mvt over Subjが一般に許される,という予測が立つことになるにゃ
まあ,ドイツ語とかはOVであり,確かにsuperiorityが成立しないわけにゃが...

head parameterがアヤスイ理由の一つが,ドイツ語みたいに範疇ごとにhead-initialかhead-final
かがバラバラの言語があるということにゃが,機能範疇ごとに移動を要求する素性が異なる
からだと言えば,それも当然といえば当然かにゃ
まあ,さして面白くもない結論にゃが,head parameterはoversimplificationにゃったという
ことにゃろか


123 :?:2005/06/16(木) 17:01:10
>事実はどうなんにゃろ
>Everyone-i and his mother love him-i

これはきいてみないと解らないニョロけど、判断別れそうにょろ。

>see かかり論文 (ってどれにゃ?)
これは言語探求の後ろの方にのっている12ページまでの短いやつにょろ。
2004年だったか、2003年だったか。beckさんの批判ニョロ。

124 :?かかりちゃん:2005/06/16(木) 17:59:24
>head parameterがアヤスイ理由の一つが,ドイツ語みたいに範疇ごとにhead-initialかhead-final
>かがバラバラの言語があるということにゃが,

といってもこれはLCAにとっても問題ニョロね。theta役割与える方が,投射するかのごとく、
英語ではthetaを与える方が左、日本語では右、ってことで、ドイツ語なんかのごっちゃまぜでは
機能範疇driven mov'tってことでどうでっしゃろ?

125 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/16(木) 19:10:34
>>107

藻前は認知Gacktだろ。

126 :(´∀`):2005/06/17(金) 02:56:14
>>124
>ドイツ語なんかのごっちゃまぜでは
>機能範疇driven mov'tってことでどうでっしゃろ
と言われてもよく分からんにゃが,ドイツ語では
[CP C [IP [vP Subj [VP Obj V ] v ] I ]]
みたいにCはhead-initial,Iはhead-finalとゆーことになっとるにゃ
I→vPはθ-markあり,C→IPはθ-markなし,ってことにゃ?
解説キボンヌ


127 :ワディクワテル:2005/06/17(金) 14:18:07
 ベルリンの壁が崩壊して以降、近年のドイツ語では、
複文内でも SVOの語順を取るようになってきているって
のは、ドイツ語学者の間では常識なんだがなぁ。

128 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/17(金) 14:36:37
へー。へー。へー。なぜなんでしょうか?

129 :(´∀`):2005/06/17(金) 19:32:11
ほー,それは興味深いにゃー
ついでに尋ねると,助動詞がある場合はS Aux O V なのか S Aux V O なのか,どっちにゃろ?
前者なら I だけが,後者なら I/Vの両方がhead-initialにスイッチしたってことになるにゃ
あるいは,ドイツ語ではAuxが重複することもあるから
S Aux1 Aux2 V O / S Aux1 Aux2 O V / S Aux1 O V Aux2 ... etc.
のどれになるか,も知りたいところにゃ
一般に歴史的変化は機能範疇の弱化に向かうのだとすれば,OV → VO への
推移は O移動を要請する素性の消失と見ることもできるにゃ
すると予測としては,VO語順の場合,superiority効果が表出することになるかにゃ


130 :ワディクワテル:2005/06/18(土) 00:03:23
 するどいですね。パラメーター的にどうこうという
レベルにまで発展する問題か否かはさておき、助動詞
が含まれている場合には従来通りの語順が維持されて
います。もっとも、法助動詞の場合と相助動詞の場合
でも異なるようです。個人的には、三格と四格の区別
がおかしくなってきている現象と語順の問題が連動し
ているようなふしがあるところに面白さを感じます。
もっとも、変化の過渡期には後にならないとわからな
い法則性があるものですが。

131 :ワディクワテル:2005/06/18(土) 00:06:55
 ついでながら、変化の理由はわかりませんが、中国語
のSOV→SVOの変化とは、似ている面もないことはありま
せんが、かなり違うように感じています。

132 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/18(土) 01:39:44
唐突ですが、日本崩壊の危機! 敵は巨大使途、人権擁護法案! 

ネットでハアハア・・・する素晴らしい未来を護る為に、ここは立とうぜ!( ^,_ゝ^) ニコッ

ということで、6・19(日)東京の日比谷で遊んで、日本を救わないか?w

チャンネル●桜「あぶない!?人権擁護法案」
http://www.ch-sa●kura.jp/asx/abunai1.asx  前半
http://www.ch-sa●kura.jp/asx/abunai2.asx  後半
【国内】あぶない!?人権擁護法案  「憲法以上に議論すべきだ」 −チャンネル●桜−(動画あり)[06/16]
http://ne●ws18.2ch.net/test/read.cgi/new●s4plus/1118991757/

崩壊を防ぐには、6・19(日)十六時 人権擁護法案反対 “日比谷”集会へ http://bl●og.goo.ne.jp/jinken110

●はトル

東京まで行けない人は、人権擁護法案反対の声を、反対派の平沼会長にメルキボン。
「メールの数=戦力」手紙の送り先は、ここ jpn.hirata@nifty.com
簡単に「人権擁護法案反対」だけでもいいからおくってチョ。
ということで長文スマソ

   _, ,_  パーン
 /ゝ‘д‘)ゝ
   ⊂彡☆))Д´)ドイツ!



133 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/21(火) 14:08:23

   _, ,_  パーン
> /ゝ‘д‘)ゝ
>   ⊂彡☆))Д´) >>132


134 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/27(月) 22:52:57
夏休みまでもう少し。がんがれ

135 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/28(火) 14:31:53
大学院生はどんなことができるべきですか?

136 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/28(火) 16:35:43
先生への気配り。

137 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/28(火) 23:41:25
>>135
将来を見据えた進路選択
マジレス。

138 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/29(水) 19:26:42
>>135
2chなんか見ずにべんきょうすること。

139 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/02(土) 00:06:21
閑散としてまんなぁ

140 :(´∀`):2005/07/04(月) 05:18:45
やでやで,この2週間ほど死ぬほど忙しかったにゃ
ま,大したネタもないにゃが,以前にかかりしゃんがLFにも線形順序があると
言ってたことに関連して,Calvin & Bickerton, Lingua ex Machinaの中で
Bickertonが c-command を破棄して,項が動詞にattachされる順序でもって
bindingその他を扱うことを提案しとるにゃ
結果的にはderivational c-command と似たようなことになっとるのがトホホにゃが
たとえば
John showed Mary herself だと
show Mary → show Mary herself と 先行詞のほうが先にattachされるのでOK
*John showed herself Mary は
先行詞が後でattachされるから*
ただし
John talked to Mary about himself では
Johnが最後にattachされるために himselfより後でも構わない,と
priorityとfinalityの2本だてでやろうとしとるにゃ
いろいろ問題出てきそうにゃが,データとして次のような対比がでとるにゃ
1)*I introduced each otherユs students to the professors.
2)Sue showed each otherユs friends to John and Mary.
(1)でbackward *,(2)でOKとのことにゃが,こんなのはどうやって扱えばいいかにゃ


141 :かかりちゃん:2005/07/04(月) 06:34:09
にょろ、その1)と2)のcontrastはほんまデスかいニョロ?微妙に。minimal pairでないのだけど
3) I showed each other's friends to John and Mary.
と1)とを比べるとか、

4) She introduced each other's students to John and Mary.
と2)を比べるとか、いろいろしてみないと納得できないにょろ。

もしかして、動詞の違いが関係しているのではなくて、他の違いが関係しているニョロ?


142 :(´∀`):2005/07/04(月) 13:33:59
説明不足にゃったが、Bickerton自身は
1a) I introduced the professors to each other's students.
1b) *I introduced each other's students to the professors.
の対比が自説で説明されるとまず言っといて、問題になるのが
2) Sue showed each other's friends to John and Mary.
がOKであることである、これは構造的には(1b)と同じであるが、
(1b)は多くの人が*と判定しているのだし、といった口調で
(2)の説明はBickertonにもできていないのにゃ

で、動詞に注目してみると、introduceはdouble objectアウト、
showはOK、という対比があるにゃ
一般化として、DO動詞のdative counterpartではbackward
binding OK、対応するDOのない動詞ではbackward * ということが
言えるかどうか、がまず知りたいとこにゃ
もしそうだとすると、TakanoのDO分析における
V [ to A ] B → V B [ to A ]
という派生を支持することになる鴨にゃ

143 :(´∀`):2005/07/04(月) 14:38:35
チョム推薦w
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000053892/250-1436794-8526635
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0465044069/250-1436794-8526635
Marcusってのはかなりのキレ者みたいにゃが,この路線を行くとピンカーの二の舞の悪寒



144 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/04(月) 20:01:16
うひょ

145 :(´∀`):2005/07/05(火) 13:01:06
早速翻訳を買ってみたにゃが,注釈や文献一覧は出版社のサイトに
掲載するという新手の手法になっとるにゃ
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0053890/
これで価格が抑えられるようになるのなら大歓迎なのにゃが
将来的には本自体もDL販売とかになるのにゃろか


146 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/06(水) 00:47:12
流れぶった切り&単発質問でわるいんですが、
focus projectionはよく聞くんだけど、topic projectionってあるんですか?

147 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/06(水) 05:37:12
>focus projectionはよく聞くんだけど、topic projectionってあるんですか?
このスレ的には仇先生の分割CP仮説を参照されるとよろしいのではないでしょうか. 仇先生はCPを[+/-wh]と[+/-Op]の素性組み合わせにもとづいて次のようにCPを4つに分割されています. 「Op」はOperatorの略です.

1) [-wh, -Op]の指定部にはtopicが入る.
2) [+wh, +Op]の指定部にはwh移動のwh句が入る.
3) [+wh, -Op]の指定部には関係代名詞のwh句が入る.
4) [-wh, +Op]の指定部には否定前置操作の否定句が入る.

仇先生の考えですと焦点化の焦点句は(4)の所に入るのではなくTPに付加されるようです. TPに付加されるから焦点化は否定前置操作とは異なり倒置が起きないことが説明されます.

私も146さんと同じで左周辺領域の研究をしていますが, 仇先生の御本はデータもかなり充実しておりますし分析もとても明晰で参考になるかと存じます.

お互いにがんばりましょうね. 失礼いたしました. 今日はこれから中間発表です.

148 :?:2005/07/06(水) 06:07:34
>>147 また、ひどく怪しいものを持ってきましたな。

149 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/06(水) 07:16:59
>>145
>将来的には本自体もDL販売とかになるのにゃろか

すでにそういうサービスになっている本を見つけてびっくり。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002VNEF0/qid=1120601664/sr=8-11/ref=sr_8_xs_ap_i11_xgl14/249-9921243-4794718

150 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/06(水) 07:43:27
>>147
その意味ではなく、Selkirkの意味でのfocus projectionを聞きたかった訳だが。

でもついでに聞いておきたいんだけど、Focus PhraseやTopic Phraseを
使うsyntax properな人が少なくないような気がするけど、その場合、
これらのカテゴリーが音韻や意味でどう解釈されるかよくよく考えた上で
導入しているのかな?

たとえば形式意味論でいえば、focusやtopicの意味は通常の意味と平行して
計算されるものが比較的主流で(e.g., Rooth, Buring)、それ自体が句に
なるような理論との互換性が今のところない。

統語論内部の話でいっても、Focus PhraseやTopic Phraseを使うってことは
focusやtopicが統語カテゴリーだって暗にいっていることになる訳だよね?
そこら辺、どうよ?って感じなんだけど。

151 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/06(水) 18:53:47
K本先生の本、面白い。テクニカルなところに深入りしていないのがイイ。

152 :かかりちゃん:2005/07/06(水) 23:18:28
focusPでやって来たネタって、今の枠組みではvPのphase edgeへの移動、ってことで
取り扱えそうな気がするニョロ。そうするとcategory自体は存在しないので
その意味解釈なんかは関係なくなるニョロけど、勿論、vP-edgeへの移動を
motivateするようなmorpho syntactic feature(chom2005のいうedge feature)が
どういうものなのか、が問題になるニョロ。wh-questionなんかはこの
edgeを通っていくのだから、vP-edgeまでの移動がfocusなんかと同じ性質、
そこからCP-specへの移動がwhみたいなもの固有とかにょろかね。A-移動は
vP自体がphaseでない(chomskyがいうようにphaseのv*Pと区別して)から
focusに関与しない、ってことになるにょろか。

これは「慣れ」と言うものなのか、「whが動く際にvP-edgeを経由していく」という
phase理論を最初に知った時、「そんなbarriersじゃあるまいし」と思ったけど、
最近、けっこうそのvP-adjunctionっていいんじゃないか、なんて思っているニョロ。
そんなわけで最近書いた論文では、それを全面採用したにょろ。


153 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/07(木) 19:38:58
結構vP-adjunctionっていいんじゃないかってどういう意味?


154 :かかりちゃん:2005/07/08(金) 01:14:35
どういう意味って、どういう質問ニョロ?

155 :(´∀`):2005/07/08(金) 03:17:39
を,かかりしゃん無事にゃったか
ロンドンもえらいことになっとるにゃ 南無〜

156 :かかりちゃん:2005/07/08(金) 06:39:56
ウチは田舎ニョロからね。911の時も当該国にいたけど、911の時よりは
みんなビビっていないにょろね。911の日には大学も閉鎖され、町中
おマワリだラケだったニョロ。規模や手法の違いもあるけど、いつかは
この国でもあるだろうと思っていた感じもするニョロ。オリンピックの
投票より先にこれがあったら、パリになっていたニョロかね。世界が
平和であってほしいものにょろ。

157 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/08(金) 06:44:47
ロンドンが2012年のオリンピック開催国に選ばれた時の
あの大群衆の中で爆破事件が起こったら、なんてね。

158 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/10(日) 23:11:34
形式意味論、論理学の分かりやすい本を教えて下さい。

意味論スレで聞くべきかもしれないけど、こっちの方が専門家の方が多そうなので

159 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/11(月) 00:34:03
>>158
w

160 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/11(月) 14:53:30


ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050711-00000305-yom-soci

161 :(´∀`):2005/07/11(月) 17:51:22
合掌〜

162 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/13(水) 00:29:02
噂で聞いたのだが(´∀`)と仇は何やら裏でヒソヒソ話をしているようだな

163 :(´∀`):2005/07/13(水) 02:19:42
(´・ω・‘)知らんがにゃ

てかそーゆー藻前も関係者にゃろ

164 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/13(水) 08:41:41
>>163
何かされるんですか?

165 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/13(水) 21:30:41
>>164
8月の学会?

166 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/13(水) 23:05:11
同時多発テロ?

167 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/14(木) 07:55:19
>(´・ω・‘)知らんがにゃ
(´∀`)さん、もったいぶらずにすこしだけでもおしえてもらえませんか?

168 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/14(木) 08:46:50
まぁたいしたことじゃないよ

169 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/14(木) 16:45:12
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20050714&a=20050714-00000001-spnavi-spo

の記事を見て思い出したけど、A-Rodは元気かなにゃ?


170 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/15(金) 20:52:16
ひさしぶりによったが, つまらんわ

ほな, かえろ

171 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/17(日) 08:17:18
>>165
>8月の学会?
チェックしてみたのにゃが(´∀`)の方の発表はボツになったのかにゃ
名前がなくなっているのにゃが

172 :(´∀`):2005/07/17(日) 09:11:08
情報が錯綜しとるにゃ
俺が関係しとるのは11月の学会で,8月は関係ないのにゃ
裏話すると,8月のほうも岡ノ谷グループとは別口で某センセから
誘われとったのをお断りしたんだけどにゃ
ま,仇とは昨日もメールで ヒソ(´д`)ヒソ(д` )したとこにゃが
東北大近辺に住んでる香具師は是非ひやかしに逝くよーに 

そんなことより月刊言語8月号見たかにゃ
長谷川真理子氏の寄稿については改めてコメントすることにして
郡司氏がこんなこと書いてるにゃ
「人類に共通の遺伝的性質の一環として言語(いわゆるI言語)をとらえ,
それが,外形(いわゆるE言語)のちがいを越えて人間の脳の中に存在する
とする」
これではまるでI言語=遺伝型,E言語=表現型みたいにゃが,世間では
こういう理解がまかり通るようになっとるんかいにゃ
正に隔世の感あるにゃ〜


173 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/18(月) 22:02:17
ま、解釈としてはありうるよね。
先生が下のように独自の定義をするのならそれは自由だろうし。
遺伝型=I言語,表現型=E言語

174 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/18(月) 22:03:26
あー、でも「いわゆる」というのが問題だね。

175 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/19(火) 00:53:13
「遺伝的性質の一環として」の「一環として」も、よく分らない。
まあ、読者にI言語=UGと理解されたら、ダメ文ってことになるでしょうね。

176 :(´∀`):2005/07/19(火) 03:05:54
当然ながらフツーは
UG=遺伝型,I言語=表現型
なわけでにゃ,I言語のIは individual, internal, intensional にゃが
innate. inherited という意味合いはないにゃ
ところが最近,チョムはよく,FLの初期状態としてのUGと安定状態としての
各I言語に実質的違いはない,説明的妥当性と記述的妥当性を区別する必要は
ない,という旨の発言をしとるにゃ
郡司氏がそこまで勘案して「遺伝的性質の一環」と書いたのであれば,
大したもんにゃ(とフォローしておくにゃ)
まあ,E言語が「外形」というときの「外形」が何を指しているのかもよく
分からんのだけどにゃ

Some have used the term "E-language" to refer to actual utterances or texts.
People are free to invent terminology as they like, but that was not the meaning
I gave to the term when I introduced it (Chomsky 2003)


177 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/21(木) 23:38:05
またロンドンでなんかあった様子。かかりさん、だいじょぶですかあ?

178 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/21(木) 23:48:57
まあ、戦争やめない限りテロはなくならないわね。戦争は巨大なテロなんだから。
虚無(ニヒル)な気分にもなりたくなるけど(なんだか虚無付きの人増えた?)、
生成スレ、なかなかの盛況で何よりです!

179 :?かかりちゃん:2005/07/22(金) 00:04:53
そうみたいね。家はそれでもロンドンからは遠いし、街には地下鉄なんてナイトコだし。
それにしても最近、パッとしないにょろね。

180 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/22(金) 00:06:58
じゃ、させてくださいな。

181 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/22(金) 05:29:32
>生成スレ、なかなかの盛況で何よりです!
どこが盛況だ?おもしろくもなんともねえよ

182 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/22(金) 23:41:14
>各I言語に実質的違いはない,説明的妥当性と記述的妥当性を区別する
>必要はない

記述的妥当性の定義って何だっけ。「実質的違い」っての、意味不明。
そりゃ領域を著しく狭めれば、区別する必要がなくなるわ。

183 :?かかりちゃん:2005/07/23(土) 07:31:19
記述的妥当=ある言語の可能な文全てを過不足無く定義出来るような文法理論。

超人類がいるとするにょろ。その超人類にしてみれば我々はハエのような存在で、
我々がハエの習性を調べるためにするような、迷惑千万な実験を我々にたいして
行うニョロ。

超人類は我々が使っているコミュ二ケーションシステムがほぼ均一であり、
違いに気づかないかもしれない、

とかいうのがSFオタのチョムがしばしば言っていることにょろ。領域を狭めているのではなく
結局、言語間の相違なんてのはそもそもあんまりないのじゃないか、ってことにょろ。

184 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/25(月) 10:18:33
>>134 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/06/27(月) 22:52:57
>>夏休みまでもう少し。がんがれ
騙されたと思って仇先生の英文読解の本買って今読んでいまつがすごく(・∀・)イイ!! 
夏休み仇先生の本で英語の力つけて院試に備えます!来春院生になるのを夢見てがんばりまつ!!
ところで日本に Biolinguisticsをやっているところはないのでしょうか……
Jenkinsのようなことをやるなら灯台の某先生のところとかに行くしかないのでしょうか……
灯台に入るのは難しいですが…… 失礼しました。これから猛勉強します!!!!

185 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/25(月) 13:10:05
>>184
ざっとみたとこ東大、東北、広島あたりかな
同志社でも発表してる人いるみたいだけど、あそこは多分工科系の研究室がやってるんだと思われ

186 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/25(月) 19:40:48
>>185さん、184です。お返事ありがとうございます!
>>ざっとみたとこ東大、東北、広島あたりかな
どこもレベルが高そうで……

>>同志社でも発表してる人いるみたいだけど、あそこは多分工科系の研究室がやってるんだと思われ
私立はちょっと授業料が高いので……
工科系の研究室ですか…… 仇先生のところも考えたのですが根っからの文科系なので工科系は無理です。

もっともっと勉強します! 失礼しました!!!

187 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/26(火) 08:45:31
大学院は授業料が(かなり)安い場合もあるよ>私学

188 :(´∀`):2005/07/27(水) 02:59:30
LSAでチョムのレクチャが始まっとるようにゃが現地報告なんかないのかにゃ?
シラバス見る限りは three factorsの続きのようにゃが

岡八郎が亡くなったそうだにゃ
「この構えにスキがあったらかかってこんかい」「くっさ〜」
合掌〜

189 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/27(水) 03:15:52
実はこの4月から「郎」ではなく「朗」の「岡八朗」にかわっておるのじゃ。

LSDによると
> Due to unexpected circumstances, we have to change the dates of LSA.242
> ("Problems and Prospects of the Minimalist program"), taught by Prof. Noam Chomsky.
>
> Prof. Chomsky was to teach on August 1, 2, and 3 from 7:00 to 10:00 p.m.
> Instead, he will teach on July 25, 26, and 27 from 7:00 to 10:00 p.m.
LSA.115

とあるのじゃ。俺も行かないわけだが。

http://web.mit.edu/lsa2005/updates/index.html

190 :189:2005/07/27(水) 03:19:10
だめじゃん! 逆じゃん! そこにある理由で行けなかったってことを
言いたかったのだった(アホ>自分)

191 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/27(水) 04:30:54
もちけつ

192 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/27(水) 12:34:40
>>顔文字せんせ
チョムの話は今の所余り目新しい話題は無くて今のMPの一般的な考え方という感じです。

193 :(´∀`):2005/07/27(水) 21:41:04
を,報告乙〜
ま,もはやレクチャの内容ウンヌンより生チョム拝むだけで価値あるかもにゃ
桂米朝の落語を聞くときのようにハラハラしたりしてにゃw
日本人が大挙して押し掛けとるんでないかにゃ〜


194 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/27(水) 22:10:19
生きてるうちに一度は会いたいなーっ

195 :かかりちゃん:2005/07/27(水) 23:01:49
チョムのトークはなんせ解りにくいニョロからね。FAJL@MITの時だったニョロか、
質問時間にほとんど質問が出なくて、聴衆のみんなが「(俺以外の)誰か質問を...」と
祈ったニョロ。szabolcsiだったかが質問して、そのあとfoxが質問したけど、
dannyは後で「俺の質問は場を持たせるためにでっち上げたもんだった」とか
ビール飲みながら言っていたニョロ。

アッシはチョムとツーショットの写真欲しいニョロ。ミーハーだし。

196 :(´∀`):2005/07/27(水) 23:38:30
チョムは誰が何を言ってもまずは否定するから
人前で質問するのはみんな二の足を踏む鴨にゃ
Pesetskyなんかチョムの講義でくだらん発言して
毎週のように怒られてたにゃ(遠い目

俺はチョムと偶然連れションになったことがあって
これがほんとのツーショットw


197 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/27(水) 23:40:27
>>196
年取ってくると切れがわるくなるからなぁ

198 :(´∀`):2005/07/27(水) 23:44:35
にゃお

199 :(´∀`):2005/07/28(木) 00:20:29
などと雑談でなごんでばかりでもしょうがないにゃ

>>184はbiolinguisticsというより言語の脳科学のことを言ってるのにゃろ
以前神経スレで貼ったリンクにゃが
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/abstract/110506307/ABSTRACT
これによるとドイツ語で代名詞目的語が文頭に移動した文の処理ではIFG(下前頭回)の
賦活状態が通常文と変わらず,従って(シンタクスプロパーではなく)線形化に関わる領域
ではないか,と示唆されとるにゃ
ある意味,かつてシンタクスに詰め込まれた仕事をインタフェイスや外側のシステムに
振り分けようとするMPの方向と合致する報告とも言えるだろうにゃ
ブローカ領を統語中枢と考えること自体がひょっとして大ハズレだったということになる
可能性もあるにゃ
これまでその証拠とされてきたものは形態論や音形に関わるものばかりなわけで,より
抽象的なシンタクスとは無関係ということもあり得るからにゃ

で,昨年のKLSでの発表で日本語の能動文・直接受動文・間接受動文を比較して
間接受動文だけが別格で能動文と直接受動文は脳レベルでは大差ないという報告があったにゃ
>>185の同志社ウンヌンはこのことかにゃ)
一方で英語では能動文と受動文で有意な差があるとすると,この日英の差は移動があるかどうか
ではなく,語順の変化の有無だと推測できるにゃ
つまり日本語では能動・受動を問わず O-V にゃが,英語では V-O が O-V に逆転するからにゃ
これも現在の脳科学レベルの観測がシンタクスというより,もっと表面的なところにとどまって
いることを示しているとは言えんかにゃ


200 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/28(木) 23:40:43
>ま,もはやレクチャの内容ウンヌンより生チョム拝むだけで価値あるかもにゃ
>アッシはチョムとツーショットの写真欲しいニョロ。ミーハーだし。
よっ!チョム信者www

201 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/29(金) 00:04:17
>>199

>現在の脳科学レベルの観測がシンタクスというより,もっと表面的なところにとどまって
>いることを示しているとは言えんかにゃ

というよりも、言語学で仮定しているシンタックスが果たして観測可能なものかというのが、大きな問題だと思われ。
Competence/Performanceの二分法を取る立場なら、脳内で行われている処理はあくまで言語処理にすぎないのであって
Mergeやらmoveといった「統語操作」と実際の「言語処理」を分けて考えるほうがより自然だと思うし、

そもそも生理実験を組む連中からしてみれば、入力を想定しない出力のみのシステムを基に「言語処理」を測定するのは、ちゃんちゃらオカシな
話だと思ってるだろうし、言語理論プロパーの連中からみれば、オモチャつかって見た目派手なことやってるけど、正直、実験データの本当の
意味がわからんって状態で、「言語の脳科学」と大仰な話をする前に実際に計測されているものは何かという議論をするのが大事だと思うんですが
このへんの議論をあんまし詰めてやってるとは言えませんな。

202 :(´∀`):2005/07/29(金) 02:26:34
にゃ,だいたい俺の言ってることと同じにゃが
以前から言っとるにゃが,脳科学は観測されたデータの解釈については
その時々の理論に依存せざるを得ないわけで,ナントカ原理の違反に対応する
ERPとか言ってみたところで,その原理が理論上破棄されたらどうするのか,
って問題があるにゃ
これはその原理が間違いというより,純理論が求めている説明と,脳波や血流量の
変化として見える脳の表面的なできごととは全然レベルが違うということにゃ
たとえばECPは理論的原理としては存在しないにゃが,ECP違反とされたことに
相当するprocessing上の困難さはどっかに実在していても矛盾はないにゃ
で,脳科学に扱えるのはこの後者のほうだけ,っつーわけにゃ

>シンタックスが果たして観測可能なものか
一つはderivation = parsing と考えること,もう一つはderivationが理論的説明上の
方便ではなく実際のなにがしかの脳内イベントに対応していると考えること,
そのどちらかでないとsyntaxの脳科学なんてものはあり得ないの鴨にゃ

203 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/29(金) 05:50:35
>>199
>英語では能動文と受動文で有意な差があるとすると

これはそういう報告が最近されたということですか?それともあくまで
仮定の話ですか?昔、英語のactiveとpassiveで操作の差による処理の差が
予測されたけど、Slobinの研究で否定された(差なし)と理解して
いましたが。言ってみれば、processingの話を積極的に
対象としないのはそのあたりからで、心理学の人たちが離れていった
わけですが、最近は、心理学の人が戻ってきたと言うより、言語学プロパーの人が
そちらに目を向けて自分たちでやり始めたという感じでしょうか。

>かつてシンタクスに詰め込まれた仕事をインタフェイスや外側のシステムに
振り分けようとするMPの方向

素朴な疑問ですが、complexity > unlearnable > innateというロジックその
ものには変わりはないと思いますが、いろいろ入れておいた方がロジックの
強さという点ではいいのでは?

204 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/29(金) 17:29:17
>>203
そのへんは、Slobinが立てたprocessingのモデルの内容をみてみないことにはなんともいえませんが、
脳内でのprocessingを考がえる場合には上述の(´∀`)センセのいう

>ECPは理論的原理としては存在しないにゃが,ECP違反とされたことに
>相当するprocessing上の困難さはどっかに実在していても矛盾はないにゃ
>で,脳科学に扱えるのはこの後者のほうだけ

という思考に基づいて、心理実験で観察されて有為な差がでた場合にそれをどの理論構成物に還元して
話をすすめるかというのが大きな問題になってくるとおもわれますむにだ。

Slobinの話に戻れば、RTの観測データや正誤判断のデータのみでactiveとpassiveで操作の差をうんぬん
している場合には、activeとpassiveで操作では実際の処理では、異なったプロセスを経ているが、両者の処理
時間の合計がたまたま有為な差を示さなかったという可能性などがかんがえられるので追加実験でPETやERP
つかってデータを得た場合には、他の解釈をゆるす可能性はあると言えるような気はします。

205 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/30(土) 03:17:35
>>184

広島
ttp://www.iie.hiroshima-u.ac.jp/section/shokai/hu_07.htm

東北
ttp://www.sal.tohoku.ac.jp/entmc06a.pdf

東京
ttp://www.u-tokyo.ac.jp/stu04/e03_j.html

206 :Fred:2005/07/30(土) 14:17:33
 LSA に参加している連中の間ではonphaseの最新版がcriculate
しとるようやけど、.pdfになった他、fontのズレとか誤植はその
まんま東で、多少の修正が施されているらしいで。伝聞形。

 日本でbiolinguisticsをやろうとしてもアカンで。真の天才肌
の人やったらどこでも同じやけど、きちんとしたSVを期待してい
る場合、日本ではどんなに偉いセンセでも、きっと悲しい思いを
すると思うで。迷わず欧米のセレブが集まるところに行きなはれ。
わしやったら、ブエノスアイレス大学の医学部へ行って、バイク
で旅行してから、革命家を目指すけどのう。

207 :(´∀`):2005/07/30(土) 17:29:59
2,3パラグラフが追加されとるだけにゃん
あとどこに出るかが書いてあるにゃ

208 :Fred:2005/07/30(土) 19:38:35
On P.25
 *To appear in C.P.Otero et.al.eds., _Foundational
Issues in Linguistic Theory_ (MIT)てね。

209 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/07/30(土) 19:45:41
台詞を言うのと自身の考えを言うのとでは違っていてある程度識別できます。
これは発音が違うのでしょうか。

210 :(´∀`):2005/07/31(日) 09:45:00
>>203-204
詳しい人がいて助かるにゃ
シンタクスではなくて語順(に関連するプロセシング)の問題だろうと思ったのは,
以前,ブローカ失文法症で能動文の処理はできても受動文の処理ができないのは
後者では目的語の移動があり,痕跡を経由するθ付与が困難になるから,っつー
解釈(Grodzinskyかそのへん?)があったにゃが,VP内主語を想定すれば
このような差別化ができなくなるという矛盾があったからにゃ
で,同じVP内からの移動でも,能動文の場合 [ S [ V O ]] → [ S T [ t [ V O ]]]
受動文の場合 [ (S) [ V O ]] → [ O T [ (S) [ V t ]]] と,SV / VO の相対語順が
維持されるか逆転するかの違いがあるので,むしろこっちかにゃ,とまあそんなわけにゃ


211 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/02(火) 08:12:22
丸山圭三郎

ソシュールの基本概念の中で、この恣意性ほど誤解された物はないと思います。

その誤解の最たるものは、事物とコトバの間になんら必然的な結びつきがない
という意味に解する物で、砕いて言えば、「同じ事物や概念を、
それぞれの言語では勝手に別々の呼び名で表している」というような考え方
がそれですね。

たとえば一匹の犬を指して、英米人はdogと呼びフランス人はchienと呼ぶが、
あの動物をどう呼ぶかについては絶対的な法則なんてない。

すべて社会の約束事だ、といった悲壮な言語観から生まれる恣意性で、
これではギリシア時代の不毛なクラテュロス論争に逆戻りですよ。

言語を自然かつ論理的なものと見なすヘラクレイトス派の側に立とうと、
恣意的な社会慣習による物と見なすデモクリトス派の見解を受け入れようと、
「コトバは物の名」という立場で根は同じなんだ。その前提である言語命名論が
否定された今日、こんな恣意性は言語学上の問題にはなり得ません。


212 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/02(火) 13:12:31
>>211
他のスレでやれよ。

>言語命名論が否定された今日

別に否定されてないよ。

213 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/06(土) 23:24:58
まあだ顔文字は脳なんて言っとるんか?脳を知らない言語学者の夢物語。


214 :?かかりちゃん:2005/08/07(日) 00:17:46
脳なんて知っている人いないのとちゃうニョロか?逆に言語学がその訳の分からない、
地球上で最も複雑な「脳」というものの構造の言語に関する部分の性質を理解するのに
役立つのは疑いようがないとおもうにょろけど。

ところで、

A: 太郎は [花子と結婚した男性を]探しているよ。
B: え、良子と(だ)と思っていた

ってOK?あっし的には「だ」を入れないとツライにょろ。「だ」がないと
「とと」となっちゃって、all I want to do when I wake up in the morning is to see your eys,
rosana, rosana, I've never thought that a girl like you could ever care for meとか
歌いそうになっちゃうので、

A: 太郎が [ブラジルから来た人を]探しているよ
B:  え、ポルトガルから(だ)と思っていた。

でもいいニョロけど、判断は?


215 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/07(日) 14:17:03
そもそも、「と(思う)」補文標識では補文にテンスのキャリアーが必要だと思われ。
いずれも「だ」がないとダメと判断します。
あ:「太郎は何で花子を殺したらしい」
い:「ナイフでだよ」
う:「そうなのか。僕は、*拳銃でと思ってた / 拳銃でだと思ってた」

「と言う」の場合は直接引用と思われます。
あ:「レポーターが、拳銃でって言ってたよ」(『拳銃で』と言っていた)


216 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/07(日) 20:07:25
ぐるぐる同じ現象をかき回して、一般化出して、また忘れて、20年もするとまた同じ現象にもどって。
最近のUconn勢はいったい何やってんだ。

217 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/07(日) 23:07:50
>>216
それこそユーコンだもん。最近に限らんわ。つか、最近のって、具体的に誰のどれよ?

218 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/07(日) 23:13:22
>>216
私も気になりますね。誰?Lasnik?

219 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/07(日) 23:14:38
>>218
ですが、Lasnikが移籍していることくらい存じておりますので。
ただ、Lasnikが70年代のpaper漁っているという話を耳にして、それで。

220 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/08(月) 02:18:03
>ぐるぐる同じ現象をかき回して
というからにはサイトーだろ

221 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/08(月) 04:33:30
裸図やら際塔に限らん。生成自体がぐるぐるだ。いいかげんお前ら目をさませよ。
時間の無駄だ。

222 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/08(月) 09:56:45
自分では何もできん奴の言いそうなことやのー

223 :学部:2005/08/08(月) 12:18:13
チョムスキーの論文を読むとわからないところが
たくさん出てきて困ってしまいます…
どうしたらいいんですか(´Д`)

224 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/08(月) 14:40:39
先生に聞け。授業で聞け。納得できるまで聞け。

225 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/08(月) 16:35:00
俺もまた216サンに同意。チョムスキーが何回ったらすぐ使ってはいLI,
はいJEAL、はいSyntaxと。で何も言わないと、1970年ぐらいのデータなんか持ってきて
極小でやるとこうなるよなんつって。かき混ぜでも同じ事二十年やってまだその追随者が
いて、常人には不可能な判断をしてこれはいいだのと大騒ぎして。最たるものは、日本語のnull
argumentに関する一連の馬鹿論文だね。Soo Won Kimで終わりです。
同じ事ばっかりやって自分たちでself-referして何が楽しいというのか?UCSCの卒業生の
方がよっぽどおもしろい研究してるよね。

226 :?かかりちゃん:2005/08/08(月) 19:55:26
同じこと20年やること自体、別に悪いことじゃないニョロ。同じことやって同じ分析しか
しないで20年飯食っていたら問題ニョロけど、かき混ぜに関しても仮定する枠組みによって
見える現象が異なるニョロし、新しい事実の発見もあるにょろ。

UCSCの卒業生といえば、silenceの人、某著書と某論文(ギリシア言語学収録)で、
同じ現象で同じ一般化を出して来て、さらに同じ枠組みで、どういう訳か違う結論
(本ではsluicingがPF-deletion/論文ではLF-copy)を導き出して来ているが、
こういうのありにょろか?これの方が問題かと思うニョロ。

227 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/08(月) 20:02:58
だめだこりゃ, 言っても無駄, 無駄. >>225サン諦めなはれ.

228 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/08(月) 21:49:24
噴飯物

229 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/08(月) 22:42:36
And I want to add that there is a scholar who feeds himself for about
10 years doing the same thing like LF incorporation from 1994 to the present.

230 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/08(月) 22:52:26
理論が新しい事実の発見ができるとよく理想を語るがそんなことは一度も生成の歴史でなく、
むしろある事実が逆に理論の貢献に向かうことの方が圧倒的である。チョムスキーの
LSLTへの回帰だって難易構文から一部来てるし、結局は彼の直感がものを言うわけで
貢献は東海岸に限られるというわけです。さらに、チョムスキーの言ってることに文句を
言うと必ず守ろうとする人が多くいるが、少しは疑って見たらどうだ?何でそこまで
お前らは彼を弁護したがるのと言いたいよ。これこそManufacturing Consentそのものだよ。
その意味で、Pullum先生のThe Nostalgic View of Building 20って書評は傑作だったよ。
チョムスキーもこの前「取り巻きは俺を理解してくれないな」って嘆いてたらしいよ。まあ、
彼が死んだら東の大学は全滅で、いよいよ下克上に成るね。楽しみ:)

231 :かかりちゃん:2005/08/09(火) 00:01:28
>そんなことは一度も生成の歴史でなく
これはかなりの誤解にょろ。生成文法理論がなければそもそも我々がこの枠組みの中で
知っているような言語事象が一つも発見されていないニョロ。

>事実が逆に理論の貢献に向かうことの方が圧倒的である。
これが圧倒的かどうかは知らんニョロが、事実と理論のバランスとれているべきにょろ。

>LSLTへの回帰だって難易構文から一部来てるし
これはgeneralized transformationのことを言っているのかも知れないニョロけど、
tough構文がGBのprojection principleにとって問題になるのはchomの直感ではなくて
1980年代から言われて来ているニョロ(lasnik & Uriageeka1988:146-7参照)

基本的にはチョムが言おうが誰が言おうが、疑ってみるのは自由。
疑ってみて検証もせずに「あれは駄目」と言うのは自由だが何も生まない非生産的行為。
疑ってみて検証のために事実と照らし合わせてみて、真偽を確かめるのが生産的。
疑いもせず、「チョムスキーだから正しい」と書いてある論文は流石に存在しない(でほしい)、
存在してても読む価値無し。
「チョムスキーだから正しい」と言っている人がいたら他の仕事さがした方がいい。


232 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/09(火) 05:00:53
>>230
I agree with you and your writing is almost true; though kakari-cyan does not want to agree ...
I like adamas-taste criticism, and what we need now is critical thinking like him and >>230.
There is no future for GG and linguistics without sound critisim for chomskyan-style approach.

That's all.

233 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/09(火) 06:35:08
>>223
ここで訊け。

234 :かかりちゃん:2005/08/09(火) 18:35:27
仇信者って根強いにょろね。基本的に仮説はあくまで仮説で、チョムが言おうが
ガリレオが言おうが、Mr.オクレが唱えようが仮説にはかわりないにょろ。
だから検証する必要があるニョロ。仮説の検証には疑っているだけではだめで、
既知の事実に照らし合わせ、さらに何らかの新事実を予測しないかやってみないと
いけないにょろ。仇ちゃんとか230の立場は、検証もしないで「価値なし」と
断定しているような印象受けるニョロ。

235 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/09(火) 20:06:34
>基本的に仮説はあくまで仮説で、チョムが言おうが
>ガリレオが言おうが、Mr.オクレが唱えようが仮説にはかわりないにょろ。
You are joking. This does not stand in the Chomskyan circle. Chomsky's assumption or his writing has a special prestige. Many people does not deny it, I think/you know.

236 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/09(火) 21:09:08
many peopleは複数呼応。
Chomsky's assupmtionの中身は階層性があり、そのどのレベルについて235がいう
ことが当てはまるのか検討する必要あり。
例えば「HPSGやってる連中って、統語派生認めるって主張するやついねえのな、信者の集まりみたいでキモイ」って
文句いってるのと同じレベルである可能性農耕。

237 :?かかりちゃん:2005/08/09(火) 22:39:18
チョム自身が半世紀に渡り、「ああでもないコウデモない」て感じで話を進めて来ているのに、
チョムが言ったことが絶対の真理だなんて思っている奴は病院行った方がいいニョロ。

結局、仇ちゃんを含め、この種の批判は自分の考えだした仮想敵を批判しているに
過ぎないニョロ。



238 :(´∀`):2005/08/10(水) 02:02:43
ふにゃふにゃ,夏休みともなると厨がわいてでるにゃーw

>自分の考えだした仮想敵を批判しているに過ぎないニョロ
これはまったくしょのとーり
チョムの書いたものをちゃんと読みもせずに,単なる印象論だけで自分が
批判しやすいように勝手に歪曲しとるのが多いにゃ
Jenkinsの本にもそのような実例がワンサカあがっとるにゃ

チョム批判を大別すると
(1) チョムの言うことを盲信する取り巻き連中,またそういった権威主義に対する反発
(2) チョムの考え方自体に対する異議・異論
となるにゃ


239 :(´∀`):2005/08/10(水) 02:03:53
このうち(1)はチョム自身に対する学問的批判ではないことにまずチューイにゃが,そもそも
実際にはチョムを盲信する人間は一人もおらんということ(チョムの言うことは何でも反対という
逆信者は多数いるにゃ),また学問的批判ができない(する能力がない)がため,関係ないことで
なんとかイチャモンつけようとすること自体が,逆に権威主義を助長しとるということに気付く
必要があるにゃ
なんでもいいからとにかく反チョム掲げておけばよい,という幼稚な発想はチョムがそれだけの
大物であるという認識があればこそだからにゃ
昔ならアンチ巨人を宣言することが,自分は他者とは違うというアピールになったわけにゃが
今の巨人にはアンチを名乗るほどの価値もないにゃろ
それと同じでアンチ・チョム気取りの阿呆どもがゴロゴロしとることが,チョムの立場を一層
強固にし続けとるわけにゃ

んで(2)のタイプのチョム批判にゃが,上で言ったとおり,チョムの考え方を正確に理解した上で
正当に批判したものというのはほとんどないにゃ(てか俺自身は一つも知らんにゃ)
まあ,この原因の一つはチョム自身にもあってにゃ,明言せずどのようにも解釈できるような表現
を好むために,それが都合のいいようにどんどん曲解されてしまうということもあるにゃ
しかしだからこそちゃんとチョム批判をやりたければ,それだけ勉強する必要があることになるにゃ


240 :(´∀`):2005/08/10(水) 02:05:00
にゃから >>230
>チョムスキーの言ってることに文句を 言うと必ず守ろうとする人が多くいるが、少しは疑って見たら
>どうだ?何でそこまで お前らは彼を弁護したがるのと言いたいよ。
守るというよりその文句が理解不足や誤解のせいであるということを指摘しとるんだろにゃ
正しく理解もせずに疑うだけの連中は叩かれて当然なわけにゃ
チョムを弁護しているのではなく,そういった学問的不誠実さを攻撃しとるだけにゃ
むしろインチキ批判を「少しは疑ってみたらどうだ?」w


241 :(´∀`):2005/08/10(水) 02:12:28
ま,仇の喩えを借りると,ありもしない仮想チョム理論をでっちあげて理不尽ないいがかりをつけ
反チョム,反チョムとバカ騒ぎしとる連中と,反日・抗日と暴れとる基地外どもは大差ないのにゃ


242 :【仇師ハケーン】:2005/08/10(水) 11:06:44
☆★仇帥「毎日新聞」の「理系白書」にハケーン━━━゚(∀)゚━━━!!★☆


243 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/10(水) 14:46:12
>>214
A: 太郎は [花子と結婚した男性を]探しているよ。

B: え、良子と(だ)と思っていた
*B: え、良子と思っていた。

の判断は一致しますが、

A: 太郎が [ブラジルから来た人を]探しているよ
B:  え、ポルトガルから(だ)と思っていた。
B: え、ポルトガルと思っていた。

という判断になります。この辺は復元可能性が国名の場合と人の場合で違うせいかな
という気もしますが、皆さん判断どうです?

244 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/11(木) 01:18:40
>>239
さながら宗教論ですな
創価学会不滅の理由がよくわかる

245 :(´∀`):2005/08/11(木) 02:45:04
これだにゃ
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20050810ddm016070127000c.html
>「ケツの青い学部生」w

専門科目までセメスタ制にした時点で学部の専門教育は崩壊したにゃろ

246 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/11(木) 18:53:42

仇ます? > 横浜市、家事手伝い、山口雄一郎(23)


247 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/11(木) 19:04:20
>>246
GJ! nice boke!

248 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/11(木) 23:11:56
>>247
たんきゅー!

249 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/11(木) 23:48:27
このスレ哲学なの? 意味不明なんだけど

250 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/13(土) 23:08:25
意味不明だったら、そこを訊け。

251 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/14(日) 08:11:03
>233 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/09(火) 06:35:08
>>223
>ここで訊け。

>250 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/13(土) 23:08:25
>意味不明だったら、そこを訊け。

またお前か・・・



252 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/14(日) 22:10:09
>>251
また俺だが、何か?

253 :かかりちゃん:2005/08/16(火) 17:44:51
逃走派氏、無事ニョロかね?

254 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/16(火) 21:05:25
仇尊師 今度は(来月号)「英語教育」にご寄稿のご様子で



255 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/18(木) 13:17:08
初めて書き込ませていただきます。生成文法に興味を持ちながら、なかなか最先端の研究まで把握できないでいる、ダメ学者の
大学英語教員でございます。本日は、束縛理論の重要な例外と思われる英語の例文について、どなたかのご教示をいただければと願い、
恥ずかしながら質問させていただく次第です。
束縛理論による、再帰代名詞の分布の基本原則は、詳しい定義はともかくとして、英語教育などに応用できそうな範囲でごく大まかに言ってしまうなら、
「再帰代名詞は同じ節の中で先行詞を持たねばならず、逆に同じ節の中で同一指示の名詞句が出てきたら、再帰代名詞形にすべし」ということかと思われます。
ところで次のような前置詞句の後に、主語と同一指示の名詞句が出てくるような例文では、必ずしも再帰代名詞にして間違いだということはないにしても、
通常は普通の代名詞のままで使用するということが、多くの学習文法書などにも明記されております。
He looked around him (?himself). / He left the door open behind him (?himself). / I'm going to take her with me (?myself).
このような例外を説明する方法が、束縛理論の中では何か提案されているのでしょうか?
それともこの種の例は、言語運用レベルの問題として、束縛理論では無視されているのでしょうか?
不躾な長文の書き込みで失礼をいたしましたが。どなたかご存知の方がおられましたら、ご教示いただければ幸いです。

256 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/18(木) 20:54:04
顔文字先生の本、や〜〜っと出るのか

257 :?かかりちゃん:2005/08/18(木) 22:03:05
>>255 これは何かの釣りニョロか?あっしもbinding関係あんまり詳しくないにょろから
誰か他の方が詳しく説明してくれると助かるにょろけど、

>「再帰代名詞は同じ節の中で先行詞を持たねばならず、逆に同じ節の中で
>同一指示の名詞句が出てきたら、再帰代名詞形にすべし」

これは割愛しすぎにょろ。c-commandとかのこともあるし、それより、節境界を飛び越えて
bindも可能ニョロ。John thinks rumours about himself are wide-spread.

それと
>He looked around him (?himself).

みたいなのはaroundとかnear、behindみたいなちょっと意味的に重い前置詞の目的語に
限られるニョロ。一つにはこういうPPがどういうわけかgoverning categoryになりうるのなら
himでもokってことになるにょろ。それはつまり代名詞の方を例外扱いして

He looked {around him(self)]

の{ ]内がGCなら、代名詞でないといけない、 [ ]がGCでないのなら再帰代名詞になる、とか
考えられるニョロ。

もう一つにはhimselfが普通の意味での再帰代名詞ではない、ってなストーリーも
考えられるニョロ。eric reulandのlogophoric pronounに関する研究参照。

最近のやり方で、aroundとかをlate mergeしてなんとかやる方法もあるかもしれないにょろけど
よくわかりませんニョロ。



258 :かかりちゃん:2005/08/18(木) 22:12:45
最近 HN前に?マークがでるにょろ。それと上の[]が {]になったりしているにょろ。
どうも調子悪いニョロ。

そういえばsusumu kunoもこういうbindingの例外みたいなのをやっていたニョロね。
結局、強引にfunctional syntaxに持っていくにょろけど。

いろいろデータの幅を広げていけば面白そうなことあるかもニョロ。だれか既にやったこと
あるかもしれないけど、まあ上で言ったようにbindingは詳しくないので。ちょっと
思いつくデータをかいてみますニョロ。

前置詞の中がpicture nounの場合も同じように代名詞/再帰代名詞がfree variationか?
He looked around portraits of him(self)
前置詞の目的語は等位できるか?
He looked around him(self) and Mary.
前置詞句自体を等位することは?
He looked around him(self) and behind Mary.
He looked around him(self) and behind him(self)
He looked around him(self) and behind his shoulders.
himselfはc-commandされていないとならないのか?
His mother looked around himself.

まあイロイロ調べてみると面白そうではあるニョロ。


259 :255:2005/08/19(金) 01:42:40
>>257,258
唐突な質問に丁寧にお答えいただき、どうも有り難うございました。
255の書き込みをした後、自分でも少し調べてみましたが、今年Cambridge U.P.からでた
"Binding Theory"という概説書にも、この種のPPに関する説明法についてのっているようですね。
255の書き込みは釣りでもなんでもなく、私は255で簡単に自己紹介したとおりの、不勉強な大学教員でございます。
甚だ勝手ながら、これを機会に、どうぞよろしくお見知りおきをお願い申し上げます。

260 :Fred:2005/08/19(金) 18:29:11
 一時期、「BTに関してPrepositionはtransparentである」
なんてのが流行ってたけど、ごっついウソくさい説やった
と今でも思うけどのう。

 研究歴からいうたら、常連さんのなかでは顔センセがBT
には一番詳しいんやけど、自分で調べはるんやったら、特
にお勧めは、Reinhart(1976), (1979), (1981), (1983)あ
たりを読むのが一番とちゃいまっか。Kuno(1987)から入る
と、重要な部分が誤魔化されてしまいまっせ。

 ついでながら、Bolingerも色々と書いてるんやけども、
あれを読むと余計にわけがわからんようになるから、やめ
ときや。

261 :かかりちゃん:2005/08/19(金) 19:25:12
binding theoryの予測に反してcomplementary distributionにならない、ってのでは
よく知られた現象にょろよね。
John found a snake near him(self)
なんての。

昨日からちょっと考えてみたけど、これをするprepositionはp-stranding不可とかいう
一般化あるにょろかね?
What did John find a snake near?
>>255であがっている、withなんてのは普通はstrandできるけど、
Who are you going to take her with?
なんてのは言えない希ガス。



262 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/19(金) 21:39:40
>>256
待ってました〜っ

263 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/20(土) 10:36:49
>>261
なるほど、やはり、Binding Conditionsの定義をちょっといじったりする程度の問題ではなく、
問題になる英文の構造がかなりかかわっていそうですね。

264 :Fred:2005/08/20(土) 12:03:04
 久野・高見ラインの考え方でいくと、前置詞の
意味・性質によって同一指示の関係が変わるとい
うのはあるやろうね。前置詞によってtopicality
が変わるというのはabout, on, to, with を比べ
るだけでもわかるからのう。

 でも、それをどういうふうに構造に反映させる
んかのう?PPの位置が違うという説明では80年代
に、逆戻り〜。立て、立つんだジョー。

265 :?かかりちゃん:2005/08/20(土) 17:47:43
PP内の構造が違う、ってな感じニョロかね。around/nearなんかはin/atみたいなのに
比べて派手な構造をしているとか。bindingをどのように扱うかによるけど、p-stranding
との相関関係があるのなら、「p-strandingが出来ない」ことを「whをPが補部にとる場合、
Pはそのwh素性を強制的にinheritする」というようなメカ=構造があるとして、この同じ
構造がanaphorが本来あるべき位置にpronominalを可能にするとか。

bindingのGCはphaseとはとらえにくいにょろ。>>257のようにCPの境界をこえて
bindするばあいもあるにょろし。こういうのをとりあえず無視してGC=phaseとしたら
around/behind/nearなんかでP-stranding不可なのはPPがphaseであり、同時に
GCになるのでpronounもいいとか。

ただanaphorも同じ位置に出て来れるので、nearなどのPPはphaseになりうる、と
しないと具合悪い、するとP−strandingの方が困るニョロ。

何をいっているのか解らないかも知れないにょろけど、心に浮かぶことを
そこはかとなく書き綴ってみましたにょろ。

266 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/21(日) 08:33:43
>>264
>PPの位置が違うという説明では80年代に、逆戻り
すみませんが、私は不勉強かつ不真面目なので、そこのところの意味がよくわかりません。
@PPの位置が違うという説明だと、なぜ80年代に逆戻りなのか
Aなぜ、80年代に逆戻りしてはまずいのか

267 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/21(日) 08:46:50
>Aなぜ、80年代に逆戻りしてはまずいのか



>216 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/07(日) 20:07:25
>ぐるぐる同じ現象をかき回して、一般化出して、また忘れて、20年もするとまた同じ現象にもどって。

268 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/21(日) 11:26:07
BindingならBindingで、論点総まとめ集みたいなのはないの?

269 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/21(日) 18:31:11
私は、基本的には生成文法の支持者なのだけど、確かに216さんのような趣旨の批判は感じることがある。
思うに、生成文法は、他の学派に比べても、少し先を急ぎすぎてる傾向があるんじゃないだろうか。
何だかんだ言っても、半世紀にわたって言語学の主流的地位を得てきた理論なのだから、
もう少し自信を持ってじっくり腰をすえても良いのではないか。

270 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/21(日) 21:34:09
>>269
取りあえず、訳も分からずチョムにつきあうのはやめれってこった。

271 :かかりちゃん:2005/08/21(日) 23:29:12
argumentとadjnctは構造的に違う位置=argumentはheadの姉妹/adjunctはheadの叔母さんの位置。
ってので、CEDなんかで違いを説明ってのが、一般的だったにょろ。個人的にはこの路線は
悪くないのではないか、と思ってますにょろけど、larson/kayneの流れのなかでは
左にあれば右にあるものをc-command(そしてそういう証拠もナキニシモアラズなので)
するので、「つく位置が違う」という説明とは根本的に矛盾するニョロ。
80年代に逆戻りしても悪いとは思わないニョロけど、
c-command関係の事実をどのように説明するかがもんだいにょろ。
別のやり方を考えてc-command関係も説明したいところにょろ。

Buringのbindingの本はある程度、論点纏めているんじゃないにょろかね。
buringとbindingでググればpdfの原稿もおろせるにょろ。しかし出版されたからには
webは消すほうがいいのとちゃうのかね?

272 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/22(月) 00:23:04
>>かかりせんせ。
項と付加詞を構造的に区別しない考え方をどう思われます?

僕は余りすっきりとしない気もするのですが・・・
でも理論的にはLarson/Kayne流が良い様な気も・・・


273 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/22(月) 14:09:36
>>271
268です。情報ありがとうございました。

274 :くわとろばじいな:2005/08/22(月) 15:09:44
一口にargument/adjunctの区別をするといっても、もうちっと出現環境にゃり、
言語間の差異にゃりを調べる必要はあるような気がするにゃ。
例えば、トルコ語の右方移動なんかもissueになりそうにゃん。

MPっぽく定義すると、pair-merge/set-mergeにゃりと言って、mergeの仕方が違う
って言い方になるのにゃろけど、できればはっきりコントラストの出る例文を
相手にしたいにゃ。(まあ、そういう判断があったので、そこから議論を作る、という
ことなのにゃろけど、やっぱり、データは重視したいにゃ)

Fox/NissenbaumにゃんかとLasnik辺りは判断おもっきし反対だしにゃ。
マギル・MITでは「(・∀・)イイ!!」なんて言われた発表が、Marylandでは
「( ゚Д゚)ハァ?」ってことにもなりかねんしにゃ。

それとBindingを相手にしようと思えば、ライフワークにする覚悟がいるような
気がするにゃ。単純にanaphoraだけ相手にしても、この前のoxfordから出たsafirの
論文みたいに「緩ーい」定義と議論しかできにゃいかもしれんしにゃ。

275 :かかりちゃん:2005/08/22(月) 17:39:50
>項と付加詞を構造的に区別しない考え方をどう思われます?

う〜〜ん、知らない。ついている位置ではなくて、上に書いたように内部の構造で
区別、ってやり方も論理的には可能だし。

276 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/22(月) 20:38:51
かかりかわいいよかかり

277 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/23(火) 08:28:00
顔餅先生の本いつどこから出るんだ?
アマゾンには登録されてないみたいだな。
ガセか?

278 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/23(火) 08:53:33
あうあうあー

279 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/23(火) 08:56:45
>>277
シリーズ化している件旧舎のモノグラフだろうよ
例の反語彙主義の話だろ 誰かとの共著だったかと 




280 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/23(火) 13:53:48
>>277
発売は9月10日

281 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/23(火) 14:54:10
まぁ反語彙主義の話はこのスレで散々聞いてるからなぁ


282 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/23(火) 18:48:37
数量表現/程度品詞をやっている俺としては今度の英語青年に今からウハウハしてしまっているわけだが

283 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/23(火) 18:50:36
ごめん間違えた「英語青年」ではなく「英語教育」の間違いだった

逝ってくる

284 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/24(水) 09:01:22
>>282
>今からウハウハ

日本語おかしいぞ。結果にウハウハしろ。

285 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/24(水) 23:34:37
反語彙主義ってーと、他には誰だ?

286 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 02:32:35
Heidi Harley

287 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 06:35:49
S → NP VP
NP→ (Det) N
VP→ V(NP)(PP)
PP→ P NP
以上の句構造規則(PS rules)によっては作れない文を以下の中から選び、その構造を
樹形図(tree diagram)で示しなさい。
(1)Bill put his camera on the shelf.
(2)The girl read the book in the room.
(3)Birds sing in the morning.
(4)A boy in this class plays the piano.

教えて下さい

288 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 07:01:09
(4)

289 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 07:50:55
>>288 ありがとうございます。A boyはNP→(Det) N。plays the pianoはVP→ V(NP)。
in this class はPP→ P NPですか?全体的にはどうなるんでしょうか?



290 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 09:22:15
>>289
"A boy in this class"このまとまりがNPを作ってる。(このクラスの男の子)
だからNP→(Det) N (PP)っていう規則がないと派生できないわけ。
ここまで言えばわかるでしょう

291 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 09:53:31
ううっ,すみません,わからないっす。ということはこれは樹形図で
あらわすといきなりPPを書いちゃっていいんですかね?

292 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 10:14:26
>>291
>>287の句構造規則を利用するとこうなる。
[S  A boy in this class plays the piano]

S → NP VPより
[NP  A boy in this class][VP plays the piano]

VPの方は問題なく派生できる。(VP→ V(NP)(PP))
ダメなのはNPの方だ。NP→ (Det) Nを適用すれば、
[Det  A][N  boy][??  in this class]
となり、in this classはいきなり出てきた感じ。


293 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 10:39:15
>>292 ありがとうございます。S → NP VP ,NP→ (Det) N,VP→ V(NP)(PP)
PP→ P NP 以外の句構造規則を使って[??  in this class]の部分を表すこと
はできるんでしょうか?


294 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 10:53:35
>>293
NP→(Det) N (PP)
ってのがあればいいのではなかろうか。

295 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 11:09:18
どうもありがとうございました。

296 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 14:41:48
Kathy saw a girl with a pair of binoculars.
この文は
1.双眼鏡で女の子を見た場合
2.双眼鏡を持っている女の子を見た場合
と構文木はやはり別になりますか?

297 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 16:13:17
そろそろ自分で考えろよ

298 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 17:09:10
すみません独学で勉強してるんでわかんないことが多いです




299 :?かかりちゃん@横槍:2005/08/25(木) 17:59:58
独学とは偉いニョロ。とにかく樹形図書けば解ることもあるにょろ。

It was [a girl with a pair of binoculars ] that Kathy saw 1の解釈なし/2の解釈OK
Kathy saw a girl with a pair of binoculars, but Francis did so with a telescope 1の解釈OK/2の解釈なし


300 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/25(木) 19:13:51
>>296

質問の仕方がまずいと思われ。

> Kathy saw a girl with a pair of binoculars.
> この文は
> 1.双眼鏡で女の子を見た場合
> 2.双眼鏡を持っている女の子を見た場合
> と構文木はやはり別になりますか?

やはりと思っているなら、自分でどうしてそう思うか、
しっかり理由を書いて質問した方が、藻前の勉強にも
いいと思う。

301 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/26(金) 10:15:14
Proform substitution:

1. Kathy saw her.
2. Kathy saw her with a pair of binoculars.

302 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/26(金) 13:45:51
Kathy saw her with a pair of binoculars.
with句がherにかかる解釈って文法的にOKですか?

303 :かかりちゃん:2005/08/26(金) 18:16:14
>with句がherにかかる解釈って文法的にOKですか?

no.

304 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/26(金) 18:30:18
>>301
Cleftにしてみりゃいいと思われ

305 :?かかりちゃん:2005/08/26(金) 19:09:41
*It was [ her with a pair of binoculars ] that Kathy saw

306 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/26(金) 19:29:15
もっとも I saw her with John.のような例で、her with Johnが構成素な場合はある。

307 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/26(金) 21:15:25
何で302の解釈が駄目なんでしょう?
a girlとherで性質が違うから?

[DP a [NP girl]]
[DP her]

とか?

308 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/26(金) 23:22:28
*She who is fucking a black man is his sister.
*She wearing a blue blouse is too sexy.
*She with a strapon was sucking his dick.

309 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/27(土) 09:33:59
>>307
それは、生成文法以前の言語事実の問題だと思われ。
英語では、普通は代名詞が形容詞やその他の形容詞的修飾語句によって修飾されることはない。
そのことをまず確認した上で、それを生成文法的にどのように説明するかは、その次の問題。

310 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/27(土) 14:29:24
ナマ仇みたYO

311 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/27(土) 14:53:08
>>310
どんなだYO
仇ますAA希望

312 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/27(土) 15:10:45
ふつうのオヤジだったYO 
岡の谷サンのやっていることは音楽の進化の研究だといって岡の谷サンはそれを認めちゃったYO
仇と岡の谷の議論が熱かったYO

313 :307:2005/08/27(土) 22:33:09
>>309

>それは、生成文法以前の言語事実の問題だと思われ。
英語では、普通は代名詞が形容詞やその他の形容詞的修飾語句によって修飾されることはない。

いや、全くその通りなんですが、
生成文法的にはどうなのかな、と思ったわけですよ。

情報構造みたいのが関わっているんですかね。

314 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/28(日) 00:11:05
>>307
まぁそれがひとつの分析・答えになるんじゃない?
>>313の情報構造とかは知らない

315 :かかりちゃん:2005/08/28(日) 17:30:48
英語の代名詞はDと(postalがいっていたとカオモジ師に)聞いたにょろ。
Dに形容詞なんかつかないにょろ。

fukuiなんかの分析では日本語には機能範疇がないので代名詞はDではなくN、
よって形容詞で修飾出来るってのだけど、80年代に読んだときは
「目の覚めるような分析」とおもったけど、今考えると「ほんまかいな」
って感じニョロね。

316 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/28(日) 18:25:34
>今考えると「ほんまかいな」
>って感じニョロね。

かかり先生、それはどうしてでしょうか。

317 :(´∀`):2005/08/28(日) 19:57:12
さっき仇からメールきたので>>312をチクっておいたにゃ

Lisa Travisはかかりしゃんの知り合いだったかにゃ
The Syntax of Aspectという論集の中でTravisが俺のペーパーreferしてるにゃ
AgentとCauserを分ける構造を精緻化してアスペクト構造を取り込むみたいにゃが、
ま、今度会ったらよろしく伝えといてくれにゃ〜


318 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/28(日) 21:59:57
>>317
Lisa Travisはしょぼいというのがかかりちゃんの弁。遙か昔のスレ参照。


319 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/28(日) 22:09:27
唯一神・又吉イエス 秋葉原で警察に連行される【画像あり】
http://news18.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1125220119/

320 :かかりちゃん:2005/08/29(月) 01:51:30
そもそも「日本語に機能範疇がない」、ってのがホンマかいな、って気がするニョロ。
Tは仕方ないにしてもCとかないとwhのこととかNegがないとNPIとか。ただ冠詞は
ない、ってのは納得いくからDはないのは、許せるきがするにょろけど。

それと冠詞がないのはスラブ語の特徴ニョロ(ブルガリア語除く)。スラブ語は
multiple wh fronting langage、同じ冠詞のない東アジア系の言語はwh-in-situ。
この「冠詞がない」ってのがwhの振る舞いの両極端なのに関係しているような
気がして仕方ないニョロ。

>>318 そんなこと言ったニョロかね。きっとまだ正体がばれていなかった頃ニョロか。
今度あった時は避けるかも。

321 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/29(月) 19:52:06
>さっき仇からメールきたので>>312をチクっておいたにゃ
あうー でも仇師はっきり物言う恩方で男気を感じましゅた



322 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/29(月) 23:52:22
そんなことよりも気になるのは又吉イエスと生成文法の関係なわけだが、
又吉イエスって生成シンパなのか?

323 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/30(火) 00:19:56
あいかわらずくっだらねー学説の板だなここは。
亡くなった原田センセも草葉のかげで・・・・

324 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/30(火) 01:47:49
323のくっだらなくない学説に期待しようぢゃないか

325 :名無し象は鼻がウナギだ!:2005/08/30(火) 06:35:11
>>324
そんなもの誰も期待してないから結構です。断る。

326 :316:2005/08/30(火) 09:49:26
>>320
お答えありがとうです。




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