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江戸時代の農民の行動原理

1 :名無之翁:2005/06/07(火) 11:33:13
武士の行動原理は部武士道や禅に基づくと思うのですが、
それでは農民は何を行動原理にしていたのでしょうか。
神や霊など関連付けて考えたいので、その辺よろしくお願い書ます。

2 :天之御名無主:2005/06/07(火) 11:58:31
「行動原理」が何を指すのかわかりませんが、おそらく「常民」の行動規範に
民俗学的なアプローチで迫ろうというところでしょうか?

柳田あたりだと、先祖祭祀と山から里へ、そして山へと戻る農耕神への祭
あたりをその規範として考察しているようです。
とりあえず、柳田国男集の別冊に索引がありますので、「常民」をキーワードに
調べてみてはいかがでしょうか。

また、宮家準などの著作も参考になるか、と思います。

3 :1:2005/06/08(水) 12:30:05
ありがとうございます。参考にさせていただきます。
行動原理のことですが、私の説明が足りませんでした。すいますん。
説明を加えさせていただきます。
私は、共同体(場の理論も含む)について研究している学生です。
どのような組織が、持続可能かを検討していると言えます。こういった研究を進めている中、『逝きし世の面影』という、江戸後期に来日した外国人の書いた日記や調査報告を基に、江戸後期の日本の姿を民間レベルで再現した本に友人のすすめにより出会いました。
その本によると、今よりも自己犠牲の精神や、他人に対する尊敬と寛容さがあったように書かれています。
そういう彼らを一歩引いた視点で見てみると、共同体として随分レベルが高かったように思いまして、その原因を今では失われつつある、神や霊への信仰と、それに関連する祭りや、禁止事項などが大きく関わっているのではないだろうかと思いついたのです。
…しかし、上の文章からわかると思うのですが、思いつきの段階で、裏付けがほしくてこのスレを立てさせていただきました。

4 :天之御名無主:2005/06/08(水) 22:47:49
場の理論って何?
物理学?

5 ::2005/06/10(金) 18:20:06
場の理論とは、組織運営をいかにうまくやっていくかということを説いた理論のことです。
場=職場・空間・時間などを総合したもの


6 :2:2005/06/10(金) 18:37:43
>>1農村などの共同体の統合原理を「行動原理」と呼んでいるのでしょうか?
もし、信仰を統合原理の一つとして考えるのならば、ゲゼルシャフトとゲマインシャフトで
当然ながら、別個の信仰がその統合原理となり得ます。
たとえば、共同体の規模を考察した場合、
家庭での信仰、血縁的共同体での信仰、地縁的共同体(集落)規模での信仰、村落共同体規模での信仰、
これらは別個の相を示していると考えられるでしょう。

私も修士論文で似たようなテーマを扱ったのですが、具体例を調査するのは
なかなか骨の折れる作業になりました。

宮家準の著作はチェックしましたか?
「宗教民俗学入門」や「民俗宗教と日本社会」などでは、
共同体の規模と信仰の関係について考察されています。

桜井徳太郎の「日本民間信仰論」もヒントになるかもしれません。

まず、そういったものをもとに、仮説を組み立ててみてはいかがでしょうか?

7 ::2005/06/12(日) 00:13:51
2(6)さん、ありがとうございます。
すすめられた本は、まだどれも読んでいませんが、必ず読みます。

規模によって違う相を表す……そうですね。考えが甘かったです。私はその事をまったく問題意識に上らせていませんでした。

しかし、私としては、現代社会が資本主義と言われているように
(いい例えが見つかりません、悪い例えですがご理解下さい)
、全体を柔らかく覆うようなものがわかればいいと考えています。ただ、これを突き止めるに当たって、
色々な規模を検討する必要があるとは考えています。。

必ずしも
>1
で書いたように「神や霊と関連付けて考え」ることにはしないようにしました。なぜなら、これは行動原理を追求するうえでの制約にしかならないと考えたからです。(失敗しました。この制約にあまり意味がないと思うようになったのです)
というわけで、追求のの幅の制約(神や霊と関連付けて考えたい)を取り払いたいと思います。

最近、私はアニミズムがかなりの範囲であり、影響力を持っていたのではないかと考えるようになっています。
ただ、私はこの領域の専門ではないので、浅はかな考えである可能性は大いにありますが…。


8 :1、↑7の続き:2005/06/12(日) 00:19:39
〜〜だからといって生半可に調べて結論付けるつもりはないので、すすめられた本は全て読むつもりでいますし、コメントは吟味させていただきます。
かなり助けになっています。
感謝しています。
ありがとうございます。

9 :2:2005/06/12(日) 01:52:01
>>8
私は早○田の大学院の修士課程を卒業したものです。

さて、
江戸時代におけるアニミズムというテーマは、非常に難しいものになるかと思います。
一例を挙げれば、山岳信仰における神道と仏教の融合などがあるでしょう。
中世以降、近代以前の本地垂迹説は検討していますか?

あなたが修士論文を書くのであれば、もうとやかく申しません。
自らの仮説を立て、それを立証するのが、一種の修行ですから。

ですが、学部の卒論を書くのであれば、もう少しテーマを絞るべきです。
幅を制約するのではなく、幅を絞るべきです。

共同体の結合の装置としての組織を語るのであれば、たとえば、<共同体=社会>を
どのように認識するか、という前提が必要になるでしょう。

橋爪大三郎のように
「Σ行為」として、意味のある言説や行為の集合として社会を見るのも良いでしょうし、
ジンメル以来の社会学的な
「個の集合」としての社会を想定しても構いませんが、
まずはあなたのなかにある「共同体の概念」を整理して、明確に定義づけてみては如何でしょうか。

そのうえで共同体の統合原理とはなにものであるかという仮説を構築し、
肉付けしてみてください。

10 :天之御名無主:2005/06/12(日) 22:14:23
えーと。
御専攻が社会学っぽいんで、違和感もたれるかも知れませんけど。
テーマ的には、日本史板の方が近くない?
「行動原理」とは違うけど、「民衆思想」「民衆倫理」「通俗道徳論」ってのは、近世思想史で70〜80年代に一通り論じられてきてるしさ。
(さしあたり、安丸良夫の『日本の近代化と民衆思想』、深谷克己の『百姓成立』とか。以下略。)

『逝きし世の面影』良い本なんだけど、研究史の総括部分でバイアスかかってて、ちょっと使いにくいんだよねー。


11 ::2005/06/15(水) 22:09:29
皆さん、助言ありがとうございます。
だんだんレポートを書く上で至らない所、問題点がはっきりしてきたりして、スレタイとは違う内容になってしまいましたが、比較的いい物が書けそうです。
あと、隠していたつもりはありませんが、僕は高校生です。だから、推薦図書の読破など難しそうですが、頑張ります。
もしかしたら、板違いかもしれないし、スレタイと内容が変わってきてしまったので、このスレは終了の方向で行きたいと思います。
皆さん、本当にありがとうございました。

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